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山 行 記 録


2016年の山行記録

□第4095回   丸     山                   12月25日
  池袋8:05発快速急行に乗車。芦ヶ久保9:33着。Aさんと道の駅で合流し9:55出発。赤谷の登山口で身支度をして9:23大野峠への道に入る。25分程行くと左に昔道の分岐。大きな木の根元に手書きの小さな標識あり。今日は昔道を歩き丸山へ。このコースは歩く人は少ないようだが、道は良く踏まれている。倒木の所で作業道に入りそうになったが、倒木には丸山と書かれた赤テープが貼ってあった。その後は迷う箇所もなく、最後にショートカット道を登り11:55車道に出る。道路を横切って登ると5分程で大野峠からの道に合流。12:20丸山着。陽だまりに座って大休止。昼食後は展望台に登り、浅間山から上越国境の山々など、360°の眺望を楽しみ12:55出発。芦ヶ久保への道と分かれ14:05丸山登山口から車道へ。木ノ子茶屋の手前から山道へ入り、日向山14:23着。山頂には小さな展望台と山座同定板があり、しばし小休止。山頂から琴平神社へ下って風の道へ。15:24大観音の裏手に出て15:35道の駅着。直帰組2人と分かれ駅手前の食堂で反省会をし、今年最後の山行を締め括った。

□第4094回   X'mas 山行 八 ヶ 岳  中 山           12月24〜25日
  快晴の中央本線から小海線に乗り換え11時過ぎに松原湖駅に到着。予約していたジャンボタクシーで稲子湯に向かう。更に登り口のゲートまで行ってもらって30分程歩行時間を稼ぐ。11:45出発。雪は少ないが、凍結箇所もあるので草道を選びながら歩く。しらびそ沢からの急登を経て、13:55にしらびそ小屋に到着。結局、ピッケルは出したもののアイゼンは使わなかった。狭いテント場には先客が一張。風もなく寒くもなくビーフシチューとケーキと赤ワインで穏やかなクリスマスイブを過ごす。
  翌日も快晴。5:00に起床して、アイゼンを装着して7:40に出発。先行していたツアーの登山隊に近づくころ、9:15中山峠に到着。自分の経験ではこんなに天気の良い中山峠は初めてだ。天狗岳を登る人達もよく見える。10:05中山展望台着。御嶽山から乗鞍、焼岳、北アルプスが全て見える。しっかりと目に納めてから12:00前にテント場に戻り、軽い昼食を食べてからテントを撤収し13:30に下山開始。14:50に稲子湯に到着。タクシーを予約してから温泉で疲れを癒す。16:21の小淵沢行の列車に乗り、夕暮れの美しい八ヶ岳を眺めながら帰途につく。
      

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しらびそ小屋のリス

手作りクリスマスケーキ

中山展望台から北アルプスを望む

東天狗と西天狗

□第4093回   毘  沙  門  山 586.7m                12月17日
  浅草7:10発で出発。晴れてはいたが日光表連峰の山は雲に隠れて見えず。9:13大谷向下車。駅から国道へ出て茶臼山登山口9:47着。いきなりロープが張られた急登。10分程で緩やかになり、小さなピークを1つ越えて山頂とおぼしき所で小休止。その先に新しい標識の立つ茶臼山10:40着。杉林の中で展望は無い。毘沙門山へはテレビ中継塔の建つピークを過ぎ、分岐から左へ急坂を下る。下りきると山頂直下の岩混じりの道となり、山頂へは急斜面をトラバース。ロープが張られているトラバース道が終わると反射板が見え11:30毘沙門山着。昼休憩を取り12:00下山開始。木の根が出た急なヤセ尾根を慎重に下って12:17大桑分岐。大桑への道はすぐに不明瞭になり、テープの目印と踏跡に注意しながら下り、12:40林道へ出る。林道を右に進み13:05法蔵寺着。休憩後、山麓を歩いて茶臼山登山口に戻り14:30上今市駅着。参加者全員で杉並木道を散策して14:45蕎麦屋着。お蕎麦を食べ、上今市駅16:37発区間快速で帰京。
   

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ロープが張られたトラバース道

毘沙門山頂上からの眺め

南面は眼下に日光杉並木

木の根が出た急な下り

水路に自生する梅花藻

□第4092回   忘年会 鳩ノ巣バンガロー      12月10〜11日
◇忘年山行A  御 岳 山 と 忘 年 会                  12月10日
  武蔵五日市駅に8:00に集合。12月なのでバスはもう一グループがいただけですいている。8:05発でつるつる温泉まで乗り、日の出山登山口へ8:30より登り始める。車道を30分歩き、滝本から山道に入る。風もなく日がでてきたので寒くはない。ゆっくりと登ったが、2時間の行程のところ1時間半で日の出山に着く10:05。山頂には2名いるだけで、小休止。西の御岳山へ緩やかなアップダウンをくりかえす。御岳山から降りてくる登山客が多くなる。神代ケヤキが目の前に御岳の表参道にでる。さすがに人が多く、外国人もいる。みやげ物屋を抜けると御岳神社の大鳥居だ。神社に11:20着。少し早いが昼食をとる。鳩ノ巣方面に降りていくと、大楢峠は工事中で通行止めのため、大塚山方面から古里駅へ変更する。北側の尾根のため、風がひんやりとして冷たい。温度は0度。落ち葉の下に根っこがあり、つまずきながら下山。13回九十九折の道をひたすら降り、丹三郎の蕎麦屋をすぎて14:10に古里駅着。電車はタイミングよくすぐきて鳩ノ巣駅へ。買い出しグループを待って荷物を手分けしてバンガローへ降りていった。
  バンガローで忘年会の準備を始める。夕方6時から忘年会が始まり、ビール、ワイン、日本酒、焼酎を各自飲み、寄せ鍋をつついて歓談した。

◇忘年山行B  鉄五郎新道 と 丹三郎道                12月11日
  日帰りの人はいないので、用意でき次第宿を出発8:30。御岳裏参道からではなく、青梅街道を古里に向かう。途中宿が見える。大塚山のアンテナが見え、清見ケ丘から多摩川に下る。新寸庭橋を渡り、右の大多摩コースに入る8:55。多摩川沿いから越沢沿いになり寸庭川渡る。越沢7渡る手前を左に上がる。すぐ分岐を右に。大塚山御岳山の道標に出る9:11。手書きで鉄五郎新道。9:47金比毘羅神社、かつての茶屋は崩壊。すぐ右に滝見台がある。見えない足もとは越沢パットレスで高度感。南無阿弥陀仏の石碑。植林帯の尾根の急登。いったん緩むと鶏冠山見える。赤松の岩場は特に問題ない。さらに植林帯のザレた急登。11:12広沢山はまったく展望がない。平坦な尾根を行き、無線塔の裏を登ると大塚山11:36。昼食。雑木林越しに展望。奥の院、大岳山、御前山、大菩薩、石尾根、芋ノ木ドッケ、天祖山、三ツドッケ、本仁田山、川乗山、有間山。下山は丹三郎道12:20発。二人のKさんは昨日もこの道。昔のガイドでは軽いヤブ漕ぎがありとあるが今は快適な道。石尾根の右にだんだん見えてくるのは雲取山?右に高水三山と棒の折山見える。尾根をはずれ、ジグザグに下ると13:24麓の金慶山仙僧院長福寺。トイレあり。木の電柱あり。残念ながら料理の「丹三郎」は休み。13:44古里駅。青梅線は単線待ち合わせで45分発に乗れる。C班に連絡したら今赤ボッコで反省会は諦める。昭和30年頃拓かれた鉄五郎新道、訪れる人が少ない骨っぽい登山道。思いのほか道はしっかりしている。

◇忘年山行C  愛宕山 〜 要害山 〜 旧二ツ塚峠           12月11日
  当日参加組と宮ノ平駅で合流し歩き始める。多摩川に架かる和田橋を渡り、梅ヶ谷峠入り口の先でコースに入る。民家の庭先の細い道を行き、やや急な樹林帯を歩いて愛宕山分岐の開けた場所で休憩を取る。愛宕山へは片道20分弱の往復コースだが展望は今一つ。分岐まで戻り本コース最高点要害山412mを越えるが展望はまったく無い12:35。意外にも標高の割にはアップダウンの多いコースである。縦走路から少し外れた天狗岩に立ち寄ると大岳山や青梅の市街地を望むことができた13:10。縦走路に戻り、次の赤ぼっこで小休止。筑波山やスカイツリーなど関東平野を一望。馬引沢峠を過ぎ、旧二ツ塚峠に行くのだが勘違いで駒木野方面に行きかけてしまい20分のロス。なおも落ち葉が積もって歩き難い道を進み天祖神社15:50。神社の石段を降ると後は舗装道路となって夕暮れ迫る青梅駅16:30着。

□第4091回   大  菩  薩  嶺                      12月3日
  甲斐大和駅に集合してバスに乗る。満員の登山客を乗せて日川沿いに北上し、登山口の小屋平9:56着。ここでの下車は4人だけ、身支度を整えてから歩き始める。10分も歩くと落葉した唐松林の樹間から真っ白な白峰三山が姿を現し始め、歓声が上がる。林道を横断すると雲一つない富士山が見えてきた。熊沢山を巻く辺りから傾斜も緩くなり、遮るものもなく南アルプスと富士の展望に見入る。やがて大菩薩特有の丈の低い笹原が広がる伸びやかな石丸峠に到着11:20。急な防火帯の縦走路を登り、熊沢山を越えて降れば介山荘の建つ大菩薩峠で大勢の登山客で賑やか。ここから雷岩まではパノラマコースで甲斐駒ケ岳から上河内岳までと富士山が一望千里。親不知ノ頭では奥秩父と乗鞍岳も展望できた。唐松尾根分岐からは樹林帯で展望は無くなるが10分程で大菩薩嶺13:20着。分岐まで戻り足場のあまり良くない唐松尾根を降り、福ちゃん荘前を過ぎてから舗装路を歩いて上日川峠14:35着。同じルートを甲斐大和駅に戻る。終日無風快晴で期待以上の展望を楽しむことができた。
   

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石丸峠からの富士

介山荘の間を抜け大菩薩峠

親不知ノ頭から南ア全景

大菩薩湖と富士山

甲府盆地と白峰三山

□第4090回   米 山 ・ 弥 彦 山                   12月3〜4日
  雨天順延、単独山行となり計画変更。1日目は八石山の避難小屋泊、2日目に米山を目指す。  東京7:48とき305号で長岡へ、乗換えて北条10:21着。駅で地元の方の車に乗せてもらい、南条登山道の案内板のあるところまで送っていただいた。おかげで道迷いもなく駐車場を経て登山口に40分ほどで到着。途中地元のハイカーと立ち話。1時間ほどで登れる山で、大きな荷物が目立ち避難小屋泊まりが判ると色々教えてくれる。南条八石頂上12:25着。やまぼうしと豆ノ木小屋の2つの小屋がある。やまぼうしに荷物を置き昼食後、空身で隣の赤尾八石の展望台を往復、帰りに少し下って水を汲む。戻ってくると小屋の手前で、先ほど会ったFさんとまた会い中八石まで誘われそちらに向う。頂上から米山や雪をつけた越後の山々をたっぷり眺めて戻り、Fさんと別れる。早めの夕食を準備中、登山道の整備を終えた「八石の自然を守り親しむ会」のAさんが来て、小屋の説明をしてくれる。冷えたビールをご馳走になり、豆の木小屋に荷物を移動。屋根裏の2階は畳敷きで毛布もあり電気もつく。ストーブで暖まった小屋で、Aさんとおしゃべりしながら一人鍋をつつき2本目のビールを飲む。さらに明日の米山は、同じ会のSさんが下の駐車場まで迎えに来てくれることになった。外は日が沈み、月も星も柏崎の街の光もきらきらと息を飲むほど綺麗。20時過ぎ2階で暖かく就寝。
  翌日5:00起床、天気は上々。朝食を摂り7:10Aさんと三ツ小沢コースを下る。Aさんは杭や階段を直しながら下る。8:05駐車場でSさんと合流し米山に向う。大平集落駐車場に車を置き登山口8:55、急な階段を登り二の字10:00着、米山の小屋が見えている。711m峰を経ていったん下り登り返す。しばらく行くと、昨日のFさんが後から登って来た。Sさんとは知り合いでここからは3人。ガンバレ岩が出てきて記念撮影。登山道には先週の雪が残っている。山頂11:33着、大勢のハイカーで賑わっている。米山薬師堂の左前に「原三角点」を確認。景色を眺めながら昼食、雪の付いた飯豊連峰から越後三山、谷川岳、妙高、火打といった山々をたっぷり堪能。避難小屋で記帳し13:00下山開始。途中711m峰で休み、14:50駐車場着。Sさんに柏崎駅まで送っていただき15:53の電車で帰京。天候は申し分なく、最高の景色と地元の方の親切に触れ忘れられない山行となった。花の時期に再び訪れたい山である。

□第4089回   秩 父  城 峯 山                   11月26日
  秩父鉄道直通の電車ででかけた。飯能を過ぎると山々の紅葉が、二日前に降った雪と相まって見事だ。武甲山も白い。皆野駅からタクシーで石間登山口まで入る。途中、行く手に両神山が見えた。9:55出発。廃屋の民家の間を抜け、樹林の中を行く。周囲の木々の紅葉が綺麗だ。もみじの絨毯をふみしめながら城峯神社着11:20。立派な造りで由緒あるようだ。近くまで車道が上ってきている。下方に秩父市街が俯瞰できた。山頂は神社の横から尾根伝いに登って行く。雪は10cmくらいか。このあたりから俄かにガスがかかり始め、風もでてきた。山頂着11:40。一等三角点を確認後、展望塔に上るも視界なし。とにかく寒い。晴れていれば360度のパノラマが望めたであろう。風の弱いところで昼食をとり、早々に石間峠に下る。鐘掛城跡(何もない)を経て、西門平方面に下る。雪も消え、視界も開け30分前の天気はなんだったのか。そして林道に出たが、反対方向に行ったため、途中から薮漕ぎとなった。尾根一つ先の奈良尾部落に下る。いくつかの滝を見てバス停へ。タクシーを呼び皆野駅着15:15。駅前に店もなく15:30発の池袋行直通で帰途。

□第4088回   熊 野 古 道  大 雲 取 ・ 小 雲 取 越 え             11月24〜26日
  24日 雪のちらつく東京を7:33発ひかり503号で出発。名古屋で特急南紀3号に乗換え紀伊勝浦13:56着。南紀は天気が回復していて晴天。駅前から14:10発那智山行きバスに乗り、20分程で大門坂駐車場前下車。大門坂入口には大きな石碑が立ち、茶店前を抜け樹齢800年と書かれた夫婦杉の間を通り石畳の石段を登る。杉並木の中の267段の石段を登りきり15:10バス終点の那智山着。民宿に荷物を預け、那智大社と青岸渡寺の参拝と、轟き落ちる迫力満点の那智の滝を見学。16:10宿に戻る。
  25日 晴天。7:55青岸渡寺境内から熊野参詣道・熊野古道中辺路へ入る。いきなり石段が続く。8:30那智高原へ出て、林道脇から再び古道に入る。石畳道の残るアップダウンある山道を歩き、舟見茶屋跡で展望が開ける。小高い所に東屋があり、眼下に那智湾や勝浦方面の海が見える。色川辻で林道と交差。古道は2度林道を横切り、沢沿いに下って行くと11:45地蔵茶屋跡着。ここは小口までの中間点で休憩所とトイレ・東屋がある。30分の昼休憩。道は苔むした石畳となり石倉峠へ登る。峠を下って登り返すと870mの越前峠。コース最高所だが、薄暗い杉林の中で展望なし。小口までは標高差800mの下り。胴切坂の急な石畳道を下り、大正時代まで営業していたという楠ノ久保旅籠跡を通り、梵字の刻まれた円座石を見て、滑り易い石畳を慎重に下る。民家の庭先に出ると車道が見え、15:40小口集落に下山。小口自然の家へは500mとある。15:50小口自然の家到着。廃校になった中学校を宿泊施設にした宿で広々した作り。この日の宿泊客はツァー客のキャンセルとかで我々2人だけ。
  26日 6:35出発。小雲取越え入口の小和瀬橋まで車道を歩く。橋を渡り6:50民家脇の石段を上る。展望の開けた場所に東屋が建つ桜茶屋跡8:20着。上空は晴れているが霧がかかり展望なし。小さな標識のみの桜峠通過。杉林の中の石堂茶屋跡で小休止。皇太子殿下行啓碑を見るとすぐに林道へ出て、150m先にトイレありの標識がある。立派なバイオトイレが建っていて駐車スペースもある。林道を横切り山腹道を登ってゆくと小さなお地蔵さんが建つ百間ぐら。和歌山県夕陽百選に選ばれている眺望の良い場所だ。ここからは傾斜の緩い道が続き、伊勢路・万才峠への分岐を10:55通過。1時間程で集落に出て、12:13請川登山口着。請川バス停前の食事処で食事をして時間を潰し13:35のバスで本宮大社へ向かう。大斎原と本宮大社を参拝して15:10発のバスで川湯温泉へ。温泉で一泊し翌日帰京。
         

