ハイキングと登山の仲間たち-山旅会/山行記録
山 行 記 録
第4583回 棒 ノ 折 山 9月7日 次号報告
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第4582回 奥日光 金精山・白根山 9月1〜2日 中止
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第4581回 石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山 8月31日 中止
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第4580回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 8月24〜25日
猛暑、台風の多発、高確率の発雷など全く安心できない天気予報に悩んだが、参加者の意向を確認した上で取り敢えず出発。東武鬼怒川温泉駅で集合し、10:15発の女夫渕行のバスに乗る。バスはマイクロでほぼ満席。12:08終点から歩き始める。林道から急な登りで小尾根を乗り越し、鬼怒川本流を長い吊橋で渡る。曇り空から雷鳴も聞こえ始めたので橋の所で昼食。間もなく雨が降り始める。道は多少のアップダウンはあるが緩やかに鬼怒川沿いを辿る。八丁の湯手前で雨脚が強まり、雷鳴も大きくなってきたのでしばし雨宿り。一度至近に落雷。25分ほどして雨も弱まったタイミングを見計らって出発。鬼怒川は赤濁りの激流と化していた。15分ほどで日光沢温泉に到着。この日は夜に入っても雷鳴が続いた。露天風呂などを楽しんで早めに就寝。
25日。早朝に起きて天気予報を確認。7〜9時頃から雨で夕方まで降り続くというので、今日の山行は断念。降雨が続いていたので、荒れて渡渉もある当初予定の大清水へのコースは無理と判断していたが、鬼怒沼山もヤブ山なのでまたの機会にとし、9時過ぎ昨日来た道を引き返す。皮肉なことに結局雨は女夫渕まで降ることはなく、青空さえのぞく。しかし、鬼怒川源流方面の山はガスが流れ、不穏な雲の色になっていたので、局所的な晴天だったのかも知れない。前日はほぼ終始雨で楽しめなかった渓谷道をコザ池沢の滝、カッタテの滝などに道草しながらのんびりと下り、12:45のバスで鬼怒川温泉駅に戻る。駅前の食堂で反省会ならぬ残念会(?)をして、特急、各停等に分かれて帰路についた。3度目の正直を期待して、また計画したい。
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女夫渕行の小型バス |
雷雨で濁流と化した鬼怒川 |
日光沢温泉を後に。なぜか青空 |
キオンの群落 |
鬼怒川本流にかかるカッタテの滝 |
鬼怒川温泉駅に来たSL「大樹」号 |
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第4579回 小篠沢 沢登り 8月10日
人気のある倉岳山のふもとにある小篠沢。前回はコロナで中止。直前に大雨や地震で交通が少し心配。予想に反して中央線は空いていた。鳥沢集合は8:38。倉岳山が見える。もう猛暑。鉄路をくぐり抜けて裏道(近道では無い)。虹吹橋を渡り、登り返す。扇山が大きい。百蔵山、斧窪御前山見える。雁が腹摺山は曇の中。山之神神社がある。ため池は小篠ダム建設中で重機がある。林道は雨でグズグズ。10分で鉄骨橋。沢の用意をする。鉄骨橋の下に小滝がある。沢は苔むした岩がゴロゴロしている。堰堤は左右からすぎる。この沢は登山道ぞい。大きな滝や釜がないので、初心者でも安心。セミの声が響く。釜、小滝,ナメ滝。目玉にまとわりつく小虫がうるさい!正午,石仏。この先の右岸側は急峻なので、休憩しない。大岩、苔むした大岩。1時夫婦杉。この先に4段の滝だが、どう見ても3段。谷は荒れて赤テープが新設されている。谷はなおも続くが、道標は穴路峠へ。ここが終了点13:25。昼食と草鞋を脱ぐ。少し荒れた登山道を1時間で鉄骨橋。ダムから鳥沢の町が見える。養福寺。民家の花々鮮やか。つばめが乱舞。しっかりした夏の暑さ。大菩薩連嶺全部見える。甲州街道から三角の滝子山見える。鳥沢の反省会を期待していたが、店が無い。16:00鳥沢駅。16:19発特快東京行き。易しい沢、緑が美しいです。虫除けスプレー必携。
