ハイキングと登山の仲間たち-山旅会/山行記録
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山 行 記 録

今年の山行記録

□第4606回    津 辺 野 山       1月11日 次号報告

□第4605回    渋 沢 丘 陵       1月11日 次号報告
 

□第4604回    奥武蔵 日和田山から物見山    1月4日
 飯能で西武秩父行に乗り換え、東飯能を過ぎるとこれから行く日和田山が望見できた。高麗駅で全員が揃い、挨拶を交わしたあと登山口に向かう。線路をくぐり国道に出て暫く進むと鹿台橋である。見下ろすと30cm以上はあろうか、真鯉が群れになって優雅に泳いでいるのが見えた。橋の先で左折、5分くらいで登山口に着いた。風も無く絶好の登山日和である。葉を落とした木々の間を緩やかに進む。やがて道は二分する。右は女坂、左は男坂、我々は男坂の方に行く。水場(低山にしては水量がある)を過ぎるといよいよ岩場の直登である。危険な箇所はないが、多くの人が上り下りしているため岩がツルツルになっていて滑り易い。濡れていると緊張させられるだろう。慎重に登っていくと鳥居が見えてきた。山頂の一角である。大勢の中学生が休んでいた。展望も開け眼下には巾着田、左には丹沢山塊、この背後に富士山が見えるのであるが、生憎厚い雲に覆われて見えず。西には特徴のある大岳山、その右に御前山と奥多摩の山々が続く。金刀比羅神社で手を合わせたあと、山頂に向かう。11:30着。東側が開けていて遠く都心のビル群、柏の葉キャンパスビル、筑波山の双耳峰も見えた。ここから岩場の道を下り高指山に向かう。檜の植林は枝打ち、間伐がされており、明るく気持ちが良い。高指山は電波中継の建物があるのみであるが、ベンチが設えてありここで昼食とする。日差しが暖かい。食事を終え緩く下って行くと駒高の集落である。入口には茶店もありトイレもある。車道を何回か横切り物見山を目指す。物見山で写真を撮り、一等三角点(往復5分)を確認する。木々が育ち生憎展望はない。道は奥武蔵自然歩道で道幅は広く歩きやすい。北向地蔵で道は方々に分かれる。我々は左の五常の滝方面に下る。五常の滝入口着14:15。入場料200円とある。近くには幾つもの小社が並んでいた。これより車道となり、数件の民家を左に見て行くと国道に出た。武蔵横手の駅はすぐそこで待つ間もなく電車がきたので飛び乗る。飯能で直帰組と反省会組に分かれ、新年山行を終えた。

□第4603回    新年山行 大高山から天覚山     1月3日
 池袋7:54発の快速で出発。飯能で西武秩父線に乗り継ぎ、吾野駅下車。9:30歩き始める。狭いトンネルで線路をくぐり、墓地の脇に出るとすぐ山道になりいきなり急な登り。前坂で東に向きを変え、殆ど植林帯で展望に恵まれないまま10:55今日の最高点大高山。わずかに奥多摩方面が望まれる。そこからは低山ながらも縦走路らしくアップダウンが多く、所々岩稜になっていた。相変わらず樹林の中で、12:00少し前、小さなピークの上で昼食休憩をとる。気温はかなり低いが風がないのが幸い。天覚山の一寸手前で先ほど登った大高山が意外に格好良く望まれた。12:50天覚山。東京方面は開けているが山岳展望はほぼなし。休憩後少し戻って下山にかかる。下り始めはイチョウの落ち葉で登山道が黄色く染まっていた。一旦車道とクロスして緩やかに下っていくと集落が現れ、13:55東吾野駅に到着。14:15の電車で飯能に行き、駅近の居酒屋にて参加10名中9名で新年会。九州系の店で、〆はもつ鍋。ただ飲み放題メニューに日本酒がないのも九州流か。
   

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吾野駅を出発

いきなり植林帯の急登

前坂で小休止

大高山からの奥多摩方面の展望

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年を越えてもまだ黄葉が残る縦走路

大高山を振り返る

天覚山から東京方面の展望

イチョウの葉の降り積もった下山路


□第4602回    宝  篋  山        12月22日
 リーダー都合で22日に実施。土浦からのバスは定刻より少し遅れて平沢官衙入口バス停9:55着。つくばから先に着いていた山本さんと大池公園で合流。風が冷たく寒い為すぐに歩き始め、道標を目印に進み山口コース登山口10:25着。ここで挨拶を済ませ出発。沢沿いの林道を登って行くと沢の中にお腹を割かれた猪が横たわっていてビックリ。すると猟師さんが現れて、くくり罠に掛かった猪を解体して心臓と肝臓を沢で冷やしているのだと説明してくれた。少し気味が悪かったが貴重な経験だった。10:50山口Uコースを分けると道は細くなり、宝篋水を過ぎると尾根上に出て緩やかに山腹を巻くようになる。11:25展望の開けた陽だまりで小休止。つくば万博の森のモニュメントがある広場を通り11:52山頂分岐。右の近道を登り12:05強風の山頂着。近くの筑波山は良く見えたが、遠くの山は雲に隠れ富士山も見えず残念だった。風を除け日の当たる場所で12:30まで昼休憩。山頂直下のバイオトイレに立ち寄り12:40小田城コースを下る。新寺コースを分け、12:50下浅間神社では展望が開けボンヤリでだがスカイツリーや富士山を見ることが出来た。硯石を見て13:20純平新道分岐。途中、富岡山頂を経由して13:45愛宕神社に出て林道を下り小田城コース入口13:53下山。市営駐車場を抜けて小田東部バス停14:00着。14:15発つくバスに乗り15:05つくばセンター着。つくば駅前の居酒屋で今年最後の山行を締めくくる反省会。16:20発快速で帰途についた。

