ハイキングと登山の仲間たち-山旅会/山行記録
山 行 記 録
第4595回 御 荷 鉾 山 11月4日
JR新町駅に8:30集合して駅前でレンタカーを借りる。小型車の5人乗りで充分。1日借りてガソリン込で8500円は安い。ナビを入れたが、御荷鉾山登山口では出てこない。結局スマホのナビを使用して、1時間半かけて西御荷鉾山南登山口に到着。50台止められる駐車場には2台のみ。6月下旬から7月中旬にはニッコウキスゲが咲いているので賑わうようだ。トイレを済ませて9:56スタート。200mを45分かけて登り、西御荷鉾山10:47到着。ゆっくり眺望を楽しむ。慣れぬ山座同定で時間をつぶす。投石峠まで降りて東御荷鉾山へ向かう。こちらは緩い登りがつづき、釜伏山をすぎ12:11に東御荷鉾山に着く。木立に遮られて展望はない。昼食をとって投石峠まで戻り、車道を歩いて、尾崎喜八の記念碑を見て駐車場13:45着。新町に戻り、タイミングよく電車があったので、それぞれ帰京した。3時間の歩きで、楽な山行であった。
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第4594回 岩手県の山巡り 南昌山・鞍掛山・姫神山ほか 11月9〜11日 次号報告
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第4593回 子 檀 嶺 岳(こまゆみだけ) 10月26日
リーダーの勘違いで9:13発青木バスターミナル行きバスに乗れず9:30上田駅お城口から2台のタクシーで村松西洞コースのゲートまで入る(6,000円/台)。茸山という事でゲートには入山禁止の張り紙あり。10:05出発。林道を登ると10:20子檀嶺岳登山口「山頂までおよそ100分」と書かれている道標あり。丸木橋を渡って杉林の中を登り10:50尾根道に出た所で小休止。道は傾斜を増してきて右に岩が見えてくると11:10仏岩入口「危険近づくな!岩がもろくなっています」の看板あり。顔の絵が書かれた小石を探しながら大量の木の実が散らばる滑り易い急坂を登る。緩やかになると「山頂まで40分。ゆっくりマイペースで!」という標識が有り励みになる。再び急登になり11:45修那羅峠の分岐に出て、緩やかな道を一投足で子檀嶺岳山頂11:50着。雲が多く展望は期待出来なかったが、徐々に雲が切れ蓼科山から霧ヶ峰、美ヶ原方面が見えはじめ、浅間山や四阿山も雲の上に出てきて幻想的な景色が見られた。名残り惜しかったが各々スマホで写真を撮り12:25下山開始。山頂からは道幅が狭く滑り易い急なジグザグ道を下り13:05岳の平。しばらく林道を行き道が狭くなると沢音が聞こえ13:20強清水入口。話のタネに強清水を見に行くと岩の間から冷たい水が湧いていた。登山道に戻り両側にビニールテープが張られている立入禁止の赤松林を下って行き、竹林に出ると当郷登山口14:00着。ゲートを抜け車道を下って行き14:10立派な登山者休憩所でトイレ休憩。振り返ると子檀嶺岳が見える。当郷バス停への道と分れ「道の駅あおき」に向かい国道を右へ。15:10道の駅着。缶ビールを購入し広場で反省会。近くの村松バス停から16:01発バスに乗り上田駅へ出て17:22発あさま628号で帰途につく。
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「山頂までおよそ40分」の標識。最後の急登へ |
子檀嶺岳山頂の三つの社 |
秋らしいススキと雲海 |
雲の切れ間から八ヶ岳と美ヶ原 |
登山者休憩所の後ろに山頂見える |
村松バス停から子檀嶺岳を見る |
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第4592回 奥秩父 金峰山 ・ 瑞牆山 10月20〜21日
20日 塩山駅で全員が揃い、予約しておいたタクシーで大弛峠に向かう。(台/14,000円)牧丘町辺りまで来ると霧が濃くなり、視界は100m以下となった。運転手の話では,この地域は、この季節になると屡々こういう現象が起こるそうである。どんよりとした中をぐんぐん上って行く。この分だと上方は何も見えないかな。然し、ガスを抜けるとおお〜上空は青空ではないか。周囲の木々も紅葉が始まっている。左手上方には五丈石が見えた。標高も2000mを超えたようだ。大弛峠には1時間で着いた。日曜日のこともあり自家用車が多い。駐車場は満車で道路の両脇にもずらっと並んでいる。おおかたが日帰りのようである。身支度を整え10:20出発。原生林の中を行く。静かで心身ともに洗われるようだ。朝日峠を経て朝日岳着11:50。昼食とする。周辺の紅葉が美しい。何しろ陽射しが暖かい。目指す金峰山が指呼の間だ。富士山も木々の間から見え隠れしている。鉄山は北側を巻く。道は広く快適だ。越後の山々と比べると雲泥の差である。針葉樹林を抜けると開けたところに出た。素晴らしい眺めだ。南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と名だたる山が一望のもとに見渡せた。金峰山山頂で記念写真を撮り、五丈石まで行く。大勢の登山者がそこここで休んでいる。我々もザックを置き、五丈石の裏(南面)に行ってみる。雲海上に甲斐駒〜白根三山が立派だ。富士山も上部の雲がとれ、高雅な姿を見せている。五丈石は昔は登れたのであるが、神聖な場所、ということで登頂禁止となっている。山頂で1時間も展望を堪能して、後は今宵の宿に下るのみである。岩を伝って一気に下る。金峰山小屋着15:00。小屋は斜面を切り拓いて建てたもので水場はない。だが、正面に八ヶ岳連峰の全貌が見渡せた。夕食後、外に出てみると満天の星だ。天の川も手に取るように近い。この分なら明日の天気は快晴であろう。