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第4578回 日 留 賀 岳 8月4〜5日 中止
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第4577回 霧ヶ峰 車山 7月28日
一週間ほど前に特急あずさ1号に空席が無いのが分かり、上諏訪からのバスを10:35発に変更することを参加者に伝え実施日も28日に延期する。高尾7:06発で出発し甲府乗換えで上諏訪10:19着。バスは空いていて車山肩11:37着。駐車場には沢山の車が停まっていて観光地だという事を実感する。11:50車山に向かう。涼しさを期待していたが湿度が高く歩き始めると汗が出る。ニッコウキスゲは電気柵の中に僅かに咲き残っている程度。カワラナデシコやハクサンフウロなどを見ながら緩やかな道を登り12:35車山着。山頂には御柱の建つ車山神社が鎮座。気象レーダー観測所の傍には立派なテラスが出来ていて展望を楽しみながら休憩するのに良い場所だ。下界は晴れているが上空には黒い雲があり不安を感じながら13:00まで昼休憩。リフト乗場から左へ階段の歩き難い道を下り、数分登り返して13:20車山乗越。緩やかな起伏の笹原の中の道を登り13:45蝶々深山。緩やかに下り物見岩で小休止。14:20八島湿原に向かって下山開始。ゼブラ山分岐を見て鹿防護柵を抜けるとトイレの有る奥霧小屋跡15:00着。ここからは湿原沿いの木道歩き。木道沿いは花も多く目を楽しませてくれ、所々に花の名前を書いた立札もあって覚えながら歩く。15:30八島湿原バス停着。バスは始発ではないので座ることが出来ず立ったまま上諏訪駅へ。バスは予定より10分ほど遅れて16:32駅到着。特急で帰る1名を除き16:39発小淵沢行に乗るため急いで売店で缶ビールを買ってホームへ。座れた車内で乾杯をして帰途につく。
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山頂の気象レーダーが見えてくる |
山頂にある展望テラス |
イブキジャコウソウ |
物見岩から八島湿原を見る |
八島湿原のヤナギラン |
オカトラノオ |
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第4576回 北アルプス 後立山連峰 白馬岳から五竜岳 7月28〜30日
計画では白馬大池〜白馬岳〜五竜岳の予定であったが、山小屋で荒天の予報を受け縦走を断念、ルートを変更した。
28日 関東甲信地方は梅雨明けしたが、北陸地方は未だ明けず。一抹の不安はあったが予定どおり出発した。長野駅で全員が揃い特急バスで栂池高原へ向かう。天気はまずまずで日もさしている。リフトとロープウエイを乗り継ぎ栂池ヒュッテ着10:55。身支度整え出発。日曜日のせいか登山者は少ない。樹林の中を行くこと1時間で銀嶺水に着いた。昼食とする。傍らには冷たい水が流れている。日差しが強い。再び樹林の中を進むと木道が現れ中の原着。池塘あり、お花あり、ここはまさに天上の楽園だ。写真を撮りながら行くと、右に風吹大池への道が分かれる。これより石畳の急登である。ぐんぐん高度が上がる。やがて雪渓が見えてきた。ルートは真っ直ぐにつけられていてロープが張ってある。上から降りてくる登山者を待ち、我々の番だ。凍っているのでキックステップで慎重に上る。振り返ると先ほど通過した中の原(天狗原)が箱庭のように見える。石畳の道が続くが傾斜は緩くなった。このころより霧が去来する。14:30乗鞍岳着。山荘を前にしてついに雨となった。ケルンのところで雨具を装着する。大池が霧の中に見えた。岩を伝って下るのであるが、雨で濡れているため滑り易い。足を踏み外せば大池に真っ逆さまに落ちるだろう。白馬大池山荘着14:30。受付を済ませ部屋へ。10畳に6人なのでまあゆったりした方だろう。山荘の話では天気は明日の午後から崩れるという。そして明後日は更に悪天になる模様らしい。相談の結果、無理をしないで下山する事に決定した。そんな訳で、取り敢えず食堂で乾杯。そのうち小蓮華山方面から登山者が続々と降りてくる。話を聞くと雨と強風で歩くのもやっとだったという。明日の天候を祈りつつ20:00就寝。
