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山 行 記 録


2014年の山行記録

□第3931回   杓   子   山                  12月28日
  高尾駅発7:46河口湖行に乗る。年末なので混んでいない。9:26富士山駅着。バスの出発には少し時間があるが、9:30発のバスが遅れて出発するところで、運転手が親切にも声をかけてくれ、待ち時間なく乗れた。ところが予定していた路線バスでなかったので、あちこち遠回りして、結局村役場の停留所に着いたのは10:00になる。身支度をしてしばらく舗装道路歩き、駐車スペースのある登山口に10:45着。霜が解けて道は泥んこが混ざる。急坂を避けて迂回路を行くが逆に下りになったので急遽左折して、ヤブ漕ぎをしながら急斜面を登る。Mさんは正規登山道を行ったので、一人高見から方向指示を出してもらった。ロープが数か所あり、かなり急登で精力つかう。11:33高座山山頂。小休止後大権首峠までアップダウンをくりかえし、12:10に着く。ハングライダーの人と話して杓子山に12:53喘ぎながら登頂。ご褒美の秀麗な富士山。赤岳から八ケ岳まで晴天に恵まれ眺望は最高だった。13:30下山開始。大権首峠に13:46戻り、あとは林道歩き。ゲート14:10で不動湯の近道でショートカット。不動湯は1000円なのでやめて、そのまま大明見のバス停15:14着。左周りのバス15:38に反対方向からきて、運転手さんが声をかけてくれ乗れた。寿駅から富士山駅に戻り16:07発のホリデー快速に乗り、大月で反省会をして帰京。


□第3930回   志 賀 高 原 ス キー         1月10〜12日(2015年記録に掲載)

□第3929回   上  越  ス  キー               1月4日(2015年記録に掲載)

□第3928回   丹沢 栗 ノ 木 洞 と 櫟 山           12月21日
  順延して21日に実施。新松田発9:40のバス(\520)で宇津茂下車10:07。バス停の側に「鍋割山方面」の標識はあるが、その先で道迷いをして民家のご主人に教えていただく。集落や茶畑を眼下に見、土佐原分岐を過ぎ、鹿除けの柵の扉を開閉したりして進む。車道の三廻部林道を渡り植林帯を行き櫟山到着11:56。名前の櫟は見当たらず、大きな赤松の木がある。東側が開けた気持ちの良い所で12:30まで昼食タイム。ここから15分程で栗ノ木洞12:46。櫟山同様、栗の木が見当たらない? 途中痩せ尾根を通過して鍋割山との分岐の後沢乗越13:12。大倉バス停に向け下山。二俣、西山林道を行き、バス停15:10到着。流石に人が多い。15:38発のバス(\210)で渋沢駅に出て、全員で反省会をして帰る。


□第3927回   X'mas山行 雄 国 沼 から 猫 魔 ケ 岳    12月13〜14日
  クリスマス山行は25日の前週の土日に行うことが多いが、積雪で断念する山行が多いので今年は1週早めた13〜14日とした。だが早くも強烈な寒波が襲来し気象台は警戒を呼び掛けていたので決行判断は悩んだ。
  13日、郡山からいつもの磐越西線に乗車し猪苗代駅からタクシーで雄子谷の登山口に向かう。クルマ組と合流して7人と犬1匹で10:10から雄国沼休憩舎を目指す。3度目の挑戦だが積雪は一番多くトレースが弱い。小雪のなか山岳用GPSや過去の山行を思い出しつつ13:00休憩舎着。ガスで視界も利かないので行動はあきらめ、15:00までは昼食15:00から宴会とする。クリスマスケーキはテント内でパウンドケーキと生クリームとイチゴ(とちおとめ)を使って手作りという新趣向。シャンパンで乾杯し20:00就寝。
  翌14日は数十pの降雪とガス。猫魔ケ岳登頂はあきらめ、希望者のみワカンを着けて1時間半ほど雄国沼周辺を散策した。だが風雪で何も見えない。10:20下山開始。途中でタクシーの迎車を予約し12:35登山口着。ホテルに寄って冷え切った身体を温泉で温めじっくり反省しながら帰京する。


□第3926回   忘 年 山 行  陣 馬 山              12月7日
◇Aコース
  高尾9:27発甲府行きに乗車。9:40藤野下車。9:50和田行きバスは満員で立っている人もいた。陣馬登山口で大半が降り、終点の和田に10:05着。バス停前には県立陣馬自然公園センターがあり、中に入れて暖かい。トイレと身支度を済ませ登山届を提出し10:25出発。車道を5分ほど歩くと右手に陣馬山登山口の大きな石標あり。民家の脇を登り山道へ。30分ほど登った所で衣類調整のため小休止。更に15分登り11:15一の尾根に合流。緩やかな尾根道を登り、11:38和田への分岐を通過。11:50階段の登り手前で休憩し、茶店の立ち並ぶ陣馬山頂12:00着。Cコースもすでに到着。少し下がった草地でキノコ汁の準備を始め、BとDコースの到着を待つ。

◇Bコース
  Aコースと同じ9:27発の甲府行きに乗って9:40藤野駅下車。9:50発和田行バスに乗って陣馬登山口へ。一の尾根コースを登る。なだらかな舗装道をしばらく歩き、登山道に入る。コースタイムが1時間40分となっており、12:30集合なので所々で小休止をした。12:20に山頂に着いた時は、我グループは一番最後であった。道もしっかりついており、時折走り抜ける若いグループがあり、25名の団体ありと天気も良かったので多くの人がでていた。山頂では餅つきをしているグループがあり、少しおすそ分けをしてもらったらキノコ汁がもっとうまくなるかと思った。

◇Cコース
  相模湖駅に参加者12名集合し、8:58発のバスに乗車。底沢バス停からさらに車道を歩き、美女谷橋を渡って、美女谷温泉の廃屋を右手に見ながら進むと、民家脇からいきなり登山道となる。登山道の入口で挨拶と自己紹介を済ませ9:27出発。程よい登りに、天気は上々で、木々を見上げる先には青空が広がる。竹林の間の登山道を登ったところで、9:55早めの水分補給の休憩を入れる。さらに登り高度を上げると、左手に富士山の姿が見えてくる。登山者とは単独行の2名の下山者に出会っただけで静かな山歩きを楽しむ。急登に汗が出るも、ほどなく底沢峠に10:45着。静かだった登山道も、ここからは、賑やかに登山者が行き交う。明王峠でしばし富士山を眺めた後、陣馬山へ歩を進め4コースの1番乗りで11:55頂上着。他のコースメンバーの到着を待つあいだ、雲が掛かる前の富士山をバックに記念撮影を済ませた。

◇Dコース
  7:11高尾発、上野原7:28着しタクシーで予定の井戸より奥の軍刀利神社まで入る(3340円)7:50着。大桂のある奥宮から富士が見える。三国峠の登りで氷の花の群落があった。9:05三国山は大展望。光る相模湾。丹沢、富士、道志、荒川三山、大菩薩、国師、奥多摩。手前は権現山と扇山。ここから5分で生藤山。低く陣馬山見える。急な下り登りで最高峰の萩の丸。御前山や大岳山、鷹の巣山が見える。万六尾根を分ける連行峰。柔らかな日ざし。祠のある山の神。陣馬山が大きくなる。10:35大蔵里山から醍醐山へ登り返す。時間があるので巻き道は使わない。醍醐峠の日ざしで時間調整。高岩山を経て和田峠。緩いコースで陣馬山12:20着。連行峰の左に生藤山がわずかに望む。新しい人、懐かしい人。温かいキノコ鍋を戴く。

下山コース
 @ 白馬の前で全員の記念写真を撮り、13:45下山開始。栃谷尾根コースは総勢20名の大人数。下り初めは段差のある階段状の道が続くが、すぐに歩きやすい道になる。展望が開け眼下に栃谷の集落が見えると間もなく茶畑に出る。畑の中を下って行くと迎えに来てくれたMさんと出会い、全員でMさん宅にお邪魔することになる。柚子茶と美味しい手作り料理でおもてなしを受ける。30分ほど休ませて頂き、陣馬登山口15:49発バスに乗るため15:10Mさん宅を辞す。登山口バス停に着くと定刻通りバス到着。1台目は満員で乗れなかったが、続いてきた臨時バスはガラガラでほぼ全員が座れて藤野15:59着。直帰組と反省会組に分かれ帰京。