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大門坂の杉並木と石畳

青岸渡寺から見る那智の滝

舟見茶屋跡から海見える

大雲取越の石の道しるべ

梵字が刻まれた円座石

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長い石畳道を下る

小口自然の家

車道脇に建つ立派なトイレ

百間ぐらからの眺望

小雲取越えは広い道が続く

□第4087回   日  の  出  山                   11月23日
  天気予報では怪しかったが日中は雨が降らなさそうだったので予定通り出かける。青梅線の二俣尾駅で集合。曇天の空で思ったより雲が厚い。8:55出発。多摩川を渡り、愛宕神社の大鳥居をくぐり、神社の境内へ入る。石段を登り社殿でお参りをして山中へ。奥社のある愛宕山へは結構急な杉林の登りが続く。途中巡礼巡りの石塔を見ながら登る。木の根が多い。奥社も結構立派な社殿が建っている。又お参りをして先に進む。三室山直下の分岐で吉野梅郷からの道に合流。この先は道幅も広くなり梅野木峠に11:00着。林道を横切り緩やかに道は続く。途中展望が開けた所があり少し遅いが山々の紅葉に雲がかかりなかなか良い眺め。又道の両側にある灌木の葉が黄色に色づいていてこれも綺麗。そして日の出山山頂近くになると道は急になり最後は城跡のような石段を登る。頂上に12:20到着。結構寒い。そこそこの人がいる。曇っていたが東京方面は良く見えた。約30分間昼食をとり下山へ。最初は階段の下りだが段差が低いのでまだ楽。この先結構分岐があり途中顎掛岩なるものを見たりしながら、つるつる温泉に14:10着。温泉には入らずバスを待つ。バスは満員ではないのに2台来た。天気が良ければ紅葉の祭日なのでもっとお客も多いのだろう。今回登り始めは若干の雨に会ったがたいしたこともなく良かった。五日市駅前でお蕎麦屋を見つけ反省会をして帰京。

□第4086回   北 上 山 地 山 巡 り            11月19〜21日
  東京6:32発の「はやぶさ」で出発。ばらばらの乗車で、盛岡駅で全員集合。東北本線で少し戻った紫波中央で下車する。乗り場にはタクシー不在。電話で呼び、まず今宵の宿あづまね温泉ききょう荘へ(一台2500円弱)。到着直前から雨。不要な荷物を置き10:15雨具をつけて登り始める。登りやすい道が続くが結局下山まで雨はやまず満足な展望もなし。頂上手前に開けた草地があり、好天なら素晴らしい眺めが楽しめそう。東根山頂上には12:40到着。山頂は樹林の中だった。宿には15:00丁度に下山。まだ日帰り客で風呂が混んでいたので反省会をしてから入浴。ちょっとヌメリ感のあるいいお湯だ。公共の宿で一泊二食付きで5000円少々。食事はそれなりだが、山小屋に比べれば天国。
  翌20日、約束通り8:00にOさんが迎えに来てくれ、クルマで黒森山の登山口まで入る。当初は県北の安家森を予定していたが、今年は雪が早かったので行先変更となった。8:55登高開始。昨日とは様変わりの急な登りが続くが天気は予報より好転して頭上に青空が広がる。10:15頂上着。小広く開けた山頂にはベンチがあり、展望が楽しめる。岩手山などの高い山々は雲の中。しかし昨日登った東根山や北上山地の山は良く見えた。Oさんはクルマを回送するために往路を下山。山旅会員だけで虫壁コースを下る。登りよりはなだらかな道だが、途中から沢に下りちょっと滑りやすい渡渉が数か所。林道に出たところで昼食にし、あとはのんびりと沢沿いに下ってOさんの待つ登山口へ。時間が早かったのでOさんの提案で盛岡近郊にある飯岡山という低山を一つ稼いでから今宵の宿繋温泉を目指す。御所湖の畔の温泉街からは対岸に岩手山が望まれた。ただし頂上は雲の中。宿は清温荘。一泊二食約8000円。
  21日は快晴。宿からは夜明けの秋田駒や岩手山の眺めが素晴らしい。盛岡市を抜けて区界高原の兜神社まで車を走らせ、9:15兜明神岳を目指して登り始める。白樺の美しい道で、木々には説明板が付けられている。1時間ほどの短い登りで山頂直下。頂上は北上の槍ヶ岳と呼ばれているとかの岩場。狭い馬の背状の緊張感ある頂きだが、展望は360度で早池峰が近かった。10:35に下山開始。すぐ兜広場という開けた草地に出る。もとはスキー場の頂上だったとかで、山小屋が立っている。その先はのどかな下りだが、登山口へは回り道を避けてOさんの先導で笹藪をこぐ。11:30兜神社に下山。特徴ある兜明神岳を振り返る。近くの道の駅でパッキングがてら土産を買ってから盛岡へ。昼食後盛岡駅前で二日間大変お世話になったOさんにお礼を言って別れ、「はやて」と始発の「やまびこ」に分かれて帰路に就いた。
   

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雨上がりの赤い実

黒森山からの朝島山と滝雲

繋温泉から望む朝の岩手山

岩場を登って兜明神岳頂上へ

兜明神岳頂上から早池峰を望む

兜神社の鳥居と兜明神岳

□第4085回   武 甲 山 と 大 持 山                      11月19日
  土曜日は雨で変更。7:05の快速、後方三峰行き乗車。明るいが濃い霧の中。正丸トンネルを抜けると晴れた。西武秩父駅は工事中。タクシーで生川へ(2890円)。9:30発、沢ぞいの急な林道を行く。シラジクボの道を分け、天狗滝からジグザグ登り。樹林帯でずっと展望がない。丁目石が励みになる。武甲山はフェンス越しの大展望11:20着。笠山と堂平山。手前に丸山。大霧山、皇鈴山、蓑山、足もとに秩父盆地と長尾根。その上に両神山。浅間、赤久縄、御荷鉾、城峰、榛名と赤城。40年前に来たときの三角点はもっと東の1336mだった。今は1304m。神社の下で昼食。ここの狛犬は狼。12:15発。小持山、大持山は同じ高さ。落葉松は終わっていた。シラジクボは左に生川へ山道と林道への道がある。小持山へは急登。振り返ると武甲山が見える。小持山13:25着。武川岳、筑波山見える。ここからは岩場になる。さらに展望によい岩ピーク。長沢背稜の東と和名倉山や甲武信方面。大持山14:05着。日は山に傾く。妻坂峠の分岐からは伊豆岳、顔振峠、飯能の町が見える。幅広くなった尾根。急降から平坦。かつては大きな沼があり、神の化身の鵜がすんでいたと言うウノタワ。広々とのびやかな所。アップダウウンしながら鳥首峠15:25着。途中の送電線はなかった。峠からは日陰の道。廃村の白岩の紅葉のあざやか。名郷に着く頃、急に暗くなる。16:50着。売店でワインや地酒を買い、自販機の前で乾杯。蕨山の稜線に灯り見える。秋の日は短い。

□第4084回   権 現 山 か ら 扇 山                     11月12日      中止

□第4083回   釈 迦 ヶ 岳 〜 御 坂 黒 岳             11月5日
  出発を高尾7:06発に変更。天気が良いためか電車は大混雑。大月で乗換え河口湖8:43着。8:57駅前からタクシーで釈迦ヶ岳登山口へ向かい、登山口の看板の所から林道に入る。狭いが簡易舗装されていたので行ける所まで行ってもらい9:20着(\5,860/台)。10分ほど歩くと駐車スペースの有る林道終点9:35着。色付いた落葉樹林の中を登り10:00稜線に出る。登るにつれ岩場が現れる。足元に注意しながら登ると展望が開け、雪が薄っすらついた南アルプスと八ヶ岳が見え、10:33山頂着。快晴で360°の大パノラマ。山頂は我々だけ、しばし眺望を楽しみ10:50下山開始。下り始めは急坂。府駒山を通過する辺りは紅葉が見頃。すずらん群生地分岐を過ぎ、11:45車道に出るとどんべい峠。車道を横切り少し登ったピークで昼休憩(11:57〜12:20)。上芦川の分岐を過ぎ、ブナ林の中を40分程登って黒岳山頂13:15着。山頂は素通り。展望台で富士山を眺めながら15分の休憩。山頂に戻って集合写真を撮り旧御坂峠へ下る。旧御坂峠14:23着。十字路になっている峠には廃屋となった御坂茶屋がある。最後の休憩を取り14:35三つ峠入口へ下る。道幅は広いが石がゴロゴロした所もあって歩きづらい。三つ峠入口バス停15:31着。15:53遅れて来たバスに乗り富士山駅16:13着。駅構内の店で反省会をし17:48発大月行きで帰途につく。
   

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林道終点。ここから山道へ

雑木林の紅葉を見ながら登る

山頂からは南アルプス見える

釈迦ヶ岳山頂のお地蔵さん

黒岳展望台からの富士山

□第4082回   鬼   ヶ   岳                      10月29日
  高尾までの中央線のトラブルで高尾発7:06が7:10で出発。2名が乗り遅れたが、9:10発のバスには余裕で間に合った。西湖周遊のレトロバスで根場(ねんば)入口下車10:14着。この日は西湖で高校駅伝大会があり、途中迂回コースになり20分程予定より到着が遅くなった。トイレを済まし10:20出発。10分程で登山口に到着する。最初は緩やかに登っていたが、道は良いがアキレス腱伸ばしのような急登になる。登山口から2時間程で雪頭ヶ岳到着12:43。頂上というより途中の少し広くなった所という感じだ。ここで昼食休憩(〜13:10)。目の前に富士山(頂上は雲がかかっている)、本栖湖を除く富士四湖が見える。鬼ヶ岳までは一旦大きく下り、梯子の掛った岩場などを行き15分弱で到着13:23。鬼の角のような岩が特徴的だ。八ヶ岳や茅ヶ岳が見える。下りは急で途中から岩がちになり注意して下り鍵掛峠着14:26。ここから歩きやすい道になり1時間程で林道に出て、いやしの里根場(昔の茅葺の集落を再現した。茅葺屋根越しに雲無しの富士山が綺麗だ。雪は無し)を通り抜けバス停到着15:40。15:47発で河口湖駅16:27に戻り、反省会をして帰途についた。所々の紅葉やブナ林の緑にとても癒された周回コースの山行だった。
         

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雪頭ヶ岳からの富士と西湖

鬼ヶ岳山頂手前の梯子

鬼の角? 山名の由来の岩

美しい紅葉に暫し見とれる

いやしの里根場からの富士山

□第4081回   三   ツ   峠   山            10月22日
  河口湖駅で全員が揃い、バスで登山口まで入る。乗客のほとんどが下車。舗装が切れた先でトイレのある建物に着く10:30。挨拶を済ませ、広い登山道を行く。かなりの傾斜で高度はぐんぐん上がる。カラマツの葉も色づいている。四季楽園着12:00。大勢のハイカーが休んでいた。小屋の脇の小高いところに移動する。ベンチもあり、昼食タイムにする。霧に包まれ視界は殆どないが、時折ガスが切れ、山頂が見えた。三ツ峠山頂着12:30。冠雪の富士が見える筈であるが、ガスで見えず。写真を撮って早々に下る。屏風岩の基部を巻き、水平道が終わると、長い下りが始まる。緑の中にところどころ赤く紅葉している樹もあり、静かで深山の趣さえある。八十八大師を過ぎ、馬返しで小休止。達磨石を左にみて、舗装路を下る。途中、道の真ん中に蛇が腹をだして死んでいた。グリーンセンターを過ぎ、町の中を行く。駅近く、民家の間から黒いどっしりとした富士山が見えた。三ツ峠駅15:40から大月に出て、直帰組と反省会組に分かれ、山行を終えた。
     

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登山口から広い登山道を行く

ハイカーで賑わう四季楽園前

昼食を終え、山頂に向かう

ガスが切れると眼下に小屋

屏風岩のゲレンデ下を通過

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いたる所で岩登りの練習中

深山の趣がある下り道

八十八大師のお地蔵様

梵字が彫られた達磨石

里に下りて富士山見える

□第4080回   桑  ノ  木  沢                      10月22日
  内房線木更津駅の久留里線ホーム8:20集合。一両が田園を行く。終点の上総亀山でなく、久留里止まり。9:06着。タクシーで折木沢橋の先の鉄橋へ。9:40着(4510円)アケビのつるで覆われた猪峯橋。桑ノ木沢で用意し10:10発。水少ない。5分で一の滝。右にステップが刻まれている。傾斜はゆるいが滑る。その上はナメが続く。大きな一枚岩。沢ガニが多い。辺りは自然林で紅葉が良いだろう。沢は苔が滑りやすい。左右から枝沢が多い。10:45倒木と二の滝。先のより大きい。この上にもナメが続く。突然右から落石。この先で鹿を見る。ヌタ場もある。明るいゴルジュ。大岩の二俣を左へ。11:18。登路を捜しながら次の二俣を左に行くと、突然ヒルにたかられる。あわてて戻り、左岸の岩のステップを上がる。すぐ左の尾根に移る。急登すると小ピークに着く。寺の鐘が聞こえ正午。下は乾いているし、安心して昼食。ところが靴下をめくるとヒル。皆の足もとにもヒル。塩で退治。すぐ出発。駐車場の上に出る。舗装の上で塩対応。近くの三石山観音寺へ行く12:15。大岩をからんで展望台へ。鹿野山と高宕山見える。Qちゃんの手形あり。沢沿いの道もあるが舗装道路で下山。展望の所で昼食20分。亀山湖の道を左へ。草川原橋、川俣橋、亀山ダム、上総寺入口をへて笹14:50。浜松町東京駅八重洲口行バスアクシー号15:01(2150円)途中下車はできない。ガイドでは10月下旬からとなっていたが…

□第4079回   赤 兎 山 1628.7m と 能 郷 白 山 1617.3m        10月14〜16日 「アルバム」に写真掲載
  14日 北陸新幹線で金沢乗換、福井でえちぜん鉄道に再度乗り換えて勝山駅11:48着。ジャンボタクシーで登山口に向かう。勝山市は福井県でも有数の恐竜化石の宝庫と言われており、駅前には恐竜のオブジェがあり恐竜橋、恐竜街道、恐竜博物館もある。小原林道の途中で地域環境保護協力金を一人当たり¥300徴収され、登山ベースの駐車場12:42着。ここで二日分の水を補給してから出発、比較的緩めのブナの原生林の中を辿る。小さな沢を三度渉って小原峠に着く。小原峠は白山禅定道のひとつ越前禅定道で市ノ瀬に通じでおり峠には祠が鎮座していた。ここからはやや急な登りとなり大舟分岐で経ヶ岳への道を分け、赤兎山15:15着。快晴の山頂、360度のパノラマ、白山を初め荒島岳やあさって登る能郷白山まで見渡すことができた。20分程で赤兎避難小屋に着く。収容人数15名程の小屋に先客が3名のみで比較的ゆったりと過ごすことができた。
  15日 昨日の道を小原峠まで戻り、峠にザックをデポしてから大長山(オオチョウサン)に向かう。苅安山を越えてアップダウンを繰り返し、最後の急登を終えて山頂(1671.4m)に着いたと思ったらさらにその先に山頂があり、山名に納得9:30着。今日も快晴でここからの白山は赤兎山に劣らず雄大な眺めであった。小原峠に戻り、ザックを回収して下山。駐車場は満杯で路肩にも停めてありその数100台以上。予約のタクシーで勝山駅に戻り、福井経由で越前大野駅15:51着。歩いて数分の旅館「こし路荘」に宿泊。
  16日 中型タクシーに乗り、国道157号線をおよそ1時間走り福井岐阜県境の温見峠着。峠からはいきなりの急登が始まって1492mのピークまで続き、それを過ぎるとほぼ平坦な稜線となって一等三角点の能郷白山10:16着。展望はあるが上空に雲が垂れ込めて風が強く吹いていた。山頂から少し離れた白山権現社を参拝ののち下山開始、途中から雲も取れて白山も見えていた。往路を戻り大野市内の蕎麦屋で遅めの昼食を摂ったのち宿でザックを受け取り帰京。紅葉には2週間ほど早かったようだ。