29日 好天であるが、もって午前中という予報だ。朝食後空身で少し上の方まで歩く。チングルマ、ハクサンイチゲ、イワカガミ等の花が咲き乱れている。花の写真を撮りながら行くと平坦な場所に出た。雪倉、朝日が間近に迫る。南東には八ヶ岳連山が見えた。この辺りは雪渓は消えているが花は多い。だが、風が強い。山荘に戻り記念写真を撮ったあと下山にかかる。残念ながら縦走は中止、蓮華温泉に下る。お花畑を過ぎると石畳の道だ。天狗の庭で小休止。ここまで下ってもかなりの強風である。稜線では相当の風と思われる。木々の間に雪倉、朝日がしっかり見えている。樹林帯の急下降が終わると蓮華温泉である。10:45着。受付を済ませ2階の部屋へ。今日もゆったりとくつろげそうだ。食堂で乾杯後軽い昼食とする。その後内風呂へ。そして露天風呂へと向かう。まだ昼前なのになんと贅沢なことか。露天風呂から見る朝日岳は山頂付近に曇がかかり始めたようである。夕食のころになって辺りはガスに包まれ視界はなし。やがて雨となった。
30日 やはり下山して良かった。土砂降りである。朝風呂に入ったあと8:15のバスで平岩まで。車窓から雨飾山が垣間見えた。昨年もそうであったが、下る途中サルの親子に遭遇した。平岩から何十年ぶりかの大糸線に揺られ南小谷経由で白馬まで。先ほどまで止んでいた雨が降り出した。それも大雨。特急バスで長野駅に向かうも雨は止みそうもない。駅ビルのレストランでランチを済ませ帰京の途につく。今回の山行は悪天のため途中で下山と相成ったが、山は逃げぬ。いつの日か訪れる事があろう。
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雲は多いが天気はもちそう |
白馬大池と八ヶ岳連峰 |
白馬大池山荘のテン場 |
中央は雪倉岳 |
コマクサ |
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チングルマ |
お花を見て山荘へ戻る |
雪倉岳と朝日岳 |
天狗の庭で小休止。風が強い |
天狗の庭からの雪倉と朝日岳 |
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第4575回 尾 瀬 7月20〜21日 「アルバム」に写真掲載
20日 梅雨が明けきらず不安定な天気予報の中出発。上毛高原からのバスは満席。戸倉で乗り換えて鳩待峠に向かう間に雨が降り始める。雨支度をして11:08尾瀬ヶ原への下りにかかるが幸いその後暫く雨には遭わずにすんだ。ちょうど1時間で山ノ鼻着。夏休みに入って子供たちで大賑わい。研究見本園をひと回りする。熊の出没で奥は立入禁止になっていたが、ノアザミ、コバギボウシ、ミズチドリ、コオニユリ、トモエソウ、オニシモツケなど多彩な花が見られた。13:06尾瀬ヶ原へ。時々青空ものぞくが総じて曇りがちで燧、至仏とも雲の中。三又から左にヨッピ橋方面に歩を進めると少し強い雨になったので傘やレインウェアを出すがすぐ上がる。下ノ大堀川橋を渡って樹林を抜けると湿原がニッコウキスゲの群落に彩られていて歓声が上がる。柵の設置等のシカ対策がやっと実って復活したようだが、ここ以外では大群落は見られなかった。ヨッピ橋の手前の池塘の脇で休憩。青空が広がってくる。今年はここまでの間、意外に早いヒツジグサの開花にも驚かされた。温暖化の影響か?それでも足元にはトキソウ、サワラン、カキランなどの小さいが美しい花も多く見られた。今回のこの時期の原の主役はキンコウカだった。東電小屋で最後の休憩を取って只見川を渡ると、ようやく燧と至仏が全貌を見せてくれた。下田代十字路の燧小屋には15:55に到着。部屋に荷物を置いて小屋の外で生ビールで乾杯。日暮れまできれいな青空が広がっていた。
