ハイキングと登山の仲間たち-山旅会/山行記録
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山 行 記 録

今年の山行記録

□第4573回    大蔵高丸 〜 大谷ヶ丸   7月7日 次号報告

□第4572回    竜 門 峡 と 古 部 山   6月29日
 前日に大雨、予定の竜門峡巡りはカット。甲斐大和駅のバスは増発。9:30竜門の滝入口。我々だけ。7人でスマホ5台。橋を渡り、右に上がると林道。案内板の裏から山に入る。道は無い。高度を上げると大鹿山見える。大谷ヶ丸は曇の中。辛いのぼり、岩場の松の幼木がうるさい。公園のような木の階段あり。?のように厳しいロープの登り。石の祠と水野田山分岐。ここが大天狗。セミの鳴き声響く竜門山。古部峠はこの辺りだけおだやか。古部山で昼食。美しい緑に覆われている。植林帯の下り坂。赤ペンキ塗装の境界見出標13番を右折する。10分間ロスト。東大志戸山、西大志戸山、徳並山と縦走路。残念ながら樹林で展望が無い。予定では直接甲斐大和へ下るはずだったが、ネットが急峻で下降には向かないとあった。調べる程に悪い。岩場を少し下りたが無理しない事にした。勝沼尾根は長い。途中に一本エスケープルートがあるのでたどる事にする。徳並山から急峻な下り。ピーク2つ目の境界見出標352。南の尾根に入る。平坦でおだやか。中央高速道路が見えだすと道をロスト。スマホの情報が該当しない。疲れてくると混乱する。廃屋にでる。踏み跡をたどると工事車両がある。よくこんな所に上がってきたものだ。グズグズの道。じきに林道になった。木製の堰堤あり。中央高速道路が間近に見える。動物よけのフェンスを抜けると鉄路ぞい。甲斐大和駅まで7分。甲斐大和17:43着。駅前に反省会の場は無い。バリエーションルートでありながら、一般向きとした事が申し訳ありませんでした。お疲れ様でした。

□第4571回    鬼 怒 沼 と 物 見 山    6月22〜23日 中止

□第4570回    金  時  山      6月15日
 新松田からのバスを終点の地蔵堂で下車9:22着。足柄古道を夕日の滝に向かう。途中で、獲ったばかりの猪の皮が干してあった。夕日の滝へは登山道から分かれて5分程の処だ。あまり期待していなかったが落ち口から滝壺まで一気に落下する様は見応えがある。分岐に戻り上流に向かう。東屋のすぐ先が金太郎分岐で小さな沢を飛び石伝いに渉る。しばらくは沢沿いの道を辿るが沢の音と小鳥の囀りが心地よい。木の根が出て歩き難い急登が終わり尾根筋に上がって一息入れる。笹の目立つ尾根筋の樹間から富士山の頭が覗いていた。猪鼻砦跡12:10着。笹と姫空木を前景に額縁に入れたような富士の眺めが展開していた。ここへは足柄峠方面からの幅の広い道が上がってきて新柴分岐近くまで続いていた。猪鼻神社の扁額が掛かる鳥居付近から階段の急登が始まる。アルミ製の手摺の付いた階段と最近整備されたと思われる擬木の階段が連続して山頂まであって息が上がる。金時山13:22着。富士山を始め、愛鷹山や芦ノ湖、大涌谷などのパノラマを楽しむ。猪鼻砦跡では一人しか居なかったが流石は展望の山だけあって数え切れないほどの登山者が登って来ていた。下山は矢倉沢峠への途中から公時神社に降る。公時神社の境内は金時山頂の喧騒が嘘のように森閑としていた。仙石バス停15:47着。数分後に来たバスで小田原に出た。
   