21日 最高の天気である。モルゲンロートに染まる八ヶ岳連峰が美しい。6:00より朝食であるが、なんと お粥、おかずも、これだけ・・・いや〜まいった。15人くらいの宿泊客もお互いに顔を見合わせている。これではしっかり歩けまい。教訓、それなりの行動食は必携。6:45出発。今日は一日がかりの行程だ。700m下って400m上って再び戻ってくるのだから。今朝はだいぶ冷え込んだのであろう。吐く息が白い。霜柱を踏みながら進むと、水溜りには氷が張っている。20分で金峰山への分岐に着いた。これより千代ノ吹上である。岩場、クサリ場を伝って下って行く。左を見遣ると足元からスパッと切れ落ちている。富士山、南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と昨日以上の展望を楽しみながら下る。雲海も消え全てを見せてくれている。千代の吹上を無事通過すると樹林帯に入る。大日岩の裾を巻き、大日小屋(営業しているようには見えない)を左下に見て更に下って行く。この辺りまで下ると、針葉樹から広葉樹に変わり紅葉が見事である。富士見平小屋(1820m)着10:00。ザックを小屋の片隅に置き、これより瑞牆山の往復である。小川山への分岐を右にみて下ったところが桃太郎岩である。なるほど、岩が真っ二つ割れている。ここから瑞牆山頂まで岩場が続くのだ。ハシゴとクサリをたよりに高度を上げてゆく。頭上に大ヤスリ岩が見えてくると山頂は近い。瑞牆山着12:00。展望は言うまでもない。五丈石が高い。山々を眺めつつ昼食とする。至福のひとときを満喫して、来た道を引き返す。富士見平小屋から瑞牆山荘までは更に300mの下りである。順調に下り、山荘着15:05。15:20発のバスで韮崎駅へ。天候に恵まれ、最高の山旅であった。時間も遅くなり駅で解散。各々帰路につく。
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第4591回 根 本 山 〜 熊 鷹山 10月19日
JR桐生駅に8:35集合してタクシーで不死熊橋登山口へ。9:25スタート。ガイドブックでは4時間から6時間と随分違う。天気予報では午前中は晴、正午過ぎから雨模様。計画では登山口に降りてきてから1時間半舗道歩きで梅田ふるさとセンターバス停まで歩く予定だったが、やめて帰りもタクシー利用で16:00にお迎えを頼んだ。林道を6分歩いて、不死能橋から石祠のピーク10:22、中尾根十字路11:42着。根本山へは11:54着。展望はない。30分ほど休んで、十二山へ。この辺りから少し展望がきいて熊鷹山13:37着。春にはアカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジと百花繚乱だそうだが、この時期は紅葉も始まったばかりだった。雨粒が少し落ちるくらいで、むしろ蒸し暑い。カッパを着たり脱いだりで忙しい。道はわかりにくい。林道出合い14:11着。あとは1時間半かけて林道歩き。タクシーの待つ登山口に15:30。桐生駅前の居酒屋で反省会をして帰京。
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第4590回 伊豆 天城峠 〜 八丁池 10月14日
伊豆箱根鉄道三島駅に集合し、修善寺より河津行のバスに乗り継ぎ天城峠バス停に到着。9:10新天城トンネル左側より上り御幸歩道を行き、旧天城トンネルへ出る。その右の苔むした急な階段を登り、さらに急な山道が続く。9:55天城峠着。右に行くと伊豆山稜線歩道となり八丁池へは左へ。ブナ、ヒメシャラの樹林中を行き長い木の階段を登り10:50向峠。ここからは多少なだらかな道である。わさび田も見えるはずだが土砂崩れで流されている。樹の間から富士山が見えるかもしれないらしいが雲が邪魔をしている。樹や岩の苔が歴史を感じさせる道である。大きく立派なブナ、ヒメシャラの樹林の中を行く。黄色テープがこのコースのガイドテープらしいが見つけにくい。コマドリ林道の分岐から寒天林道分岐へ。人が少なくここまでトレランの人3人しか会わなかった。アセビが見られる。13:30展望台に上がり360度の展望を楽しむが富士山はやはり雲の中である。これから行く八丁池が下の方に見える。13:50八丁池到着。湖畔でお昼休憩。帰りは時間に余裕がないので下り御幸歩道を行くことにする。ブナやヒメシャラの木々のなかを下り白砂林道とぶつかり、杉ヒノキの林を下る。本谷川も清流が流れているようだが、大きな岩がかぶさってしまっている。本谷林道で林道に入る。水生地からバスに間に合うように急ぎ足で16:10のバスに乗れた。八丁池口からの小型のバスで、修善寺からは伊豆箱根鉄道に乗り継ぎ17:45三島着。全員で反省会後それぞれ帰路についた。
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旧道天城トンネル |
ヒメシャラの巨木 |
ヒメシャラとブナ林を行く |
向峠の石標 |
静かな八丁池に到着 |
紅葉の始まった八丁池 |
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第4589回 飛 竜 山 10月13〜14日
13日、奥多摩駅からバスで丹波山村役場バス停9:47着。奥多摩駅は相変わらずの混雑で臨時バスに乗り込む。サオラ峠登山口入口から急登でサオラ峠まであえぎながら12:02着。今日は三条の湯までなので、30分昼食タイムをとっていると、丹波小学校で降りた2名がやってきた。コースは長くなるが、歩き易いとのこと。下りに下って三条の湯に14:22着。風呂に入り17:00夕食。連休なのでそこそこ混んでいた。4人部屋で親子二人連れが先に休んでいた。お祭りバス停から林道歩きで3時間半かけてくる人も結構いた。
14日、朝5:00から朝食をとって6:30スタート。北天のタルに8:48着。最初の急登で休みながら行く。同伴者は疲れもなく余裕で、3歳上だが体力がある。休憩していると15名位の団体がやってきた。ツアーで健脚向きのコースの参加者で将監峠からきて雲取山に行くという。飛竜山に登ったかと聞いたが、見晴らしがないのでパスしたとのこと。飛竜山は一応山梨百名山、関東百名山なんだけど。山頂近道分岐でザックを置いて山頂へ9:44着。確かに見晴らしはない。分岐に戻り、飛竜権現神社10:34、すぐ近くの禿岩で眺望を楽しむ。前飛竜に11:51。熊倉山13:12。大方下りなんだがとにかく長い。サオラ峠13:46。ここでバスの時間をみて、昨日の道で丹波に戻るか、検討。距離は長くなるが、なだらかで歩き易い丹波天平経由で丹波小学校へ向かい、15:43着。せっかくなのでのめこい湯に入ることにした。17:50のバスで奥多摩駅に戻り、帰京した。