□第4078回   鳴   虫   山                      10月10日
  新宿駅発 7:30のJRから東武鉄道へ乗り入れる日光1号を集合としたが、別の列車で東武日光駅へ向かう会員が多く、実質的には東武日光駅集合となった。人身事故の影響で電車が少し遅れたが、9:40前には東武日光駅で参加者全員の顔合わせができた。天気予報から、午前中は多少の晴れ間があることを期待していたが、完全な曇りである。東武日光駅から、完全に観光地化した雰囲気の中を歩き始め、途中で市道に入り10:02に登山口に到着。ここで準備体操をし、登り始める。暑くもなく、寒くもないせいか、あまりきつくは感じず、10:50神ノ主山に到着して小休止。表日光の山の方面が見えるが、曇天のため、くっきりとは見えない。さらに随時休憩を取りつつ登って、12:12鳴虫山頂上到着。展望がきかない山頂である。昼食の休憩とする。頂上はハイカーが多く、人気のある山と感じた。12:38に下山開始。急な下りが続き、気をつけて下る。独標に登り返した後も、急な下りがあるが、しばらくして緩やかな下りとなり、登山道が林道に変わり、憾満ヶ淵側登山口に14:43到着。憾満ヶ淵遊歩道を通り、国道120号線を歩いて、15:40東武日光駅到着。臨時の快速電車に乗り、電車内で反省会をしながらの帰途となった。歩き始めもゴールも東武日光駅であったが、その界隈があまりにも観光地然としていて、興がそがれたのは残念だった。

□第4077回   城 山 〜 葛 城 山 〜 発 端 丈 山           10月10日
  電車が遅れ心配したが、予定どおり三島からのいずっぱこ(伊豆箱根鉄道)で集合。8:47発。大仁(おおひと)下車。狩野川大橋を渡ると城山の岩壁が見える。標識なし。迂回するかたちで登山口へ。苔むした石の道で滑りやすいが、趣のある古い道だ。城山は富士山の展望台だが、曇り。葛城山分岐(鶯谷)の標識は不親切で、かなりの下りが続くため、直前に若者から助言があった我らでも、右で正解だったのか不安になるほど。詰めの急登で葛城山山頂。立派な展望台や飲食店。足湯まである。鶯谷にもどり、発端丈山へ。山頂はのびやかなワラビの草原で、眼下に広がる駿河湾と雲の帽子をかぶった富士山を楽しむ。下りは予定の分岐を通り過ぎ、蜘蛛の巣・イノシシの掘り返し・トラロープの3点セットで「これ、一般向き?」の声の中、内浦三津の小学校前に出た。15分の歩きで予定のバス停(東海バス)着。沼津でおおいに反省し、解散。

□第4076回   西 大 巓 〜 東 大 巓                10月8〜9日    中止

□第4075回   本  社  ヶ  丸                     10月1日      中止

□第4074回   新 人 歓 迎 と 鱒 釣 り 交 流 会             9月22日      中止

□第4073回   櫛   形   山                        9月17日
  新宿駅発 7:00のスーパーあずさ1号乗車を集合としたが、三連休の初日で列車が大変混んでおり、参加者の乗車位置はばらばら、また別列車で先行した参加者もおり、甲府駅南口のタクシーに乗るところで全員集合となった。雲が多い天気だが、雨が降りそうな空模様ではない。登山口の県民の森グリーンロッジまで、タクシーで40分程度で到着。準備体操をし、9:27に登り始める。よく整備されているらしく、歩きやすい道である。とにかく標高差1100mを登らねばならないので、ゆっくり着実に登る。櫛形林道を横切る所には、思ったより早めに着いた。曇りなので良い天気とは言えないが、風が全くなく、あまり不快には感じない天候である。登るにつれ、徐々に森が深くなってくるのを感じる。祠山に12:08到着。ここには避難小屋や水場があり、テントを張るスペースもある。気持ちの良いところだ。ここからは緩やかな登りとなり、比較的平らなところも歩いたりして、13:03櫛形山頂上に到着。頂上は雲で隠れていたが、富士山が見えた。三角点は少し先のピークにあるので、ここから往復する。山頂から裸山を経てアヤメ平に向かう。途中、周辺の木々にサルオガセがからみつき、不思議な光景のところがある。非常に印象深い。アヤメ平に14:56到着。ここにも避難小屋があるが、この時は工事の資材小屋として使われており、荒れた感じとなっていて、泊まる気にならないようなところであった。アヤメ平から下りに入る。今回のコースは、登った標高差1100mを下らなければならないので、あまり休まずどんどん下る。途中でタイミングを見て、タクシーを呼ぶ電話をかける。北尾根登山口16:39到着。タクシーはあまり待たずに16:48に来てくれ、暗くなり始めた頃、甲府駅に着いた。全員で、駅南口の居酒屋の外テーブル席でささやかな反省会をし、特急かいじで帰途についた。日帰りながら、非常に歩き甲斐のある山行であった。

□第4072回   蓼  科  山  と  双  子  池            9月10〜11日
  10日 はくたか555号は指定席も自由席も満席で、立っている人が大勢いた。佐久平で下車し、10:21発のバスに乗り旧中仙道の宿場町を通り立科町役場前へ。役場前でシラカバ線に乗換え蓼科牧場11:37着。蓼科山の山頂も見えていて天気は上々。全員の総意でゴンドラで登る事に変更、数分で山頂駅へ。見晴しの良い広場で昼食を済ませ12:20出発。車道を2度横切り20分で七合目登山口。登山届をポストに入れ12:47登山道に入る。馬返しを過ぎると道は岩混じりの急な登りとなる。下山してくる人と道を譲りあいながら登って行き将軍平14:15着。10分の小休止後、最後の登りにかかる。山頂手前の岩場で渋滞となるが15;00ヒュッテ着。宿泊手続きを済ませ空身で山頂往復。雲が多くて遠望はきかず残念ながら北アルプス見えず。この日ヒュッテは団体客がいて満室。食事は2回に分けていただく。
  11日 5:30朝食。5:55出発。曇り空だが高曇りで雨の降る気配なし。将軍平へ下り大河原峠への道を行く。緩やかなアップダウンだが歩き難い道が続き7:50大河原峠着。ここには車道が上がってきていて駐車場とトイレがある。30分程登り双子山。草原状で展望が良い所だ。しばし眺望を楽しみ双子池へ樹林の中の道を下る。双子池ヒュッテ前のベンチで雄池を見ながら休憩。ヒュッテからは林道を歩く。雨池方面へ向かう林道は現在閉鎖中で、分岐からうその口集落への道を行き、カラ川橋の先から山道に入る。目印のピンク色テープがあり迷う事はない。変化の無い登り道が続き飽きてきた頃、11:15雨池北岸到着。八柱山分岐のある池の東岸で11:30〜11:50昼休憩。鉄塔の建つ八柱山12:25山頂着。カラマツと笹原の中を約1時間下ると林道へ出る。砂利道の林道を歩いて八千穂高原自然園14:25着。予約したタクシーを待つ間自然園隣のロッジでビールと岩魚の塩焼きで反省会をし、日本一の白樺林を見て八千穂駅へ。佐久平で新幹線に乗換え帰途に着く。
     

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ゴンドラ山麓から見た蓼科山

七合目登山口

山頂に建つ小屋と双子山方面を見る

中央窪地には蓼科神社奥宮が鎮座

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展望の良い双子山

双子池・雄池

空が開けると雨池に…

日本一の白樺自然林

□第4071回   日 光 表 連 峰 縦 走                  9月3〜4日    中止

□第4070回   金   峰   山  2595m                  9月3〜4日    中止

□第4069回   尾 瀬 ヶ 原 か ら 燧 ヶ 岳            8月26〜27日
  東京6:36発の「たにがわ」で出発。バスで上毛高原から戸倉へ。ここでは天気予報通り雨が上がりかけたが、鳩待峠では再び雨。11:18峠発。結局この日は雨が止むことはなく、傘と雨具のズボンで尾瀬ヶ原を歩くことになった。鳩待峠から山の鼻への道は最近熊の目撃情報が多く要注意らしい尾瀬ヶ原は雨で快適ではなかったが、ヒツジグサがとてもきれいで、ほかにサワギキョウ、オゼミズギク、エゾリンドウなどが見られた。下田代の尾瀬小屋には15:00丁度着。支配人の好意で生ビールをごちそうになる。
  翌28日、雨は上がり、曇り空の下6:37小屋発。木道の緩やかな登りから少し急登して7:52白砂峠。わずかな下りで白砂湿原に出、沼尻には8:13着。昨年の火災で休憩所は跡形もないが、トイレだけは使える。軽く腹ごしらえしてナデックボの登りにかかる。道は沢状の急登が延々と続くが、時々ガスの切れ間に尾瀬沼が見える。2度休憩を入れて10:50長英新道合流点。この頃予想外の青空が広がって、行く手の俎ー頂上が見えてくる。頂上直下ではパーッとガスが晴れて尾瀬沼の全貌や尾瀬ヶ原の一部、柴安ーなどがよく見えるようになった。俎ー頂上11:16着。ガスは晴れたりかかったりを繰り返す。12:00下山開始。いやらしいガレ場の下りを経て13:03熊沢田代。ここでまた晴れて、燧ヶ岳頂上、平ヶ岳、越後三山などの眺めを楽しみながらゆっくり休息。また天候が怪しくなる中、広沢田代を過ぎると沢状の急下降が続き、緊張を強いられる。15:08やっと御池に下山。生ビールで乾杯し、16:40のバスに乗車。2名が直帰。4名は桧枝岐で下車し、「旅館ひのえまた」に一泊。
     

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ヒツジグサ咲く池塘

愛らしいヒツジグサの花

一瞬の尾瀬沼の展望

柴安ーと左下に尾瀬ヶ原

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熊沢田代俯瞰

雲かかる平ヶ岳と中ノ岳、越後駒

熊沢田代と燧ヶ岳

池塘が多い広沢田代

□第4067回   サ   ス   沢                        8月7日
  鹿倉山の北面にあるサス沢。ネットには仕事道が途中で無くなり危険とある。ホリデー快速で奥多摩着8:21。バス発8:30。保之瀬(ほうのせ)着9:20。集落へ降り、丹波川渡る。地元の人が道が無くなっているとの事。すぐ上の小道を左へ。カマクラ谷を経て、ジゴク谷から登りになる。谷から離れる。ガイドでは40分であるが、道も良くない。やがてぐずぐずの急斜面の倒木帯。道ロスト。10:40あきらめて戻る。11:30丹波川河原着。昼食。せっかくなので本流に入る。普通の沢とは違う水圧。ザイルをはり、センターはプルージック結びで渡る。谷全体が深く、自然落石が2回あり戻る。村の道路を上がり、13:15上保之瀬バス停。夏の日ざしの下、靴履き替える。13:34バス発。14:25奥多摩着。反省会をし15:27発ホリデー快速で帰る。仕事道の荒廃があちこちで見受けられる。

□第4066回   清 津 峡 から ア ル プ の 里 へ         8月6日
  越後湯沢駅に集合してバスに乗り、15分程で登山口の八木沢口下車。風も無く暑さが厳しい。清津川沿いのトレッキングトレイルに入ると杉木立などが出てきてホッとする。大峰の原水と名付けられた湧き水で喉を潤し、コバルトブルーの清津峡を眺めながら進むとブナの巨木が目立つようになる。フィトンチッド広場のすぐ先に栄太郎峠入り口が分岐しており、ここで小休止10:33着。鹿飛橋へは予想外の高巻き道で時間が掛かったが、ゴルジュに懸かる鉄橋から見下ろす青い清流は見応えがあった。分岐まで戻り栄太郎峠を目指す。何度か沢を渡り高度を上げる。ブナ姫(ブナの巨木に命名)や麗人の森などブナ原生林を辿って栄太郎峠14:55着。峠からは一楠場コースを歩いてアルプの里に出た。湯沢高原ロープウェイで山麓駅に下り、駅舎内にあるコマクサの湯に入って汗を流す。気温が高くて無風のため体力的にはきつかったが広範なブナの原生林は一見の価値があり、紅葉の時期に再訪したいところだ。
      

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トレッキング湯沢入口

大峰の原水

鹿飛橋

「ブナ姫」と名の付いた巨木

□第4065回   北アルプス 水 晶 岳 と 雲 の 平        8月4〜8日 「アルバム」に写真掲載
  新宿7:00発の「スーパーあずさ」は木曜にもかかわらず大混雑。松本で大糸線各停に乗り換え信濃大町へ。すぐ予約のタクシーで高瀬ダムに向かう。途中登山届を出すために七倉で停車すると、水害で竹村新道通行不可の貼紙。晴嵐荘の予約先に問合せるが状況確認ができず、急遽ブナ立尾根への転進を決める。高瀬ダム11:40着(¥8,300)。20分程歩いた登り口で水を補給。いきなりの急登で、12から始まる番号表示が減るのだけを楽しみに暑い登りを続ける。番号3か2辺りでオコジョが登場して慰められる。5回目の休憩でやっと番号が1になる。晴れだが雲も多い。稜線はガスで見えるのは唐沢岳、七倉岳くらい。1から最後の登り15分程で小さなお花畑に入り主稜線を越えると漸く16:35烏帽子小屋到着。小屋前のイワギキョウの群落がすごい。比較的すいていた。
  5日 朝焼けの薬師岳を見るが朝食中にガス。6:00に小屋を出て歩き出すと間もなくガスを抜け展望が広がる。東沢側に残る霧にブロッケンが現れる。後方に立山、後立山がくっきり。三ッ岳の手前で槍・穂高が加わる。この辺りコマクサが沢山咲いていた。三ッ岳は稜線コースをとって7:45西峰頂上へ。素晴らしい展望を堪能して次は野口五郎岳。結構長く感じる登りで9:25到着。まだ雲は出ない。稜線の西面を捲き気味に下って11:37最低鞍部の東沢乗越。ここから200mの登りは上部で尾根もやせて岩場も出てくる。土質が変わったせいかシコタンソウ、クモマミミナグサ、タカネシオガマ、ミヤマクワガタなどこれまで見なかった花が現れる。水晶小屋に12:37。小屋の直下はイブキジャコウソウの群落がすごかった。小屋が小さいので混雑を心配したが定員いっぱい位に収まりヤレヤレ。午後はガスになる。夕食のカレーが美味しく、少々食べ過ぎ。夕刻雲が切れて夕日の眺めが楽しめた。夜は再び星空。
  6日 快晴。ご来光を迎えて5:40出発。水晶岳往復へ。6:20頂上着。北アの真ん中にあるだけに素晴らしい展望。小屋に戻り7:32出発。すぐライチョウの親子。岩苔乗越から5分の下りで黒部川最源流の水場。目の前にまたライチョウの親子がいて暫く観察。ただここは異常にアブが多い。まだかわいい黒部源流の流れに沿い花いっぱいの下り1時間弱で三俣山荘分岐。コーヒーブレーク後源流を渡渉するといきなりの急な登り。35分頑張って雲ノ平台地の一角に登りつくと、あとはなだらかな道が続く。黒部五郎岳が近い。祖父岳分岐から這松帯を抜け岩苔小谷側の花の道を過ぎると山荘は近い。手前でスイス庭園に寄り道してのんびり眺めを楽しみ、13:15雲ノ平山荘に到着。この日は一日中展望が続き、夕日、夕雲がきれいだった。定員割れでゆったりと宿泊。
  7日 この日も快晴。5:37山荘を後に高天原目指して下る。再びオコジョに出会う。ハシゴの続く急な下りで、高天原峠を経て岩苔小谷を渡ると高天原の一角。やがて湿原をいくつか抜ける。薬師岳の存在感が凄い。7:57高天原山荘着。荷物を置いて温泉へ。3日間の汗を流して山荘に戻り、9:30出発。また汗をかいて10:27高天原峠。ここから大東新道に入る。下り気味に山腹を捲く道は沢を渡るところで急な上下。12:40、B沢出合で黒部川本流に出る。ちょっと竿を出して25cmのイワナをゲット。リリースしてのんびり上流を目指す。歩きにくいゴーロの河原道を辿って15:30薬師沢小屋着。沢を見下ろすバルコニーで乾杯。この日も小屋の混雑はなくゆったり泊ることができた。
  8日 5:45小屋発。薬師沢上流を渡るまでは総じて緩やかな登りで、湧き水も多く、水晶岳や雲の平を望む楽しい道。その先は暑苦しい急登になる。急登が終わると太郎平小屋がほぼ同じ高さに見えてホッとする。8:28太郎平小屋着。小屋前でのんびり休んで9:00、北の稜線に別れを告げる。雲の増えてきた中12:03折立に下山。富山へのバスが予約客優先ということでちょっと心配したが、混雑はなく14:00発のバスで順調な帰路。富山で久しぶりのちゃんとした入浴を済ませ、北陸新幹線「かがやき」で5日間の山行を終えた。