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地蔵堂

夕日の滝

小さな沢を渡渉

猪鼻砦跡に着き昼休憩

登山者で賑わう金時山山頂

つっかえ棒?金時宿り石


□第4569回    八ヶ岳 権 現 岳     6月9〜10日
 9日小淵沢駅より予約しておいたタクシー(4100円/台)で観音平まで入る。身支度を整え登山開始。天気は高曇りで先ず先ずであろうか。新緑の中を行く。我々だけなので静かで気持ちが良い。雲海展望台で小休止。展望台と言っても樹木が育ち見晴らしはない。先着の団体が20名くらい休んでいた。ヤマツツジの赤が緑に映えている。押手川分岐で昼食とする。時折日もさす。この辺りは編笠山の原生林で大木が多い。付近はシャクナゲも多く見られた。右は青年小屋に直接行く道で編笠山は左である。ここからは急登となる。ゆっくりと歩を進める。13:40小休止。見上げればパラパラと落ちてくる。ついに降ってきたか。雨具を装着。最後の急登を頑張り、編笠山着14:30。登山者が5、6人いたが、辺りはガスに包まれ視界ゼロ。おまけに雨脚も強まる。かなり寒い。写真を撮り早々に下る。大きな石畳が見えてくると小屋は近い。石は雨で濡れているので滑り易い。慎重に下る。石の隙間にイワカガミが咲いているのだが、じっくり見る余裕がない。青年小屋着15:00。受付を済ませ2階の部屋へ。6畳に3人。なんと贅沢なことか。取り敢えず談話室にてビールで乾杯。部屋にはストーブが焚かれ暖かい。そして夕食。ここの名物、揚げたてのアジフライが食欲をそそる。濡れていた衣類もおおかた乾き部屋に引き揚げる。アルコールが程よくきいて暗くなるころ眠りにつく。
 10日明くれば好天、と思いきや雨止まず。この分ではカッパを着ることになるか。だが、朝食を終えたころ雨は止み、窓からは権現岳がバッチリ。外に出てみると太陽が眩しい。霊峰富士も。小屋の前で写真を撮った後、さあ出発だ。雨上がりのひんやりとした空気が身体に快い。20分くらい登ったところで後を振り返ると嫋やかな編笠山が堂々とした姿で望まれた。その右に摩利支天に支えられた甲斐駒ヶ岳、南アの女王、仙丈ケ岳、真っ白の中央アルプスそして御嶽山が大きい。乗鞍、北アも見える。素晴らしい眺望だ。写真を撮るのに忙しい。灌木帯を抜けると周囲が明るくなった。いよいよクサリ場である。これがギボシまで続くのだ。右側はすっぱりと切れ落ちている。慎重に慎重に。ギボシで小休止。眺望は言うまでもない。編笠山の背後に富士山、鳳凰三山、白根三山。眼前には迫力ある岩壁、その後に北八ッの蓼科山が目を引く。足元には可憐な花が咲いている。ハクサンイチゲ、ハリブキ、黄色い花はキバナノコマノツメ。権現小屋を右に見て一投足で赤岳への分岐である。2人の登山者が休んでいた。権現岳は右に行く。山頂は狭くおまけに傾斜があり不安定だ。このころよりガスが出てくる。写真を撮り下りにかかる。数箇所のクサリを通過してぐんぐん下って行くと道も緩やかになった。相変わらずガスの中であるが足元にはハクサンイチゲ、スミレ等の花を見つつ下るので苦にならない。三ッ頭で小休止。この先で観音平への道が分かれる。どんどん下って行くと辺りは若葉から新緑になっていく。カラマツの緑が瑞々しい。1859m地点で昼食とする。大分下ったのか霧の中を抜け、日が差してきて暑いくらいである。遠くに白く光って見えるのは高原野菜のビニールハウスであろう。途中道の脇に木製のベンチが置いてある。腰をかけて前方を見やると正面に富士山が見えるではないか。天の河原(1620m)着13:00。そして登山口着13:15。タクシー(2600円/台)を呼び、パノラマの湯へ。露天風呂からは茅ヶ岳が見えた。さっぱりした後近くのコンビニでビールを買ってきて乾杯。高原列車に揺られ、小淵沢よりあずさで帰京の途に。初日は途中から降られたが、翌日は展望に恵まれた有意義な山行であった。

□第4568回    女  峰  山       6月8〜9日
 8日夕方、日光パークロッジに集合、18:00にレンタカーを借りて、宿で夕食。宿は東武日光駅前のビジネスホテルで2段ベッドが14床ある。外人が何人かいて、不思議なムードがただよう。7時すぎにはベッドに入る。
 9日午前2:30に起床。レンタカーで霧降高原ハウスの駐車場に停めたが、車のランプが消えない。大丈夫という若者の言葉を信じて3:30登山スタート。1445段の階段を登る。若い人達が駆け上がって行く。展望台で日の出見るためだ。小丸山に4:15。だんだん明るくなってきた。風は結構強い。中側の道を選んで歩く。赤薙山5:32。下って奥社跡6:45。コースタイム通り15分遅れ。このころから足が重く休みながら歩く。朝飯が少なくシャリバテの状態。ここからは少しなだらになる。独標7:55着。あともう少しと思うと、足も軽い。水場過ぎ、細尾根を慎重にすぎ、女峰山9:47着。雲海を下に記念写真。10:17に下山開始。もと来た道を戻るのだが、下りだからといって安心はできない。アップダウンの繰り返しで、意外と時間がかかった。赤薙山13:57で少し雨が落ちてきた。周りは霧でまさに霧降。小丸山を過ぎると本降りでカッパを着る。雨で道が滑る。疲れあり何度も転んだ。なんとか長い階段を降りて、15:31高原ハウスにたどり着く。途中温泉に入り東武日光駅で列車待ちの間に反省会、普通列車組と特急組に別れて帰京。ところが東武浅草線が人身事故で2時間以上停滞したので、帰宅はかなり遅れた。