 A すぐに栃谷尾根コースの@グループと別れて 歩きやすい道を30分ほど降りて奈良子峠に。前を行くBグループとも別れて明王峠へ下山。石投げ地蔵を横目に林道を横切る。ショウノ塚で小休止。大明神山も楽々すぎて与瀬神社に15:20に着く。相模湖駅で直帰組と反省会組にわかれて帰京した。

 B 陣馬山から快適な尾根道を行き14:05奈良子峠に着く。新しいガイドには無い道がある。古いガイドでは底沢峠が明王峠になっていた。底沢峠から降りる。ザレて、木の根の出た道。陣馬山見える。日が陰り寒くなる。渓谷の林道に出る。紅葉は終わり。陣馬高原バス停15:05着。バスは臨時が出たので定時に座われたが超満員。高尾駅16:10着で南口で反省会をして帰京。


□第3925回   晃 石 山 から 太 平 山              11月30日
  浅草7:10発の快速で出発。新大平下8:22着。8:40駅前出発。10分ほど町中を歩きJR大平下駅前に出る。線路沿い進み踏切を渡り、山沿いの関東ふれあいの道を大中寺に向かう。9:30大中寺着。境内で休憩し清水寺へ。清水寺へは参道を戻り、道標がないと見逃しそうな細い道を入る。途中から東山道と呼ばれる山道を歩くが、分かりにくいためか道標が頻繁にある。車道に出た所が清水寺の前。10:15着。観音堂入口のモミジが美しい。石段をあがって観音堂にお参りし、清水寺でトイレ休憩。桜峠へは車道を少し進むと右へ桜峠への登山道がある。20分ほどの登りで東屋の建つ桜峠11:00着。周囲は伐採されていて展望が良い。青入山へは急坂を手すりがついた石段の道を登る。小さなアップダウンをいくつか繰り返し、晃石山分岐から直登コースを登り山頂11:40着。一等三角点の山頂からは日光方面の眺めが良い。12:05神社経由で下山。尾根伝いに進むとパラグライダーの発進地があり、数人が風待ちとかで休んでいた。12:35ぐみの木峠を通過。林道を横切り、富士浅間神社への急登を登り太平山12:55着。10分休憩のあと太平山神社へ下り、謙信平に向かう。謙信平は丁度紅葉の見頃で大勢の人と車で賑わっていた。少年自然の家の先から遊歩道を下り六角堂へ。国学院前バス停13:55着。14:06発のバスで栃木駅に出て14:41発東武線で帰京。

  

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木瓜の花咲く山麓の道

桜峠からの眺め

一等三角点の晃石山頂

ここからパラグライダーが飛ぶ


□第3924回   大  山  南  尾  根           11月23日
  ヤビツ峠行のバスは臨時が出、増発もされる。峠で全員揃い9:05出発する。登る人多いが、先は長いのでペースを守る。大山山頂には溢れかえる人々。次から次へと登ってくる。小春日和の霞に展望。東京、横浜、江の島、湘南平、箱根。これから歩く南尾根。大島も。富士見台、追分までは登る人で渋滞。女人禁制の碑を経て、くびなし地蔵で昼食。蓑毛越から穏やかな道。パラボラのある浅間山。林道が合流してNTTの電波塔。ススキと虫の音。またパラボラ。不動越から高取山へ登り返す。NHKの白い塔がある。伊勢原や本厚木が見える。ピーク二つ巻いて念仏山。平塚。新幹線。秦野が盆地だと分かる。箱根連山。矢倉沢往還の御夜灯と善波峠。下山は秦野でなく、鶴巻温泉駅へ。樹間遥かに大山。この辺の紅葉はまだ。吾妻山で小憩。駅近くで反省会。長大な南尾根だが登り返しはキツクなく、歩きやすかった。


□第3923回   明 神 峠 〜 三 国 山              11月15日
  駿河小山駅で全員が揃い、8:45発のバスで標高900mの明神峠へ。9:10明神峠着。9:25車道を少し進み簡易トイレの所から富士箱根トレイルに入る。眼下が開け箱根の山々や愛鷹連峰が良く見え、富士スピードウェイの車の音が聞こえてくる。小さなピークを2つ越えて車道を横断すると三国山東登山口。9:50いよいよ本格的な登りになる。鉄塔を過ぎ道が平坦になり1201.4mの三角点に10:10着。水分補給の小休止をとり、僅かな急登を登れば三国山。10:30着。展望は無いが平地になっていて休憩に良い。山頂から緩やかな砂地の広い道が続く。大洞山手前で10分休憩し、大洞山11:50着。アザミ平の手前でようやく富士が見えてくる。アザミ平東で富士を眺めながら12:20?12:45昼食。篭坂峠への道を分け、立山へ向かう。立山頂上は展望が無いので0.3km先にある展望台へ。13:15立山展望台着。富士山は逆光になってしまい写真には上手く撮れないが、裾野まで見えて素晴らしい。各々写真を撮り13:30下山開始。期待していた紅葉はすでに終わっていたのが残念。休憩所から植林帯の中を下り、立山登山口入口に14:15着。すぐに車道に出て紅富台の住宅地を下り14:35国道へ。道の駅すばしりまで歩き、15:17発のバスで御殿場へ。しかし予定していたバスが30分遅れて到着した為、御殿場16:23着。直帰組と反省会組に分かれ帰京。

  

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眼下に富士スピードウェイ

なだらかな広い道が続く

大洞山を過ぎ富士が見える

富士箱根トレイルの標識


□第3922回   坪      山                   11月9日        中止


□第3921回   三 窪 高 原 ・ 倉 掛 山              11月8日
  9:00塩山駅からタクシーで柳沢峠へ9:20着。9:36出発。階段状の道を交えながら柳沢の頭10:10。下って登り返すとハンゼノ頭10:23。南ア、奥秩父、大菩薩など大展望だが、この日は曇りで富士山が見えない。この辺一帯が三窪高原でツツジの群落地だが、最近は鹿害が酷いようだ。無線中継のアンテナを過ぎ防火帯を急降下した後、車道とぶつかる板橋峠。バイクの通行止めの柵を越えて倉掛山まで防火帯の広い草原上を行く。倉掛山まで急なアップダウンをいくつか繰り返し、一つ手前のピーク墨川山で昼食(12:12〜12:35)後、倉掛山到着12:45。防火帯は終わり尾根を下り、笠取山への分岐でもある白沢峠13:40。広い所で何故か朽ちたトラックがある。ここからの下りが細く落ち葉が積もって歩きにくい。転落しないように気を付ける。やや頼りない丸太の橋が3つあった。林道に出て更に歩き、車道に出る白沢橋15:00。バスで山梨市駅に出て帰京。


  

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展望図の有るハンゼノ頭

防火帯を歩き倉掛山へ

倉掛山の三角点

足場の悪い白沢峠からの下り


□第3920回   小 野 岳 と 二 岐 山              11月1〜2日
  ころころ変わる天気予報に翻弄されつつ、浅草を6:20発の快速で会津田島乗換で湯野上温泉駅へ。タクシーが出払っていたので予定とは逆コースをとることにして、10:50駅から小雨の中を歩き始める。小野観音堂の山門で雨宿りがてら最初の休憩。ここから暫くで山道となって緩く登る。下部では所々紅葉がきれい。もう少しで頂上という雰囲気になってからがかなり長く、2時少し前にやっと頂上。雨も上がって北に磐梯山や猪苗代湖など、天気が悪い割にはいい眺めが楽しめた。下山は最初がかなり急。小さなコブを越えてやがて山腹の下りとなるが、ここも予想外に時間がかかって、大内宿に下山できたのが3:50過ぎ。予定のバスに間に合わず、タクシーを呼んで湯野上温泉駅に戻り、待っていた宿のクルマに乗り移って二岐温泉のふじや旅館に4時半過ぎに到着した。空いていて、温泉、天然のキノコが何種類か入った夕食ともに満足。夜はまた雨。