21日 早朝の晴天が少し曇りがちになる中、6:48空身で尾瀬ヶ原の散策に出かけ、竜宮まで往復する。沼尻川と六兵衛堀ではイワナウォッチング。燧小屋に戻り8:43尾瀬沼への登りにかかる。雲が多くなりやがて小雨。とにかくよく変わる天気だ。途中一度休憩を入れ、白砂湿原を経て10:36沼尻着。休憩所は再建されたがまだ売店営業はしていない。小憩後尾瀬沼北岸の道を辿る。浅湖湿原で再び雨になるが、大江湿原に出るころにはほぼ上がる。ここではオタカラコウが花盛りだったが、かつての様なニッコウキスゲの大群落は見られず、一部に固まって咲いているだけだった。長蔵小屋の休憩所で昼食休憩を取る頃はすっかり青空になり日差しが暑い。12:07出発。三平下への道を辿る頃には燧ケ岳も姿を現し、遠く景鶴山も展望できた。12:29三平下。そこから20分ほど最後の登りを頑張って三平峠。あとは急坂を下り続け、三平の岩清水で喉を潤しながら休憩。ほぼ予定通り13:58に一ノ瀬に下山した。シャトルはどんどん増発が出て、14:35大清水着。15:00のバスで沼田へ。バスは戸倉で満席となった。沼田到着後6人で駅前のそば屋で反省会。18:02の上越線各停で帰路についた。諸事値上がりの折、今回は関越交通バス、鳩待峠行きと一ノ瀬からのシャトルバスのいずれも結構な値上がり幅だった。
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第4574回 御 荷 鉾 山 7月14日 中止
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第4573回 大蔵高丸 〜 大谷ヶ丸 7月7日
6日は大気不安定との予報で順延を決めてタクシーを予約するが、希望していた時間の予約が無理で10:30なら2台OKということで急遽出発時間を遅らせる。高尾9:17発甲府行きに変更し甲斐大和10:25着。到着前にジャンボタクシーが用意できたとタクシー会社から連絡が入りジャンボタクシーで湯ノ沢峠へ。11:05湯ノ沢峠着(8,280円/台)。トイレを済ませ11:15出発。尾根に出ると展望が開けノイバラの花が出迎えてくれた。数ヵ所の害獣除けゲートを抜け大蔵高丸12:00着。美しい富士山をバックに集合写真を撮ってから思い思いの場所で12:25まで昼休憩。快晴で南アルプス、八ヶ岳まで良く見える。時期が早いのか、花の種類が少なく感じるが色鮮やかなシモツケの花が盛りだった。13:00ハマイバ丸着。日陰で小休止。急坂を下って登り返すと13:37天下石。そこから約100mの下りで米背負峠13:54着。出発時間を遅くしたためコースを短縮し峠から下山。沢沿いの道を下り14:45林道に出る。1時間ほど歩くとトンネル手前に日川溪谷レジャーセンターへの分岐がありここから下る。あまり歩かれていない道のようで狭い所もあるが10分程で古い林道に出て沢沿いに下ると16:09車道に出る。車道を左へ数分行き16:14日川渓谷レジャーセンター前バス停着。遅れてきたバスで甲斐大和駅に出て、16:42発高尾行きに乗り帰京する。
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大蔵高丸の山頂 |
色が綺麗なノアザミ |
可憐なノイバラの花 |
天下石(由来は不明) |
趣きある静かな米背負峠 |
峠から沢沿いの道を下る |
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第4572回 竜 門 峡 と 古 部 山 6月29日