□第4567回    奥日光 高  山       6月1日
 JR日光駅から9:42発の湯元温泉行バスに全員座って乗車。東武日光駅から乗ると座るのは難しい。10:50に滝上のバス停に着き11:00から湯川の橋を渡って歩き出す。高山は中禅寺湖の北側にあり、湯川はこの高山の東を竜頭の滝になって下り落ちて菖蒲ヶ浜から中禅寺湖に流れている。バス停から西に向かう山を巻くなだらかで快適な歩きを20分程歩き、一休みして急坂に備え服装を調整する。それほど長くはない急坂を歩いて稜線に着く。話しながら歩けるペースで立休みして花を愛でながら12:25高山山頂に到着。ちょうど登ってきたグループにお互いさまで記念写真をお願いする。風はあまりないが湿度が低くじっとしていると上着が欲しいくらい寒さを感じる。鳥のさえずりが聞こえ、新緑が目に沁み自分の新緑時代(青春時代)を想う。12:55下山開始。つづら折りの急坂を下り、熊窪分岐13:30を経て少し降れば新緑の美しい広い快適な道が続く。帰りのバスに間に合わすため少し速足で歩き13:50に湖畔の熊窪に到着。山なのに砂浜のような白い砂と水面が少し不思議だ。アップダウンが多い湖畔の道を歩き菖蒲が浜の近くを通って竜頭の滝のバス停に14:50に着く。急いでトイレを済ませて15:11発の日光駅行きに乗車する。(バスは5分程遅れて来た)天候に恵まれ歩行時間もほどほどで楽しい山行だった。二人が途中下車して「やしおの湯」で汗を流して反省会。残りメンバーの一部は別の場所で遅くまで反省会をしたらしい。

□第4566回    大菩薩 牛 の 寝 通 り    5月25日
 高尾7:06発で出発し甲斐大和7:44着。下車後、急いでバス停に行くが既に並んでいる人がいる。バスは2台停車中。乗車時にバス会社の人が途中下車する人はバスの前方席に座るよう案内していて私達は2台目に乗る。2台とも補助席を使っても満席で座れない人もいるほどの混雑状況。10分遅れて出発、小屋平には15分遅れの9:00着。熊出没注意の看板があり熊鈴を着けて9:10出発。約20分の急登で林道に出る。林道を右へ2〜3分行くと石丸峠への分岐。林道から僅かに登ると緩やかな道になり山腹を巻くように進む。30分ほど行き尾根を回りこむと笹原が現れ一気に展望が開け、眼下に大菩薩湖が見える。雲が多く残念ながら周囲の山々の眺望は無い。10:25笹原の石丸峠着。いつ来ても気持ち良い場所だ。10:40分岐から牛の寝通りへ。咲き残っているミツバツツジやヤマツツジを見て下って行き三角点のある榧ノ尾山着。12;05〜12;25まで昼休憩。展望も無く単調な道が続き大ダワ13:45着。大マテイ山へ向かい14:05山頂着。集合写真を撮り山沢入りのヌタへ下って栃の巨樹へ。緑に囲まれた巨樹は近くにいって大きさに圧倒される。人物を入れて写真を撮り14:55下山。山腹を巻く細い道が続き慎重に下る。15:30沢の合流点に出て木橋で沢を渡るとワサビ田跡。沢を二度渡り返して15:45ワサビ田を見ると道幅が広くなる。15:50林道へ出て急ぎ足で歩き小菅の湯16:15着。道の駅で野菜のお土産と缶ビールを買ってバス停で乾杯。16:38発バスで上野原へ出て帰京する。

□第4565回    土  岳          5月18日
 常磐線の高萩駅に10:30集合。昔からの先輩も参加し、40年前の山行の話に花が咲く。タクシーは会社に一台のみの5人乗りが確保でき、ラッキーだった(紅葉期の土日は、シャトルバスの運行あり)。20分ほどで花貫駐車場着、4200円。花貫渓谷沿いの車道はこの季節、通行が少ない。気温は高いが、さわやかな風が吹き、水音を聞きながらの新緑浴に心がうきうきする。汐見滝吊橋を渡り、鬱蒼とした山道に入る。土岳登山口着11:20。ここからは、時間は短いが斜度がきつく、大岩がゴロゴロした、登りがいのある道が続く。大黒岩をすぎたT字路で「土獄神社奥の院200m」の表示を見つけ、寄り道してみるが、途中で険しい下りになり割愛する。イワウチワの群落もあり、1ヶ月前の歓声が聞こえるようだった。七つ岩を往復し、土岳で遅めの昼食、12:50〜13:20。頂上は広く、展望台もあるが季節柄、遠望はいまひとつだった。下りのけやき平では、昨今のキャンパーの行儀の良いマナーが感じられた。その後30分ほど、あまり踏まれていない山道の感触を楽しみ、中戸川登山口着14:10。周回し、花貫駐車場まで車道を歩き続ける。予約していたタクシー(迎車代300円プラス)で、高萩駅に戻り、15:32発の水戸行き内で打ち上げをしながら、帰途についた。