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第4588回 奥日光 金精山・白根山 10月6〜7日
9・50に到着し10・10に歩き始めるが漫然と白根山に向かっていることに気づき引き返して金精山を目指す。10分程のロスだ。今にも降り出しそうな天気でしっとりした山道。数カ所を倒木が遮っていて、くぐったり乗り越えたり巻いたりするのでややこしい。11:35に金精峠に着く。11:55まで昼食を摂り危なっかしい一本橋(?)や鎖場(ロープ)を通り12・50に金精山山頂に到着。ガスで視界は悪いが針葉樹と紅葉の始まった山々が美しい。雨が降り始めたので長居はせず15:00に登山口の駐車場に戻る。宿に戻る前にコンビニに寄って翌日の食料やつまみを購入する。宿は広い浴槽がある温泉で気持ち良い。寝不足もありリーダーは8時半には寝てしまう。
翌7日は曇。昼過ぎから雨の予報だ。7:40に出発してロープーウェイの山麓駅に8:00に着き往復チケット(2,400円)を買って15分の乗車で標高2000mの山頂駅に到着。8:40から避難小屋から七色平。そこから急坂を登って座禅山の分岐に10:35に到着。かなり険しい岩場を通って11:40に山頂。予報に反して雨もなく上州や日光の山々がよく見えた。始まりかけた紅葉も美しい。風を避けて昼食の後(12:20)、予定では日光側の避難小屋を経て五色沼と弥陀が池を廻るのだが天気と体力を考えて登ってきた道を引き返した。13:05に座禅山の分岐まで戻り少し回り道だが弥陀が池に行って静かな水面を眺め物思いにふけった。13:40に出発して七色平まで来た道を戻り、そこからは散策コースを辿って15:00過ぎに山頂駅に戻った。宿泊した宿に寄って温泉で汗を流した後(無料で入れた)メンバーを沼田駅まで送り帰路についた。
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第4587回 蕨山 〜 橋小屋ノ頭 (有間山) 10月6日
順延した6日(日)の予報は曇りだったが、飯能8:00発のバスを待つうち小糠雨になる。名郷バス停から蕨入橋を渡り、林道終点で沢を横切ると、いきなり木の根がうねる急登になる。雨つぶが大きくなり、雨具の上のみ着る。濡れた岩場は、注意して越える。急登は続く。蕨山の展望台は割愛し、あたりも煙る第1峰の下で昼食にする。平坦な雑木林を楽しむこと少し。今度は、橋小屋ノ頭(有間山の一角)への登りに取り掛かる。着13:05。ここから鳥首峠への道は歩かれていないらしく、生い茂った背の高い草をかきわけ、雨・汗・露でずぶぬれで進む。三つの頭を通過し、鳥首峠の標識が出て来るが、これは方向指示標にすぎなかった。その後、峠までのザレの急降下のしぶといこと。鳥首峠からの下りも長く、続く車道も長く。周回して名郷バス停に戻ったのは16:55だった。どんどん暗くなる。10月は、日没が1週間に10分ずつ早くなるとか。長丁場の日帰り山行は、月初にしくは無し。17:49のバスで飯能に戻り、全員で夕食を兼ねた打ち上げをした。思ったよりハードだったが、何があっても山は楽し。
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林道終点。沢を渡り山道へ |
鎖がある岩場を登る |
カラカサタケ |
タマゴタケ |
食べられそうなキノコ |
滑落注意!急な下り始まる |
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第4586回 新メンバー歓迎と鱒釣り交流会 9月29日
コロナの影響で2019年9月を最後に開催を見送ってきたイベントがようやく5年ぶりに開催出来る運びとなり、その間に入会された会員の歓迎もかねて、いつもの八王子市、恩方ます釣場に27名が集合した。JR高尾駅に集合、8:10と8;45発の陣馬高原下行のバスに分乗、力石で下車してます釣場へ。雨に備えて大型のタープを二つ張り、注意事項等の伝達の後釣りを開始する。しかし、温暖化による水温上昇に加え、エサの選定の問題もあったのか魚の食い付きが悪い。昼食時までに人数分の塩焼きが確保できないという前代未聞の事態。それでも少々のアルコールも飲みながら和気あいあいと昼食を楽しむ。タープの設営、炭火による塩焼き作り、買い出し、会計等に頑張ってくれた皆さんに感謝。午後の放流分もマスのご機嫌の悪さは相変わらずで、小雨が降り始めたこともあり少し早めに切り上げる。お土産のマスも人数分は揃えられなかったが、記念写真を撮って15:42発のバス組とタクシー組に分かれて帰途についた。次回以降の開催にあたっては、実施時期、エサの選定等の課題を解決し、より参加者の方たちの満足度の高いイベントになるよう取り組みたい。
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第4585回 奥多摩 三 頭 山 9月21日
武蔵五日市駅のバス乗り場は長蛇の列であったが、何とか席を確保した。急行なので停車は少ない。バスは山間を上って行く。終点の都民の森の広場は多くのハイカーで賑わいをみせている。挨拶を済ませ後、急な舗装路を上って行く。鞘口峠には25分で着いた。天気は高曇りで体には丁度良い。ここからは登山道で緩い上りが延びている。そして傾斜が増してきて登り切ったところが三頭山東峰である。緩く下って再度上り返すと三頭山西峰であった。11:15着。大勢のハイカーが処狭しと休んでいる。我々も昼食とする。南には山頂は雲に覆われているが富士山が見え、北には左から雲取山、大きく下って七ッ石山、鷹ノ巣山、六ッ石山の石尾根の山々が望まれた。鷹ノ巣山がひときわ大きい。休憩を終え、これより長い下りが始まるのだ。20mほど下った分岐の標識には、ここからは都民の森ではありません、とある。なるほど、道は急に悪くなる。鶴峠への分岐を過ぎると岩場の急下降が始まる。下手をすると真っ逆さまに転げ落ちそうな場所もあり、慎重に下る。左には木々の間に大菩薩方面の山々が垣間見えた。そして、又もや急な下りである。小さな上り下りを繰り返しイヨ山(979.1m)着14:10。三角点を確認後尚も下って行く。西の方角には鹿倉山から大寺山の白い仏舎利塔が見え隠れしている。やがて眼下に奥多摩湖が見えてきた。14:50車道にとびだす。すぐ下に浮橋が見えているのであるが、下る道は少し先まで歩かねばならない。湖畔の道を経て浮橋を対岸へ。以前の橋とは違い頑丈で揺れも小さい。観光客向けに造り直したものであろう。小河内神社バス停着15:15。やっと着いた。何組かの登山者とすれ違ったが、登りにとるとかなりの時間を要するだろう。奥多摩駅前の小料理屋で反省会後帰路についた。