前日に大雨、予定の竜門峡巡りはカット。甲斐大和駅のバスは増発。9:30竜門の滝入口。我々だけ。7人でスマホ5台。橋を渡り、右に上がると林道。案内板の裏から山に入る。道は無い。高度を上げると大鹿山見える。大谷ヶ丸は曇の中。辛いのぼり、岩場の松の幼木がうるさい。公園のような木の階段あり。?のように厳しいロープの登り。石の祠と水野田山分岐。ここが大天狗。セミの鳴き声響く竜門山。古部峠はこの辺りだけおだやか。古部山で昼食。美しい緑に覆われている。植林帯の下り坂。赤ペンキ塗装の境界見出標13番を右折する。10分間ロスト。東大志戸山、西大志戸山、徳並山と縦走路。残念ながら樹林で展望が無い。予定では直接甲斐大和へ下るはずだったが、ネットが急峻で下降には向かないとあった。調べる程に悪い。岩場を少し下りたが無理しない事にした。勝沼尾根は長い。途中に一本エスケープルートがあるのでたどる事にする。徳並山から急峻な下り。ピーク2つ目の境界見出標352。南の尾根に入る。平坦でおだやか。中央高速道路が見えだすと道をロスト。スマホの情報が該当しない。疲れてくると混乱する。廃屋にでる。踏み跡をたどると工事車両がある。よくこんな所に上がってきたものだ。グズグズの道。じきに林道になった。木製の堰堤あり。中央高速道路が間近に見える。動物よけのフェンスを抜けると鉄路ぞい。甲斐大和駅まで7分。甲斐大和17:43着。駅前に反省会の場は無い。バリエーションルートでありながら、一般向きとした事が申し訳ありませんでした。お疲れ様でした。
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第4571回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 6月22〜23日 中止
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第4570回 金 時 山 6月15日
新松田からのバスを終点の地蔵堂で下車9:22着。足柄古道を夕日の滝に向かう。途中で、獲ったばかりの猪の皮が干してあった。夕日の滝へは登山道から分かれて5分程の処だ。あまり期待していなかったが落ち口から滝壺まで一気に落下する様は見応えがある。分岐に戻り上流に向かう。東屋のすぐ先が金太郎分岐で小さな沢を飛び石伝いに渉る。しばらくは沢沿いの道を辿るが沢の音と小鳥の囀りが心地よい。木の根が出て歩き難い急登が終わり尾根筋に上がって一息入れる。笹の目立つ尾根筋の樹間から富士山の頭が覗いていた。猪鼻砦跡12:10着。笹と姫空木を前景に額縁に入れたような富士の眺めが展開していた。ここへは足柄峠方面からの幅の広い道が上がってきて新柴分岐近くまで続いていた。猪鼻神社の扁額が掛かる鳥居付近から階段の急登が始まる。アルミ製の手摺の付いた階段と最近整備されたと思われる擬木の階段が連続して山頂まであって息が上がる。金時山13:22着。富士山を始め、愛鷹山や芦ノ湖、大涌谷などのパノラマを楽しむ。猪鼻砦跡では一人しか居なかったが流石は展望の山だけあって数え切れないほどの登山者が登って来ていた。下山は矢倉沢峠への途中から公時神社に降る。公時神社の境内は金時山頂の喧騒が嘘のように森閑としていた。仙石バス停15:47着。数分後に来たバスで小田原に出た。
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地蔵堂 |
夕日の滝 |
小さな沢を渡渉 |
猪鼻砦跡に着き昼休憩 |
登山者で賑わう金時山山頂 |
つっかえ棒?金時宿り石 |
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第4569回 八ヶ岳 権 現 岳 6月9〜10日