□第4564回    中央沿線 本社ヶ丸 から 鶴ヶ鳥屋山  5月12日
 河口湖駅前は外国人を含む観光客で溢れている。天気は高曇りでまずまず、というところか。バスは湖岸から山に入りぐんぐん上って行く。30分程で三ツ峠登山口に着いた。三ツ峠山への分岐まで10分、おおかたの登山者は三ツ峠山へ、八丁峠は左の道だ。コンクリートの橋を渡り林道を行く。数名の登山者と行きかうが、上りは我々だけのようだ。瑞々しい新緑を眺めながら上って行く。林道は大幡八丁峠まででここから登山道となる。清八峠で笹子からの道と合流、本社ヶ丸着12:15。昼食とする。展望は言うまでもない。眼下には河口湖がちらり。御坂山塊の背後に残雪の富士、素晴らしい。絵になるね〜。西には雲海上に南ア(白根三山、塩見)も望見できた。展望を堪能してこれより角研山に向かう。ちょっとした岩場を通過したり、灌木帯の上り下りを繰り返す。岩場の隙間にはイワカガミが咲いていた。角研山を越え笹子へ下る道を分け、小さな上り下りが続く。いよいよ鶴ヶ鳥屋山の登りである。結構キツイ。右手には木の間越しに三ツ峠山が大きい。その左に富士山も。鶴ヶ鳥屋山着15:20。周囲は木々に囲まれ展望はない。写真を撮った後は下るのみである。下りきった所で車道を横切り、対岸の階段を一上りすると送電鉄塔に出た。周囲は伐採してあり明るい。展望も抜群で正面に笹子雁ヶ腹摺山が立派だ。右へ米沢山、お坊山、南大菩薩方面から中央沿線の山々、奥多摩の御前、大岳も見えた。道はこの先の指導標で左に下るのであるが、右の近ヶ坂橋方面に50m程下って気が付き、指導標まで引き返す。だが、左に下る案内はない。強引に下って行くと踏み跡らしきものがある。ところが暫く進むと踏み跡すら消えてしまった。時折現れる赤テープをたよりに慎重に下る。何しろこのコースは地図上では破線なのだから。尾根を外さないように尚も下る。やがて中央道の車の音が聴こえてきたのでホッとする。この分なら明るいうちに下山出来そうだ。登山口近くになって踏み跡らしきものが現れた。登山口着18:05。小さな指導標が立っていた。それも少々傾いて。林道を下って行くとやっと民家が現れた。家々には灯りがついている。さもあろう。夕餉の時間だ。中央線をくぐり初狩駅着18:45。駅前には何もない。待つ間もなく高尾行の電車がきたので乗車する。時間も遅くなり反省会はパス。今回の山行は後半道の無い所を下ったため思ったより時間を費やした。レベルは健脚向きであった。

□第4562回    両  神  山     4月28〜29日
 埼玉に両神山はあるがアクセスが悪くて登り始めは遅くなってしまう。よって小屋泊りとして両神山から東岳、西岳を抜けて八丁峠に縦走することにした。三峰口駅を10:40発の町営バスに乗車。日向大谷にお昼前に到着。車内は高校生グループもいて大賑わい。GWを実感する。高校生グループを見送った後、正午過ぎに我々も出発する。自炊なので荷は重いが初日の歩行時間は短い。会所からの七滝コースは台風19号の影響で通行止め。沢沿いの道を休み休み歩いて15:25に清滝小屋に到着。今は避難小屋だがもともとは山小屋なので、広く水場もあり超快適。アルコールにサラダとウインナと酢豚、アルファー米、味噌汁の夕食。19:30には寝てしまう。
 翌29日は4:00過ぎに起床。コーヒー、餅、卵スープ、フランスパンで腹こしらえ。長い行程なので大量の水を準備して5:45に出発。荷はそれほど軽くならない。薄ピンク色のアカヤシオの花がちょうど盛りで心が和む。7:00に両神神社を経て7:40に両神山頂に到着。狭い山頂だが素晴らしい景色だ。ここから東岳 西岳を経て八丁峠からバス停のある坂本に向かう道が長かった。高度差がある鎖場が連続し、どこに足を着いたらいいのやら?と困惑することもしばしば。8:50東岳、10:40西岳そして12:00過ぎに八丁峠に着くまで鎖場は続いた。二人とも山岳用の靴を履いてきたのは大正解。クルマで来た登山者はこの峠の近くに駐車場があるのでここでほぼ終了だが、我々は沢沿いを降ってバス停まで行かなければならない。12:25八丁峠から坂本に向かう分岐(標識が倒れていた)を慎重に見極めて降る。大量の落ち葉でルートが分かり難くGPSの指示とルートの赤布と違うところもあり困難な降りとなった。正規のルートが通れなくなり赤布で渡渉を指示していると思われる所も多く、どうして渡るものかと悩む場面もあり時間を費やす。14:00に大岩で休憩。15:23のバスを目指し9時間半もあれば楽に着けると思ったが、(コースタイムは7時間)バス停に着いたのは16:15。テンションマックスで行動時間は実に10時間半に及んだ。次のバスまで長く待つので電話がつながったところでタクシーを呼んでおいた。バス停で30分程待つとタクシーが来て西武秩父駅前の「祭りの湯」へ直接向かい17:30に到着(11,800円/台)。二日間の汗を流し軽く反省会をして19:55の電車で帰途についた。