□第4064回   剱 岳 から 立 山 三 山            7月30日〜8月3日
  30日 新幹線で富山へ。上市から予約のタクシーで馬場島荘まで入る。部屋で荷物を解き、サブザックで中山をめざす。明日に備えての足慣らし。展望のない樹林の中をひたすら登る。中山山頂着12:40。ガスで何も見えず。小休止後写真を撮って早々に下山にかかるが、ポツポツ落ちてきた。そのうち本降りとなり、ずぶ濡れで宿に帰り着く。すぐ風呂に入り着替えたらやっと落ちついた。やがて雨も上がり、部屋の窓から小窓尾根の岩峰が垣間見えた。
  31日 朝食後6:24出発。天気は上々だ。5分ほどで登山口。いきなり階段の急登である。1時間に5〜10分の休憩をとりながら、展望のない樹林の中を登る。途中数名の登山者とすれちがう。やっと平らなところに出た。昼食タイムにする。この後も急登は続く。早月小屋着12:15。30分もしないうちに雨が降ってきた。暫くして雨も上がり、ガスの切れ間から小窓尾根の岩壁が見えた。夜、星がきれいだった。
  1日 朝食後5:40出発。見上げると青空だ。今日も樹林の中の急登から始まる。200m毎に標高のプレートがあるのだが、100m高く?書いてあるように思えた。やがて樹高も低くなり、足元には高山植物が現れる。右前方には大日岳が大きい。左を見やると毛勝三山、遠くに白馬岳、朝日岳が望まれた。なおも歩を進めると、前方に覆いかぶさるような岩が現れる。早月尾根の核心に入ったのだ。クサリを伝ってトラバース、登りが続く。遠くにヘリの音が聞こえたと思ったら我々のすぐ近くに飛来し、暫く停止していた。プロペラの風がもろに吹き付ける。遭難の救助要請があったのだろう。我々は先へ進みいくつものクサリを攀じ、剣山荘からの道と合流すれば山頂は目前だ。劔岳山頂着9:45。大休止。山頂には15人位の登山者が休んでいた。八ツ峰の岩峰が凄い。後立山連峰はガスで見えず。しばし至福のひとときを過ごす。長い休憩を終え、下山にかかるのであるが、クサリ、ハシゴの連続で気が抜けない。カニのヨコバイでは緊張した。登山者は意外に少なく、順番待ちは皆無だった。剣山荘からはお花畑の中を行く。雨が降ってきたがすぐ止んだ。劔沢小屋を経てキャンプ場で水を補給し、劔御前小舎をめざす。劔沢の雪渓は例年に比べだいぶ少ないようだ。小舎到着後再び雨となったが、日暮前止む。夜、部屋から富山市の花火を観賞した。
  2日 朝食後6:20出発。天気はまずまずか。三山の一つ、別山をめざす。振り返れば室堂ターミナル、噴煙を上げる地獄谷、今夜泊まる雷鳥沢ヒュッテ、ヒュッテの左下には色とりどりのテントも見える。可憐な花を愛でつつ南峰へ向かう。ザックを置き、北峰へ。劔沢をはさんで劔岳が聳立している。神々しい山、眺める山である。東には五竜、鹿島槍が、南にはこれから向かう立山二山、尖峰の龍王岳、ひときわ大きな薬師、黒部五郎、笠が、その奥には乗鞍であろう。眺望を堪能し、真砂岳に向かう。下る途中今まで見えていた景色は一変、ガスに包まれてしまった。ガスの切れ間から室堂平を俯瞰しつつ、富士の折立へ。縦走路脇の雪渓で小休止。水羊羹を冷やして食す。岩石の道を行くこと20分余りで最高峰大汝山に10:05到着。記念撮影のあと雄山に向かう。クサリはないが、岩場の上り下りが続く。雄山では小学生の集団登山に出くわし、早々に一ノ越に向け下る。山荘からは浄土山へ最後の登りである。五色方面の分岐で休んでいたら、年配のグループが登ってきた。聞くとこれから五色ガ原まで行くという。いや〜大変だ・・・。12:30浄土山を後にして下りかけたところで雨となり、雨具を着ける。濡れた岩石の道を慎重に下り、お花畑の中をなおも下る。そのうち雨も上がり、自動車の音が聞こえてきた。室堂は近い。室堂バスターミナル待合室で、先に帰京する人がいるので全員で乾杯。二人を見送ったあと、雷鳥沢ヒュッテに下る。到着後すぐ温泉に浸かり4日間の汗を流す。
      

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早月尾根登山口

早月小屋からのマッチ箱

剱岳から下山開始

ライチョウ

□第4063回   湯 ノ 丸 山 と 烏 帽 子 岳          7月23日
  東京6:44発はくたか583号で出発。夏休みに入り混雑を予想していたが、新幹線は思いのほかガラガラ。7:58佐久平で下車。8:12発の小海線に乗換え、小諸で8:37発のしなの鉄道に乗り滋野8:43着。予約していたタクシーで地蔵峠へ(\5,100/台)。峠には大型バスが数台停まっていて小中学生で賑わっていた。9:30烏帽子岳登山口を出発。未舗装道路を登ってキャンプ場の中を通り、白窪湿原入口から山道に入る。中分岐からつつじ平への道を行き鐘分岐10:00着。スキー場からの道と合流し、湯ノ丸山へ向かう。道は山頂に近づくにつれ傾斜がきつくなる。足元の花々を見ながらゆっくり歩く。樹林を抜けて展望が開けると湯ノ丸山南峰11:00着。予報では晴れだったが、残念ながら雲多く遠望なし。写真だけ撮って烏帽子岳との鞍部へ。登ってくる50人程の小学生たちと道を譲り合いながら急な道を下る。11:50鞍部着。ここには石がいくつも置かれ、休憩に良い場所だ。烏帽子岳へは山腹の道を登って行く。ナデシコやヤナギランなどが咲き綺麗。12:25稜線に出て、ロープが張られた道をお花畑に沿って小烏帽子岳へ。一旦下って岩の道を登れば烏帽子岳13:00着。13:20下山開始。鞍部に戻り、中分岐から白窪湿原経由でキャンプ場へ。15分休憩し地蔵峠15:28着。16:00発のバスで佐久平へ出て、17:31発あさま626号で帰京。
      

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ウスユキソウ

マツムシソウ

お花畑越しに湯ノ丸山を見る

烏帽子岳山頂

□第4062回   姥  小  屋  沢                  7月24日
  7:05発快速で飯能へ。超満員のバスでさわらびの湯へ。有間ダムから静かな北岸の道。ところが車やバイクがウロウロ。湖の水が少ないのは台風対策。南岸に渡る橋の手前に道。これは失敗。道は荒れ、結局堰堤で行き詰まる。途中、沢の用意をする。一旦自動車道路に上がると、すぐ樹間に姥小屋沢のF1の直爆が見える。10:15簡単に沢に。F1は右を巻く。右に大岩。10分でF2。先週の雨か水量多し。右上るか、右を巻く。その先は末広がりの滝。次の釜の直爆は左を巻く。10:45スラブ滝は左。苔が美しい。倒木多く、多少ヌメる。左に石垣。左に小沢。すぐ右に涸れ沢。405m地点。右の大岩の裏を上る滝。左に小沢。しばらく左に壊れた石垣群続く。蜩の声。手前から水流が分かれ、12:10二股に出る。625m。右に三段の滝。昼食。深入りせずに中間尾根に取り付く。30分ひたすら登り、13:05林道に出る。靴を履き替える。北に奥武蔵の山がぼんやり。棒の折山はパス。その道が降りてきて、仙岳尾根は少し先。注意したのに見逃す。茂みで道標隠れる。13:50仙岳尾根。初めの10分は快適。あと滑り易い下り。ヤセ尾根、最後ロスト。14:40落合着。有間湖南岸の道。曇り空で助かる。途中、トイレで着替え、15:52さわらびの湯着。16:03バス発。飯能で反省会。特に悪場は無い。

□第4061回   谷  川  岳  縦  走               7月21〜24日     中止

□第4060回   鳥   海   山                    7月16〜18日     中止

□第4059回   大 蔵 高 丸 〜 滝 子 山            7月10日
  雨天順延し10日に実施。高尾7:26発小淵沢行きに乗車し8:33甲斐大和下車。1名が電車遅延で遅れた為、後発隊の3名を残し8:40タクシーに乗る。湯ノ沢峠9:10着(\6,130/台)。支度を整え9:30出発。鹿等の食害から守るゲートをいくつか通過し湯ノ沢峠のお花畑へ。野バラが満開で美しい。10:05大蔵高丸着。お目当ての富士山は残念ながら雲の中。草原の稜線歩きは気持ち良い。ダケカンバが目立つ林を過ぎるとハマイバ丸10:40着。すぐに後発隊の4名が到着。山頂から急坂を下り、登り返して天下石を通過し急坂を下りきると米背負峠11:40着。ここから急登20分で大谷ヶ丸。昼休憩後、山頂から少し戻り滝子山へ。緩やかなアップダウンを行き、笹子からの道に合流。鎮西ヶ池13:20着。池とは名ばかりの水溜り。山頂分岐から細い尾根道を急登して滝子山13:35着。初狩駅への下りは、分岐へ戻り三角点を通りロープの張られた急坂を女坂経由で檜平へ。緩やかになった尾根を30分ほど下り、道は尾根を外れ沢に下る。最後の水場のベンチで小休止。沢沿いを下り16:05林道へ出る。民家脇の登山口から舗装道路を下って行くと正面に富士山が見え、初狩駅16:45着。16:54発高尾行きで高尾へ。直帰組3人と分かれ駅前で反省会をして帰途につく。
      

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鹿等の食害除けゲート

大蔵高丸山頂は展望良し

満開の野バラ

登山道脇に咲くアザミ

□第4058回   雁 ヶ 腹 摺 山 〜 姥 子 山         7月2日
  7:46高尾発河口湖行に乗って大月駅へ。土曜日だがそれほど混んでいない。8:30大月駅で予約のタクシーに乗り込む。9:20大峠着。身支度をしてスタート。ゆっくり登ったので呼吸は楽、1時間ほどで雁ケ腹摺山山頂へ着く。雪のない見事な富士が南方に聳える。後から登ってきたグル―プに写真を頼む。彼らはシオジの森へ、樹木の散策をするとのこと。いろいろな楽しみ方があるものだと感心した。我グループは姥子山へ向け30分昼食をとって、雲のとれた富士山をもう一度拝んだ。今から降りるとかなり早く着くなと思いながら尾根を下る。百間干場で奈良子林道に出る。そこで横切るのを忘れて、ひたすら歩く。10分ほどで金山峠に出る筈が、いつまでたっても出ない。野イチゴを食べながら下ると橋に出る。これは道を間違えたと思いながら、下ってきた軽自動車に道を聞くと、奈良子へ向かっているとのこと。ひたすら、舗装道路を汗だくになりながら歩き、15:30ようやく春日神社の奈良子バス停にたどり着く。タクシーがきて大月駅へ無事帰還。行きのタクシーで情報収集した地元の居酒屋で反省会をして帰京。楽な山行の筈が大変な舗装道路歩きとなってしまった。

□第4057回   茅   ヶ   岳                6月26日
  新宿駅発 7:00のスーパーあずさ1号に、新宿駅、立川駅、八王子駅で、各参加者が乗車して集合。8:37 韮崎駅着で、駅前からのバスで登山口の深田公園に向かう。梅雨の季節にも拘らず、雨が降りそうにない天気予報のためか、思ったよりハイカーが多い。登山口に到着後、各参加者自己紹介、準備体操をし、9:23に出発。最初のうちは幅広く緩やかな登りであるが、9:50 林道を横切り、さらに登って女岩を過ぎるあたりから、急な登りになる。短めの休憩を随時入れ、ゆっくりと着実に登る。曇りがちではあるが、下界への視界は雲がなく、高度感も得られる。深田久弥終焉の地を過ぎ、しばらく登ると11:43 茅ヶ岳山頂に到着。食事を含め、ゆっくりと休憩。八ヶ岳や南アルプスは雲に隠れていたが、富士山を望むことができた。12:12 茅ヶ岳山頂を後にし、さらに標高の高い金ヶ岳へ向かう。100mほど下ってからの登り返しは少々きつい。13:08 金ヶ岳山頂到着。立木のため、茅ヶ岳より展望がきかない。13;20 下りにかかる。下りづらいところもあり、注意して下る。途中小休憩をはさみ、14:44 車道に出る。帰りを急ぐ人がいたため、下山口のふれあいの里キャンプ場をゴールとし(15:00到着)、そこからタクシーで韮崎駅に出た。駅近くの小さな飲み屋でささやかな反省会の後、ホリデー快速で帰途についた。梅雨期の割には、天気に恵まれた山行であった。
      

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深田公園の駐車場とトイレ

山頂からうっすら富士山見える

金ヶ岳の下りから茅ヶ岳を見る

明野猟友会の標識

□第4056回   清 津 峡 から ア ル プ の 里         6月25日     中止

□第4055回   有 間 山 か も し か 山 行          6月18日
  夜通し歩くカモシカ山行。立川発の最終で奥多摩駅へ。熊鈴と反射帯を付け0:53出発。快適な気温と星空。パトカー来る。川苔林道が水道工事中。長い林道。電灯を消すと歩けない。天の川?やがて星が消えて、風が出てくる。踊平4:50朝日と棒の折山見える。日向沢の頭5:20富士以外は全ての展望。御前、三頭、丹沢、御正体、三つ峠、雁ヶ腹摺、小金沢山、鷹ノ巣、雲取、天祖、三つドッケ、蕎麦粒山。棒の折分岐を過ぎ、オハヤシ頭から有間へ。鉄塔から大持山、城峰、御荷鉾山、丸山から日和田山の尾根見える。次の仁田山ではっきりした正面の尾根に引き込まれてしまった。40分ロスる。山名表示板の裏(右)に下る。有間峠から有間湖、かすかにスカイツリー見える。自然林続き、春蝉の鳴き声も続く。途中おでんの昼食。タタラの頭登降くり返す。9:12橋小屋の頭で蕨山を分岐する。更に行くと伐採地に出る。長沢背稜(東側)を裏から見る。両神山も。しょうじくぼの頭。ヤシンタイの頭は不明。滝入りノ頭から伊豆ケ岳見える。右に樹林中の急降。送電線の下の鳥首峠10:50着。廃村となった白岩。石灰工場跡から道路。夏の暑さ。さすがに疲れた。12:12名郷着。缶ビールで乾杯。バスでは爆睡13:12発。飯能着14:15、反省会。林道歩きは光が拡散するLEDが見やすい。疲れるとちょっとした段差でつまずく