□第4601回    古 峰 原 高 原      12月14日 中止

□第4600回    忘年山行 弘 法 山     12月8日
Aコース 聖峰
 弘法山の集中山行。当初、大山南尾根の声があったが10年前に実施されており、弘法山に4時頃になってしまった。集合時間は12:30。近くの聖峰だと間に合うかな。伊勢原北口8:00集合。タクシー2台8:30出発、栗原の保国寺へ。乗員の少ない方が安い?すぐ右へ。山は紅葉が始まる。展望が開ける。地元の山守が車止めを外すと、軽四輪が力強く上って行く。山の神を抜けると、男坂と女坂に分かれる。九十九折りのジグザグ道。不動堂のある聖峰まで小1時間。相模の大展望。筑波山、スカイツリー、横浜、江ノ島、湘南平、大島。山守さんの案内付き。子の権現と関係あるそうだ。植林帯から紅葉の尾根。高取山手前は階段でキツい。10:00すぎ南尾根に入る。木の根や岩角の下り。聖峰見える。谷戸の頭をまく。箱根見える。11:00すぎ念仏山。西に小さな地蔵がある。善波山から白銀の富士山。矢倉沢往還(善波峠)から弘法山分岐にBコースのみんなの姿。ダラダラした緩い登り。弘法山の大師堂は紅葉と展望よし。馬場道へは大山や高取山見える尾根。権現山の展望は更に。鷹取山から秦野のジオラマを楽しむ。AコースはBコースに合流し下山。Cコースが先に秦野駅にいた。町田の反省会に移動する。天候と展望に恵まれた。寒くなく、富士山輝く。

Bコース 吾妻山〜弘法山
 小田急鶴巻温泉駅北口にある千の泉(手湯)に10:00集合。Cコースも同じ場所に集合。手湯とはいえぬるいお湯だ。かなり気温は低いが好天である。7名にて出発。温泉旅館陣屋の脇を通り高速の下をくぐり登山口へ。最初は少し急な坂を上るが程なく尾根に出る。途中トレラン姿の学生のグループが追い越して駆け上っていく。元気だ。その後もすれ違う。10:40に吾妻山到着。やはり寒いが風はない。相模平野方面が開け島影も見える。10分休憩し多少のアップダウンのある尾根道を進む。休日のせいか他の登山者も登ってきている。紅葉もそこそこ綺麗に残っている。又大山方面が見える場所もある。11:40に善波峠に到着。休んでいるとAコースと合流。少し安心して先に行ってもらう。尾根道を進み12:20弘法山着。Cコースのメンバーも先に着いていた。銀杏の黄色い落ち葉が地面一面にありとても綺麗。グループ写真を撮っていただき広くなった道を降りて桜並木を通り、昼食場所にて12時35分頃全員集合。総勢20名、お湯を沸かしお菓子を頂く。やっぱり山のコーヒーは最高。40分位休み展望台のある権現山に少し登り返す。帰りのBコースは数名入れ替わり全部で11名となる。展望台からは雪景色の富士山や箱根の山も見える。集合写真を撮ってから下山。途中の車道に出たところでCコースのメンバーと別れ少し急な階段状のジグザグ道を弘法山公園入口に降りる。途中水無川の河川敷を歩き秦野駅にて解散。ほとんどのメンバーは途中町田にて反省会を行った。

Cコース 野仏の道〜弘法山
 鶴巻温泉駅10:00集合。Bコースの人たちも集まり賑やかになる。早めに全員が揃いBコースより一足先に出発。駅前からナンキンハゼの並木道を歩き、東名高速の下を潜った先のセブンイレブン横から右の道に入る。道なりに緩やかに登って行くと石座神社の石段下に10:20着。ここからは道標もあり10:27野仏の道に入る。吾妻山からの尾根道に合流するまで石仏が数ヵ所安置されている緩やかな道である。10:50尾根道に出た所で小休止。時間に余裕があるのでノンビリ歩く。善波峠で大山への道を分け、めんようの里分岐11:40着。最後の登りを頑張り弘法堂の建つ弘法山に11:58着。大きなイチョウの木があり銀杏が沢山落ちていた。黄葉もまだ残っていて美しい。グループ写真を撮ったあと各々が景色を楽しんでいるとAコースが到着。12:10入れ替わりに我々は集合場所の馬場道に下る。座れる場所を探しAとCコースの到着を待ち昼休憩。13:15権現山に向かい展望台から360度の眺望を楽しむ。下りはBコースから3名が加わり9名で13:40下山開始。急な道を慎重に下って13:50車道に出て名水はだの富士見の湯への道を下る。15分ほどで車道に下り、クリーンセンターと富士見の湯の前を通り14:12国道を横切り秦野駅へ向かう。金目川を渡り地図とスマホの位置情報を確認しながら狭い路地を抜け秦野駅14:45着。駅で解散し希望者6名で駅前の餃子店で反省会をして帰京する。