□第4561回    丹沢 大  山     4月28日
 前日が小雨のため日曜日に順延した。本厚木駅のバス停はヤビツ峠行きのハイカーで超満員である。何本も臨時バスが出ている。我々は蓑毛行きのバスなのでゆったりとしたものだ。蓑毛バス停で挨拶を済ませ、マス釣り場を過ぎると山道となる。山頂まで約900mの高差である。蓑毛越に向け緩い上り。天気は申し分なく、周囲は新緑に包まれ絶好の登山日和だ。大山分岐9:50着。ここから直登すれば16丁目に至る。下社まではほぼ水平道である。下社で参拝して行くつもりであったが観光客が多く、脇から手を合わせたあと急な石の階段を上り、ごつごつした石の道を行く。それにしても人が多い。老若男女、親子連れなど様々であるが、中には裸足で上っているのには驚いた。15丁目で小休止。それにしてもこのコース、こんなにきつかったかな〜。高度が上がるにつれ周囲の木々は芽吹いたばかりのようだ。ヤビツ峠からの道を合わせると大山山頂は近い。山頂着12:35。昼食とする。写真を撮るのも一苦労だ。順番に並び、次の人に撮って貰うという具合である。休憩を終え東側に下る。道のわきには山桜がきれいだ。マメザクラというそうな。程なく分岐となり我々は左の不動尻方面の方に下る。おおかたのハイカーは直進してゆく。おかげで急に静かになる。だが、木の階段でおまけに急勾配である。慎重に下る。地元の有志か山岳会であろう、道の悪いところを改修している箇所があった。階段が終わり時折開けた場所がありホッとする。正面には昨年登った三峰山が見える。途中左右切れ落ちた箇所があったが難なく通過出来た。唐沢峠から緩く上り返したあとは不動尻に向けて下るのみだ。不動尻着15:15。小休止後バス停を目指す。トンネル(電灯もない、真っ暗)を抜け広沢寺温泉まで来るとバス停まで僅かだ。本厚木で反省会のあと帰途につく

□第4560回    西上州 諏 訪 山    4月21日
 行程が長いので新幹線利用で6:57高崎駅着。上信電鉄に揺られて8:14下仁田駅着。予約してあったタクシーに乗り諏訪山へ。予約時に浜平の登山口駐車場を頼んだが、楢原登山口へ着く。タクシー代は9,800円で予約時には7〜8,000円と言われたのにオーバーしている。浜平に行くには更にタクシー代が嵩むし、どちらも湯ノ沢の頭まで1時間半なので楢原登山口から登ることにした。9:08スタート。大江権現堂に9:53で15分遅れ。小倉山までかなりの急登。その後はなだらかなトラバースが続くが、ほとんど歩かれてなく、深い落ち葉と狭い傾斜の道で足を踏ん張ってないとずり落ちそう。八海山お堂につき、直進すると岩山の先は絶壁の行き止まり。左下に迂回したが、ここもダメだ。ヤマップでは直進で間違ってないが、八海山のお堂に戻り、ようやく右下にクサリが見え、なんとか前にすすめた。足が重くなってきてようやく湯ノ沢の頭に11:15着37分遅れ。雨はなんとか降りそうにないが、気温は15度で少し寒い。ここから2時間で諏訪山に着くが、岩場とロープが続くので、ピークまではいけそうだが、帰路に4時間かかる。タクシーは楢原登山口で17:30にしたが、湯ノ沢の頭からの狭い傾斜の登山道は足の踏ん張りがきかない恐れがあり事故の可能性があり、登頂は断念。ゆっくり昼飯をとり11:45下山開始。浜平コースは歩き易く、13:20浜平登山口へ。舗道を歩いて上野村ふれあい館に14:30に着く。タクシーをキャンセルして15:00発の新町行のバスに乗って帰京。やたら交通費のかかった山行だった。

□第4559回    西上州 御 堂 山    4月13日
 高崎から桜満開の上信電鉄沿線の風景をノンビリ眺めながら下仁田10:02着。予約していたタクシーで西牧関所跡登山口へ。害獣除けの電気柵?が張られた林道入口10:22着(3,200円/台)。早速「ヤマビル注意」の立札あり。準備していった虫除けスプレーや塩を足元にかけて10:35出発。林道を30分行くと山道になり沢沿いの道を登る。落ち葉の積もった所がありヒルがいそうな雰囲気だが幸い道は乾いているので安心して歩く。分かり難い所は赤布の目印を頼りに進み11;25みの滝に着き小休止。高さ数メートルの滝はロープが張られた右手の岩場を登り滝上部へ。傾斜が緩くなり見上げると左にジジ岩・ババ岩らしき奇岩が見え11:52鞍部着。展望台へは左へ行く。痩せ尾根を進むと登山道脇にアカヤシオが1本だけ咲いていた。12:00タンス岩の基部に出て岩を右から巻いて進む。崖の斜面に付けられた狭い道を木の根などを頼りに注意して登り、12:10岩の上に出ると展望台。ジジ岩とババ岩が目の前に現れ感激。眺望も良く15分ほど撮影タイム。来た道を慎重に下って鞍部へ戻り御堂山へ向かう。裏展望台の分岐を過ぎ高石峠分岐12:53着。急登を登りきると樹林に囲まれた山頂に13:10着。展望は余りないが樹の間から妙義山が間近に見え13:30まで昼休憩。下山は裏展望台に立寄ってから来た道を戻り15:08登山口着。西牧関所跡の満開の枝垂れ桜を見て15:14藤井入口バス停着。15:26発のコミュニティバスで下仁田駅へ。15:58発の上信電鉄で高崎へ出て帰途につく。
   