  2日は直前まで雨マーク付きだった予報が変わり、快晴の朝を迎える。天然ナメコの味噌汁など美味しい朝食の後、宿のクルマで御鍋神社先の登山口まで送ってもらい、8:35に歩き始める。いきなり急な登りがブナ平まで続く。ブナ平は高原状でのどか。二岐山の頂上も見える。やがてまた急登に。樹間に那須連峰を見ながら40分強頑張り、10:23待望の二岐山(男岳)頂上。少し雲があるが、那須連峰、日光連山、燧、会津駒などが望まれ、北には安達太良、猪苗代湖、磐梯山とまずは満足のいく眺めを楽しむ。30分程休んで双耳峰の女岳へ。展望もない地味な頂上。そのすぐ先から地獄坂という恐ろしい名前の急下降が始まる。落ち葉の下に木の根が隠れていたりで緊張する下りだが、40分程でなだらかになり、12:25車道に下り立つ。未舗装の林道歩きは紅葉が盛りで楽しみながら下る。やがて舗装道路に出ると15分程で1:10に二岐温泉に帰着した。入浴、反省会とのんびり過ごし、宿のクルマで湯野上温泉へ。途中の沿線の紅葉も見ごろだった。再び会津田島乗換の長い電車旅で8:05浅草着。
        

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小雨の中、紅葉の道を小野岳へ

赤と黄色の染め分けが面白い

飯豊連峰方面を見ながら下る

二岐山のブナ平を登る

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ブナ平から二岐山を見る

頂上から磐梯山・猪苗代湖

二岐山男岳を後に女岳へ

二岐温泉への林道を下る

□第3919回   飯 縄 山 ・ 黒 姫 山              10月18〜19日
  18日 東京発6:24発の新幹線が30分遅れで発車のため、長野駅発のバスに1時間遅れの9:30発の乗車になってしまった。飯綱登山口10:18着。支度をして一の鳥居から出発10:35。信仰の山で頂上近くまでに13の仏様が置いてある。途中いつの間にか通り過ぎてしまった仏様もあった。11を過ぎると急登となり鎖場、水場、中社への分岐、飯綱大権現の鳥居、飯綱神社奥社を過ぎ、少し下って登り返すと飯綱山頂13:35。昼食後14:15戸隠中社に向け下山。15:37萱ノ宮社から間伐事業で通行止めのため迂回路を辿る。昭文社の地図にはルートが無いが道はしっかりしている。沢沿いを行き小さな渡渉もあった。宿到着17:00。

  19日 7:30黒姫山に行かない2人を残し、宿の車で黒姫山大橋登山口まで送って貰う。7:45登山口着。ほぼ平坦な道を行き種池を見学。古池を半周した辺りで西登山道との分岐まで山腹を巻くように緩く登る。分岐から新道の尾根を登る。樹林の急登を行き、傾斜も緩くなった頃、しらたま平という展望の良い岩場の小広い所に出る。しばらく展望を楽しみながら行き、アップダウンをこなした後、岩場を登って黒姫山12:05到着。ツアー登山など結構な人数がいる。昼食後、黒姫駅に向け12:40下山開始。岩や木の根交じりの急坂で結構難儀だ。途中岩の中にヒカリゴケを見る。日の出石(五合目)を過ぎ道はかなり歩き易くはなる。四合目から三合目の夫婦岩まで七曲りのジグザグ。大きなシナノ木を過ぎると緩やかな樹林の中を何回か車道を横切りながら市街に入っていく。最後は親切な地元のおば様の車に乗せて頂いて黒姫駅16:46発の電車に間に合う。長野駅に出て反省会後帰京。両日とも晴天での中、紅葉と大展望を楽しむ事ができた。

        

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13仏の1番目不動明王

南登山道にある水場

白馬岳方面が見える

飯縄山山頂で昼休憩

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朝の種池

紅葉の古池

美しい紅葉

北アルプス遠望

□第3918回   小 坂 志 川 本 流 と 湯 場 の 沢           10月18日
  立川7:23発で出発し、武蔵五日市7:57着。数馬行きのバスは物凄い人だった。即、タクシーで笹平へ(\4,060/台)8:30着。歩いて10分、天光寺への橋を渡る。少し先の石段を下って川へ降りる。河原9:00発。川幅いっぱいの流れ。どこまでも平らで、じゃぶじゃぶ歩く。水は冷たく、光が谷に差し込み綺麗な水。橋をくぐり、湯場の沢に入り沢登りになる。楽しい滝登り。水は本谷ほど冷たくなくて、苔はヌメらない。ナカの万六沢を分け、第二のゴルジュになる。一ヶ所右を巻いたがザイルを張る。でも結局ぬけの滝二本でずぶ濡れになった。さらに行くと全面が白く水の踊る滝に出る。山が迫ってきたので右の枝沢ぞいを登る。ガレもヤブもなく小尾根に着く。尾根を左に登ると万六尾根に出て、歩き良い道を柏木野へ下り15:22バス停着。15:24満員のバスで武蔵五日市駅へ。拝島で反省会をして帰京。ちょっと寒いが楽しい沢だった。


□第3917回   鹿 俣 山 ・ 玉 原 湿 原           10月12日
  高崎で集合し8:24発水上行きに乗車。沼田9:13着。9:20発たんばら行きバスに乗る。ラベンダーパークバス停10:20着。期待に反して曇り空。50mほど車道を戻り駐車場脇の登山口へ。挨拶を済ませ10:40出発。ブナ林の中の緩やかな道を登る。紅葉の始まった林の中をのんびり歩いて行くと少しずつ青空が出てくる。11:55シャクナゲ群生地で小休止。樹の間越しに上州武尊が見えてくる。一旦下って急斜面をジグザグに登りきると12:15山頂分岐。鹿俣山頂上12:20着。頂上は狭く南面しか展望がない。集合写真だけ撮って12:30下山。分岐まで戻りブナ平へ向かう。ゲレンデに出た所で谷川連峰の眺望を楽しみながら12:55〜13:30まで昼休憩。ゲレンデを2度横切りブナ平入口へ。14:00センターハウスへの分岐を過ぎるとブナ地蔵のあるブナ平。さらに10分ほど進むと玉原湿原(水源コース)分岐。長沢三角点へは5分ほど登る。下って行けば尼ケ禿山・玉原越え分岐に14:45着。湿原へは2つのコースに分かれるが、どちらを通っても大差はない。左側のコースを行き15:00湿原着。草紅葉が陽に映えて美しい。時間がタップリあるので休憩所で小休止。木道を5分ほど歩くと自然環境センター前の車道に出て、15:30センターハウス着。バス停が分からずレストハウスの人に聞いてバス停に向かう。何も無いバス停に15:50着。すこし先にトイレがあると聞いていたので探しに行くが見当たらず。結局、車道から下って中心広場内にあるトイレを利用する。バス停に戻り16:27のバスを待つ。貸し切り状態のバスで沼田17:35着。駅前のコンビニで缶ビールなどを購入し、17:58発高崎行き車内で反省会をしながら帰京。

  