□第4599回    ユ ー シ ン 渓 谷       11月30日
 新松田駅発8:25のバスの予定だが7:46発に乗れた。渋滞は無く8:35に玄倉に着く。雪の富士山と紅葉。湖の水量が多い。しかも瑠璃色。檜洞丸方面見える。県民の森分岐。ゲート。ロックシェード2か所。境トンネル。1時間チョットで新青崩トンネル。小憩。ヘッドライトが不調。予備の懐中電灯を持っていて良かった。真の闇だ。次の石崩トンネルを抜けるとアッチ沢出合。9月に沢登りで来た時、此処まで来れなかった。次回のために調査。残置のロープあり、橋を潜り抜けて鉄の梯子を下る。又は残置のハンドルを使うことができる。すぐにダムがある。右岸側に高い滝。発電所あり。すぐヘビ小屋トンネル。左岸に釜が青いトイ状の滝あり。5号トンネル。辺りは紅葉とユーシンブルーの流れ。同角トいンネルの中は大蛇の腹のようでシワシワ。次の7号トンネルで通行不可になっていた。トラテープと養生テープベタベタ。10:40戻る。20分でアッチ沢。音が違う。真っ白な岩と青い水の世界が待っている。石崩トンネル近くにロープ。新青崩、境トンネルずっと日陰の道。日向ぼっこで昼食。青い空と日差しで紅葉がかがやく。時間があるので、少し県民の森の方へ歩いてみる。13:08玄倉着。バスは15:10。富士山が見える。時間があるので、大橋を渡ってみたら道路は残土の山。発電所右岸側は通行できない。バスは増発される。紅葉は湖より上ると鮮やかになる。ユーシンブルーは不思議な感じ。

□第4598回    陣  馬  山         11月23日
 前日に栃谷在住のMさんから電話を頂き、下山途中でMさん宅に立寄ることになり、参加メンバーの了承を得て陣馬山頂からの下山コースを栃谷尾根に変更する。藤野8:04発バスは2台出るが満員。陣馬登山口で大半が降り終点の和田に8:18着。挨拶を済ませ8:30出発。15分ほど行くと左に生藤山・醍醐丸の分岐。林道に入り水場を過ぎて沢から離れて9:12一軒家前。山道に変わり稜線直下の急坂をジグザグに登り9:55山の神着。稜線を10分ほど行くと大蔵里山。小さなピークは紅葉が美しく暫し休憩。大蔵里山東峰を通り急坂を下った鞍部から登り返すとベンチがある醍醐丸10:45着。緩やかな道を下り11:05醍醐峠。少し登り高岩山の下を通過し祠の先からジグザグに下り車道に出ると茶店と駐車場のある和田峠11:35着。長い階段を登り25分で山頂の一角に出て12:10陣馬山着。登山者で賑わう山頂は眺望が良く歩いてきた道が望めた。風を除けて草地の斜面で12:45まで昼休憩。12:50栃谷尾根分岐から下山開始。尾根を下り小さな社のある所から尾根を外れると茶畑が現れ栃谷のMさん宅14:00着。庭先にテーブルと椅子が用意されていて、美味しいナメコ汁や手作りコンニャク、柚子茶などの手料理を御馳走になって久しぶりの再会で話に花が咲く。大勢でお邪魔したのに歓待してくれ、お土産まで頂いたMさんに感謝しバス時刻に合わせ15:00にMさん宅を辞する。陣馬登山口15:49発バスに乗り藤野駅へ。16:06高尾行きに乗り帰途につく。

□第4597回    中央沿線 高 川 山      11月17日
 自宅を出るとき降っていた雨も上がり、初狩駅でおおかたが揃ったが、一人Kさんは乗り越して先まで行ったらしく、山頂で食事中に追いついた。スタート時は日が差していた。この分だと今日は好天になろう。挨拶を交わしたあと9:00出発。線路をくぐり墓地を右に見て舗装路を上っていく。程なく登山口に着いた。数台の車が止めてあった。時間もたっぷりあり、沢コースを行く。落ち葉を踏んでいくのであるが、今朝方まで降っていた雨で濡れているので、ほこりもたたず快適だ。辺りは紅葉が始まっていて、黄色に色づいた葉が日に映えて美しい。途中小休止をとりジグザグを繰り返しながら、男坂の道と合流すると頭上で声が聞こえる。11:00高川山着。人気の山だけあり満員だ。何とか場所を確保して昼食とする。雲の上に富士山が新雪を纏って輝いている。西にはお坊山が大きい。その右には鋭峰の滝子山が垣間見えた。青空が広がり暑いくらいである。全員が揃い11:45下山にかかる。紅葉が見事なこと。ちょっとした岩場、急な下りを過ぎると道も緩やかになった。木々の間からは百蔵山から扇山、その背後に権現山、岩殿山も見える。右下方には田野倉市街、そして九鬼山が紅葉に染まっている。13:10車道に出る。小休止後中央道をくぐり駅に向かう。駅のホームから逆光の富士山が見えた。大月で下車。反省会後帰路についた。
  