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第4584回 安 達 太 良 山 9月14日
やまびこ123号で出発し、郡山乗換え9:06二本松着。駅前から予約したジャンボタクシーで奥岳登山口へ向かう。山に向かうにつれて霧が濃くなり、車道が見えない状況で運転手さんも慎重に進み9:35着(8,580円/台)。霧は薄くなっているが山は霧の中。ロープウェイ山麓駅でトイレを済ませ、6人乗りゴンドラで約10分。9:52山頂駅着。出た所は広場が有るだけ。ガスっているが雨は降っていないので身支度をして10:00出発。木道が引かれた道の両側にはシャクナゲが目立つ。15分ほどで木道は終わり徐々に傾斜が増してくる。足元のオヤマリンドウやオオカメノキの赤い実を見ながら登る。平坦地に出ると表登山口分岐がある仙女平。道標に山頂まで40分と書いてあり10:40まで小休止。岩混じりの道を行き視界が開けるとくろがね小屋分岐で11:25山頂下着。雨がチラつくが直ぐに止み、荷物を置いて空身で山頂往復。戻って12:00まで昼休憩。展望が無いので矢筈森は割愛し、峰の辻経由でくろがね小屋に下る。建替え工事中のくろがね小屋13:00着。登山道脇に小さなベンチがあり小休止。ここからは林道(馬車道)を歩き奥岳に下る。勢至平を過ぎ、13;45八の字で馬車道と分かれ旧道を下るが、深くえぐれた道は雨上がりで滑って歩き難い。旧道は馬車道を3回横切るが旧道を早々に止めて馬車道を下る。しかし、馬車道も泥でぬかるんでいて意外と時間がかかり奥岳バス停14:40着。奥岳から15:30発シャトルバス(8/31〜11/4の土日祝のみ運行)に乗り岳温泉下車。バス停近くの「岳の湯」で入浴。入浴後、時間があるので飲食できる店を探すが空いている店が無く、コンビニの中にイートインを見つけ、そこを借りて反省会。17:23発バスで二本松駅へ。二本松17:58発で郡山18:24着。急いで乗換え18:30やまびこ154号自由席に乗り帰京する。
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第4583回 棒 ノ 折 山 9月7日
青梅線川井駅から清東橋行きのバスに乗る。登山客は我々以外に1名のみで終点の清東橋9:46着。上流に向かって舗道を10分程歩くと登山口の奥茶屋に到着。大丹波川を橋で渡り、棒ノ折山の登山道に入る。すぐに山葵田が現れ、秋の訪れを告げる秋海棠のピンク色が鮮やかだ。良く手入れされた山葵田の中を縫うように付けられた登山道を辿り、沢を6回渡り返したのち傾きかけた小さな木の祠の前に出た。ここから暫くの間は急な木の階段が延々と続く。樹林帯で風もなく猛烈に暑苦しいが、なんとか棒ノ折山頂11:54着。東屋も建つ広々とした山頂で一部が窪んでいるので木道が整備してあり、ススキも穂を出していて気温以外は秋を感じさせる。北側の展望を期待していたが誰が植えたのか栗の木が立ち並び、ほんの少しだけ覗ける程度。数年後には何も見えなくなってしまうかも知れない 降り道は木の根が出ていて歩き難い。およそ峠の雰囲気が感じられない権次入峠から岩茸石に向かう。この降りも木の根だらけで歩行がすこぶる捗らない。棒ノ折山へは白谷沢を登るのが順当らしく団体も登ってきたので水分補給を兼ねて小休止してやり過ごす。滝ノ平尾根との分岐点岩茸石を過ぎ、舗装道路を3回横断して降り続け、名栗川を渡ってさわらびの湯15:04着。全員が温泉で汗を流し、名郷からのバスに座れて飯能駅に出る。
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第4582回 奥日光 金精山・白根山 9月1〜2日 中止
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第4581回 石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山 8月31日 中止
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第4580回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 8月24〜25日
猛暑、台風の多発、高確率の発雷など全く安心できない天気予報に悩んだが、参加者の意向を確認した上で取り敢えず出発。東武鬼怒川温泉駅で集合し、10:15発の女夫渕行のバスに乗る。バスはマイクロでほぼ満席。12:08終点から歩き始める。林道から急な登りで小尾根を乗り越し、鬼怒川本流を長い吊橋で渡る。曇り空から雷鳴も聞こえ始めたので橋の所で昼食。間もなく雨が降り始める。道は多少のアップダウンはあるが緩やかに鬼怒川沿いを辿る。八丁の湯手前で雨脚が強まり、雷鳴も大きくなってきたのでしばし雨宿り。一度至近に落雷。25分ほどして雨も弱まったタイミングを見計らって出発。鬼怒川は赤濁りの激流と化していた。15分ほどで日光沢温泉に到着。この日は夜に入っても雷鳴が続いた。露天風呂などを楽しんで早めに就寝。