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ブナ林の中を行く

樹の間越しに武尊山

ゲレンデ上部からの眺め

玉原湿原の草紅葉


□第3916回   毛  無  山(天子山塊)          10月11〜12日      中止


□第3915回   九   鬼   山                 10月5日        中止


□第3914回   森   吉   山                10月4〜5日  写真を「アルバム」に掲載
  4日 大人の休日倶楽部パスを利用して、こまち3号で角館へ。秋田内陸線に乗換えて阿仁合へ。ここから乗合タクシーで阿仁スキー場を経てブナ帯キャンプ場まで入る(¥5,100)。1:15、予報に反しての曇り空、上部はガスの中、スキー場に沿って登る。所々きれいな紅葉が見られる。稜線の石森に2:55。そこから20分で阿仁避難小屋。きれいに使われていて設備も充実した快適な小屋だった。他に泊り客はなくゆったりと夕食をとって就寝。夜中には晴れて星空が楽しめた。
  5日 好天に明ける。ヤキソバの朝食後、7時過ぎに小屋を出る。すぐに大展望が広がる。夏はお花畑になる斜面を快適に登って7:43森吉山頂上。文字通り360度の展望で岩木山、八甲田連峰、八幡平、岩手山、早池峰、秋田駒、和賀岳、鳥海山など名だたる名山が全て視野の中にある。登山者は他に1人だけ。30分休んで下山にかかる。最初の1ピッチは展望は良いが結構滑り易い部分も多い。中村コースは余り歩かれていないようだ。1ピッチ下ったあたりは紅葉が素晴らしくきれい。その下もブナやカエデが良く色づいて楽しめた。次第に緩やかな下りになってブナ林が豊かな林相を見せる。しかし長い下りだ。11:40漸く中村・打当内分岐。ここで今日帰京するTさんと一旦分かれ、中村方面へ。道は藪が深いが、30分程で車道に出る。下る途中山栗が沢山落ちていて、拾いながら阿仁マタギ駅に1:30到着した。Tさんと再会して秋田内陸線で角館へ。ここで帰京する1名と、台風18号を気にしつつ月曜まで個人で居残りの3名に分かれた。


□第3913回   小 持 山 ・ 大 持 山            9月27日
  西武池袋発7:05、横瀬着8:43。タクシー2台で生川(一の鳥居)へ。支度をして9:10出発。武甲山への道を行き、十二丁目石を見ると左へ持山寺跡・シラジクボへの分岐があり鉄板の橋を渡る。杉林の歩きやすい道を行き林道とぶつかる所で一本入れる10:00。持山寺跡(3分)を往復しシラジクボ10:47。急登を経て小持山11:37。昼食タイムと写真を撮り出発12:00。大持山まで露岩混じりのピークを4つ越える。途中先が断崖になった場所からはギザギザの両神山が良く見えた。大持山12;45。妻坂峠の分岐、標識の無い横倉山を過ぎウノタワ13:27。ここは広々したなだらかな所でキャンプをしたくなる場所だ。急登し更に2つ程アップダウンした後は名郷に向けて下る。左に石灰石の採掘場が見え、登山口にある工場までレールが通っている。途中以前は集落だった民家の残骸が何軒か残っている。生活ゴミがごっそり捨ててあったりと最後でちょっと興醒めだ。工場からは30分程の車道歩きとなり名郷バス停15:55。16:12発のバスで飯能に出て反省会組と直帰組に分かれ解散。

  

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削られていない武甲山

酉谷山方面の眺め

大持山の肩・妻坂峠分岐

鳥首峠・白岩への分岐



□第3912回   新 人 歓 迎 と 鱒釣り交流会             9月23日
  さわやかな秋晴れの中、9時に高尾駅に集合してそれぞれタクシーに分乗し恩方鱒釣り場へ。2年ぶりの開催で例年の9月初旬を避け、下旬にしたので鱒の食いつきは良く、次々に釣り上っていく。新人5人をいれて総勢40人。11時の酒解禁まではひたすら釣りまくる。多い人は10尾以上つりあげた人もおり、全部で300尾以上の漁果でお土産用の鱒も例年より多かった。1日のんびりと釣りとバーベキューを楽しみ、会員相互の交流もはかられた。


□第3911回   茅   ケ   岳                    9月21日      中止


□第3910回   那 須  茶 臼 岳                  9月14日
  東京発6:40やまびこ503号で出発。大宮から乗車の5人と那須塩原駅で合流。8:05発ロープウェイ山麓行きバスに乗車。連休とあって超満員。途中渋滞があって約15分遅れ。さらに終点手前で全く動かなくなりバスを降りて歩く。山麓駅に9:35着。臨時のロープウェイで山頂駅へ。10:00出発。牛ヶ首分岐を過ぎると道は急な登りになる。峰の茶屋からの道が合流すれば山頂は間近。鳥居を潜って石の祠がある山頂11:35着。晴れているが雲が多く遠くの山は見えない。下りは周回路を通り峰の茶屋経由で牛ヶ首に向かう。登山道の近くに噴気孔があり火山であることを実感する。「無間地獄」を過ぎた先が牛ヶ首。小休止を取り11:40姥ヶ平に向かう。紅葉が少し始まっていた。11:55姥ヶ平着。ベンチとテーブルがあり休憩に良い場所だ。青空をバックに茶臼岳が聳えて見えたが、昼休憩の間に雨がポツポツくる。すぐに止んだが12:15早々に出発。12:30三斗小屋への分岐を過ぎ、緩やかなアップダウンのある山腹道を下る。日の出平分岐、沼原駐車場への道を分け木道の引かれた沼原に13:35着。雲行きが怪しくなり、駐車場に登り着いた所で雨が降り出す。東屋で雨具を着けるとすぐに止む。車道を暫く歩くと左側に道標あり。板室・乙女の滝方面への山道に入る。2度ほど車道と交差する箇所があるが、雑木林の中の気持ち良い道が続く。落葉松林に変わり、地図には載っていない板室温泉と乙女の滝分岐に15:30出る。分岐を乙女の滝方面へ向かう。虎ロープが張られた崖沿いの道を下って行く。沢が近づくと車道に出て、左へ100mほど行けば乙女の滝駐車場15:55着。バスの到着を待つ間に滝を見学。16:37発のバスに乗り17:20黒磯着。那須塩原駅で新幹線に乗換え、直帰組と反省会組に分かれ帰京。

     

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茶臼岳への登り

山頂から周回道へ

峰の茶屋と朝日岳

無間地獄の噴気孔

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眼下に姥ヶ平見える

姥ヶ平から見た茶臼岳

沼原の展望テラス

乙女の滝への道



□第3909回   早 川 尾 根 と 甲 斐 駒 ケ 岳       9月13〜15日  写真を「アルバム」に掲載
  13日 久々に好天に恵まれそうな3連休とあって、甲府駅の広河原行バスには長蛇の列。定刻25分遅れの増発便に何とか席を確保する。広河原着は40分遅れて11:30。昼食後11:55に出発。20分程で広河原峠登山口。こちらに向かう登山者はいない。峠までは美しい原生林の中の急登が続きなかなか厳しいが、コースタイム3時間半のところを2回の休憩を含めて2時間半で登りきる。峠は小広く、樹間に八ヶ岳が望める。そこからは尾根上のややなだらかな登り35分で3:20今宵の宿早川尾根小屋。奇跡的に残った古い南アルプスの小屋、といった風情で水場も近く快適だ。宿泊客も我々の他10人程度でゆったりと泊れた。この日北岳の肩の小屋?には400人が押し掛けたとか。食事は出さないので自炊して、8時には就寝。夜は星空。
  14日 快晴。4:30起床、6時前出発。小屋の脇から朝焼けの北岳が見える。5分程登ると西方の好展望が広がるが、その先はまたしばらく樹林帯の登りとなる。40分歩いた2553mピークは360度の展望台。行く手にアサヨ峰や甲斐駒が望まれる。しかし甲府盆地側からは早くもガスが湧き上がる。ここから50分のミヨシの頭では北アルプスも見えた。更に40分強で8;32、今日の最高点アサヨ峰に登りつく。アップダウンが多く、2553m峰から案外時間がかかった。北沢峠側から往復する人もいるためか、やや登山者の数が多くなる。北岳以南の展望は素晴らしいが仙丈岳と鳳凰三山方面には雲。中央や北も見えない。ここから栗沢山へは展望の良い稜線歩きだが、やはりアップダウンが多く1時間を要する。この間甲斐駒は雲から出たり入ったり。栗沢山で大休止をする間にガスも濃くなってきたので10:30下山開始。仙水峠には甲斐駒からの下山者が引きも切らない。仙水小屋12:15着。今日下山のAさんを見送る。ここは完全予約制なので混雑期でもゆったり泊れる。夕食は4時と早い。今日は天気が良いからと屋外で食事。することもなく早々と明るいうちから就寝。
  15日 3:30一斉に起床、朝食。4時過ぎにはヘッドランプで小屋を出る。仙水峠まで戻り駒津峰への登りにかかる頃やっと明るくなってくる。途中展望のいいポイントで日の出を迎える。雲の色の変化が非常に美しい。6:40駒津峰。今日は中央、御嶽山、北アルプスも良く見える。雲もなく素晴らしく遠望が利く。岩場が続いて六方石。そこからは捲き道コースで摩利支天分岐を経て甲斐駒頂上を目指す。特有の白ザレの道を登って8:15甲斐駒ケ岳頂上。高曇りではあるが展望は昨日よりも良く360度、遠望も十分利いた。時間が早いせいか人もそれほど多くはなく快適。8:35下山にかかり、駒津峰から双児山を経て北沢峠に下山。バスを乗り継いで甲府へ出て帰京。