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登山口の簡易トイレ

沢コースの林道終点から山道へ

山頂から富士山を望む

色鮮やかな真っ赤な紅葉

黄葉と紅葉の中を下る

車道に出ると九鬼山見える


□第4596回    日光杉並木ウォーキング   11月16日
 世界一の杉並木は37kmに及ぶ。日光街道杉並木は多くが歩ける。宇都宮駅からバスを使う。土曜日はダイヤが違い10:05発。山口の2つ先の大沢杉並木入口で下車11:00。並木寄進碑あり。抜けると大沢の王子神社。郵便局から左の杉並木へ。八坂神社。一里塚と延命地蔵。次の杉並木をぬけるとシドミ岡からの国道を渡る(甚五郎せんべいの看板あり)。未舗装の杉並木。来迎寺。人が泊まれそうな切り株(並木ホテル)。さらに10分で東武鉄道のガードをくぐる。踏切の音。電車見る。次の杉並木を抜けると追分地蔵の前。日光例幣使街道分岐(歩くには不向きらしい)。小倉町、春日町は今市の町の中。観覧車が見える。ニコニコ本陣という街の駅でお土産を買う。二宮神社、如来寺の化け桜、浄泉寺、叶橋と滝尾神社。杉並木公園へ。上今市駅の上で昼食、14:30。東武の電車いろいろ。天気は曇りだが色鮮やか紅葉あり。水車小屋。瀬川大日神社、瀬川高お神社。七本杉あと。道のわきに水路。砲弾打込み杉(草風隊対土佐)。竜蔵寺薬師堂から10分で杉並木歩道入口。ここから日光まで40分くらい。国道沿いでライトをつけた車が行きかう。途中の並木太郎と銀杏杉は不明。最後JR日光線くぐると日光駅。東武日光駅16:22着。33分発の鈍行で帰る。最後以外は車にはほとんど遭遇しなかった。途中、自転車の学生2名だけだった。今回は15kmだった。ネット情報はブツ切りが多いです。

□第4595回    御 荷 鉾 山      11月4日
 JR新町駅に8:30集合して駅前でレンタカーを借りる。小型車の5人乗りで充分。1日借りてガソリン込で8500円は安い。ナビを入れたが、御荷鉾山登山口では出てこない。結局スマホのナビを使用して、1時間半かけて西御荷鉾山南登山口に到着。50台止められる駐車場には2台のみ。6月下旬から7月中旬にはニッコウキスゲが咲いているので賑わうようだ。トイレを済ませて9:56スタート。200mを45分かけて登り、西御荷鉾山10:47到着。ゆっくり眺望を楽しむ。慣れぬ山座同定で時間をつぶす。投石峠まで降りて東御荷鉾山へ向かう。こちらは緩い登りがつづき、釜伏山をすぎ12:11に東御荷鉾山に着く。木立に遮られて展望はない。昼食をとって投石峠まで戻り、車道を歩いて、尾崎喜八の記念碑を見て駐車場13:45着。新町に戻り、タイミングよく電車があったので、それぞれ帰京した。3時間の歩きで、楽な山行であった。

□第4594回    岩手県の山巡り 南昌山・鞍掛山・姫神山ほか  11月9〜11日 「アルバム」に写真掲載
 9日は「はやぶさ103号」で10:29北上駅着。改札口でOさんに迎えられ全員集合。駅前のトヨタレンタカーでシエンタ2台を借りて、まず南昌山を目指す。矢巾温泉からダートと舗装が交互に現れる林道を走って12時登山口着。頭上に素晴らしいカエデの紅葉がある。昼食後そこでOさんから宮沢賢治とこの山のかかわりを聞いて12:25登山開始。三角形の見た目通りの急峻な山腹だが1時間弱で山頂に到着。展望デッキから北上盆地が良く見えたが、山岳展望は今ひとつだった。25分程山頂で過ごして往路を下る。下山路の下部では見事な紅葉が楽しめた。明日登る七ッ森の登山口を確認してから今宵の宿繋温泉へ。夕刻飲み物を買いに御所湖畔のコンビニへ向かうと岩手山が姿を現していた。宿泊した民宿「三代目山新」は小さな宿だがもてなしが暖かく、料理も美味しかった。
 10日、朝霧が濃い中を出発。七ッ森の最高点生森(おおもり)は山頂まで車道が通じているので、まずそこまでクルマを走らせる。霧の上に出て青空が広がり、岩手山、秋田駒、北上山地など素晴らしい展望が堪能できた。下る途中にあった真紅のドウダンのところでクルマを止めてしばし鑑賞。そこから東側の山麓を走って小学校の先で車を止め、勘十郎森へ。登り25分ほどで頂上。頂上は樹林だが、直下の登りから岩手山や秋田駒がすっきりと望まれ、昨日登った南昌山や最初の「岩手・北上山行」で登った東根山なども同定できた。田沢湖線の小岩井駅まで今日帰宅するOさんを送って別れを惜しむ。そこから小岩井農場を抜けて鞍掛山麓の相の沢キャンプ場の駐車場へ。11:05、3本あるうちの西側コースから山頂を目指す。なだらかな登りが徐々に傾斜を増して11:55に第一展望台。眼下の牧場の先にうっすら早池峰が見える。そこから小沢を渡って12:25第二展望台。姫神山がはっきり望まれる。更に登って12:45鞍掛山の頂上に到着。岩手山に寄生しているような「小山」だが、意外に登りごたえがあった。この辺りでは人気の山らしく、かなりの数の登山者に会った。快晴の山頂からは岩手山が大迫力。早池峰や姫神も、よりクッキリと望まれた。先ほどの沢の近くまで戻り、東側コースを下山。ここでも下部では良い紅葉が見られた。14:45駐車場着。この日の宿南網張温泉「ゆこたんの森」は大きな一軒宿。部屋の窓から、夕刻も翌朝も岩手山が大きく望まれた。
 11日も快晴に明ける。8:10に宿を出る。渋民駅でトイレ休憩をして9:15姫神山の一本杉登山口に到着。9:25に出発する。登り初めの草地からは岩手山や八幡平方面の展望が素晴らしい。登りはすぐ樹林帯となり、左手のカラマツの黄葉を楽しみながら登る。8合目を過ぎ山頂が近づくと再び展望が開けるが、山頂直下は大きな岩が連続して現れ、越えるのに結構緊張感のある道。11:38山頂に到着。月曜日だが結構な賑わいだった。残念ながら雲が広がって岩手山の山頂は隠されてしまったが、南は青空で早池峰や南昌山山塊、焼石連峰が良く見え、東にはなだらかに起伏する北上山地が印象的だった。12:08下山開始。下山は登りの岩場を避け、こわ坂コースをとる。こちらは滑りやすい急坂だが岩場はない。やがてなだらかな下りとなって13:10車道に出る。この道を30分辿って一本杉登山口に帰着。途中に大きなスズメバチの巣があった。北上駅までクルマを走らせレンタカーを返す。新幹線の発車まで少し時間が有ったので、駅近で軽く反省会をして帰路についた。