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ヤマビル注意の立札

見上げると奇岩見える

御堂山との鞍部

展望台間近にジジ岩が聳える

ババ岩の先に鹿岳望む

特徴的な山容の荒船山を見る

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お目当てのアカヤシオ

アカヤシオ咲く痩せ尾根

山頂の後ろには妙義山

裏展望台からの眺望

みの滝の岩場を下る

枝垂れ桜満開の関所跡


□第4558回    八王子 城  山     4月6日
 JR高尾駅北口に集合して8:40に歩き出す。線路沿いの住宅街の道端には桜を始め春の花々が咲いていた。旧甲州街道を駒木野の小仏関所跡まで歩いてここで衣服調整。少し戻って中央線を渡り、右手に神明神社の社殿を見て里道に入る。中央高速の高架下をくぐり抜けるとロープのある急坂があり、ここからが山道となる。木の根などもあって少々歩き難いが9:53地蔵峰着。2体のお地蔵様が祀られており愛宕地蔵尊とあった。この辺は常緑樹が多く眺望は少ないがかしこに山桜を眺めることができた。唐沢山、太鼓曲輪尾根分岐と通過して荒井からの登山道合流地点で小休止。標高の割にはアップダウンの連続でこんなはずじゃなかったの声も聞かれた。本コース最高地点551mの富士見台11:30着。花曇りで富士山は望めなかったが景信山方面は見えていた。すぐ先で堂所山から続く北高尾山稜からの道を合わせ、直角に折れる形で東方向に進む。八王子城跡の一部である詰城(大天守閣跡)や駒冷場などの遺構を見て八王子城本丸跡12:55着。一帯は山上公園の様に整備されており展望台からは八王子市街地と高尾山を望むことができた。幅広く整備された登山路を40分ほど降ると管理事務所に着く。その先のバス停から10分ほどの乗車で高尾駅に出た。

□第4557回    奥多摩 鹿 倉 山    3月30日
 奥多摩駅8:35発の丹波行バス停には長蛇の列。鴨沢西行の増便が2台出た。我々は早めの電車で行ったので座席確保。終点の丹波村役場前迄50分。役場でトイレを済ませ9:40歩き始める。丹波川を渡り支流のマリコ川沿いを登るが山道になってすぐのワサビ田の脇で右手山腹に上がる桟道が壊れていて、その先暫くは道が悪かった。右岸に渡ったあとは普通の登山道になって11:08大丹波峠。ここからは未舗装の林道歩き。地図が最新ではなかったせいか、この林道の存在は把握できていなかった。時々山道になるがそれもほぼ林道と並行していて、結局鹿倉山頂上直下を過ぎて大寺山への途中までこの林道は伸びていた。植林帯で木も成長していて山頂まで殆ど展望は得られなかった。12:35鹿倉山頂。他に1パーティのみで静か。昼食休憩後13:00大寺山に向かう。20分程歩いたところの伐採跡でようやく飛龍山から雲取山を経て石尾根までの広い展望に恵まれる。黄砂が飛んでいたようだが空は綺麗に青かった。なだらかな稜線を辿って14:25大寺山。違和感満点の巨大な仏舎利塔があり、馬酔木が満開。そこからは一転して急な下りとなって15:33奥多摩湖の深山橋に下山。20分後に来たバスで奥多摩駅に戻り、乗換駅の青梅で全員下車して反省会。
   

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奥多摩湖畔の車窓から大寺山と大菩薩連嶺

早春を彩るアブラチャン

壊れそうな橋は回避

カラマツ林の向こうに飛龍山

鹿倉山頂上での休息

山頂を舞っていたヒオドシチョウ

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石尾根を望む。右端が鷹ノ巣山

御前山と三頭山

雲取山と石尾根の展望

大寺山の仏舎利塔

大寺山の満開のアセビ

深山橋のたもとに早咲きのサクラが


□第4556回    江 戸 川 ウォーキング   3月30日
 常磐線馬橋駅から流鉄流山駅へ。パスモは使えない。運賃200円。古い西武車両で、ガタガタ揺れる。集合時刻は9:00。レトロな駅から黄色い土手が見える。菜の花が一面に咲いている。南に向かう。橋の土台だけ残っている。武蔵野線に貨物列車走る。ヒバリのさえずり、羽田からの飛行機。江戸川のカラス。ガス管橋。つくばエクスプレス。柳の森あり。松戸水門を渡り、まこも沼には釣り人が大勢。主水新田川の一里塚。標高3mながら展望が良い。古が崎川の一里塚。松戸三郷道路。松戸市街とスカイツリーが見える。外郭道路過ぎると辺りはゴルフ場になる。昼はすぎているが、先に向かう。菜の花また良く、常磐線の鉄橋。水戸街道を右岸側に渡る。寅さんゆかりの金町浄水場の給水塔がある。用事があり1名はここまで。矢切の渡しの所で昼食。北総線。対岸に栗山配水塔?ずっと見えている。里見公園。和洋大学の国府台。京成本線、千葉街道、総武線には成田エクスプレス。市川市にはタワマン。真言宗豊山派善養寺の影向の松は見事です。篠崎公園は工事中。京葉道路が遠くに見える。都営新宿線には橋がない。対岸は本八幡。篠崎街道をゆく。親水公園の先で右折する。善養寺から1時間で篠崎駅。15:55着。駅まで35000歩。天気良く、歩き易い。桜はほとんど無かったが菜の花は素敵です。