□第3908回   乾  徳  山         9月6日
  高尾発7:26の小淵沢行に乗車、8:44塩山下車。タクシーで大平(おおだいら)高原の登山口へ(\5,950/台)9:25着。一般車は大平荘までだがタクシーは登山口まで入る。虫除けスプレーをかけてから9:35出発。何度か林道を横切り月見岩分岐10:00着。国師ヶ原への道と分かれ山道に入る。10分ほど登ると道は緩やかになる。樹林の中のなだらかな道を進み、大岩を過ぎて開けた所に出れば草原状の扇平。10:50月見岩着。扇平の道標を過ぎると再び樹林の中へ。湿った岩と木の根が滑りやすい。髭剃り岩を過ぎると岩の間を登るようになり1135鎖場を通過。山頂直下の鎖場は迂回路あり。迂回路を登り12:00山頂着。時折晴れ間が覗くが遠望は利かず。狭い山頂で昼食を済ませ12:20下山開始。往路を戻る。鎖場では少々待ち時間あり。13:10扇平へ下り小休止。マルバダケブキの花が目立つ。13:35国師ヶ原の林道に出た所で親子のシカに出会う。分岐を左へ林道を歩き、月見岩分岐の下にある道満山分岐14:00着。滑り易そうな道を慎重に下り道満山で14:25〜14:35休憩。急坂を下って平坦になった所が徳和峠。徳和バス停まで10分と書かれた標識。5分ほどで車道に出て徳和集落内を歩いてバス停15:25着。15:36山梨市営バスで山梨市駅へ(\400)16:08着。駅前の店で反省会。17:44発の高尾行きで帰京。

     

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角榛(ツノハシバミ)

特徴ある実の形

樹林を抜けると扇平

月見岩

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髭剃り岩

鎖を2本登る

扇平へ戻る

国師ヶ原で会った親子鹿

□第3907回   カ ロ ー 川 谷          8月31日
  奥多摩駅8:30集合。9:25タクシーで日原鍾乳洞下車9:45(\3,700)。小川谷林道はゲート閉鎖。賀郎橋10:13着。10:45石段を上がり護岸から沢に入る。Hさん新品の沢靴。曇りで釜の底が見えないが積極的に入る。初めの滝は傾斜は緩いがヌメる。巻きは左にロープで、狭いゴルジュの水量のあるナメ滝は突っ張りで登る。沢が初めての二人も上手。小滝が続き人気があることが分かる。ワイヤーのささくれに注意。煙窪12:20。12:30石積み堰堤。F2の上で昼食(12:50〜13:10)。予定ではここから仕事道を下る筈だったが、付近は山抜けで完全にロスト。山回りの仕事道に変更。靴を履きかえる。F3を過ぎ、小屋跡13:40。左の橋を渡り山腹を巻きながら中段歩道を緩く登って行く。14:10モノレールのあるハンギョウ尾根に出て40分で小川谷林道に降りる。賀郎橋15:05.鍾乳洞をへて東日原15:40着。16:17発のバスに乗り奥多摩16:45着。反省会をして17:40発で帰京。


□第3906回   飯   盛   山          8月31日        中止


□第3905回   磐   梯   山          8月24日
  参加者はHさんのみ、二人だけでの山行となった。やまびこ203号に別々に乗車し、郡山駅で無事合流した。磐越西線で猪苗代まで行き、タクシーで八方台に上がる(\8,000)。9時45分に登り始める。八方台からはよく歩かれているらしく、人が多い。今は廃墟となった中湯を通り過ぎ、登りにかかるが、時おり銅沼、桧原湖方面の展望がよく、励まされる。あまりきつい登りもなく、お花畑まで到達した。櫛ヶ峰をながめつつ、弘法清水まではひと登り。ここからは多少登りがきついが、12時15分に頂上到着。猪苗代湖、桧原湖方面それぞれの眺めがよい。人も多いので、早めに休みを切り上げ下山にかかる。下山はお花畑コースとは別のルートをとるが、すぐに元の登山道に合流する。快調に下り、中湯を過ぎるころから雷鳴を聞くようになり、先を急ぐ。14時15分に八方台に無事下山した。タクシーを呼び、乗り込んだ直後から雨が激しく降り始めた。実に良いタイミングで下山したものである。猪苗代駅で、缶ビールでつつましく乾杯し、行きと同じ要領で新幹線で帰京した。


□第3904回   南アルプス 光岳 から 聖岳   8月21〜25日      中止


□第3903回   飯 豊 連 峰               8月9〜13日      中止


□第3902回   折立 から 黒部五郎・槍ヶ岳    8月9〜12日      中止


□第3901回   明 神 峠 〜 三 国 山          8月9日        中止


□第3900回   戸   隠   山             8月2日
  長野駅前の総合案内所で戸隠高原フリーキップを購入してバスに乗車。1時間10分程のバス旅で登山口の奥社入口で下車する。戸隠神社奥社に向かって一直線の参道に足を踏み入れると両側には樹齢何百年かの杉の巨木が続いている。随神門を過ぎるとやや登り気味になって石段が現れると奥社に到着、参拝してから登山口に廻りコース情報を確認する。神社裏手からいきなり急登が始まり、風もないので汗が噴き出る。梢越しに戸隠山から九頭龍山へと連なるゴツゴツとした山稜を見上げながら高度を上げていく。垂直の岩壁の下部が抉れて庇状になった五十間長屋、百間長屋を通過して15mの鎖場をよじ登ると天狗の路地と呼ばれる狭小な台地に辿り着く。鎖場の途中でトラバースのある胸突き岩を登ったところで小休止。やがてこのコースの核心部であるナイフリッジが見えてきた。蟻の塔渡、剣の刃渡と言われる最大の難所である。高度感かがあるのでなるべく下を見ないようにして岩に跨ったりして慎重に這い進む。つまり跨れるほど狭い岩稜なのだ。渡り終えて最後にチムニー状の岩を登ると広々とした八方睨に12時35分到着。生憎ガスが去来して西岳方面の展望なし。戸隠山から九頭龍山にかけての縦走路はオーバーハングした絶壁の際を歩くので気が抜けないがギボウシやシモツケソウなどの御花畑が目を楽しませてくれた。六根清淨を唱えながらの白装束の一団と前後しつつ、一不動14時50分着。15分ほど降ると氷清水があり喉を潤す、一際甘露で名の通り氷のように冷たい湧水だった。しばらくは沢状の中を降り右岸左岸と渡渉を繰り返し、大洞沢を渉るとようやく傾斜も緩み牧柵を通過して戸隠牧場に出た。バスに乗った直後に雷雨となり、歩行中に降られなくて幸運だったと振り返る。奥社に参拝した御利益があったのかも。

  