□第4593回    子 檀 嶺 岳(こまゆみだけ)    10月26日
 リーダーの勘違いで9:13発青木バスターミナル行きバスに乗れず9:30上田駅お城口から2台のタクシーで村松西洞コースのゲートまで入る(6,000円/台)。茸山という事でゲートには入山禁止の張り紙あり。10:05出発。林道を登ると10:20子檀嶺岳登山口「山頂までおよそ100分」と書かれている道標あり。丸木橋を渡って杉林の中を登り10:50尾根道に出た所で小休止。道は傾斜を増してきて右に岩が見えてくると11:10仏岩入口「危険近づくな!岩がもろくなっています」の看板あり。顔の絵が書かれた小石を探しながら大量の木の実が散らばる滑り易い急坂を登る。緩やかになると「山頂まで40分。ゆっくりマイペースで!」という標識が有り励みになる。再び急登になり11:45修那羅峠の分岐に出て、緩やかな道を一投足で子檀嶺岳山頂11:50着。雲が多く展望は期待出来なかったが、徐々に雲が切れ蓼科山から霧ヶ峰、美ヶ原方面が見えはじめ、浅間山や四阿山も雲の上に出てきて幻想的な景色が見られた。名残り惜しかったが各々スマホで写真を撮り12:25下山開始。山頂からは道幅が狭く滑り易い急なジグザグ道を下り13:05岳の平。しばらく林道を行き道が狭くなると沢音が聞こえ13:20強清水入口。話のタネに強清水を見に行くと岩の間から冷たい水が湧いていた。登山道に戻り両側にビニールテープが張られている立入禁止の赤松林を下って行き、竹林に出ると当郷登山口14:00着。ゲートを抜け車道を下って行き14:10立派な登山者休憩所でトイレ休憩。振り返ると子檀嶺岳が見える。当郷バス停への道と分れ「道の駅あおき」に向かい国道を右へ。15:10道の駅着。缶ビールを購入し広場で反省会。近くの村松バス停から16:01発バスに乗り上田駅へ出て17:22発あさま628号で帰途につく。
  

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「山頂までおよそ40分」の標識。最後の急登へ

山頂の三つの社

秋らしいススキと雲海

雲の切れ間から八ヶ岳と美ヶ原

登山者休憩所の後ろに山頂見える

村松バス停から子檀嶺岳を見る


□第4592回    奥秩父 金峰山 ・ 瑞牆山    10月20〜21日
 20日 塩山駅で全員が揃い、予約しておいたタクシーで大弛峠に向かう。(台/14,000円)牧丘町辺りまで来ると霧が濃くなり、視界は100m以下となった。運転手の話では,この地域は、この季節になると屡々こういう現象が起こるそうである。どんよりとした中をぐんぐん上って行く。この分だと上方は何も見えないかな。然し、ガスを抜けるとおお〜上空は青空ではないか。周囲の木々も紅葉が始まっている。左手上方には五丈石が見えた。標高も2000mを超えたようだ。大弛峠には1時間で着いた。日曜日のこともあり自家用車が多い。駐車場は満車で道路の両脇にもずらっと並んでいる。おおかたが日帰りのようである。身支度を整え10:20出発。原生林の中を行く。静かで心身ともに洗われるようだ。朝日峠を経て朝日岳着11:50。昼食とする。周辺の紅葉が美しい。何しろ陽射しが暖かい。目指す金峰山が指呼の間だ。富士山も木々の間から見え隠れしている。鉄山は北側を巻く。道は広く快適だ。越後の山々と比べると雲泥の差である。針葉樹林を抜けると開けたところに出た。素晴らしい眺めだ。南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と名だたる山が一望のもとに見渡せた。金峰山山頂で記念写真を撮り、五丈石まで行く。大勢の登山者がそこここで休んでいる。我々もザックを置き、五丈石の裏(南面)に行ってみる。雲海上に甲斐駒〜白根三山が立派だ。富士山も上部の雲がとれ、高雅な姿を見せている。五丈石は昔は登れたのであるが、神聖な場所、ということで登頂禁止となっている。山頂で1時間も展望を堪能して、後は今宵の宿に下るのみである。岩を伝って一気に下る。金峰山小屋着15:00。小屋は斜面を切り拓いて建てたもので水場はない。だが、正面に八ヶ岳連峰の全貌が見渡せた。夕食後、外に出てみると満天の星だ。天の川も手に取るように近い。この分なら明日の天気は快晴であろう。
 21日 最高の天気である。モルゲンロートに染まる八ヶ岳連峰が美しい。6:00より朝食であるが、なんと お粥、おかずも、これだけ・・・いや〜まいった。15人くらいの宿泊客もお互いに顔を見合わせている。これではしっかり歩けまい。教訓、それなりの行動食は必携。6:45出発。今日は一日がかりの行程だ。700m下って400m上って再び戻ってくるのだから。今朝はだいぶ冷え込んだのであろう。吐く息が白い。霜柱を踏みながら進むと、水溜りには氷が張っている。20分で金峰山への分岐に着いた。これより千代ノ吹上である。岩場、クサリ場を伝って下って行く。左を見遣ると足元からスパッと切れ落ちている。富士山、南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と昨日以上の展望を楽しみながら下る。雲海も消え全てを見せてくれている。千代の吹上を無事通過すると樹林帯に入る。大日岩の裾を巻き、大日小屋(営業しているようには見えない)を左下に見て更に下って行く。この辺りまで下ると、針葉樹から広葉樹に変わり紅葉が見事である。富士見平小屋(1820m)着10:00。ザックを小屋の片隅に置き、これより瑞牆山の往復である。小川山への分岐を右にみて下ったところが桃太郎岩である。なるほど、岩が真っ二つ割れている。ここから瑞牆山頂まで岩場が続くのだ。ハシゴとクサリをたよりに高度を上げてゆく。頭上に大ヤスリ岩が見えてくると山頂は近い。瑞牆山着12:00。展望は言うまでもない。五丈石が高い。山々を眺めつつ昼食とする。至福のひとときを満喫して、来た道を引き返す。富士見平小屋から瑞牆山荘までは更に300mの下りである。順調に下り、山荘着15:05。15:20発のバスで韮崎駅へ。天候に恵まれ、最高の山旅であった。時間も遅くなり駅で解散。各々帰路につく。