25日。早朝に起きて天気予報を確認。7〜9時頃から雨で夕方まで降り続くというので、今日の山行は断念。降雨が続いていたので、荒れて渡渉もある当初予定の大清水へのコースは無理と判断していたが、鬼怒沼山もヤブ山なのでまたの機会にとし、9時過ぎ昨日来た道を引き返す。皮肉なことに結局雨は女夫渕まで降ることはなく、青空さえのぞく。しかし、鬼怒川源流方面の山はガスが流れ、不穏な雲の色になっていたので、局所的な晴天だったのかも知れない。前日はほぼ終始雨で楽しめなかった渓谷道をコザ池沢の滝、カッタテの滝などに道草しながらのんびりと下り、12:45のバスで鬼怒川温泉駅に戻る。駅前の食堂で反省会ならぬ残念会(?)をして、特急、各停等に分かれて帰路についた。3度目の正直を期待して、また計画したい。
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女夫渕行の小型バス |
雷雨で濁流と化した鬼怒川 |
日光沢温泉を後に。なぜか青空 |
キオンの群落 |
鬼怒川本流にかかるカッタテの滝 |
鬼怒川温泉駅に来たSL「大樹」号 |
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第4579回 小篠沢 沢登り 8月10日
人気のある倉岳山のふもとにある小篠沢。前回はコロナで中止。直前に大雨や地震で交通が少し心配。予想に反して中央線は空いていた。鳥沢集合は8:38。倉岳山が見える。もう猛暑。鉄路をくぐり抜けて裏道(近道では無い)。虹吹橋を渡り、登り返す。扇山が大きい。百蔵山、斧窪御前山見える。雁が腹摺山は曇の中。山之神神社がある。ため池は小篠ダム建設中で重機がある。林道は雨でグズグズ。10分で鉄骨橋。沢の用意をする。鉄骨橋の下に小滝がある。沢は苔むした岩がゴロゴロしている。堰堤は左右からすぎる。この沢は登山道ぞい。大きな滝や釜がないので、初心者でも安心。セミの声が響く。釜、小滝,ナメ滝。目玉にまとわりつく小虫がうるさい!正午,石仏。この先の右岸側は急峻なので、休憩しない。大岩、苔むした大岩。1時夫婦杉。この先に4段の滝だが、どう見ても3段。谷は荒れて赤テープが新設されている。谷はなおも続くが、道標は穴路峠へ。ここが終了点13:25。昼食と草鞋を脱ぐ。少し荒れた登山道を1時間で鉄骨橋。ダムから鳥沢の町が見える。養福寺。民家の花々鮮やか。つばめが乱舞。しっかりした夏の暑さ。大菩薩連嶺全部見える。甲州街道から三角の滝子山見える。鳥沢の反省会を期待していたが、店が無い。16:00鳥沢駅。16:19発特快東京行き。易しい沢、緑が美しいです。虫除けスプレー必携。
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第4578回 日 留 賀 岳 8月4〜5日 中止
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第4577回 霧ヶ峰 車山 7月28日
一週間ほど前に特急あずさ1号に空席が無いのが分かり、上諏訪からのバスを10:35発に変更することを参加者に伝え実施日も28日に延期する。高尾7:06発で出発し甲府乗換えで上諏訪10:19着。バスは空いていて車山肩11:37着。駐車場には沢山の車が停まっていて観光地だという事を実感する。11:50車山に向かう。涼しさを期待していたが湿度が高く歩き始めると汗が出る。ニッコウキスゲは電気柵の中に僅かに咲き残っている程度。カワラナデシコやハクサンフウロなどを見ながら緩やかな道を登り12:35車山着。山頂には御柱の建つ車山神社が鎮座。気象レーダー観測所の傍には立派なテラスが出来ていて展望を楽しみながら休憩するのに良い場所だ。下界は晴れているが上空には黒い雲があり不安を感じながら13:00まで昼休憩。リフト乗場から左へ階段の歩き難い道を下り、数分登り返して13:20車山乗越。緩やかな起伏の笹原の中の道を登り13:45蝶々深山。緩やかに下り物見岩で小休止。14:20八島湿原に向かって下山開始。ゼブラ山分岐を見て鹿防護柵を抜けるとトイレの有る奥霧小屋跡15:00着。ここからは湿原沿いの木道歩き。木道沿いは花も多く目を楽しませてくれ、所々に花の名前を書いた立札もあって覚えながら歩く。15:30八島湿原バス停着。バスは始発ではないので座ることが出来ず立ったまま上諏訪駅へ。バスは予定より10分ほど遅れて16:32駅到着。特急で帰る1名を除き16:39発小淵沢行に乗るため急いで売店で缶ビールを買ってホームへ。座れた車内で乾杯をして帰途につく。
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山頂の気象レーダーが見えてくる |
山頂にある展望テラス |
イブキジャコウソウ |
物見岩から八島湿原を見る |
八島湿原のヤナギラン |
オカトラノオ |
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第4576回 北アルプス 後立山連峰 白馬岳から五竜岳 7月28〜30日
計画では白馬大池〜白馬岳〜五竜岳の予定であったが、山小屋で荒天の予報を受け縦走を断念、ルートを変更した。
28日 関東甲信地方は梅雨明けしたが、北陸地方は未だ明けず。一抹の不安はあったが予定どおり出発した。長野駅で全員が揃い特急バスで栂池高原へ向かう。天気はまずまずで日もさしている。リフトとロープウエイを乗り継ぎ栂池ヒュッテ着10:55。身支度整え出発。日曜日のせいか登山者は少ない。樹林の中を行くこと1時間で銀嶺水に着いた。昼食とする。傍らには冷たい水が流れている。日差しが強い。再び樹林の中を進むと木道が現れ中の原着。池塘あり、お花あり、ここはまさに天上の楽園だ。写真を撮りながら行くと、右に風吹大池への道が分かれる。これより石畳の急登である。ぐんぐん高度が上がる。やがて雪渓が見えてきた。ルートは真っ直ぐにつけられていてロープが張ってある。上から降りてくる登山者を待ち、我々の番だ。凍っているのでキックステップで慎重に上る。振り返ると先ほど通過した中の原(天狗原)が箱庭のように見える。石畳の道が続くが傾斜は緩くなった。このころより霧が去来する。14:30乗鞍岳着。山荘を前にしてついに雨となった。ケルンのところで雨具を装着する。大池が霧の中に見えた。岩を伝って下るのであるが、雨で濡れているため滑り易い。足を踏み外せば大池に真っ逆さまに落ちるだろう。白馬大池山荘着14:30。受付を済ませ部屋へ。10畳に6人なのでまあゆったりした方だろう。山荘の話では天気は明日の午後から崩れるという。そして明後日は更に悪天になる模様らしい。相談の結果、無理をしないで下山する事に決定した。そんな訳で、取り敢えず食堂で乾杯。そのうち小蓮華山方面から登山者が続々と降りてくる。話を聞くと雨と強風で歩くのもやっとだったという。明日の天候を祈りつつ20:00就寝。