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随神門

戸隠〜九頭龍山稜

天狗の路地への鎖場

蟻の塔渡り


□第3899回   塩   見   岳             7月31日〜8月3日
  31日 新宿駅スーパーあずさ1号7時発に乗り、岡谷で9:22発の飯田線に乗り換え、伊那大島11:37着。12:10発の伊那バスに乗って14:00島倉登山口着。乗客は他に7名で平日ならではの好き具合。14:10スタートして三伏峠小屋16:50着。小屋の100m手前で雨が降りだしたが、たいして濡れずに済んだ。
   1日 三伏峠小屋4:30朝食をとり4:50出発。天気は晴れ、60分おきに休憩をとりながら、本谷山、塩見小屋を過ぎ9:20塩見岳登頂。10分休憩。記念撮影をして北俣岳分岐10:30。仙北尾根を登り下って北荒川岳11:45。尾根歩きと樹林帯歩きを繰り返し、新蛇抜山を過ぎて14:45熊の平小屋に到着。10時間の歩き、天気がよく無事歩けた。夜は雨だった
   2日 雨は朝には上がり天気は良い。5:45熊の平小屋を出発して三峰岳7:40。展望は北・中央アルプスが一望できた。間ノ岳8:45。頂上では鳳凰山のオベリスクがはっきり見えた。三峰山にもどり、樹林帯を下山。野呂川越手前で雨が降りだす。あっという間に激しい降りになる。13:20両股小屋に着いた時にはもう上がっていた。夕方にはまた激しく降り、小屋は満杯状態。
   3日 今日は林道歩きなのでゆっくりして6:30出発。野呂川出合、北沢峠とバスを乗り継ぎ、仙流荘で風呂と昼食。高遠、伊那市から岡谷へ。15:05発のスーパーあずさ22号で帰京。


□第3898回   唐 松 岳 〜 白 馬 岳 縦 走      7月26日〜29日  「アルバム」にも掲載
  26日 あずさ3号は20分遅れで白馬駅11:50着。タクシーで八方のゴンドラ乗場へ(\1,200)。ゴンドラとリフトを乗り継ぎリフト終点に12:35着。12:45出発。八方池へ向かう尾根道は大勢の登山者で大賑わい。八方ケルンを過ぎ八方池で一休み。白馬三山はガスって見えず。小屋が近くなりロープの張られたガレ場を過ぎた所で親子のライチョウに出会い、しばし写真タイム。唐松頂上山荘16:35着。八方尾根側はガスっているのに立山側は青空。夕食までタップリ時間が有るので山頂まで行く。白馬方面は見えないが眼下に不帰ノ嶮、剣岳から五竜まで素晴らしい眺め。風もなくのんびり展望を楽しむ。小屋に戻り指定されたR-1に行って見てビックリ。とても5人が寝られるスペースではない。小屋に交渉するとR-5が空いたのでそちらも使って良いということになり、2人と3人に分かれなんとか寝られるようになる。夜半から風が強くなる。

  27日 ガスと強風。6時頃から雨も降りだし停滞を決める。

  28日 予報通り晴れる。朝食を済ませ5:35出発。唐松岳で集合写真を撮り、6:05不帰ノ嶮に向かう。3峰は黒部側を巻く。2峰南峰を過ぎると尾根は細くなり、2峰北峰からは岩稜の下りが続き緊張の連続。1峰とのコルまで下って安堵する。1峰にて小休止のあと標高差300mの「天狗の大下り」のザレ場の急登を一歩一歩登り、2つ目の鎖場を越えると「ここより天狗の大下り」の標識あり。ここからは緩やかな広い尾根になり、花に目をやる余裕も出てくる。コマクサもちらほら。11:10天狗の頭で5分休憩し、尾根から少し下って雪田の残る天狗山荘に11:40着。水場もあり12:05まで昼食タイム。見頃のウルップソウが咲いている。雪田を横切って再び尾根に出ると時折ガスが切れ、白馬鑓の大きな山容が見えてくる。鑓温泉の分岐を過ぎ、登りにかかるとすぐに巻き道と分かれジグザグ道がついている。その道を登り白馬三山の一つである白馬鑓ヶ岳に13:25着。休んでいると杓子岳の先に白馬岳が形の良い姿を見せてくれた。15分の休憩後、次の杓子岳に向かう。杓子沢のコルへの下りではミヤマオダマキが目立つ。今回は三山に登ろうということで、巻き道から分かれ直登コースを登り頂上へ。登りきった所は頂上ではなくてがっかりさせられたが14:55杓子岳着。運よく他の登山者がいたので写真を撮ってもらい下山にかかる。山頂直下のザレ場の歩きにくい道を下り15:20縦走路に出る。最低鞍部で休憩を取り、最後のピーク丸山を越える。頂上小屋の上を過ぎて緩やかな道を登り白馬山荘17:00着。無事到着を祝ってレストランで乾杯。夕食が終わる頃、翌日の好天が期待される夕空になる。

  29日 朝食前にご来光を見る。八ヶ岳の右に薄っすらと富士山が見える。下山コースを白馬大池から栂池に下ることに変更。6:00山荘を出発し白馬岳6:20着。360°の大パノラマ。見飽きることなく各々写真を撮る。名残惜しいが6:35下山開始。三国境から小蓮華山へ。足元には可憐な花々。彼方には昨日歩いた唐松岳から白馬三山、穂高連峰・槍ヶ岳から黒部五郎・薬師・立山連峰・剣岳も見える。時折立ち止まっては写真を撮り、景色を眺めながら歩く。白馬大池の周囲はハクサンコザクラとチングルマの大群落。岩のゴロゴロした道を登り、大きなケルンの建つ乗鞍岳に10:40着。暫く平坦な道を行くが、すぐに急な道になり雪田を下る。その下からは岩の上をコースを選びながら下ることになり疲れる。樹林の中に入ってやがて傾斜が緩くなると木道が現れ、風吹大池の分岐に出る。再び樹林帯に入り、銀嶺水を過ぎて笹が刈り払われた所に出ると展望が開ける。ロープウェイ乗場が見え、さらに「自然園まで10分」の標識を見てホッとする。13:00ビジターセンターに下山。13:30ロープウェイに乗り、ゴンドラに乗換え14:06栂池高原駅着。バスを待つ間に蕎麦を食べ、14:35発の白馬駅経由・特急長野行きに乗車。青春18切符で帰る2名と、長野新幹線組3名に白馬駅で別れ帰京。停滞があって予定の蓮華温泉に泊まることは出来なかったが、3日目と4日目は好天に恵まれ充実した山行となった。

  

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登山者が連なる八方池

ハクサンタイゲキ

ブロッケン

山荘前からの眺望


□第3897回   土 沢  一 の 沢       7月20日      中止


□第3896回   高  水  三  山      7月19日
  前日の天気予報では午前中は持ちそうなので決行としたが、青梅駅でバスを待つ間にもポツポツ降ってきた。青梅駅からバス7:39に乗車。二人が電車の乗り換えに失敗し、タクシーで後追いし、先回りで途中のバス停から乗ってきた。上成木バス停着8:20。雨具を着け出発8:30。常福院の表参道コースを行く。丁目石が2種類あり、番号が違っていたりする。静かな杉並木の尾根を行き、やがて軍畑からのコースと合わさり常福院到着9:37。ひと登りで高水山。急坂を下り歩きやすい尾根道の後、急登ひと登りで岩茸石山10:30。足場の悪い急坂を下り縦走路を行き、木の根や岩の急登を越えて行き神社のある惣岳山到着11:25。御嶽駅に向けて下山。狭い山服をからんで下り、二度ほど登り返した後グングン下る。13:00到着後駅近くのお蕎麦屋さんで反省会をして帰る。


□第3895回   北八ヶ岳 にゅう から 稲子湯      7月13日
  急に悪化した天気予報を気にしながら、佐久平駅からバスで白駒池入口へ。乗車中に天気は徐々に悪化してくる。バス停での小雨はすぐ上がり、10:35出発。以後時々雨が落ちる中、白駒池を経て北八ツらしい原生林が続く中、にゅうへの登り。 にゅうの基部で樹林を出ると強風とガス。それでも半数の5人で頂上へ。ガスが流れて白駒池や山麓の集落が望まれた。12:35下山開始。ここからはほぼ下り一方の道となる。白駒池への分岐までは大勢の登山者とすれ違うが、その先は殆ど人に会わなかった。道は岩や木の根で足場が悪く時間がかかる。ずっと樹林帯で眺めの開ける場所はないが、途中一か所だけ天狗山、男山や御座山の展望が得られた。3時過ぎから雨が本降りになる。3:45稲子湯に下山。バス、小海線、新幹線と順調な乗継で、反省会の入るすきまがなかった。