□第4591回    根 本 山 〜 熊 鷹山      10月19日
 JR桐生駅に8:35集合してタクシーで不死熊橋登山口へ。9:25スタート。ガイドブックでは4時間から6時間と随分違う。天気予報では午前中は晴、正午過ぎから雨模様。計画では登山口に降りてきてから1時間半舗道歩きで梅田ふるさとセンターバス停まで歩く予定だったが、やめて帰りもタクシー利用で16:00にお迎えを頼んだ。林道を6分歩いて、不死能橋から石祠のピーク10:22、中尾根十字路11:42着。根本山へは11:54着。展望はない。30分ほど休んで、十二山へ。この辺りから少し展望がきいて熊鷹山13:37着。春にはアカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジと百花繚乱だそうだが、この時期は紅葉も始まったばかりだった。雨粒が少し落ちるくらいで、むしろ蒸し暑い。カッパを着たり脱いだりで忙しい。道はわかりにくい。林道出合い14:11着。あとは1時間半かけて林道歩き。タクシーの待つ登山口に15:30。桐生駅前の居酒屋で反省会をして帰京。

□第4590回    伊豆 天城峠 〜 八丁池    10月14日
 伊豆箱根鉄道三島駅に集合し、修善寺より河津行のバスに乗り継ぎ天城峠バス停に到着。9:10新天城トンネル左側より上り御幸歩道を行き、旧天城トンネルへ出る。その右の苔むした急な階段を登り、さらに急な山道が続く。9:55天城峠着。右に行くと伊豆山稜線歩道となり八丁池へは左へ。ブナ、ヒメシャラの樹林中を行き長い木の階段を登り10:50向峠。ここからは多少なだらかな道である。わさび田も見えるはずだが土砂崩れで流されている。樹の間から富士山が見えるかもしれないらしいが雲が邪魔をしている。樹や岩の苔が歴史を感じさせる道である。大きく立派なブナ、ヒメシャラの樹林の中を行く。黄色テープがこのコースのガイドテープらしいが見つけにくい。コマドリ林道の分岐から寒天林道分岐へ。人が少なくここまでトレランの人3人しか会わなかった。アセビが見られる。13:30展望台に上がり360度の展望を楽しむが富士山はやはり雲の中である。これから行く八丁池が下の方に見える。13:50八丁池到着。湖畔でお昼休憩。帰りは時間に余裕がないので下り御幸歩道を行くことにする。ブナやヒメシャラの木々のなかを下り白砂林道とぶつかり、杉ヒノキの林を下る。本谷川も清流が流れているようだが、大きな岩がかぶさってしまっている。本谷林道で林道に入る。水生地からバスに間に合うように急ぎ足で16:10のバスに乗れた。八丁池口からの小型のバスで、修善寺からは伊豆箱根鉄道に乗り継ぎ17:45三島着。全員で反省会後それぞれ帰路についた。
   

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旧道天城トンネル

ヒメシャラの巨木

ヒメシャラとブナ林を行く

向峠の石標

静かな八丁池に到着

紅葉の始まった八丁池


□第4589回    飛  竜  山       10月13〜14日
 13日、奥多摩駅からバスで丹波山村役場バス停9:47着。奥多摩駅は相変わらずの混雑で臨時バスに乗り込む。サオラ峠登山口入口から急登でサオラ峠まであえぎながら12:02着。今日は三条の湯までなので、30分昼食タイムをとっていると、丹波小学校で降りた2名がやってきた。コースは長くなるが、歩き易いとのこと。下りに下って三条の湯に14:22着。風呂に入り17:00夕食。連休なのでそこそこ混んでいた。4人部屋で親子二人連れが先に休んでいた。お祭りバス停から林道歩きで3時間半かけてくる人も結構いた。
 14日、朝5:00から朝食をとって6:30スタート。北天のタルに8:48着。最初の急登で休みながら行く。同伴者は疲れもなく余裕で、3歳上だが体力がある。休憩していると15名位の団体がやってきた。ツアーで健脚向きのコースの参加者で将監峠からきて雲取山に行くという。飛竜山に登ったかと聞いたが、見晴らしがないのでパスしたとのこと。飛竜山は一応山梨百名山、関東百名山なんだけど。山頂近道分岐でザックを置いて山頂へ9:44着。確かに見晴らしはない。分岐に戻り、飛竜権現神社10:34、すぐ近くの禿岩で眺望を楽しむ。前飛竜に11:51。熊倉山13:12。大方下りなんだがとにかく長い。サオラ峠13:46。ここでバスの時間をみて、昨日の道で丹波に戻るか、検討。距離は長くなるが、なだらかで歩き易い丹波天平経由で丹波小学校へ向かい、15:43着。せっかくなのでのめこい湯に入ることにした。17:50のバスで奥多摩駅に戻り、帰京した。