□第4054回   三   頭   山                    6月12日
  武蔵五日市9:00発、目当てのバス停は長蛇の列。臨時も含めて3台。満員だったが途中ほぼ半分の登山者が降り座ることができた。仲の平バス停で降り10:05歩き始める。蝉の声も聞こえ木々の緑の中、始めの辛い登りから西原峠11:17、槇寄山11:20着。天候が心配されたなか富士山が望め結構くっきりと見ることができラッキーだった。行きかう人が少ないコースだ。大沢山12:34.着。ムシカリ峠の避難小屋はまだ新しくきれいである。三頭山西峰12:55着。ここに来ると先程までの静けさとは違って人が多く集い子供も多い。中央峰、東峰とあるが今回は下りの行程が長く、バスの時間がぎりぎりなので西峰だけで奥多摩湖をめざし13:18出発。鶴峠分岐13:35.ヌカザス峠14:05.着。とにかく下りが続く。たまに急な登りがあり急な下りがある。晴れが続いた後の今日なので、雨上がりとは違う滑りやすさがあり、足も疲れがたまり始め踏ん張りがきかない。イヨ山14:50着。あまり人が利用しないコースか低木が道にかかっている。湖が見え始め15:30道路に出た。ドラムカン橋が見えるが渡るまで大分車道を歩き、すぐ横を通る車・オートバイにひやひやした。意外と揺れる橋を渡り、小河内神社バス停15:50着。かなり頑張って歩いたので予定より30分ほど早く到着し間に合うか不安の予定のバスに乗れた。奥多摩駅で疲れた足を労わりつつ反省会をして帰路についた。

□第4053回   雁 ヶ 腹 摺 山 〜 姥 子 山           6月5日     中止

□第4052回   神 室 連 峰 縦 走                6月3〜5日
  3日 つばさ121号で集合。新庄着9:55、予約のタクシーで神室ダムへ。工事中とのことで、神室大橋奥の橋を渡り有屋口に。川沿いの広い道から、やがて沢筋、ミズ多生。二度ほど飛び石の徒渉をし、二股通過12:48。ブナの実が敷き詰められた急登。稜線に出るとシラネアオイが出迎える。15:57神室山頂。火打岳が彼方に見える。あそこでやっと半分か、と苦笑する。避難小屋はすぐ。水汲みは、すべり落ちそうな往復で雪解けが遅いとアイゼン要。コップ・サブザックが正解だった。小屋は貸切。銀マット、毛布あり、トイレはバイオ。3日前からの炭水化物中心の食事に加え、この日の夕食は肉・野菜をたっぷり摂り、明日の長丁場に備える。
  4日 2:00起床3:35出発。4:30日の出。休みを少なめに、天狗森、小又山と進む。姿が良く最高峰なので、名は小又ではなく本神室の方が、の意見も。ここまで来ると、望む火打はさほど高くなく、少し目途がつく。草木が付いていてわかりにくいが、南東側は切れ落ちている。アップダウンは予想どおり。昭文社のコースタイムも甘くなかった。ピーカンなのでかなり暑いが、涼しい風が吹くところも多く助かる。砂利押沢口着8:00。水補給のため下りる。ここがまた急。10分で岩棚の沢水。近くに小さいテントサイト。休みも含め、9:00発。火打岳の登りは、これでもかの徹底ぶりで。この山はビビらせたり、安心させたり、しごいたり。その後は、この山塊の深さにただもう脱帽。魅力的な八森山は、割愛。一杯森手前で、たちはだかる杢蔵山の存在感に、残り少ないエネルギーを湧きたたせる。分岐からは一転、倒木と熊の黒い落し物の連続で、持参のラジオの音量を上げる。やっとの杢蔵山頂で火打、神室をはるかに振り返り「うれしい!」と握手しあう。水場は山荘手前で、通り道に。10分で、新庄市街を見下ろす小屋に着く。またもラッキーなことに貸切。食器などあり、狭いがきれい。次の朝気がついたが、二階に寝具もあり。夕食は軽量化を図り、すべてお湯だけで済む個人装備。20:00にBQ(バタンキュー)。
  5日 6:35出発。急な下りだ。一の滝手前でタクシーの時間変更をし、8:20山屋口着。タクシーもすぐ来る。朝から営業の若あゆ温泉まで20分。ゆっくり打ち上げし、新庄始発13:18の新幹線で帰路に着く。
      

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神室避難小屋から望む鳥海山

火打岳と月山

中央奥が神室山、右は小叉山

もうすぐゴールの杢蔵山

□第4051回   細 尾 峠 〜 茶 ノ 木 平 〜 半 月 山           5月28日
  浅草7:10発快速で出発。9:30東武日光駅からタクシーで細尾峠へ(\6,130)。身支度をして10:00出発。笹原の中を緩やかに登って行くと色鮮やかなヤマツツジが現れる。ミツバツツジはほぼ終わっているが、標高が上がるにつれゴヨウツツジの白い花が目立つようになる。11:12不動明王の石像が置かれた篭石着。三角点を過ぎ11:24明智平分岐着。花を愛でながら平坦な道を茶ノ木平へ。11:40中禅寺温泉への分岐を過ぎ、下って行くと展望の良い場所があり、日光白根が見える。展望台で12:05〜12:25昼休憩。階段を下ると車道へ出る。車道を横断し電波塔の建つ狸山を越え、中禅寺湖展望台の駐車場へ12:57着。駐車場の奥から再び山道へ入り、登って行くと道が尾根を巻くようになる。山頂直下は踏み跡が交錯していて不明瞭だった。13:47山頂着。写真だけ撮って展望台へ。半月山展望台は好立地にあり眺望良し。14:15まで休憩をして笹原の急坂を下り14:32半月峠へ。狸窪には15:10着。湖畔沿いを歩きイタリア大使館別荘記念公園を抜け歌ケ浜15:48着。トイレ休憩を取り中禅寺温泉バス停16:10着。16:20発のバスには満席で乗れず、中禅寺温泉からの増発便に乗る。東武日光17:10着。売店で飲み物を購入し、17:39発の区間快速浅草行きで帰京。
      

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ヤマツツジ咲く気持ち良い道

満開のゴヨウツツジ

半月山展望台からの眺望

半月峠への下りで皇海山見る

□第4050回   牛 ノ 奥 雁 ケ 腹 摺 山           5月22日
  八王子6:35発に乗った3名と高尾で合流して、7:38甲斐大和駅着。皆降車と同時に階段を走り上る。8:10発のバスの順番取りだと後でわかる。なんとか乗り込む。人が多いので臨時バスが出て、7:45には出発。小屋平に8:20に着き、身支度をして8:30スタート。登り道をゆっくりペースで進み、9:30石丸峠に着く。笹薮の広くなだらかな草原に、春の日差しとさわやかな風が心地よい。尾根伝いに進むと10:48小金沢山に着く。富士山はうっすらと輪郭が見える。天気が良すぎてやや霞んでしまった。牛奥ノ雁ケ腹摺山に11:32に着き、記念撮影をして昼食タイム。何組かがのんびりと春の山を楽しむ。富士山はさらにうっすらとしか見えず、やはり冬場のほうが綺麗だ。計画では大峠に降りる予定だが、湯ノ沢峠に降りる話もでた。タクシー代がやや安くなる。結局計画どおり、大峠に降りることにした。黒岳からのタクシーへの電話は、ドコモは駄目でソフトバンクがつながった。14:11大峠に無事降り、タクシーに乗って大月へ。老犬の世話のあるKさんと別れて、3名で反省会をして帰京。山中は暑くもなくさわやかな風だったが下界は暑く、もう夏なのかと思った。

□第4049回   大   室   山                  5月21日
  JR高尾駅7:47発 河口湖行き電車で集合。上野原駅着8:09。タクシーで厳道峠を越え、登山口の野原まで出る。道志みちの下り車線に沿って商店があり、その左側の小道が出発点となる。9:12出発し、すぐ吊り橋を渡る。少しだけ歩いて小さな分岐で道標に導かれ右折し、茅ノ尾根の登りが始まる。最初は杉の植林の中を行く暗い道だが、高度を上げるにつれ、植生はブナに変わる。山頂までの標高差1000mの登りはきつく、随時休憩を取りながら、ゆっくりと着実に登る。高度が上がると、ところどころにヤマツツジが咲いており、和ませてくれるようになる。大室山頂に近づくと、尾根が広くなり、また雰囲気も明るくなってくる。12:24大室山頂到着。写真を撮って、12:48に山頂を後にする。犬越路に向けて下るが、道志側とは打って変わって、明るいアルペン的な雰囲気である。左手には蛭ヶ岳が大きく見える。犬越路の避難小屋で休憩して、さらに用木沢出合いに向けて下る。滑りやすいところが多く、注意して下る。15:18用木沢出合い到着。そこからは車道歩きで15:41西丹沢自然教室バス停到着。バスで新松田駅まで出て、参加者全員で駅前の居酒屋で反省会をした後、小田急線、御殿場線に分かれて帰途についた。

□第4048回   稲 庭 岳 と 七 時 雨 山         5月21〜22日 「アルバム」に写真掲載
  東京7:36発の「はやぶさ」で出発。各自バラバラの指定席なので、二戸駅の改札口で集合。タクシー2台で稲庭岳キャンプ場まで入る(1台¥8,290)。ここから稲庭岳山頂までは1時間足らず。中腹がダケカンバの純林で新緑の美しさが格別。12:15、到着した快晴の頂上は360度の展望台で、遠く森吉山、岩木山、八甲田連峰も良く見える。近くは岩手山から八幡平への残雪の山なみ。ミネザクラ満開の山頂で45分程ゆっくり過ごして下山にかかる。登りより少し急だが、歩き易い道で、途中キクザキイチリンソウが綺麗に咲いていた。30分で駒形神社に着き、更に20分強で車道に出る。岩誦坊の水場で喉を潤し、道脇のワラビを摘みながら14:55天台の湯に到着。入浴、乾杯後タクシーを呼んで今宵の宿七時雨山荘へ(ジャンボ1台¥10,660)。放牧の牛が遊ぶのどかな牧草地の中の鉱泉一軒宿。携帯は圏外。
  翌22日も快晴。8:00に山荘を出て牧草地を辿り、三合目から樹林帯の登りとなる。休憩した六合目付近ではシラネアオイの花が見られた。稜線に出ると姫神山や岩手山の展望が得られる。樹高が低くなり陽射しが暑く感じられるようになると間もなく七時雨山北峰頂上で、岩手山、八幡平方面を中心に広い展望が得られる。9:40到着。10分程休んで南峰へ。急下降して急登するが所要は10分強で10:03に到着。北峰より展望は広く、八甲田や森吉も加わる。岩崎新百名山に入ったせいか、登山者は稲庭岳よりはるかに多い。のんびり休んで10:45往路を引き返す。少しコシアブラを収穫して12:02に三合目。あとは牧草地を緩やかに下って12:30山荘に帰着。入浴後乾杯、昼食とゆったり過ごし、14:30タクシーで岩手沼宮内駅へ(ジャンボタクシー¥12,000)。銀河高原鉄道の各停で姫神山や岩手山の眺めを楽しみ、終点盛岡駅で解散。ここからは各自予約の「はやぶさ」でバラバラの帰途。

□第4047回   高   川   山                    5月14日
  初狩駅で下車。中央線の高架下を抜け、自徳寺の霊園を回り込むようにして舗装道路を進んでいく。背後には滝子山のどっしりとした山容がひかえていた。まもなく男坂、女坂の分岐を見送ると沢コースに入る。昭文社の地にも記載のある玉子石を過ぎると大きな堰堤が現れ、ここからが山道となる。緑のトンネルと藤の花が美しい。やがて女坂からの道を合わせ、間もなく男坂と合流。この辺りからヤマツツジの鮮やかな朱色が目立つようになる。11:10高川山976mに到着。中央線沿線で人気のある山だけに20〜30人の登山者で賑わっていた。残念ながら富士山はガスの中で見えなかったがリニア実験線の真上に九鬼山がそびえ、御正体山などの道志山塊を望むことができた。高川山からは小鳥のさえずりを聞きながらの稜線歩き。部分的に急下降する所もあるが総じて歩きやすい道が続いている。切通しのような天神峠には天神様を祀る小さな祠が峠を挟んで二基鎮座していた。むすび山13:40大月の市街地と岩殿山が手に取るよう。10分程で舗装道路に出て大月駅14:20着

□第4046回   日   向   山                      5月6日
  高尾7:26発の小淵沢行各停で出発。GW中ではあるが金曜なので客層は平日。南アや八ツの車窓展望を楽しみながら長坂駅には10:11着。予約のタクシーですぐ矢立石の登山口まで入る。約30分で到着(¥4,680)。下車直前、タクシーのすぐ横にカモシカがいてビックリ。暫くは荒れた林道歩きで新緑と残雪の甲斐駒ヶ岳の眺めがいい。約50分で錦滝。細いがきれいな滝で、流水のすぐ脇の崖にユキワリソウの群落が満開だった。11:50滝を後にするといきなりすごい急登になる。ワンピッチ登ると日向山特有の白砂の斜面になる。春雪のような感覚の登りで13:08山頂に到着。甲斐駒、鳳凰三山、八ヶ岳、御座山などが高曇りの空の下、良く見えた。頂上の雰囲気は鳳凰三山や甲斐駒風で、花崗岩の岩塔も見られる。13:35下山を開始すると小雨が落ち始める。カラマツ林から広葉樹林に変わり、いずれも新緑が美しい。登山口には15:00少し前に到着。タクシーで長坂駅に戻り、16:29発の甲府行各停から、「あずさ」」「かいじ」各停とバラバラに乗り換えて帰途。
      

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錦滝への道から仰ぐ甲斐駒

錦滝の岩壁に咲くユキワリソウ

登山道を彩るミツバツツジ

日向山山頂直下から八ヶ岳を

□第4045回   倉 岳 山 〜 高 畑 山                   5月5日
  5日に順延。前日に吹いた強風のお蔭で空はスッキリした青空。出発は立川6:53発大月行きに変更。梁川に降りたのは数人の登山客。7:50梁川大橋を渡り15分ほど車道を歩いて登山口へ。道は沢を何度か渡り返しながら緩やかに登って行く。トチの大木が現れ、まもなく水場に着きベンチで小休止。沢から離れ立野峠9:45着。新緑が美しい尾根道を登り倉岳山10:25着。真っ白な富士山が綺麗だ。穴路峠へ急坂を下り、登り返して高畑山11:40着。12:00まで休憩をし、雛鶴峠への分岐からあまり踏まれていない急な道を下る。楢峠とおぼしき鞍部に下り、一直線の急登を登りきると大ダビ山12:35着。12:50高岩のピークを過ぎ、右下にリニア実験線の車両基地を見つつ下る。やがて鉄塔下に出て、尾根を左に巻くと立派な道標の立つ雛鶴峠13:15着。峠からジグザグに下り13:25閉鎖されたトンネルそばの車道に出る。途中、雛鶴神社でトイレ休憩をし無生野バス停14:15着。午後に1本しかない14:40発のバスに乗り上野原駅に出て帰京。
      

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水場近くのトチの大木

高畑山からの富士山

ヒトリシズカ

真っ白な富士とヤマツツジの赤

□第4044回   三  浦  ア  ル  プ  ス                5月3日
  逗子駅9:00集合ながら、同時刻発のバス2番線。10分で風早橋下車。トンネルの手前を右へ。木の下からスキーができそうな急坂。葉山教会から山道。登ると展望が広がり仙元山9:35。裕次郎灯台見える。大山分岐から葉山御用邸と長者ケ崎見える。千手と馬頭の観音塚10:45。照葉樹林で細かいアップダウンが続き、超低山とは思えない。日ざしはあるが、風が吹き抜ける。花は多くないが、鳥のさえずりは経験のない程豊か。展望のない道。道標はほぼ完備。もし無いと案外難しいかも。やっと送電線の鉄塔で昼食12:15〜37。大楠山、鷹取山、二子山、乳頭山見える。となりの茅塚からは八景島方面が開ける。三国峠で畠山へ分岐。乳頭山から横須賀の港と田浦梅林見える13:08。ロープの急降下から横横道路を渡る。田浦梅の里には展望台。冬は展望が期待できる。トンビが食べ物を狙う。観光マップを手に田浦駅へ14:32着。木造のプラットホーム。逗子で反省会。
      