□第3894回   茅  ケ  岳     7月6日      中止


□第3893回   黒 岳 〜 大 菩 薩 峠       7月6日
  6日に順延。高尾発7:26の電車は意外と空いていた。8:33甲斐大和下車。予約していたタクシーで湯ノ沢峠へ(\6,040/台)9:10着。避難小屋の建つ峠には立派なトイレあり。支度を整え9:20出発。すぐに大蔵高丸との分岐。黒岳へは左の道へ。ガレ場沿いの道は封鎖され、林の中につけられた新しい道を登る。笹が刈り払われたばかりの道で滑りやすい。30分ほど急斜面を登ると草原へ出て白谷ノ丸10:10着。一旦下って登り返せば10:30黒岳山頂着。一等三角点の山ではあるが樹林の中で展望はない。ここから緩やかなアップダウンの尾根道が続く。11:05川胡桃沢ノ頭を過ぎて100mほど下ると笹原に出る。標識は無いがここが賽の河原。笹原の中を登り牛奥ノ雁ヶ腹摺山11:40着。曇り空で眺望は無かったが南面が開けた気持ちの良い山頂だ。12:00まで昼休憩。12:35今日の最高峰小金沢山に思いのほか早く着く。時間に余裕が出来たので集合写真を撮って休憩し、12:45石丸峠に向けて出発。道は針葉樹林の中に巻き気味についている。濡れた露岩と木の根が張りだしている滑りそうな道を慎重に進み、やがて笹原に出ると狼平。牛ノ寝通りの分岐を過ぎて石丸峠に13:55着。最後のピーク熊沢山を越え、大菩薩峠で小休止を取り福ちゃん荘へ。トイレ休憩の後、車道を歩き上日川峠15:30下山。15:45のバスで甲斐大和へ。駅前の店で反省会をし、17:31発の立川行きで帰京。

  

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湯ノ沢峠のトイレ

一等三角点の黒岳山頂

川胡桃沢の頭への道

牛奥ノ雁ケ腹摺山の登り


□第3892回   小 坂 志 川 と 湯 場 ノ 沢     6月28日      中止


□第3891回   大 持 山 ・ 小 持 山        6月22日      中止


□第3890回   八 幡 平 から 乳 頭 温 泉 へ    6月21〜23日      中止


□第3889回   旧 御 坂 峠 から 黒 岳       6月15日
  Y氏が乗り遅れたが、高尾駅発7:46の河口湖行き直通電車で出発。予定どおり9:33河口湖駅到着。Y氏からの連絡で先に行くこととする。バスで天下茶屋まで入るつもりが、道路の関係で三ツ峠登山口止まりとなり、そこから歩き始める。20分程度で天下茶屋に到着し、太宰治の文学碑を右手に見て、登山道を登り始める。さしてきつい登りではなく稜線に出る。あまりきつい登り下りのない稜線で、須坂山、御坂峠と快調に過ぎ、13:00黒岳到着昼食とする。頂上部は雲がかかっていたが、富士山の眺めがよい。6月中旬であったが、肌寒さを覚える気温であった。昼食後、破風山を越え、新道峠から下山する。高度が下がるにつれ、暑くなる。つづら折りの下りに飽きてくる頃、林道に出て、さらに別荘地帯を通り抜けて山荘前のバス停に出る。河口湖駅行きバスに乗り、河口湖駅からは富士急、JRを乗り継いで帰京した。(Y氏は結局、追いつけなかったが、同じコースを一人で歩いて無事帰京したとの報告あり。)梅雨期の割りには天気に恵まれ、富士山はじめ周辺の山々の展望も得られたので良かった。

  

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富士山駅ホームから

登山口の天下茶屋

御坂山頂上で一休み

山頂先の展望台へ向かう


□第3888回   鎌 倉  衣 張(きぬはり) 山     6月14日
  鎌倉東面の山旅。鎌倉駅を8:55出発。駅近くの大巧寺は隠れたあじさいの名所。えびす様が怖い本覚寺。なぜかお岩様のある八幡神社に9:23着。右端から登ると9:35見晴台に出る。天城、由比ヶ浜が見える。鬱蒼とした祇園山の稜線。下界が近いのに静かだ。釈迦堂方面には入れず、北条高時腹切ヤグラへ。田楽辻子の道の上杉邸跡から巡礼道を登り、衣張山で昼食(11:17〜11:55)。天城、箱根、富士、丹沢など見える。鎌倉足利時代の雰囲気を残す名越切通し13:00着。すぐに団地に出て、いったんトンネルに降り登り返す。小坪に向かいヤブ漕ぎをするが私有地で通行禁止となり諦めて鎌倉へ下山する。鎌倉駅14:55着。鎌倉駅周辺は凄い人で反省会を諦め帰京。


□第3887回   尾    瀬            6月8〜9日      中止


□第3886回   井 戸 湿 原 と 横 根 山      6月8日
  浅草7:10発の会津田島行きで出発。新鹿沼8:46着。予約していたタクシーで前日光ハイランドロッジまで入る10:05着(\13,600/台)。途中、空が明るくなり期待をしたがやはり雨。ロッジの玄関先に入れていただき支度をする。10:30雨具を着けて歩き始める。林道を5分ほど行くと横根山への登山口あり。山道を登って横根山10:45着。写真だけ撮って井戸湿原へ。段差のある急な道を下って行き、鹿除けネットのゲートを開けて入れば湿原はすぐ。ロッジの人の話ではシロヤシオの見頃は1週間前までだったとの事。井戸湿原ではレンゲツツジが咲いていて目を楽しませてくれた。11:15湿原を横切り象の鼻に向かい11:40象の鼻展望台着。12:00まで昼休憩を取り林道を方塞山へ向かう。ロッジ手前から山道に入る。牧場の柵沿いの道を登って方塞山13:05着。5分の休憩で三枚石へ。バスの時間を気にしながら下り古峰ヶ原高原14:05着。指導標には神社まで90分とあり、14:15下山を開始。旧道を下って14:40車道に出て15:20古峰原神社バス停着。バス停に着く頃から雨は本降りになる。15:45発のリーバスで新鹿沼16:32着。16:51発の特急に乗り車内で反省会をして帰京。


□第3885回   平  標  山             6月7日      中止


□第3884回   高 尾 山 クリーンハイク       6月1日
  京王高尾山口駅9:00集合。駅前広場は一般登山者や高尾山の清掃とゴミ持ち帰りを訴える山の自然環境保護キャンペーンの参加者で賑わっていた。我々は稲荷山コースで、少年野球チームの子供達が参加し総勢35名である。季節外れの猛暑で水分補給とこまめの休憩をとりながらの清掃活動だが、最近は登山者の意識が高まりゴミは殆んど見当たらない。高尾山11:30着、頂上から少し下がった所にあるビジターセンター前で都岳連自然保護委員会から感謝状の贈呈、そのあと解散となる。その後は、小仏城山まで足を延ばし、無線中継所の下から城山東尾根に入る。それまでの賑わいが嘘のような静かな山歩きとなる。樹林帯の深山的な雰囲気を楽しみながらの下山。日影バス停15:05着、高尾駅で反省会をして解散。


□第3883回   鼻  曲  山            5月31日
  新幹線7:52東京発あさま507号に乗り軽井沢9:10着。草軽バス9:20発、長日向着9:50。バス停から別荘地「ふれあいの里」の入口から別荘地を見ながら一般車通行止めのゲートをくぐる。しばらくはなだらかな林道歩き。やがて鼻曲山の標識があり山道へ。ここから鼻曲山の乙女コースだ。新緑の中、虫が顔を飛び交う。はらいのけながら徐々に高度をあげる。ややきつい登りをジグザグ登るとロープがある。たぐって上がると鼻曲山の頂上だ。11:20着、予定より20分ほど早かった。小天狗を横目に頂上で少し早い昼食タイムをとり11:40下山へ。留夫山へは小ピークを2回登りがあり、勝手に下山ムードになっての登りは意外と長くきつかった。以前反対方向から登った時の記憶はなくやや戸惑う。12:40留夫山の頂上に着き、後は熊野神社までなだらかな下りだ。14:20見晴台で休憩を取る。ここからが本コースの一押しの碓井峠遊歩道歩きだ。ここを歩きたいために来たもので、何度歩いてもいい。さわやかな高原の風を受けながら1時間ほど降りると旧軽井沢の街並みに入る。神津牧場のソフトクリームを食べながら、軽井沢駅15:20着にて現地解散した。