□第4588回    奥日光 金精山・白根山   10月6〜7日
 9・50に到着し10・10に歩き始めるが漫然と白根山に向かっていることに気づき引き返して金精山を目指す。10分程のロスだ。今にも降り出しそうな天気でしっとりした山道。数カ所を倒木が遮っていて、くぐったり乗り越えたり巻いたりするのでややこしい。11:35に金精峠に着く。11:55まで昼食を摂り危なっかしい一本橋(?)や鎖場(ロープ)を通り12・50に金精山山頂に到着。ガスで視界は悪いが針葉樹と紅葉の始まった山々が美しい。雨が降り始めたので長居はせず15:00に登山口の駐車場に戻る。宿に戻る前にコンビニに寄って翌日の食料やつまみを購入する。宿は広い浴槽がある温泉で気持ち良い。寝不足もありリーダーは8時半には寝てしまう。
 翌7日は曇。昼過ぎから雨の予報だ。7:40に出発してロープーウェイの山麓駅に8:00に着き往復チケット(2,400円)を買って15分の乗車で標高2000mの山頂駅に到着。8:40から避難小屋から七色平。そこから急坂を登って座禅山の分岐に10:35に到着。かなり険しい岩場を通って11:40に山頂。予報に反して雨もなく上州や日光の山々がよく見えた。始まりかけた紅葉も美しい。風を避けて昼食の後(12:20)、予定では日光側の避難小屋を経て五色沼と弥陀が池を廻るのだが天気と体力を考えて登ってきた道を引き返した。13:05に座禅山の分岐まで戻り少し回り道だが弥陀が池に行って静かな水面を眺め物思いにふけった。13:40に出発して七色平まで来た道を戻り、そこからは散策コースを辿って15:00過ぎに山頂駅に戻った。宿泊した宿に寄って温泉で汗を流した後(無料で入れた)メンバーを沼田駅まで送り帰路についた。

□第4587回    蕨山 〜 橋小屋ノ頭 (有間山)    10月6日
 順延した6日(日)の予報は曇りだったが、飯能8:00発のバスを待つうち小糠雨になる。名郷バス停から蕨入橋を渡り、林道終点で沢を横切ると、いきなり木の根がうねる急登になる。雨つぶが大きくなり、雨具の上のみ着る。濡れた岩場は、注意して越える。急登は続く。蕨山の展望台は割愛し、あたりも煙る第1峰の下で昼食にする。平坦な雑木林を楽しむこと少し。今度は、橋小屋ノ頭(有間山の一角)への登りに取り掛かる。着13:05。ここから鳥首峠への道は歩かれていないらしく、生い茂った背の高い草をかきわけ、雨・汗・露でずぶぬれで進む。三つの頭を通過し、鳥首峠の標識が出て来るが、これは方向指示標にすぎなかった。その後、峠までのザレの急降下のしぶといこと。鳥首峠からの下りも長く、続く車道も長く。周回して名郷バス停に戻ったのは16:55だった。どんどん暗くなる。10月は、日没が1週間に10分ずつ早くなるとか。長丁場の日帰り山行は、月初にしくは無し。17:49のバスで飯能に戻り、全員で夕食を兼ねた打ち上げをした。思ったよりハードだったが、何があっても山は楽し。
   

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林道終点。沢を渡り山道へ

鎖がある岩場を登る

 カラカサタケ

タマゴタケ

食べられそうなキノコ

滑落注意!急な下り始まる


□第4586回    新メンバー歓迎と鱒釣り交流会    9月29日
 コロナの影響で2019年9月を最後に開催を見送ってきたイベントがようやく5年ぶりに開催出来る運びとなり、その間に入会された会員の歓迎もかねて、いつもの八王子市、恩方ます釣場に27名が集合した。JR高尾駅に集合、8:10と8;45発の陣馬高原下行のバスに分乗、力石で下車してます釣場へ。雨に備えて大型のタープを二つ張り、注意事項等の伝達の後釣りを開始する。しかし、温暖化による水温上昇に加え、エサの選定の問題もあったのか魚の食い付きが悪い。昼食時までに人数分の塩焼きが確保できないという前代未聞の事態。それでも少々のアルコールも飲みながら和気あいあいと昼食を楽しむ。タープの設営、炭火による塩焼き作り、買い出し、会計等に頑張ってくれた皆さんに感謝。午後の放流分もマスのご機嫌の悪さは相変わらずで、小雨が降り始めたこともあり少し早めに切り上げる。お土産のマスも人数分は揃えられなかったが、記念写真を撮って15:42発のバス組とタクシー組に分かれて帰途についた。次回以降の開催にあたっては、実施時期、エサの選定等の課題を解決し、より参加者の方たちの満足度の高いイベントになるよう取り組みたい。
   