9日小淵沢駅より予約しておいたタクシー(4100円/台)で観音平まで入る。身支度を整え登山開始。天気は高曇りで先ず先ずであろうか。新緑の中を行く。我々だけなので静かで気持ちが良い。雲海展望台で小休止。展望台と言っても樹木が育ち見晴らしはない。先着の団体が20名くらい休んでいた。ヤマツツジの赤が緑に映えている。押手川分岐で昼食とする。時折日もさす。この辺りは編笠山の原生林で大木が多い。付近はシャクナゲも多く見られた。右は青年小屋に直接行く道で編笠山は左である。ここからは急登となる。ゆっくりと歩を進める。13:40小休止。見上げればパラパラと落ちてくる。ついに降ってきたか。雨具を装着。最後の急登を頑張り、編笠山着14:30。登山者が5、6人いたが、辺りはガスに包まれ視界ゼロ。おまけに雨脚も強まる。かなり寒い。写真を撮り早々に下る。大きな石畳が見えてくると小屋は近い。石は雨で濡れているので滑り易い。慎重に下る。石の隙間にイワカガミが咲いているのだが、じっくり見る余裕がない。青年小屋着15:00。受付を済ませ2階の部屋へ。6畳に3人。なんと贅沢なことか。取り敢えず談話室にてビールで乾杯。部屋にはストーブが焚かれ暖かい。そして夕食。ここの名物、揚げたてのアジフライが食欲をそそる。濡れていた衣類もおおかた乾き部屋に引き揚げる。アルコールが程よくきいて暗くなるころ眠りにつく。
10日明くれば好天、と思いきや雨止まず。この分ではカッパを着ることになるか。だが、朝食を終えたころ雨は止み、窓からは権現岳がバッチリ。外に出てみると太陽が眩しい。霊峰富士も。小屋の前で写真を撮った後、さあ出発だ。雨上がりのひんやりとした空気が身体に快い。20分くらい登ったところで後を振り返ると嫋やかな編笠山が堂々とした姿で望まれた。その右に摩利支天に支えられた甲斐駒ヶ岳、南アの女王、仙丈ケ岳、真っ白の中央アルプスそして御嶽山が大きい。乗鞍、北アも見える。素晴らしい眺望だ。写真を撮るのに忙しい。灌木帯を抜けると周囲が明るくなった。いよいよクサリ場である。これがギボシまで続くのだ。右側はすっぱりと切れ落ちている。慎重に慎重に。ギボシで小休止。眺望は言うまでもない。編笠山の背後に富士山、鳳凰三山、白根三山。眼前には迫力ある岩壁、その後に北八ッの蓼科山が目を引く。足元には可憐な花が咲いている。ハクサンイチゲ、ハリブキ、黄色い花はキバナノコマノツメ。権現小屋を右に見て一投足で赤岳への分岐である。2人の登山者が休んでいた。権現岳は右に行く。山頂は狭くおまけに傾斜があり不安定だ。このころよりガスが出てくる。写真を撮り下りにかかる。数箇所のクサリを通過してぐんぐん下って行くと道も緩やかになった。相変わらずガスの中であるが足元にはハクサンイチゲ、スミレ等の花を見つつ下るので苦にならない。三ッ頭で小休止。この先で観音平への道が分かれる。どんどん下って行くと辺りは若葉から新緑になっていく。カラマツの緑が瑞々しい。1859m地点で昼食とする。大分下ったのか霧の中を抜け、日が差してきて暑いくらいである。遠くに白く光って見えるのは高原野菜のビニールハウスであろう。途中道の脇に木製のベンチが置いてある。腰をかけて前方を見やると正面に富士山が見えるではないか。天の河原(1620m)着13:00。そして登山口着13:15。タクシー(2600円/台)を呼び、パノラマの湯へ。露天風呂からは茅ヶ岳が見えた。さっぱりした後近くのコンビニでビールを買ってきて乾杯。高原列車に揺られ、小淵沢よりあずさで帰京の途に。初日は途中から降られたが、翌日は展望に恵まれた有意義な山行であった。
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第4568回 女 峰 山 6月8〜9日
8日夕方、日光パークロッジに集合、18:00にレンタカーを借りて、宿で夕食。宿は東武日光駅前のビジネスホテルで2段ベッドが14床ある。外人が何人かいて、不思議なムードがただよう。7時すぎにはベッドに入る。
9日午前2:30に起床。レンタカーで霧降高原ハウスの駐車場に停めたが、車のランプが消えない。大丈夫という若者の言葉を信じて3:30登山スタート。1445段の階段を登る。若い人達が駆け上がって行く。展望台で日の出見るためだ。小丸山に4:15。だんだん明るくなってきた。風は結構強い。中側の道を選んで歩く。赤薙山5:32。下って奥社跡6:45。コースタイム通り15分遅れ。このころから足が重く休みながら歩く。朝飯が少なくシャリバテの状態。ここからは少しなだらになる。独標7:55着。あともう少しと思うと、足も軽い。水場過ぎ、細尾根を慎重にすぎ、女峰山9:47着。雲海を下に記念写真。10:17に下山開始。もと来た道を戻るのだが、下りだからといって安心はできない。アップダウンの繰り返しで、意外と時間がかかった。赤薙山13:57で少し雨が落ちてきた。周りは霧でまさに霧降。小丸山を過ぎると本降りでカッパを着る。雨で道が滑る。疲れあり何度も転んだ。なんとか長い階段を降りて、15:31高原ハウスにたどり着く。途中温泉に入り東武日光駅で列車待ちの間に反省会、普通列車組と特急組に別れて帰京。ところが東武浅草線が人身事故で2時間以上停滞したので、帰宅はかなり遅れた。