□第4555回    奥多摩 馬 頭 刈 山    3月24日
 武蔵五日市駅で全員が揃い、藤倉行きのバスに乗り千足で下車。登山者は我々と3人の親子連れと単独行の女性。天気は高曇りで今日一日持ちそうだ。身支度を整え、天狗の滝の指道標に導かれ舗装路を行く。これがかなり急だ。山道に入り小天狗の滝を経て天狗の滝着9:45。水量は少ないが落差40mはあろうか、なかなか立派だ。見応えがある。ここから稜線(つづら岩)まで標高差350mの急登だ。ひたすら登るのみで腰をおろす場所もない。だが高度は一気に稼げる。つづら岩着11:10。小休止。5、6人の登山者が登降の訓練をしていた。これより尾根歩きである。樹々は新芽が出る前で周囲は明るい。だが、後一か月もすると新緑に覆われ遠くの景色は見えなくなるのである。鶴脚山着12:10。ここで昼食にする。薄日がさしてきて暖かい。食事を終え馬頭刈山へ向かう。行く手右に木々の間から上部は雲に覆われているが、富士の裾野が見えた。左に目をやると大岳山から御岳山が望まれた。馬頭刈山で写真を撮り、ここからは下るのみだ。高明山は焼失した神社の跡があった。昔はここまで登ってきたのであろう。あたりは檜林で薄暗い。下る途中、幾つか其々違った名前の祠が祀ってあった。地元の信者が担ぎ上げたのであろう。軍道分岐には崩落のため通行止めのテープが張ってあった。だらだらの道を下り車道を吊り橋で渡ると最後の登りである。大した登りではないのであるが、木の階段なので堪えた。長岳からは正面に戸倉三山の一つ、臼杵山が競りあがる。そして下ったところが瀬音の湯だ。丁度バスがきたので乗り込む。そのため五日市には予定より早く着いた。

□第4554回    神津島 天 上 山     3月16〜17日
 15日 22:00発竹芝乗船ターミナルから「さるびあ号」に乗っていざ神津島に向かう。1名が急遽首の痛みがでたため欠席で3名の船旅となる。リーダーは2等で他2人は特2等で、この違いというと2等はリクライニング付きの椅子席でちょうど深夜バスの3列席に似ている。特2等は4人一部屋のベッドでこれは夜行にはゆっくり体を伸ばせる。東京湾内は波も穏やかなので外のデッキで夜景を眺める。ビールを買おうと思ったら自販機は売れ切れ表示なので、持参したワインを飲む。後でわかったことだが、酒類購入には運転免許証を入れる必要があった。結局ワイン1本空けたので朝まで爆睡して、船の揺れも椅子席の不自由さも感じなかった。ベッド組は酔い止めを飲んだが、揺れはあったそうだ。
 16日 5:30大島着。半分ぐらいはここで下船した。新島、式根島と立ち寄って神津島の多幸湾へ10:10着。民宿菊乃屋の店主が迎えにきていて宿へ。荷物をおいて黒島登山口まで車で送ってもらう。11:24スタート。197mから階段を登り524mの十合目に56分かかる。後はほとんど平地で楽だ。海風もさわやかで暖かい。千代池に12:44下り、軽く昼食タイム。荒涼とした裏砂漠を通り新東京百景展望地に13:25着。あいにく霞模様で式根島はぼやけて見える。不動池から天空の丘に登る。ババア池を過ぎ白鳥下山口に14:13。572mの天上山へは14:35着。風は結構強くウインドブレーカーを着る。登ってきた外人に写真を頼む。彼は半袖の薄着だ。白鳥登山口から登ってきた観光客らしき人達とすれ違う。民宿の店主の話だと白鳥登山口の下りは一部滑りやすいところがあり、先日ころんで骨折した人がいたとのことなので、表砂漠のほうに降りる。表、裏砂漠分岐に戻り、黒島山を通って十合目から黒島登山口へ16:05着。登山口の看板に四季折々の花があり、花の百名山とあったが、3月なのでスミレがあったぐらいだった。
 17日 10:30多幸湾から乗船。風の強いデッキで喋りながら、11:00に食堂へ。ぎりぎり席に座れた。じっくり昼食をとる。横浜港に19:00に着くと、若いカップルがわんさか乗ってきたのには驚いた。ちょうどいいデートコースなのだろう。20:00に竹島ふ頭に着き、3日間の船旅を終えた。