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いざ鱒釣り開始・・・

釣れたニジマスを焼く


□第4585回    奥多摩 三 頭 山      9月21日
 武蔵五日市駅のバス乗り場は長蛇の列であったが、何とか席を確保した。急行なので停車は少ない。バスは山間を上って行く。終点の都民の森の広場は多くのハイカーで賑わいをみせている。挨拶を済ませ後、急な舗装路を上って行く。鞘口峠には25分で着いた。天気は高曇りで体には丁度良い。ここからは登山道で緩い上りが延びている。そして傾斜が増してきて登り切ったところが三頭山東峰である。緩く下って再度上り返すと三頭山西峰であった。11:15着。大勢のハイカーが処狭しと休んでいる。我々も昼食とする。南には山頂は雲に覆われているが富士山が見え、北には左から雲取山、大きく下って七ッ石山、鷹ノ巣山、六ッ石山の石尾根の山々が望まれた。鷹ノ巣山がひときわ大きい。休憩を終え、これより長い下りが始まるのだ。20mほど下った分岐の標識には、ここからは都民の森ではありません、とある。なるほど、道は急に悪くなる。鶴峠への分岐を過ぎると岩場の急下降が始まる。下手をすると真っ逆さまに転げ落ちそうな場所もあり、慎重に下る。左には木々の間に大菩薩方面の山々が垣間見えた。そして、又もや急な下りである。小さな上り下りを繰り返しイヨ山(979.1m)着14:10。三角点を確認後尚も下って行く。西の方角には鹿倉山から大寺山の白い仏舎利塔が見え隠れしている。やがて眼下に奥多摩湖が見えてきた。14:50車道にとびだす。すぐ下に浮橋が見えているのであるが、下る道は少し先まで歩かねばならない。湖畔の道を経て浮橋を対岸へ。以前の橋とは違い頑丈で揺れも小さい。観光客向けに造り直したものであろう。小河内神社バス停着15:15。やっと着いた。何組かの登山者とすれ違ったが、登りにとるとかなりの時間を要するだろう。奥多摩駅前の小料理屋で反省会後帰路についた。

□第4584回    安 達 太 良 山      9月14日
 やまびこ123号で出発し、郡山乗換え9:06二本松着。駅前から予約したジャンボタクシーで奥岳登山口へ向かう。山に向かうにつれて霧が濃くなり、車道が見えない状況で運転手さんも慎重に進み9:35着(8,580円/台)。霧は薄くなっているが山は霧の中。ロープウェイ山麓駅でトイレを済ませ、6人乗りゴンドラで約10分。9:52山頂駅着。出た所は広場が有るだけ。ガスっているが雨は降っていないので身支度をして10:00出発。木道が引かれた道の両側にはシャクナゲが目立つ。15分ほどで木道は終わり徐々に傾斜が増してくる。足元のオヤマリンドウやオオカメノキの赤い実を見ながら登る。平坦地に出ると表登山口分岐がある仙女平。道標に山頂まで40分と書いてあり10:40まで小休止。岩混じりの道を行き視界が開けるとくろがね小屋分岐で11:25山頂下着。雨がチラつくが直ぐに止み、荷物を置いて空身で山頂往復。戻って12:00まで昼休憩。展望が無いので矢筈森は割愛し、峰の辻経由でくろがね小屋に下る。建替え工事中のくろがね小屋13:00着。登山道脇に小さなベンチがあり小休止。ここからは林道(馬車道)を歩き奥岳に下る。勢至平を過ぎ、13;45八の字で馬車道と分かれ旧道を下るが、深くえぐれた道は雨上がりで滑って歩き難い。旧道は馬車道を3回横切るが旧道を早々に止めて馬車道を下る。しかし、馬車道も泥でぬかるんでいて意外と時間がかかり奥岳バス停14:40着。奥岳から15:30発シャトルバス(8/31〜11/4の土日祝のみ運行)に乗り岳温泉下車。バス停近くの「岳の湯」で入浴。入浴後、時間があるので飲食できる店を探すが空いている店が無く、コンビニの中にイートインを見つけ、そこを借りて反省会。17:23発バスで二本松駅へ。二本松17:58発で郡山18:24着。急いで乗換え18:30やまびこ154号自由席に乗り帰京する。

□第4583回    棒 ノ 折 山       9月7日
 青梅線川井駅から清東橋行きのバスに乗る。登山客は我々以外に1名のみで終点の清東橋9:46着。上流に向かって舗道を10分程歩くと登山口の奥茶屋に到着。大丹波川を橋で渡り、棒ノ折山の登山道に入る。すぐに山葵田が現れ、秋の訪れを告げる秋海棠のピンク色が鮮やかだ。良く手入れされた山葵田の中を縫うように付けられた登山道を辿り、沢を6回渡り返したのち傾きかけた小さな木の祠の前に出た。ここから暫くの間は急な木の階段が延々と続く。樹林帯で風もなく猛烈に暑苦しいが、なんとか棒ノ折山頂11:54着。東屋も建つ広々とした山頂で一部が窪んでいるので木道が整備してあり、ススキも穂を出していて気温以外は秋を感じさせる。北側の展望を期待していたが誰が植えたのか栗の木が立ち並び、ほんの少しだけ覗ける程度。数年後には何も見えなくなってしまうかも知れない 降り道は木の根が出ていて歩き難い。およそ峠の雰囲気が感じられない権次入峠から岩茸石に向かう。この降りも木の根だらけで歩行がすこぶる捗らない。棒ノ折山へは白谷沢を登るのが順当らしく団体も登ってきたので水分補給を兼ねて小休止してやり過ごす。滝ノ平尾根との分岐点岩茸石を過ぎ、舗装道路を3回横断して降り続け、名栗川を渡ってさわらびの湯15:04着。全員が温泉で汗を流し、名郷からのバスに座れて飯能駅に出る。





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