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第4567回 奥日光 高 山 6月1日
JR日光駅から9:42発の湯元温泉行バスに全員座って乗車。東武日光駅から乗ると座るのは難しい。10:50に滝上のバス停に着き11:00から湯川の橋を渡って歩き出す。高山は中禅寺湖の北側にあり、湯川はこの高山の東を竜頭の滝になって下り落ちて菖蒲ヶ浜から中禅寺湖に流れている。バス停から西に向かう山を巻くなだらかで快適な歩きを20分程歩き、一休みして急坂に備え服装を調整する。それほど長くはない急坂を歩いて稜線に着く。話しながら歩けるペースで立休みして花を愛でながら12:25高山山頂に到着。ちょうど登ってきたグループにお互いさまで記念写真をお願いする。風はあまりないが湿度が低くじっとしていると上着が欲しいくらい寒さを感じる。鳥のさえずりが聞こえ、新緑が目に沁み自分の新緑時代(青春時代)を想う。12:55下山開始。つづら折りの急坂を下り、熊窪分岐13:30を経て少し降れば新緑の美しい広い快適な道が続く。帰りのバスに間に合わすため少し速足で歩き13:50に湖畔の熊窪に到着。山なのに砂浜のような白い砂と水面が少し不思議だ。アップダウンが多い湖畔の道を歩き菖蒲が浜の近くを通って竜頭の滝のバス停に14:50に着く。急いでトイレを済ませて15:11発の日光駅行きに乗車する。(バスは5分程遅れて来た)天候に恵まれ歩行時間もほどほどで楽しい山行だった。二人が途中下車して「やしおの湯」で汗を流して反省会。残りメンバーの一部は別の場所で遅くまで反省会をしたらしい。
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第4566回 大菩薩 牛 の 寝 通 り 5月25日
高尾7:06発で出発し甲斐大和7:44着。下車後、急いでバス停に行くが既に並んでいる人がいる。バスは2台停車中。乗車時にバス会社の人が途中下車する人はバスの前方席に座るよう案内していて私達は2台目に乗る。2台とも補助席を使っても満席で座れない人もいるほどの混雑状況。10分遅れて出発、小屋平には15分遅れの9:00着。熊出没注意の看板があり熊鈴を着けて9:10出発。約20分の急登で林道に出る。林道を右へ2〜3分行くと石丸峠への分岐。林道から僅かに登ると緩やかな道になり山腹を巻くように進む。30分ほど行き尾根を回りこむと笹原が現れ一気に展望が開け、眼下に大菩薩湖が見える。雲が多く残念ながら周囲の山々の眺望は無い。10:25笹原の石丸峠着。いつ来ても気持ち良い場所だ。10:40分岐から牛の寝通りへ。咲き残っているミツバツツジやヤマツツジを見て下って行き三角点のある榧ノ尾山着。12;05〜12;25まで昼休憩。展望も無く単調な道が続き大ダワ13:45着。大マテイ山へ向かい14:05山頂着。集合写真を撮り山沢入りのヌタへ下って栃の巨樹へ。緑に囲まれた巨樹は近くにいって大きさに圧倒される。人物を入れて写真を撮り14:55下山。山腹を巻く細い道が続き慎重に下る。15:30沢の合流点に出て木橋で沢を渡るとワサビ田跡。沢を二度渡り返して15:45ワサビ田を見ると道幅が広くなる。15:50林道へ出て急ぎ足で歩き小菅の湯16:15着。道の駅で野菜のお土産と缶ビールを買ってバス停で乾杯。16:38発バスで上野原へ出て帰京する。
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第4565回 土 岳 5月18日