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遠く裕次郎灯台見える

観音塚にある馬頭観音

「大桜」確かに大きい桜の木

鉄塔下は展望開け休憩に良い

□第4043回   栂  池 〜 白 馬 三 山 縦 走            4月29日〜5月2日
  今年のGW前半の気象予報は概ね良好で行楽日和だが、高度3000m付近の風速は20mを予測する中、長野駅9:50発のバスで栂池高原に向かう。ゴンドラとロープウェーを乗り継いで栂池ヒュッテに12:55着。きれいな個室でお昼を食べ、ガスの中 腹ごなしに周囲を1時間半程歩いて翌日の登山ルートを確認する。
  30日は快晴4:20起床。頼んでいた朝弁当を部屋で食べて、アイゼンを付けて5:50出発。他に数パーティーが登っているのが見える。8:05だだっ広い乗鞍山頂着。風はだんだん強くなりケルンの影で休憩する。雄大な稜線を歩いて11:05小蓮華。三国境の手前からガスも深くなり吹き飛ばされそうになりながら13:20やっとの思いで白馬岳山頂着。写真を撮って山小屋に向かうがガスで何も見えない。長野側の崖をイメージしながら13:55ようやく白馬山荘到着。栂池ヒュッテから私達も含め白馬に向かうパーティーの情報が届いていて登山者の安否を確認していた。小屋の談話室のテレビからは山岳遭難が報道され、現実感が迫ってくる。
  翌5月1日も暴風雪状態。杓子から白馬鑓ヶ岳縦走をあきらめ、10時から大雪渓経由で下山を試みるが、たちまち撃退され停滞を決意。平和な小屋の中でまったりと過ごす。副会長からは高層の風速情報と2日が下山チャンスとのメールが届いた。
  2日は晴れ。風は強いが晴。山の全容がようやく見えた。7:00に出発して快晴の山頂で景色を堪能する。一旦小屋に戻った後、強風に耐えながら大雪渓に向かう。登山靴が適度に雪に埋まり快適だ。スキーで登ってきた登山者は前日に岩室まで来たが風に阻まれたと言っていた。高度を下げれば暑くなる。林道ではフキノトウを摘みながらのんびり歩く。11:35猿倉に到着。12:20のバスで白馬八方バスターミナルに向かい、温泉で汗を流し軽く反省した後、長野経由で帰る人とバスで新宿に向かう人に別れてそれぞれ帰京する。5月の北アルプスはまだ冬山だ。今年もまた多くの遭難者を出したようだ。

□第4042回   雁 ヶ 腹 摺 山 〜 姥 子 山               4月24日     中止

□第4041回   丸山千枚田と熊野古道・伊勢路「万才峠〜熊野本宮」へ     4月22〜24日 「アルバム」に写真掲載
  22日 6:00発のぞみ1号で出発。名古屋で特急南紀1号に乗換え、延々紀伊半島を南下し熊野市11:13着。市民バスで風伝峠入口の高千良へ。道標を確認し12:00歩き始める。尾呂志の集落内を行き12:30峠入口。すぐに石畳道となり風伝峠13:10着。峠には「法界塔」と書かれた立派な石碑あり。風伝峠を下り、国道に出て車道を歩き通り峠登り口13:40着。再び石畳道を登って通り峠へ。峠から千枚田展望台へは170段の木の階段を登る。柵で囲まれた展望台14:30着。眼下に千枚田の大パノラマが広がり素晴らしく、しばし展望を楽しむ。峠へ戻り丸山千枚田へ。田植えの準備が始まった田んぼには水が張られ美しい。迎えの車が来るまで見晴台の東屋で小休止。16:00車到着。運転手さんのご厚意で近くにある赤木城跡を見学し、北山川沿いの宿に16:45着。
  23日 8:40宿を出発。車で志古バス停先の「桜地蔵まで2q」と書かれた場所まで送ってもらい、9:10沢沿いの道を歩き始める。すぐに舗装道路に出て、何度か車道を横切りながら登って行く。10:20一遍上人名号碑と桜地蔵の建つ広場着。車道を5分程下り万才峠登り口10:35着。峠までは緩やかな登り。10:50如法山との分岐となる万才峠着。狭い峠で休憩場所はない。2つの沢を越えて、11:30小雲取越合流点・伊勢路分岐着。風が通って気持ち良く11:50まで昼休憩。小雲取越の道は整備された広い道になり、メインルートだという事を実感。熊野川が眼下に見え隠れするようになり、民家裏に出れば登山口も近く、細い石段を下り下地橋バス停13:00着。13:35請川からバスに乗り大斎原前で下車。熊野本宮大社の旧社地の大斎原に立寄り本宮大社へ。本宮大社を参拝し、本宮大社前15:10発バスで湯の峰温泉15:30着。この日は温泉付き民宿に泊まる。
  24日 8:50発乗る為バス停に行くと、熊野古道を歩く外国人達でいっぱい。9分違いで紀伊田辺方面と新宮方面行きが出るので、運転手さんが降りて乗り間違えが無いよう親切に対応していた。途中のバス停でも乗降に時間が掛かったが、ほぼ定刻通り9:57権現前下車。速玉大社を参拝し、新宮駅へ向かい10:30駅着。10:52発多気行きに乗車。早く帰るSさんと分かれ、4名は伊勢路・羽後峠と三木峠を歩く為、11:55賀田で下車。待合室で昼を食べ12:12出発。羽後峠と三木峠を越える道は、賀田湾沿いの三木里まで約6qのコース。猪垣や苔むした石畳が多く残る道で、途中には展望所も有り、標高200m足らずの峠道だが古道らしい道だ。のんびり歩き三木里16:00着。16:38発に乗り、一旦尾鷲で途中下車。次の多気行きに乗車したが、三瀬谷で追い抜いた特急列車が鹿と衝突した影響で多気到着が遅れ乗継ぎ出来ず。JRで名古屋に向かうとその日の帰京は無理と分かり、急きょ松阪で近鉄特急(\2,580)に乗換え、名古屋21:54発のぞみ62号で無事帰京。

□第4040回   武 川 岳 〜 二 子 山                4月16日
  予定は西武池袋発7:20の準急・飯能行だったが、全員が合流したのは、飯能の名郷行バス停。8:30発。乗客の大半がさわらびの湯で下車。名郷着後、トイレを済ませ9:40出発。天気に恵まれ風も無く。しばらく舗装道路を歩く。山道に入るといきなり急登。天狗岩手前で休みを取るが、「寒い」とのことで、早々に出発する。天狗岩では男坂をとる。大きな岩の連続だが登りには、手掛かりの少ない急な女坂より良かったようだ。前武川岳手前で息を整え、11:33通過。武川岳で昼御飯にする。南が開け、アブラチャンがみごとだった。蔦岩山を越え、焼山に向かう。あった、注意書きが。ここから右に降り、200mは林道。道を横切らせるため、山が削られ尾根が中断されたためだ。焼山13:07着。武甲山、大持・小持が望めた。武甲の右後ろには両神が霞んでいる。二子山の雄岳の後、右から回り込むように雌岳に進み、ここでゆっくり休む。下りは、兵ノ沢への道を選ぶ。沢の音を聞きながら、天南星(テンナンショウ)と、マムシグサの話題で盛り上がる。芦ヶ久保駅着15:20。道の駅で全員反省会ののち、16:40の快速急行池袋行きに乗車。

□第4039回   西 入  浅 間 山                    4月10日
  7:30が各駅になり、7:45の急行で小川町へ。八高線の乗り換えが1分しかなく失敗。まだ出発時間前なのに。9:36の八高線は満員。折原で降りたのは自分だけ。踏切の音が消えると、鳥のさえずりの世界。東光寺や婆羅比門(バラモン)神社に桜。花であふれかえる山里。正面の三角が逆に目立つ。蛙鳴く明善禅寺10:28。右脇から竹林の道。すぐに尾根にでて、急な登り。虎ロープあり。10:53浅間山には浅間神社。樹林に囲まれている。麓の村はピンク。遠くは大宮?おっぱい山の親分、笠山も見える。短いが急な下り。右に絡むと稜線に出る。11:19対面に登谷山。二つ目の鉄塔の北と東に赤テープあり。東にたどったら正面に浅間山見えて、道がロスト。戻って北へ下る。右に道を分け、登ると畑があった。樹林帯を行くと三角点あり。なおも行くと道ロスト。地形を読み、少し戻る。木にペンキのある判りづらい分岐。尾根になり、石尊山12:32着。陣見山と鐘撞堂山見える。下り口分かりにくい。仕事道横切る。右は白髭神社。ぎりぎりまで尾根をたどり、民家の裏にでた。あたりは菜の花畑。右へ道路を10分で白髭神社13:12。この裏から見事な西ノ入浅間山。(おっぱい山)本によるとDカップとか。いったん駅にむかい、稲荷杜から車山の麓を行く。八高線の踏切が鉢形城の一角。広大な城跡は学校等にならず、後北条の昔がしのばれる。同じ山を見たに相違ない。桜で売店や屋台で人がぞろぞろと思っていた。予想に反して、ただただ静か。

□第4038回   笹 尾 根 (槇 寄 山 〜 小 棡 峠)           4月9日
  武蔵五日市駅に降りると、バス停は長蛇の列である。臨時バスが出て全員座って行く。仲の平で下車。身支度を整え10:10出発。天気は良好である。杉・桧の植林をぬけ、広葉樹林の間を登って行く。樹間から形の良い三頭山が望まれた。西原峠着11:55。槇寄山へは一投足。滝子山〜黒岳の小金沢連嶺を眺めながら昼食タイムにする。残念ながら、富士は見えず。峠まで下り、数馬峠へ向かう。樹間右側には翼を広げたような権現山が、左側には御前山から大岳山の稜線が見える。途中、10人程のグループとすれちがう。笛吹峠を過ぎ、丸山着14:15。小休止。小棡峠から笛吹方面に下るのであるが、ちょっと分かりづらい箇所があったが、尾根に出て順調に下る。標高が低くなるにつれ、木々は萌葱色に染まり、所々に山桜の淡いピンク色と相まって、実に美しい。下ったところの民家の土手には、カタクリが咲いていた。バス停着15:50。五日市で直帰組と分かれ、反省会後帰路についた。

□第4037回   花 嫁 街 道  〜  烏 場 山            4月3日
  参加メンバーのうち3名は東京駅7:15発のわかしお1号で出発、1名は直接現地に向かい、内房線 和田浦駅で落ち合った。東京では雨が降っていたが、南房総は曇り。9:50和田浦駅を出発し、車道、農道を歩いて10:23花嫁街道入口。ここから山道となる。地元の和田浦歩こう会がよく整備しているらしく、山道の状態は良い。10:46第一展望台を通過、10:58第二展望台に到着し休憩。山向こうの集落が見える。その昔、山向こうの集落から海辺の集落へ嫁ぐ花嫁が、ここを通ったので、花嫁街道の名がある。11:13経文石、11:40駒返しと快調にすすみ、11:53展望のよい見晴台に出て小休止。12:00第三展望台を経て、12:08に可愛らしい花嫁の石像が待つ烏場山頂に到着。標高は266mに過ぎないが、とてもそんな低い山とは思えない静けさと深さがある。昼食後、12:30に山頂を後にする。下山に選んだ道は花婿コースと呼ばれ、登りよりも急な道である。気をつけながら下り、13:10見晴台到着。休憩後さらに下り13:30金毘羅山を経て、13:39に黒滝という滝のところに出る。滝を見物し、沢沿いに僅かに歩くと花婿コース入口に出る。ここから少し雨に降られたが、すぐに止んだ。農道、車道を歩き、和田浦駅の道の駅 和田浦でささやかな反省会の後、外房線回りで帰途についた。

□第4036回   西 上 州  神 成 山 (富 岡 ア ル プ ス)       4月2日
  高崎駅で9:25発、上信電鉄に乗換え南蛇井駅10:19着。早速駅構内の翁草の写真を撮り10:25出発。のどかな田園風景の中を進み、サボテンの家10:50着。新堀神社の脇からザレた登山道を登り、9連峰の9つ目(東側から数える)吾妻山11:05着、西上州の山を眺める。吾妻山を少し下った南斜面に翁草が栽培保護されているが、その数は少ない。翁の名の由来、長い綿毛のものも見られた。斜面には、ミツバツツジやヤマツツジが目を楽しませてくれる。ピークを数えながら進み、11:30宇芸神社跡山頂着。沢山のハイカーがお昼休憩をしていた。そこからまたピークを踏んで、竜王山(神成山?)12:05着。写真を撮り、小休止後宮崎公園へ下山。園内の桜を見ながら、昼休憩をとり神農原駅へ。上州福島駅で、直帰組と散策組に分かれる。
      

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シュンラン見つける

満開のミツバツツジ

保護地に咲く翁草

特異な山容の鍬柄岳見える

□第4035回   倉   見   山                   3月27日
  高尾7:47発の河口湖行きに乗車し東桂9:04着。20分ほど舗装道路を歩き長泉院登山口9:30着。墓地の裏手からいきなりの急登。10:20三角点のピークまで登れば緩やかな尾根道になる。射撃場が近くにあるのか、場違いな銃声音を聞きながら進む。鉄塔下を過ぎ、倉見分岐11:25着。小休止後、最後の急登を登る。やがて厄神社分岐を過ぎ、細い尾根を辿り倉見山山頂12:05着。富士山山頂は雲に隠れて見えない。見晴台を往復し12:50まで昼休憩。厄神社分岐まで戻り、三つ峠駅に向かい下山。落ち葉に隠れた道は細くて急。注意しながら下るとベンチのあるサス平13:20着。三つ峠方面の展望開ける。ここからは山腹をトラバース。ロープが張られ路肩注意の立て札が随所にあり、沢に出ると今度は落石注意の立て札を見ながら沢沿いの道を下り、13:40植林に入ると流木止堰堤が現れてすぐに林道に出る。厄神社14:00着。10分ほど休憩を取り三つ峠駅に14:25着。14:56発の大月行きに乗り帰京。

□第4034回   ガ ー ラ 湯 沢 ス キ ー           3月20日
  9:00少し前ガーラ湯沢に着くたにがわ号で全員集合。着替えてゲレンデに9:40頃に到着。結構混みあい、ゴンドラ下は茶色い地面が出ていた。悪雪ながら比較的雪が良いであろう石打丸山スキー場に移動し、頂上コースを滑る。厚い曇り空から霙風だが雪が降ってきた。4人の滑るペースもほぼ同じで、10分に1本リフトに乗り春スキーを楽しむ。美味しいイタリアンと評判のベルーナに11:00過ぎに早めの昼食に入る。午後は全ゲレンデを走破?目標のW氏の要望で下のゲレンデに行くが地面が出ていて滑るのに苦戦する。リフト下の地面にはフキノトウが顔を覗かせていた。午前中に滑ったゲレンデに戻り、その後未体験のガーラゲレンデで滑り尽す。雪不足のため下山コースが閉鎖されており、ゴンドラを待つ長い列ができた。短くなるまでレストランでささやかな反省会をし、19:00過ぎのたにがわ号で帰途に着いた。