29日 好天であるが、もって午前中という予報だ。朝食後空身で少し上の方まで歩く。チングルマ、ハクサンイチゲ、イワカガミ等の花が咲き乱れている。花の写真を撮りながら行くと平坦な場所に出た。雪倉、朝日が間近に迫る。南東には八ヶ岳連山が見えた。この辺りは雪渓は消えているが花は多い。だが、風が強い。山荘に戻り記念写真を撮ったあと下山にかかる。残念ながら縦走は中止、蓮華温泉に下る。お花畑を過ぎると石畳の道だ。天狗の庭で小休止。ここまで下ってもかなりの強風である。稜線では相当の風と思われる。木々の間に雪倉、朝日がしっかり見えている。樹林帯の急下降が終わると蓮華温泉である。10:45着。受付を済ませ2階の部屋へ。今日もゆったりとくつろげそうだ。食堂で乾杯後軽い昼食とする。その後内風呂へ。そして露天風呂へと向かう。まだ昼前なのになんと贅沢なことか。露天風呂から見る朝日岳は山頂付近に曇がかかり始めたようである。夕食のころになって辺りはガスに包まれ視界はなし。やがて雨となった。
30日 やはり下山して良かった。土砂降りである。朝風呂に入ったあと8:15のバスで平岩まで。車窓から雨飾山が垣間見えた。昨年もそうであったが、下る途中サルの親子に遭遇した。平岩から何十年ぶりかの大糸線に揺られ南小谷経由で白馬まで。先ほどまで止んでいた雨が降り出した。それも大雨。特急バスで長野駅に向かうも雨は止みそうもない。駅ビルのレストランでランチを済ませ帰京の途につく。今回の山行は悪天のため途中で下山と相成ったが、山は逃げぬ。いつの日か訪れる事があろう。
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雲は多いが天気はもちそう |
白馬大池と八ヶ岳連峰 |
白馬大池山荘のテン場 |
中央は雪倉岳 |
コマクサ |
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チングルマ |
お花を見て山荘へ戻る |
雪倉岳と朝日岳 |
天狗の庭で小休止。風が強い |
天狗の庭からの雪倉と朝日岳 |
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第4575回 尾 瀬 7月20〜21日 「アルバム」に写真掲載
20日 梅雨が明けきらず不安定な天気予報の中出発。上毛高原からのバスは満席。戸倉で乗り換えて鳩待峠に向かう間に雨が降り始める。雨支度をして11:08尾瀬ヶ原への下りにかかるが幸いその後暫く雨には遭わずにすんだ。ちょうど1時間で山ノ鼻着。夏休みに入って子供たちで大賑わい。研究見本園をひと回りする。熊の出没で奥は立入禁止になっていたが、ノアザミ、コバギボウシ、ミズチドリ、コオニユリ、トモエソウ、オニシモツケなど多彩な花が見られた。13:06尾瀬ヶ原へ。時々青空ものぞくが総じて曇りがちで燧、至仏とも雲の中。三又から左にヨッピ橋方面に歩を進めると少し強い雨になったので傘やレインウェアを出すがすぐ上がる。下ノ大堀川橋を渡って樹林を抜けると湿原がニッコウキスゲの群落に彩られていて歓声が上がる。柵の設置等のシカ対策がやっと実って復活したようだが、ここ以外では大群落は見られなかった。ヨッピ橋の手前の池塘の脇で休憩。青空が広がってくる。今年はここまでの間、意外に早いヒツジグサの開花にも驚かされた。温暖化の影響か?それでも足元にはトキソウ、サワラン、カキランなどの小さいが美しい花も多く見られた。今回のこの時期の原の主役はキンコウカだった。東電小屋で最後の休憩を取って只見川を渡ると、ようやく燧と至仏が全貌を見せてくれた。下田代十字路の燧小屋には15:55に到着。部屋に荷物を置いて小屋の外で生ビールで乾杯。日暮れまできれいな青空が広がっていた。
21日 早朝の晴天が少し曇りがちになる中、6:48空身で尾瀬ヶ原の散策に出かけ、竜宮まで往復する。沼尻川と六兵衛堀ではイワナウォッチング。燧小屋に戻り8:43尾瀬沼への登りにかかる。雲が多くなりやがて小雨。とにかくよく変わる天気だ。途中一度休憩を入れ、白砂湿原を経て10:36沼尻着。休憩所は再建されたがまだ売店営業はしていない。小憩後尾瀬沼北岸の道を辿る。浅湖湿原で再び雨になるが、大江湿原に出るころにはほぼ上がる。ここではオタカラコウが花盛りだったが、かつての様なニッコウキスゲの大群落は見られず、一部に固まって咲いているだけだった。長蔵小屋の休憩所で昼食休憩を取る頃はすっかり青空になり日差しが暑い。12:07出発。三平下への道を辿る頃には燧ケ岳も姿を現し、遠く景鶴山も展望できた。12:29三平下。そこから20分ほど最後の登りを頑張って三平峠。あとは急坂を下り続け、三平の岩清水で喉を潤しながら休憩。ほぼ予定通り13:58に一ノ瀬に下山した。シャトルはどんどん増発が出て、14:35大清水着。15:00のバスで沼田へ。バスは戸倉で満席となった。沼田到着後6人で駅前のそば屋で反省会。18:02の上越線各停で帰路についた。諸事値上がりの折、今回は関越交通バス、鳩待峠行きと一ノ瀬からのシャトルバスのいずれも結構な値上がり幅だった。
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第4574回 御 荷 鉾 山 7月14日 中止
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第4573回 大蔵高丸 〜 大谷ヶ丸 7月7日