□第4553回    発 端 丈 山      3月16日
 三島駅乗継ぎ 伊豆箱根鉄道のICカード不可を心配したがスムーズにいき大仁駅9:16着。窓口閉、改札口オープン、切符は箱の中へと自由な駅だった。踏切、国道、狩野川を渡りのどかな道を進み子育て地蔵を過ぎると10:00城山登山口である。樹林の中を進みロッククライミングルートを2か所ほど分ける。見上げると城山の迫力ある岩壁が見え、2パーティー程が取り付く準備中のようだった。城山分岐手前のベンチで休憩を入れた後11:05城山山頂。分岐へ戻り11:40林道分岐へ出る。車が10台以上駐車していた。標識に従い山道へ入る。緩やかな道が続き小さな馬頭観音をみて、葛城山分岐まで行かずに11:55葛城山背面登山口から登る。直登だがテープもしっかりついていて30分程で上に出る。パラグライダーのスタート地点で気持ちの良い広い斜面だ。さらに12:35葛城山山頂。一気に観光地となる。百体地蔵も迫力あるが山頂からの富士山、駿河湾の眺めが素晴らしくて気持ち良い。展望デッキへは行かず下山ルートを行くが急斜面で足元に気を使う。簡易舗装道路に出て本来の葛城山分岐から緩やかに道を進み益山寺分岐14:15。最後に急登を登り詰め14:40発端丈山山頂着。広々した気持ちの良い山頂だが、帰りのバスの時間にきわどく、記念写真のみ撮り下山を頑張ることにした。長浜へと下るのだが急斜面で足元も悪く転げ落ちそうだ。途中にある展望台はさびれた感じだった。三津方面への道を右手に分け海岸通りに出て無事バス停着。15:29のバスに間に合う。渋滞したが座れたし沼津に15分程の遅れで到着。反省会後沼津17:41発の電車で帰路についた。

□第4552回    前 沢 山 から 花 咲 山    3月2日
 中央快速の車内放送で「富士山がきれいに見えます」。大月駅8:46分着。ハマイバ行きバスで上真木へ。富士山が大きい。地元住民が両手を合わせていた。老人ホームのわきから林道をたどる。下り坂で橋倉にでた。橋倉峠の切通状に戻る。道はないが、尾根に取り付く。木につかまらないと厳しい登り。途中で橋倉が見えた。ピークを右にまき、松の尾根。前沢山直下も辛い登り。この先は展望良くなる。橋倉、雁が腹摺山、富士、三つ峠、本社が丸。滝子山も。稜線をめざし、厳しい登り。11:38祠のある花咲山着。普段お目にかかれない笹子嶺付近の山々。足元に中央高速道路。高川山と岩殿山、百蔵山。丹沢山塊。青空の昼食。滑り易い斜面をロープにつかまり降りる。尾根の木立ちにテープ続く。道はあやしいが、しっかりした尾根。下山した後に精査したところ、ほぼ山頂直下で尾根を取り違えてしまったのだ。当然ながら花坂峠にもサス平にも出ない。降りついた末端は沢で水場があった。沢ぞいの道に大きな白梅があった。民家の間から道路を3分で元浅利小学校のサンコートのバス停。8分の待ち合わせで大月駅へ。14:15。行動時間が短いがたっぷりとバリエーションルート(バリ路)を楽しめた。早めの行動時間が余裕を生む。駅前で反省会。天気に恵まれた。

□第4551回    鹿  俣  山       3月2日
 快晴の北関東平野を御荷鉾山、榛名山、浅間山などを眺めながら行くと県境の山並みには雪雲が掛かっているのが見え、沼田駅に降りると雪がハラハラと舞っていた。シャトルバスに乗り、たんばらスキーパーク10:20着。センターハウス内で身支度を整えてからゲレンデに出る。リフトを二本乗り継いで降りた場所は標高1550m地点。積雪は豊富でツボ足で試してみたがやはり潜るのでワカンを着ける。ザックは軽いがワカンを着けていても場所によっては膝くらいまで沈んでしまい息があがる。ガスっていて遠望は無いがルートは明瞭なので歩きやすい処を選んで進む。南側に雪庇が張り出しているので注意しながら全員でトップを交代したりして鹿俣山1637m、12:25着。木の幹に鹿俣山と書かれたブリキの看板で山頂と分かった。2002年に来たときは木製の道標が建っていたのだが積雪に埋まっていたのかも知れない。リフトを降りた地点から直線距離で400m程なのだがここまでで1時間近くを要してしまい、計画通りのコースでは時間切れが明らかなので往路を戻ってゲレンデを降ることにした。風はそれ程強くなかったが往路のトレースが消えている処もあった。ワカンを外し、ゲレンデの端っこを歩いてセンターハウス14:15着。15:00発のシャトルバスで帰る。予定したコースは歩けなかったが久しぶりに雪の感触を楽しめた山行だった。
   

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リフト終点から山頂を目指す

山頂直下の急斜面を登る

 小さな山名標識

立ったままで昼休憩

ゲレンデを歩いて下る

センターハウスに下山すると晴れ間出てくる






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