□第4033回   神 楽 山  〜  菊 花 山            3月20日
  前日が雨のため、翌日出かけた。猿橋駅で全員揃い、15分ほどで登山口に着く。杉林をぬけ、樹林の中を行く。神楽山着11;00。展望はなく、分岐に戻り御前山に向かう。御前岩の北側をまわりこんでひと登りで御前山に着いた。10人くらいの登山者がいた。昼食にする。天気は上々で展望も良い。南に九鬼山、桂川南岸の山々の背後に道志山塊が大きい。残念ながら富士は山腹に残雪を見せるのみで雲の中だ。記念撮影後、菊花山へ向かう。九鬼山への道と別れ、右に進む。急な下りが終わったところが沢井峠であるが、峠の雰囲気はない。これより菊花山への登りにかかる。木々は芽吹いていないのに、ツツジが咲いていた。暖冬のせいであろう。菊花山着13:05。山頂は狭いが、眺望は良い。眼下に大月市街の家並み、その背後に岩殿山が思ったより低く見える。滝子山〜黒岳の小金沢連嶺が立派だ。長い休憩を終え、無辺寺にむけて下る。ヤセ尾根を通過し、ロープがとりつけてある不安定な道を慎重に下る。下りきった所に古い神社があり、昭和5年とある。手入れがされてなく、格子戸は外れかけている。墓地のそこここにフキノトウが顔を出していた。大月駅着14:20。反省会後、高尾行きの電車で帰途についた。

□第4032回   乗 鞍 高 原 ク ロ カ ン ス キ ー         3月12〜13日
  12日 新宿7:00発スーパーあずさで出発、松本乗換で新島々、バスで乗鞍高原11:40着。雪の状況と天気を考えコース見直しで、12日一ノ瀬園地、13日乗鞍自然園を滑ることにした。宿で支度をして歩いてすぐの乗鞍観光センター内でスキーをレンタルし、板の説明を聞き12:40発。出だしは雪があったりなかったり。30分で一ノ瀬園地に到着し昼食。青空で風もなく穏やか。広大なエリアは雪解けが進んでいるが、まだ凍結しているあざみ池をそっと滑った後、乗鞍岳の展望地を目指す。板に慣れてくると、登り下りが楽しい。真正面に乗鞍岳が見えてきて素晴らしい眺め。一回りして一ノ瀬園地入口。林道を戻り、途中冬季ツアーコースからサイクリングロードを回るとフカフカの雪も楽しめ、16:30まで充分滑った。旅館の自家製野沢菜が美味しかった。
  13日 天気は曇り。旅館の主人から今年は雪が例年の5分の1、ドカンと降ったのは2回位、こんなことは初めてだと聞く。9:00車で休暇村ゲレンデ前まで送ってもらい、リフトを一本乗って林道を20分程滑り乗鞍自然園へ。標高1600m、雪をかぶったシラビソやコメヅカの森はとても雰囲気がある。森をぬけ孫市平へでると白樺林と乗鞍岳がキレイだ。誰にも会わないので、不慣れなカメラのセルフタイマー機能と格闘して集合写真を撮る。牛留池で昼食にしようと向うが分からず、12:00休暇村近くでラーメンを作り昼食。昨夜眼鏡のフレームを(踏んで?)破損したKさんは、翌日の予定を考慮し一足先に帰京。3人で善五郎の滝入口まで歩き、板を置いて見に行く。一部氷が融け勢いよく流れ落ち迫力がある。休暇村裏手から冬季ツアーコースを一ノ瀬園地との分岐まで滑り14:45クロカン終了。宿で温泉入浴後反省会。16:21発のバスで帰る。
      

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真っ白な乗鞍岳見える

一ノ瀬園地から乗鞍岳

広々とした一ノ瀬園地

乗鞍自然園にて

□第4031回   梨       沢                   3月13日
  週中に大雨で1日ずらす。梨沢はヒルがいるので冬に人気がある。内房線上総湊9:15着。タクシーで郷蔵入口(2350円)へ。立派な梨沢渓谷の案内板あり。トンネルを抜け、河原へ。10:25雨具を着て出発。季節がら色のない世界。椿の花びら。平坦な羊腸のような谷。枝沢が多い。30分ほどで大滝。手前右に迂回路。水量が多く、黒光り。迫力ある。左側をシャワークライム。水は冷たく寒い。でも楽しい。時により悪い時もあるらしい七ッ釜。何の問題もなく通過。丁度正午に13分の昼食。二股は右。谷が開けると風が抜ける。12:45に堰堤に出る。手前右の尾根に取りつく。虎ロープあり。19分で大日如来の石仏に出る。すぐ鎌倉古道が合い、13:12林道に出る。地形が複雑。靴を履き替える。右に行くと、すぐ保田見。名残りの水仙。釜ノ台ではイノシシが2匹。嵯峨山はパス。舗装道路になり左に登り口。稜線を乗越し、麓に下ると菜の花。可愛い小保田のバス停15:00.タクシーを呼んで保田駅へ(2040円)太陽が現れず方角、さっぱり分からない。案内板完備の沢。冷たい、寒い、楽しい。

□第4030回   志 賀 高 原 ス キ ー             3月5〜6日
  今季2度目の志賀高原スキー。いつものように、長野駅9時発のバスで一ノ瀬に向かう。予報では雨の可能性もあったが、幸いなことに天気は良かった。ただし異常なほどの暖かさ(9℃)でゲレンデには雪が少なくもう春のようだ。10:20にホテルに到着し、部屋で着替えて横手スキー場に行く。2300mの高さから大眺望を満喫し、噂(?)のパン屋で昼食を食べて久しぶり(5〜6年振り?)横手を滑る。それから下って熊の湯で滑る。レストランで一休みした後、高天原に移動してはぼリフトが終了するまでスキーを楽しむ。
  6日、7:00起床。今日も晴れ、テキパキと準備して、8:30にはゲレンデに立つ。ピステの効いた焼額山のスラロームバーンを目指すが、なんと強風で2つのゴンドラ共に運休!トラバースして寺子屋ゲレンデを経由して東館ゲレンデに向かう。雪は更に解けてぎりぎりの状況だが、広いスキーエリア楽しむ。10:30ジャイアントのレストランで休憩。FISのスラロームの大会が開催されていて、スイス人の選手が準備していた。西館を滑った後、ジャイアントのレストランで昼食。午後、女子スラロームの決勝を少し応援する。通称「たまごゴンドラ」も運休だったので、西館を経由して高天原に移動してホテルのある一ノ瀬に14:00過ぎに戻る。普段は15:30発の長野行のバスで帰るのだが、会員のクルマで湯田中駅まで送ってもらい、長野電鉄で長野駅に行き新幹線で帰京する。もう4月のような雪の状態でこれではスキーシーズンも間もなく終了と思われる。

  □第4029回   飯   盛   山                     3月5日
  小淵沢9:57発の小海線に乗換え10:35野辺山着。身支度を整え10:50出発。宇宙電波観測所の大きなアンテナを見て車道を歩き11:20飯盛山登山口着。山道に入り20分ほど登ると車道に出て11:40平沢峠着。北側の斜面には残雪が有るが、登山道には所々に雪が残る程度。凍っている所や泥濘になっている箇所も有り慎重に歩く。尾根を乗越す飯盛山分岐から平沢山へ直登し12:40山頂着。間近に三角形の飯盛山が見え、山頂に立つ人達もハッキリ見える。昼休憩後、ザレた急坂を下って飯盛山へ向かう。三沢への分岐を過ぎ、ロープで囲まれた飯盛山13:20着。360°の展望を期待した山頂だったが、残念ながら南アは見えず、八ヶ岳も山麓部分だけが見える。記念写真だけ撮って13:25下山開始。平沢集落へは整備された広い道を下る。13:45牧場柵を抜け東屋のある林道に出る。ここから樹林の中を下り、14:20登山口に下山。汚れた靴を沢で洗い15:00清里着。駅前はシーズンオフで閑散。列車到着まで待合室で過ごし15:48発で小淵沢へ。普通車組2名と、特急組2名に分かれ帰京。

□第4028回   箱 根  明 神 ケ 岳                  2月28日
  小田原駅東口8:30発のバスは以前大変混んでいたので8:10集合にしたが、今回はゆったり座ることができた。9:05宮城野支所前着。身支度を整えスタート。別荘内の道は標識がしっかりして迷うことなく進めた。木の根の階段上の急登を頑張ると10:30明神ヶ岳明星ヶ岳稜線鞍部着。ここは竹林を切り開いたところで展望はないが陽だまりで暖かい。稜線は曇ってはいないが春霞のような展望である。11:20明神ヶ岳山頂着。結構人が多くにぎわっていた。しかし大きく見えるはずの富士山が見えない。両端の裾野がわずか見みえるのみ。晴れていて空は広いのに富士山だけ見えない。残念。11:55出発。日の当たるところに殆ど雪はなかったがぬかるみがひどい。北側の斜面には結構雪があった。気持ちの良い尾根歩き。南側に大涌谷が煙を大きく噴き出しているのが見え、その轟音は迫力があった。遠くに小さく金時山が見えだんだん大きく高くなり14:10矢倉沢峠着。茶屋で15分ほど休憩し仙石バス停14:47のバスで小田原に出た。が大渋滞で1時間弱で着くはずが2時間近くかかってしまい16:30小田原着。先に帰った1名を除き6名で反省会をして帰路についた。

□第4027回   赤 城  黒 檜 山 〜 駒 ケ 岳            2月27日
  高崎8:05発、前橋8:19着、8:45発のバスであかぎ広場下車10:25。バスは超満員で途中の乗降に時間がかかり予定時間を30分近くオーバーして到着。黒檜山登山口まで15分の車道歩き。大沼はワカサギ釣りのテントで賑わっている。登山口でアイゼンを着け11:18出発。急登を駒ヶ岳分岐まで行き、なだらかになって5分程で黒檜山到着12:50、昼食休憩。すぐ先に展望ポイントがあるも、今日は春霞状態で山々はうすぼんやりとしか見えず残念(富士山も全く見えず)。さらに期待の樹氷も無かった。13:25駒ヶ岳に向け出発。大タルミまで下り、振り返り黒檜山を見ると白樺と青空が綺麗だ。登り返し駒ヶ岳到着14:12。下って駒ヶ岳登山口到着15:00。バス(途中乗り換え)で前橋に出て8名で反省会をして帰る。今年は雪が少なく岩や土が露出している所もあった。黒檜山から駒ヶ岳登山口の下りは木や鉄の階段が多くあり、露出している所でのアイゼンの歩行は難儀だ。が雪は比較的硬く急登や下りの雪道でのアイゼンの威力は大だった。
      

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大沼のワカサギ釣り

黒檜大神の小さな祠

駒ケ岳へ向かう

駒ケ岳登山口へ下山

□第4026回   円    海    山                             2月21日
  根岸線洋光台9:00集合。駅前に円海山の案内板。団地の間を登り、30分程で峰白山神社。ベイブリッジとスカイツリー見える。裏には浄土宗浄土寺。急な坂を下り、横横道路をくぐる。左に牛小屋。登り返すと護念寺。まわりこむとNHKのFMアンテナ。円海山は衛星施設で入山禁止。近くのいっしんどう広場から鎌倉アルプスが見える。平坦な道。昨夜の豪雨でぬかるむ。古えの武蔵と相模の国境(六浦〜境川)横浜市最高峰大丸山から八景島と房総の展望。11:20〜12:00まで昼食とする。関谷奥見晴台をへて、道標のない分岐を右へ。更にもう一回右へ。切り通しをへて、13:00天園(六国峠)。鎌倉市最高峰太平山から相模湾、天城山、大島、葉山マリーナ、三浦アルプス見える。鎌倉アルプスの勝上献(ショウジョウケン)まで行ってから覚園寺への道を戻る。赤テープあり。しつこく尾根をたどったら、14:40新宮下の民家の庭に出てしまった。小町通りで反省会。

□第4025回   城 山 〜 葛 城 山 〜 発 端 丈 山               2月20日     中止

□第4024回   奥 武 蔵  顔 振 峠 か ら 日 和 田 山               2月14日
  西武秩父線吾野駅下車。高麗川沿いに昔の面影を残す秩父街道吾野宿を通って、顔振(カアブリ)峠へと続く舗装路を行く。展望もなく地図にも載っていない林道を何度か横切り、顔振峠のある風影(フカゲ)集落9:55着。峠からの眺めは未明からの雨も上がり、山襞に雲がまとわりついて水墨画のよう。諏訪神社に参拝してから越上(オガミ)山を往復するが樹林に囲まれて展望なし。一本杉峠への道を分け、一旦奥武蔵グリーンラインに出てから十二曲がりを経てエビガ坂を過ぎ、ユガテ12:30着。蝋梅や紅梅が咲いていて、山上集落ユガテ(古い道標には湯ガ手とある)が桃源郷と謳われるのも頷ける。この時分から青空が拡がりベンチのある芝生広場でランチタイム。縦走路に戻り、北向地蔵で鎌北湖への分岐を見送って一等三角点のある物見山14:15。ベンチもあって日高市方面の展望が得られた。物見山の降りでIさんが足を痛め、Kさん付添いで近くの集落高麗本郷からタクシーで下山。後のメンバーは日和田山の先の金刀比羅神社前から巾着田を眺め、女坂を降って高麗駅16:15着。未明に春一番が吹き荒れたので登山者も少なかった。

□第4023回   上   越   ス  キ  ー           2月13〜14日
  数日前からどんどん暖かくなり、そのピークとなるのがこの土日。雨にならないことを祈りながら、越後湯沢駅8:00過ぎ集合。宿に向かいチェックイン前の部屋を使わせてもらってスキーウエアに着替え、9:00には石打丸山中央口から高速リフトに乗りこむ。異常な暖かさだが、ピステが入っていてゲレンデコンデションは悪くない。幸い雨もない。まず一番高いゲレンデまで行って、各自思い思いにシュプールを描く。11:00いつものイタリアンレストランで早めの食事。ここは人気があって、行列ができていた。時々日が差したり、小雨が降ったりする中、山頂から登り口までやハツカ石ゲレンデなど全山滑って16:30ごろ宿に到着する。宿の風呂は狭いので近くの温泉(山の湯)で汗を流した。かけ流しでかなり濃厚だ。
  翌日は、小雨と霧。ゲレンデの雪も融けている。スキーはあきらめ、塩沢の鈴木牧之記念館を見学して、ゲレンデで茶髪の若者から教わった駅前のレストランでお昼を食べた。そして越後湯沢発13:56発の新幹線で帰京する。

□第4022回   倉   戸   山                 2月13日
  奥多摩駅より鴨沢行きのバスで倉戸口まで入る。車内は満員であったが、ほとんどの人が奥多摩湖で降りる。御前山に登る人たちであろう。バスを見送り、民家の間を行く。倉戸山の標識をみて急な階段を上る。民家の屋根には20cmくらいの雪がある。神社を左に見て、いよいよ山道だ。植林の中の急登を終えると明るい所に出た。小休止。樹間から御前山、三頭山が見えた。自然林の中を登ってゆくと雪が深くなった。標高は1000mくらいか。下りにとれば、アイゼンが必要だろう。山頂12:00着。中央付近に雪の解けた場所があり、腰をおろすのに丁度良い。昼食タイムにする。食事中重装備?をした若者が登ってきた。静かな風もない、穏やかなひとときを過ごす。雪の中から頭を出している三角点を確認後、女の湯に向け下る。西側の尾根のため日当たりが良いのか、雪はない。だが、急な下りだ。やがて緩やかになったが道は怪しくなった。樹間からはるか真下に奥多摩湖を見つつ下る。湖畔に下り立ち数分で女の湯バス停に出た。14:15着。奥多摩駅前で反省会後、ホリデー快速で帰途につく。なお下りのコースはあまり歩かれていないようだ。標識はバス停の所にあるのみ。