6日は大気不安定との予報で順延を決めてタクシーを予約するが、希望していた時間の予約が無理で10:30なら2台OKということで急遽出発時間を遅らせる。高尾9:17発甲府行きに変更し甲斐大和10:25着。到着前にジャンボタクシーが用意できたとタクシー会社から連絡が入りジャンボタクシーで湯ノ沢峠へ。11:05湯ノ沢峠着(8,280円/台)。トイレを済ませ11:15出発。尾根に出ると展望が開けノイバラの花が出迎えてくれた。数ヵ所の害獣除けゲートを抜け大蔵高丸12:00着。美しい富士山をバックに集合写真を撮ってから思い思いの場所で12:25まで昼休憩。快晴で南アルプス、八ヶ岳まで良く見える。時期が早いのか、花の種類が少なく感じるが色鮮やかなシモツケの花が盛りだった。13:00ハマイバ丸着。日陰で小休止。急坂を下って登り返すと13:37天下石。そこから約100mの下りで米背負峠13:54着。出発時間を遅くしたためコースを短縮し峠から下山。沢沿いの道を下り14:45林道に出る。1時間ほど歩くとトンネル手前に日川溪谷レジャーセンターへの分岐がありここから下る。あまり歩かれていない道のようで狭い所もあるが10分程で古い林道に出て沢沿いに下ると16:09車道に出る。車道を左へ数分行き16:14日川渓谷レジャーセンター前バス停着。遅れてきたバスで甲斐大和駅に出て、16:42発高尾行きに乗り帰京する。
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大蔵高丸の山頂 |
色が綺麗なノアザミ |
可憐なノイバラの花 |
天下石(由来は不明) |
趣きある静かな米背負峠 |
峠から沢沿いの道を下る |
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第4572回 竜 門 峡 と 古 部 山 6月29日
前日に大雨、予定の竜門峡巡りはカット。甲斐大和駅のバスは増発。9:30竜門の滝入口。我々だけ。7人でスマホ5台。橋を渡り、右に上がると林道。案内板の裏から山に入る。道は無い。高度を上げると大鹿山見える。大谷ヶ丸は曇の中。辛いのぼり、岩場の松の幼木がうるさい。公園のような木の階段あり。?のように厳しいロープの登り。石の祠と水野田山分岐。ここが大天狗。セミの鳴き声響く竜門山。古部峠はこの辺りだけおだやか。古部山で昼食。美しい緑に覆われている。植林帯の下り坂。赤ペンキ塗装の境界見出標13番を右折する。10分間ロスト。東大志戸山、西大志戸山、徳並山と縦走路。残念ながら樹林で展望が無い。予定では直接甲斐大和へ下るはずだったが、ネットが急峻で下降には向かないとあった。調べる程に悪い。岩場を少し下りたが無理しない事にした。勝沼尾根は長い。途中に一本エスケープルートがあるのでたどる事にする。徳並山から急峻な下り。ピーク2つ目の境界見出標352。南の尾根に入る。平坦でおだやか。中央高速道路が見えだすと道をロスト。スマホの情報が該当しない。疲れてくると混乱する。廃屋にでる。踏み跡をたどると工事車両がある。よくこんな所に上がってきたものだ。グズグズの道。じきに林道になった。木製の堰堤あり。中央高速道路が間近に見える。動物よけのフェンスを抜けると鉄路ぞい。甲斐大和駅まで7分。甲斐大和17:43着。駅前に反省会の場は無い。バリエーションルートでありながら、一般向きとした事が申し訳ありませんでした。お疲れ様でした。
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第4571回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 6月22〜23日 中止
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第4570回 金 時 山 6月15日
新松田からのバスを終点の地蔵堂で下車9:22着。足柄古道を夕日の滝に向かう。途中で、獲ったばかりの猪の皮が干してあった。夕日の滝へは登山道から分かれて5分程の処だ。あまり期待していなかったが落ち口から滝壺まで一気に落下する様は見応えがある。分岐に戻り上流に向かう。東屋のすぐ先が金太郎分岐で小さな沢を飛び石伝いに渉る。しばらくは沢沿いの道を辿るが沢の音と小鳥の囀りが心地よい。木の根が出て歩き難い急登が終わり尾根筋に上がって一息入れる。笹の目立つ尾根筋の樹間から富士山の頭が覗いていた。猪鼻砦跡12:10着。笹と姫空木を前景に額縁に入れたような富士の眺めが展開していた。ここへは足柄峠方面からの幅の広い道が上がってきて新柴分岐近くまで続いていた。猪鼻神社の扁額が掛かる鳥居付近から階段の急登が始まる。アルミ製の手摺の付いた階段と最近整備されたと思われる擬木の階段が連続して山頂まであって息が上がる。金時山13:22着。富士山を始め、愛鷹山や芦ノ湖、大涌谷などのパノラマを楽しむ。猪鼻砦跡では一人しか居なかったが流石は展望の山だけあって数え切れないほどの登山者が登って来ていた。下山は矢倉沢峠への途中から公時神社に降る。公時神社の境内は金時山頂の喧騒が嘘のように森閑としていた。仙石バス停15:47着。数分後に来たバスで小田原に出た。
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地蔵堂 |
夕日の滝 |
小さな沢を渡渉 |
猪鼻砦跡に着き昼休憩 |
登山者で賑わう金時山山頂 |
つっかえ棒?金時宿り石 |
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第4569回 八ヶ岳 権 現 岳 6月9〜10日
9日小淵沢駅より予約しておいたタクシー(4100円/台)で観音平まで入る。身支度を整え登山開始。天気は高曇りで先ず先ずであろうか。新緑の中を行く。我々だけなので静かで気持ちが良い。雲海展望台で小休止。展望台と言っても樹木が育ち見晴らしはない。先着の団体が20名くらい休んでいた。ヤマツツジの赤が緑に映えている。押手川分岐で昼食とする。時折日もさす。この辺りは編笠山の原生林で大木が多い。付近はシャクナゲも多く見られた。右は青年小屋に直接行く道で編笠山は左である。ここからは急登となる。ゆっくりと歩を進める。13:40小休止。見上げればパラパラと落ちてくる。ついに降ってきたか。雨具を装着。最後の急登を頑張り、編笠山着14:30。登山者が5、6人いたが、辺りはガスに包まれ視界ゼロ。おまけに雨脚も強まる。かなり寒い。写真を撮り早々に下る。大きな石畳が見えてくると小屋は近い。石は雨で濡れているので滑り易い。慎重に下る。石の隙間にイワカガミが咲いているのだが、じっくり見る余裕がない。青年小屋着15:00。受付を済ませ2階の部屋へ。6畳に3人。なんと贅沢なことか。取り敢えず談話室にてビールで乾杯。部屋にはストーブが焚かれ暖かい。そして夕食。ここの名物、揚げたてのアジフライが食欲をそそる。濡れていた衣類もおおかた乾き部屋に引き揚げる。アルコールが程よくきいて暗くなるころ眠りにつく。