常磐線の高萩駅に10:30集合。昔からの先輩も参加し、40年前の山行の話に花が咲く。タクシーは会社に一台のみの5人乗りが確保でき、ラッキーだった(紅葉期の土日は、シャトルバスの運行あり)。20分ほどで花貫駐車場着、4200円。花貫渓谷沿いの車道はこの季節、通行が少ない。気温は高いが、さわやかな風が吹き、水音を聞きながらの新緑浴に心がうきうきする。汐見滝吊橋を渡り、鬱蒼とした山道に入る。土岳登山口着11:20。ここからは、時間は短いが斜度がきつく、大岩がゴロゴロした、登りがいのある道が続く。大黒岩をすぎたT字路で「土獄神社奥の院200m」の表示を見つけ、寄り道してみるが、途中で険しい下りになり割愛する。イワウチワの群落もあり、1ヶ月前の歓声が聞こえるようだった。七つ岩を往復し、土岳で遅めの昼食、12:50〜13:20。頂上は広く、展望台もあるが季節柄、遠望はいまひとつだった。下りのけやき平では、昨今のキャンパーの行儀の良いマナーが感じられた。その後30分ほど、あまり踏まれていない山道の感触を楽しみ、中戸川登山口着14:10。周回し、花貫駐車場まで車道を歩き続ける。予約していたタクシー(迎車代300円プラス)で、高萩駅に戻り、15:32発の水戸行き内で打ち上げをしながら、帰途についた。
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第4564回 中央沿線 本社ヶ丸 から 鶴ヶ鳥屋山 5月12日
河口湖駅前は外国人を含む観光客で溢れている。天気は高曇りでまずまず、というところか。バスは湖岸から山に入りぐんぐん上って行く。30分程で三ツ峠登山口に着いた。三ツ峠山への分岐まで10分、おおかたの登山者は三ツ峠山へ、八丁峠は左の道だ。コンクリートの橋を渡り林道を行く。数名の登山者と行きかうが、上りは我々だけのようだ。瑞々しい新緑を眺めながら上って行く。林道は大幡八丁峠まででここから登山道となる。清八峠で笹子からの道と合流、本社ヶ丸着12:15。昼食とする。展望は言うまでもない。眼下には河口湖がちらり。御坂山塊の背後に残雪の富士、素晴らしい。絵になるね〜。西には雲海上に南ア(白根三山、塩見)も望見できた。展望を堪能してこれより角研山に向かう。ちょっとした岩場を通過したり、灌木帯の上り下りを繰り返す。岩場の隙間にはイワカガミが咲いていた。角研山を越え笹子へ下る道を分け、小さな上り下りが続く。いよいよ鶴ヶ鳥屋山の登りである。結構キツイ。右手には木の間越しに三ツ峠山が大きい。その左に富士山も。鶴ヶ鳥屋山着15:20。周囲は木々に囲まれ展望はない。写真を撮った後は下るのみである。下りきった所で車道を横切り、対岸の階段を一上りすると送電鉄塔に出た。周囲は伐採してあり明るい。展望も抜群で正面に笹子雁ヶ腹摺山が立派だ。右へ米沢山、お坊山、南大菩薩方面から中央沿線の山々、奥多摩の御前、大岳も見えた。道はこの先の指導標で左に下るのであるが、右の近ヶ坂橋方面に50m程下って気が付き、指導標まで引き返す。だが、左に下る案内はない。強引に下って行くと踏み跡らしきものがある。ところが暫く進むと踏み跡すら消えてしまった。時折現れる赤テープをたよりに慎重に下る。何しろこのコースは地図上では破線なのだから。尾根を外さないように尚も下る。やがて中央道の車の音が聴こえてきたのでホッとする。この分なら明るいうちに下山出来そうだ。登山口近くになって踏み跡らしきものが現れた。登山口着18:05。小さな指導標が立っていた。それも少々傾いて。林道を下って行くとやっと民家が現れた。家々には灯りがついている。さもあろう。夕餉の時間だ。中央線をくぐり初狩駅着18:45。駅前には何もない。待つ間もなく高尾行の電車がきたので乗車する。時間も遅くなり反省会はパス。今回の山行は後半道の無い所を下ったため思ったより時間を費やした。レベルは健脚向きであった。
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