□第4021回   霧   ケ   峰                2月11〜12日
  1日目 新宿8:00発のあずさ5号に4名乗車。上諏訪で先に到着していたHさんと合流。タクシーで宿11:00着。天気が良いので、車山コースに計画変更し出発。スノーシュー初心者のIさんに合わせ、車山肩を目指す。コロボックルヒュッテの前で30分のランチタイム。12:55車山頂上へ出発。雪はあるが、トレースもついており30分程で頂上を踏む。無風快晴で雲1つない青空。浅間山、北、中央、南アルプス、振り向けば、富士山、八ヶ岳、そして蓼科山と大パノラマが広がる。どの山も雪は少なめ。1時間ほど休憩し、14:20蝶々深山へ向け下山。ゲレンデ脇の雪深い急坂を降り、車山乗越から登り返して蝶々深山15:10着。物見岩分岐から次のピークまで登るとトレースがあり、これをたどり16:00宿着。絶好のスノーハイク日和だった。
  2日目 朝、皆でランチ用サンドイッチを作る。8:50物見岩を目指し出発。昨日降りたピークを外し、沢沿いのカヤトをかき分け登っていくと、かすかにトレースを確認。しかし物見岩分岐手前は、そのトレースも消える。風が強く、大きな雲が流れ、北アルプスを隠すが視界は良好。物見岩10:05着。小休止後、先に見えるゼブラ山(男女倉山)まで行くことにし、Oさんのアドバイスを受けながら下る。雪遊びの核心、ラッセル開始。黒一点Kさん大活躍、女の意地を見せるIさん。ゼブラ山10:55着。写真を撮って早々に八島湿原に下山。ランチタイムは1時間。お湯を沸かし、スープとサンドイッチを頬張る。八島湿原の遊歩道を抜け、13:35宿着。宿にタクシーをお願いし、下の駐車スペースで乾杯。タクシー(片道4,500円 宿の契約料金とのことで往復同額)で上諏訪まで戻り、直帰組と温泉組に分かれる。
  

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車山へ

車山から蓼科山を望む

蝶々深山へ

物見岩

□第4020回   鐘  撞  堂  山                2月7日
  池袋8:30発快速急行に乗車。小川町で乗換え9:51寄居着。前夜に雪が降り、小川町辺りは雪景色だったが、寄居駅周辺は積雪殆ど無し。挨拶を済ませ10:05出発。車道を歩き10:30八幡山大神社着。本殿に参拝し裏手の登山口から八幡山コースへ。ロープの張られた急な道を登り、10:50なだらかな尾根に出ると八幡山。ここからは小さなアップダウンのある尾根道を行く。指導標完備のコースで迷う所なく11:42谷津池分岐。鐘撞堂山への南コースには木の階段が3ヶ所あるが、右側についている道を登る。西コースに合流し、12:12鐘撞堂山着。山頂の東屋は先客で一杯。空いた場所を見つけてキノコ汁を作る。1時間ほど休憩し13:18下山。円良田湖と大正池の分岐を過ぎ、雪の残る道を登るとベンチの有る高根山13:40着。善導寺方面へ道を分け、直売所への道を下る。20分ほど進み、尾根を外れて右へ下ればロープのある急な道となり、5分ほどで民家の裏手に出る。14:15国道沿いの直売所に立寄り14:40寄居駅着。15:04発の東武線に乗り、小川町で途中下車。駅前の店で反省会をして帰途につく。

□第4019回   大   霧   山                   2月6日
  東武東上線 小川町駅より9:12発のバスで登山口の橋場に向かう。1名がこのバスに間に合わなかったが、タクシーで途中で追いつく。登山口の橋場には30分ほどで着き、9:46出発。雲が多いが、歩けば暑さも感じるほどの陽気である。車道と山道を交互に歩き、粥仁田峠に11:00着。稜線は雪があるが、歩くのに苦労するほどではない。大霧山山頂には11:42到着。昼食とし、記念写真を撮るなど30分ほど休憩。12:14下山にかかる。稜線からは、笠山、堂平山が美しく望まれる13:00旧定峰峠。途中林道を少しはさむルートで下山。バス停のある経塚に13:43到着。50分ほどバスを待たねばならなかったが、あまり寒くない日で助かった。バスで小川町まで出た後、4名は直帰、残り4名で駅前のそば屋で軽く反省会後、散会とした。

□第4018回   森   吉   山              1月30〜31日 「アルバム」にも写真掲載
  30日、秋田新幹線で角館下車。11:02発の秋田内陸縦貫鉄道に乗換え阿仁合12:26着。駅前から周遊タクシー(1人\900)で阿仁スキー場12:55着。ゴンドラ山麓駅舎内でスノーシューを借りて登山届を提出し、身支度を整えてゴンドラに乗る。約20分で山頂駅到着。この日は風も無く、晴れ間もあって絶好の登山日和。翌日は雪と強風の予報が出ていたので、今日中に山頂を往復する事に決め14:00出発。ロープの張られた樹氷観賞コースを歩いて樹氷平の上部へ。14:20ロープを潜って登山コースに入る。樹氷の間にトレースがしっかりついていて迷う所もなく14:40石森着。右手には森吉山山頂がハッキリ見え、森吉神社避難小屋がすぐ左下に。左の薄い踏跡を下って14:50神社脇に建つ小屋着。荷物をデポし15:00サブザックで山頂に向かう。前日から天気が良く、登山者が多かったためか、山頂への道はツボ足でも歩けそうなほどしっかりと踏まれていた。阿仁避難小屋は一部1階も出ていた。面白い形の樹氷に各々想像を膨らまし、緩やかな雪原を登って16:05山頂着。山名が書かれた柱をバックに記念撮影。風が吹き始め寒いが360°のパノラマを楽しみ16:15下山開始。夕暮れが近づき、赤く染まった雪原に樹氷の影が伸び、絵画の世界のようだ。避難小屋17:00着。小屋には2階の窓から入る。小屋内でも気温は−10℃前後で寒い。広々した1階に持参したテントを張って夕食の準備を始める。テントの中で火を焚くと暖かい。明日は下山するだけなので気分も楽。美味しい豆腐チゲを堪能し21:15就寝。
  31日、6:20起床。朝食を済ませ8:50出発。外はガスで真っ白。昨日つけたトレースもすっかり消えてしまっている。視界の無い中、慎重に歩いて石森まで登り返す。樹氷平への道もトレースは消え、踏み固められた道の痕跡を確認しながら下る。9:25昨日潜ったロープの少し左側に出る。圧雪された広い樹氷観賞コースを下って9:30ゴンドラ山頂駅着。駅に併設されたビジターセンター「ぷらっと」内で荷物を整理し、携帯電話でタクシーを予約。10:00ゴンドラに乗り山麓駅へ下り、待っていたタクシー(\6,500/台)で阿仁合へ。11:37阿仁合始発の列車に乗り角館へ。今夜泊まる宿のシャトルバスで、この日に帰るHさんも一緒に温泉へ。湯上り後、天候に恵まれ素晴らしい山行が出来た事に感謝し乾杯。
  

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阿仁ゴンドラ山頂駅

石森への登り

石森から左下に避難小屋

森吉山の山頂見える

□第4017回   八  海  山  ス  キ  ー           1月30〜31日
  太平洋側に低気圧が通過して、関東地方も雨と雪の微妙な状況。車窓の景色は大宮を過ぎたころから雪化粧。北陸新幹線開通に伴うダイヤ改正で大宮から1時間足らずで8:22浦佐駅着。迎えのバスで宿に行き、着替えて10時前位から滑り出す。曇っているが展望はよい。先月中旬以降の寒波で雪不足は解消されたが例年よりは格段に雪は少ない。八海山はやっぱり厳しい。荒れた急斜面が長い。11:30からの長いランチタイムと14:30からまったりの休憩をとって16:00宿に戻る。夕餉はいつもの大宴会。宿泊者は例年になく大勢だった。
  31日は激しい筋肉痛と腰痛で起床したメンバーもいた。前日の降雪は僅かでガスがでていた。9:00過ぎから滑り出す。早めに引揚げて、蕎麦を食べに行くことにしてレストランでは休憩のみとする。各々、自分の体力・気力と相談してゲレンデと格闘する。13:00過ぎに宿に戻り、予定の「魚沼の里」に行って10割そばと天ぷらと地元の漬物を堪能する。そして、浦佐発15:43の新幹線で帰京する。

□第4016回   鶴  ヶ  鳥  屋  山                1月24日
  高尾を7:05の小淵沢行各停で出発。この季節は空いている。初狩駅8:30出発。40分弱の舗装道路歩きで近ヶ坂橋。ここには道標があるが登山路となる林道は25cm程の雪でノートレース。ラッセル対応のオーダーで登り始める。植林帯は歩き易いが、外れるとズボズボもぐる。10:00小沢を渡渉して山道へ。雪でルートが判然としないが、時々現れる赤テープなどで確認しながら登る。徐々に雪が増え、林道を横切る部分の急斜面では崩れやすい雪にてこずる。途中で2度先頭を交代して苦しいラッセル。急斜面ではきわどいバランスが求められることも。上部では風が強まり、地吹雪状態になって体感温度が急降下する。歩き始めから5時間以上かかって13:37に漸く鶴ヶ鳥屋山頂上に到着。相変わらず寒いが、富士の雲がとれて山頂が見え隠れ。樹間に奥秩父や大菩薩連嶺の眺めも得られる好天となった。この先もトレースがなく、時間の予測がつかないので往路を引き返すことにする。さすがにトレースのついた下りは早く、登りに4時間20分を要した道を2時間弱で下って近ヶ坂橋へ。初狩駅には16:27下山。
  

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登路から鹿留山を望む

地吹雪の尾根道を登る

鶴ヶ鳥屋山山頂から、樹間に奥秩父の山なみ

全容を現した富士山

□第4015回   百  蔵  山 〜 扇  山                 1月16日
  8:01高尾発、8:42猿橋着。2台のタクシーに分乗して下和田美術館9:00着、約1時間の舗道歩きをカット。身支度をして秀麗富岳7番の百蔵山へは10:00着。富士山がきれいに見える。写真をとり、30分で宮谷分岐につく。尾根歩きで大久保山まで、登り、下りを繰り返し11:50着。そこから扇山は15分で12:05到着。頂上には無線で交信している人がいて新年の挨拶をしていた。最初は物珍しかったが、ワンパターンの応対に飽きた。昼食タイム30分で12:35下山開始。1時間10分で山道は終り、あとは舗道歩いて14:22鳥沢駅着。ちょうど高尾行の電車が出たばかりで、14:55発で高尾駅へ。15:30には早めに入れた居酒屋で反省会をして帰京。雪も風もなく穏やかな陽だまり山行であった。

□第4014回   水戸街道 ウ ォ ー キ ン グ                 1月10日
  7:00北千住駅発。天気に恵まれ、日陰を選ぶほど。昔の旅人は1日40キロを歩いたそうだ。旧水戸街道は北千住の追分で日光街道と分かれる。大正にできた荒川を南に迂回する。金八先生の土手。対岸の小菅神社は1時間後。亀有では両さん像。中川を渡り6号線に出る。京成金町線を渡る。金町広小路を左折し、江戸川土手。スカイツリーと富士。鉄橋の音とマラソン大会。外環道と葛飾橋を渡ると松戸の町。松戸神社と小山の雷電神社に寄る。暫く6号線で、登り下り。武蔵野線をくぐり、北小金ボーリング場の根古内を右折。坂を登り、柏を目指す。東武野田線をくぐると都会になる。13:30柏神社。遅い昼食。体が重くなる。図書館でトイレ休憩。常磐線を渡り、玉姫殿から北柏駅。市街入口から我孫子駅の南に出る。小さな石仏から成田線の踏切。JRの車両基地。水道タンクの脇を登り、台地を行く。旧街道は分からないので天王台から青山台に上がる。大利根橋見える。6号線は夕日に向かって大渋滞。長い大利根橋。富士と丹沢の間に陽が沈む。16:45ようやく茨城県。水戸まで70キロ。取手駅着16:51。富士のシルエットと闇の車窓。59544歩でした。

□第4013回   甲  東  不  老  山                      1月9日
  朝方交通トラブルがあるも、四方津駅に全員集合。タクシーで登山口まで入る。(2,170円/台) 不老下バス停から歩けば、結構な距離だ。天気は快晴。身支度を整え出発。杉・ヒノキの中を行く。金毘羅大権現着10:15。南西に富士が大きい。暖冬のせいか、雪は少ない。眼下に談合坂サービスエリアもみえる。尾根を登りつめ不老山着11:15。東から南面が開けていて、都心の高層ビルから桂川南面の山や丹沢の山々が望まれた。高指山の展望はなく通過。和見峠へ下る。道は急に細くなる。落ち葉を踏んで行くのは気持ち良い。切り通しの峠を経て、瀬淵山へ向かう。瀬淵山着13:35。靖國の宮の立派な社と忠魂碑がある。近くでは、ハンググライダーを楽しんでいるグループがいた。これより麓の集落に向け下山。始めはブッシュで後は急な下り坂。このコースはあまり歩かれていないようだ。桑久保バス停着14:35。行き合った登山者は1名のみ。上野原で直帰組と別れ、反省会後帰途についた。高指山〜桑久保の指導標はない。

□第4010回   志 賀 高 原  ス キ ー                 1月9〜11日
  エルニーニョの影響とかで異例の暖冬、雪不足の中、9日長野駅9時過ぎの志賀高原行のバスは例年通り臨時便を出して乗客に対応。各々が乗れたバスで一ノ瀬ゲレンデのホテルに10:30に到着。地階の宴会場で着替え、一ノ瀬のホテルで昼食をとって3日間のリフト券を購入して焼額山方面から滑る。雪不足でおいしいコースが軒並み閉鎖されているのが辛い。また、所々小石がでていて滑走面を傷つけてしまう。
  10日は曇り 高天原からブナ平を経て西舘を滑る。東館は林道コースしか滑れない。タマゴ型ゴンドラ山頂駅のレストランで山々を観望。その後、焼額にトラバースして中華料理の昼食。その後は各自思い思いに滑りまくる。
  11日はガス、夜の雪を期待したが積雪はほとんどなし。ゲレンデには団体の学生達しか見当たらない。高天原、ジャイアントなどを滑る。一ノ瀬で食事の後、最後に一ノ瀬を連続ですべって仕上げた。早めに戻り入浴したりとまったりと支度をして長野駅行15:35発のバスで帰途につく。その後、日本には大寒波が次々に襲来し関東地方も雪で大混乱。気象庁の「エルニーニョ=暖冬」はいったいなんだったのか?

□第4012回   新年山行 武 川 岳 と 正 丸 新 年 会           1月3日
  池袋を7:05の快速急行で出発。今年も混雑はなし。飯能からのバスには既に15人ほどが並んでいたが、何とか全員着席して名郷へ。妻坂峠へは暫く舗装道路の登りが続く。山道になって10:30妻坂峠着。いい天気で遠く谷川連峰や草津の雪山が見えた。ここからは武川岳までかなりの急登。頂上には11:07着。南が開けた頂上からは丹沢山塊までがクッキリ。今年は暖かいので雪は全くなく、日陰の霜柱だけが冬の風情。下山は前武川岳を経て良く踏まれた道を下って12:25山伏峠へ。そこからは舗装道路を辿って13:00丁度に正丸峠。都心方面の眺めはあるが少し霞んでいる。急な階段から沢沿いの道となり、やがて人家が現れると舗装路になる。正丸の割烹「奥武蔵」には予定より少し早く13:50に到着。14:00には直行組も含めて全員が揃い、いつもながらの美味しい鍋とお酒で和やかに新年を祝う。ゆったり過ごして、16:05の電車で帰路についた。

□第4011回   高 麗 山  〜  湘 南 平                 1月2日
  大磯駅の改札付近で、参加者全員が顔をそろえる。新年の挨拶をすませ、10:20のんびり高来神社へ向う。国道沿いには箱根駅伝の応援者達が集まり始めていた。神社でお参りをすませ、女坂を登る。天気は上々で、相模湾を眺めながらほどなく東天照着。その後高麗山(大堂)を目指すつもりが、巻道を進んでしまい、八俵山の手前から逆方向に高麗山へ登る。広々とした山頂で写真撮影と休憩。先ほど登った山道を下り、八俵山を経て浅間山11:50着。一等三角点を確認し、最後の登りを進んで湘南平12:05着。展望台から富士山や箱根の山々、丹沢をじっくり堪能し、穏やかで、きらきらと美しい海を眺める。風もなく、昼食をとる間もポカポカと暖かい。のんびりとした時間を楽しみ、八俵山手前の地獄沢分岐まで戻り、山下方向に下山。外で遊んでいた子供にバス停を教えてもらい、迷うことなくバス停に13:20着。少し遅れて到着した13:25発のバスに乗車。その後6人は、七福神めぐりのため、Tさんと別れ柳町で下車。晴天で暖かく、お正月にふさわしい、おだやかな山行となった。
  

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一等三角点のある浅間山

湘南平の大きな展望台

展望台から望む富士山

箱根駅伝の電波中継地





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