10日明くれば好天、と思いきや雨止まず。この分ではカッパを着ることになるか。だが、朝食を終えたころ雨は止み、窓からは権現岳がバッチリ。外に出てみると太陽が眩しい。霊峰富士も。小屋の前で写真を撮った後、さあ出発だ。雨上がりのひんやりとした空気が身体に快い。20分くらい登ったところで後を振り返ると嫋やかな編笠山が堂々とした姿で望まれた。その右に摩利支天に支えられた甲斐駒ヶ岳、南アの女王、仙丈ケ岳、真っ白の中央アルプスそして御嶽山が大きい。乗鞍、北アも見える。素晴らしい眺望だ。写真を撮るのに忙しい。灌木帯を抜けると周囲が明るくなった。いよいよクサリ場である。これがギボシまで続くのだ。右側はすっぱりと切れ落ちている。慎重に慎重に。ギボシで小休止。眺望は言うまでもない。編笠山の背後に富士山、鳳凰三山、白根三山。眼前には迫力ある岩壁、その後に北八ッの蓼科山が目を引く。足元には可憐な花が咲いている。ハクサンイチゲ、ハリブキ、黄色い花はキバナノコマノツメ。権現小屋を右に見て一投足で赤岳への分岐である。2人の登山者が休んでいた。権現岳は右に行く。山頂は狭くおまけに傾斜があり不安定だ。このころよりガスが出てくる。写真を撮り下りにかかる。数箇所のクサリを通過してぐんぐん下って行くと道も緩やかになった。相変わらずガスの中であるが足元にはハクサンイチゲ、スミレ等の花を見つつ下るので苦にならない。三ッ頭で小休止。この先で観音平への道が分かれる。どんどん下って行くと辺りは若葉から新緑になっていく。カラマツの緑が瑞々しい。1859m地点で昼食とする。大分下ったのか霧の中を抜け、日が差してきて暑いくらいである。遠くに白く光って見えるのは高原野菜のビニールハウスであろう。途中道の脇に木製のベンチが置いてある。腰をかけて前方を見やると正面に富士山が見えるではないか。天の河原(1620m)着13:00。そして登山口着13:15。タクシー(2600円/台)を呼び、パノラマの湯へ。露天風呂からは茅ヶ岳が見えた。さっぱりした後近くのコンビニでビールを買ってきて乾杯。高原列車に揺られ、小淵沢よりあずさで帰京の途に。初日は途中から降られたが、翌日は展望に恵まれた有意義な山行であった。
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第4568回 女 峰 山 6月8〜9日
8日夕方、日光パークロッジに集合、18:00にレンタカーを借りて、宿で夕食。宿は東武日光駅前のビジネスホテルで2段ベッドが14床ある。外人が何人かいて、不思議なムードがただよう。7時すぎにはベッドに入る。
9日午前2:30に起床。レンタカーで霧降高原ハウスの駐車場に停めたが、車のランプが消えない。大丈夫という若者の言葉を信じて3:30登山スタート。1445段の階段を登る。若い人達が駆け上がって行く。展望台で日の出見るためだ。小丸山に4:15。だんだん明るくなってきた。風は結構強い。中側の道を選んで歩く。赤薙山5:32。下って奥社跡6:45。コースタイム通り15分遅れ。このころから足が重く休みながら歩く。朝飯が少なくシャリバテの状態。ここからは少しなだらになる。独標7:55着。あともう少しと思うと、足も軽い。水場過ぎ、細尾根を慎重にすぎ、女峰山9:47着。雲海を下に記念写真。10:17に下山開始。もと来た道を戻るのだが、下りだからといって安心はできない。アップダウンの繰り返しで、意外と時間がかかった。赤薙山13:57で少し雨が落ちてきた。周りは霧でまさに霧降。小丸山を過ぎると本降りでカッパを着る。雨で道が滑る。疲れあり何度も転んだ。なんとか長い階段を降りて、15:31高原ハウスにたどり着く。途中温泉に入り東武日光駅で列車待ちの間に反省会、普通列車組と特急組に別れて帰京。ところが東武浅草線が人身事故で2時間以上停滞したので、帰宅はかなり遅れた。
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第4567回 奥日光 高 山 6月1日
JR日光駅から9:42発の湯元温泉行バスに全員座って乗車。東武日光駅から乗ると座るのは難しい。10:50に滝上のバス停に着き11:00から湯川の橋を渡って歩き出す。高山は中禅寺湖の北側にあり、湯川はこの高山の東を竜頭の滝になって下り落ちて菖蒲ヶ浜から中禅寺湖に流れている。バス停から西に向かう山を巻くなだらかで快適な歩きを20分程歩き、一休みして急坂に備え服装を調整する。それほど長くはない急坂を歩いて稜線に着く。話しながら歩けるペースで立休みして花を愛でながら12:25高山山頂に到着。ちょうど登ってきたグループにお互いさまで記念写真をお願いする。風はあまりないが湿度が低くじっとしていると上着が欲しいくらい寒さを感じる。鳥のさえずりが聞こえ、新緑が目に沁み自分の新緑時代(青春時代)を想う。12:55下山開始。つづら折りの急坂を下り、熊窪分岐13:30を経て少し降れば新緑の美しい広い快適な道が続く。帰りのバスに間に合わすため少し速足で歩き13:50に湖畔の熊窪に到着。山なのに砂浜のような白い砂と水面が少し不思議だ。アップダウンが多い湖畔の道を歩き菖蒲が浜の近くを通って竜頭の滝のバス停に14:50に着く。急いでトイレを済ませて15:11発の日光駅行きに乗車する。(バスは5分程遅れて来た)天候に恵まれ歩行時間もほどほどで楽しい山行だった。二人が途中下車して「やしおの湯」で汗を流して反省会。残りメンバーの一部は別の場所で遅くまで反省会をしたらしい。
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