□第3882回   水根沢林道 より 六 ツ 石 山      6月1日
  奥多摩駅8:35発のバスは臨時に2台増発するぐらい登山者で混雑。(1台は奥多摩湖、2台は鴨沢西)。日曜なのに皆さんどこに行くのだろう。水根で下車。天気は想定外の高温予想で少し心配。民家の所から少し急な登りになるが程なくなだらかな道になる。沢からはだいぶ高い所に道はついている。幸い樹林の下なので日がほとんど当たらないので助かる。やがて今年の大雪での崩壊地を過ぎると木橋に着いて小休止10:25〜10:35。沢の水が冷たくて気持ち良い。そこからは道も急になり12時にやっと尾根沿いの巻き道にたどりつく。少し先で昼食タイム(約25分間)。やがて石尾根縦走路に合流。自転車でちょうど下りてくる人と出会い驚く。木々の緑が鮮やか。たまにつつじも咲いている。六ッ石山に13:40到着。その手前で水根から直接山頂に登った方々と出会う。結構暑くて大変だったとのこと。山頂の展望は樹林が育って今一つ。あとは尾根通しに所々涼風に吹かれながら下る。展望は御前山が見える位。トレイルランナーが数人下ってくる。途中から急になり植林帯に。風もだいぶ生暖かくなってくる。指導標を拾いながら奥多摩駅に16:15下山。駅前で冷たいビールを買い車中で乾杯して帰京。思ったほど暑くないコースで良かった。


□第3881回   和 名 倉 山      5月31日〜6月1日  「アルバム」にも掲載
  31日 11:00に塩山駅からタクシーで三之瀬(将監峠登山口)に入る11:55着。昼食と装備を整え12:25出発。将監小屋にダイレクトに登る林道コースを行き、小屋14:00着。8人用と4人用のテント2張りを設営し、外で飲みながらの夕食を楽しむ。

   1日 5:20テン場出発。飛龍山・雲取方面への分岐の将監峠を過ぎ、個人山行で同行していたAさんと牛王院平で別れ、唐松尾山への分岐の山ノ神土を過ぎ少しで稜線に出る。西仙波、東仙波とピークを過ぎていくが、この辺りはシャクナゲロードでピンクの花が綺麗だ。また展望も良く富士山が見事だ。樹林帯の広い稜線を行き川又への分岐プレートを分け、秩父湖への山頂分岐を過ぎ山腹を20分程行くと、北へ樹林帯の中を行き和名倉山到着9:05。樹林の中で標識が無ければ頂上とはとても思えない。展望も全くない。写真を撮り来た道を戻る。川又の分岐で昼食タイムを取り、テン場着12:50。撤収しタクシーの待つ三之瀬へ14:45。塩山で反省会をして帰京。大きなアップダウンも無く、天気・シャクナゲ・展望に恵まれた山行だった。

  

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テント場風景

シャクナゲと富士山

甲武信岳方面を望む

気持ち良い尾根歩き


□第3880回   滝  子  山        5月24日
  中央線初狩駅から8:30歩き始める。すぐ富士山の頂が谷間から見え、好展望を確信。藤沢集落から素晴らしい富士の眺めを見てやがて沢沿いの樹林帯の登りになる。水場を経て急登が続き、10:30に稜線。更に50分程の登りで桧平。残念ながら富士は頂上が雲の中。ここから登りはまた急になるが、期待のミツバツツジがどんどん増えてきて美しい道だ。つつじが丘で美しさは最高潮になる。12:08に滝子山頂上。今日はかつて経験したことがないほど登山者の数が多い。八ツ、金峰など眺めは良好。40分程休んで下山開始。快適な防火帯から新緑の樹林帯へ、更に沢沿いの難路を避けて下ったので楽な道だったが途中突然デブリ跡に出て道が消える。道も急に不明瞭になってルートファインデングの結果、やっと沢の対岸に道を見つけてあとは順調な下り。3:50笹一酒造に着いて軽く反省会の後、笹子駅から4:48の高尾行で帰路。

  

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藤沢集落から望む朝の富士

見事なミツバツツジ

頂上から御正体山方面の展望

笹子への下山路に豪雪の爪痕


□第3879回   玉 置 山 〜 熊 野 本 宮      5月23〜25日  「アルバム」にも掲載
  23日 晴れ。東京7:03発ひかり461号で出発。京都で近鉄に乗換え大和八木11:19着。駅前で柿の葉寿司を購入し、日本一長い路線バスの11:45発新宮行きに乗り込む。バスは五條BTと名所「谷瀬のつり橋」のある上野地で休憩を取り十津川温泉16:05着。

  24日 晴れ。5:00宿の軽ワゴンで玉置神社駐車場へ。5:25駐車場着。標高1,000mにある駐車場からは雲海に浮かぶ熊野の山々が見え神々しい。身支度を整え5:35出発。玉置山には車道を少し戻り指導標に従って山道に入る。10分ほど行くと奥駈道に合流しシャクナゲのトンネルを抜けて一等三角点の玉置山山頂5:50着。晴れた日には太平洋が見えるところから「沖見岳」とも呼ばれているが、残念ながらこの日は見えず。熊野本宮大社まで15.6qと書かれた石柱の所から急な階段道を下り玉置神社6:10着。社務所脇の休憩所で朝食のおにぎりを食べる。本殿に参拝後、熊野本宮に向けて6:35出発。玉置辻で車道を横切り林道脇の山道へ。古い道標のある水呑金剛の分岐を過ぎ1,078mの大森山8:30着。木の根元には奥駈修行者の木札が置かれていて、修行の道だということを実感させられる。三角点のある大森山南峰を過ぎると尾根道は細くなり、時折熊野川が望めるようになる。岩稜が現れ不動明王の祭られた五大尊岳・北峰10:10着。急なアップダウンを繰り返し、六道の辻を過ぎて道は緩やかになるが本宮はまだまだ遠い。大黒天神岳へ登り返し、山在峠、吹越山、吹越峠を過ぎるとやがて切り開かれた展望台に14:35着。眼下に大斎原の大きな鳥居が見える。5分ほど下るとアスレチックのある公園に出る。広場を横切って七越峰への最後の登り。階段状の道を上がると小さな櫓がある七越峰に14:55着。20分ほど山道を下ると車道に合流。そのまま車道を歩き公園入口15:30着。備崎橋を渡り国道を歩いて大斎原16:00着。本宮大社前まで歩き16:58発のバスで湯の峰温泉17:03着。

  25日 晴れ。8:00宿を出て熊野古道・赤木越に入る。 石畳の残る道を登って行くと鹿除けネット沿いの道になり、8:35湯の峰への道を示す古い道標の所に出る。ここから緩やかなアップダウンの続く尾根上の道となる。柿原茶屋跡を通り見晴らしの良い鍋割地蔵で9:40〜9:50小休止。急斜面の植林の中をジグザグに下って小川を渡ると赤木越起点に10:35着。中辺路に合流する。船玉神社から猪鼻王子跡を経由して発心門王子11:10着。11:30まで昼休憩。水呑王子に向かって集落の中の舗装道路を歩いているとカモシカに遭遇。なんと車道を横断して林の中へ。伏拝王子12:30〜12:45。車道と別れ整備された広い道を行き途中の見晴台に立寄り13:45車道に出る。祓所王子を過ぎれば本宮はすぐ目の前。13:50熊野本宮着。参拝を済ませ本宮前14:23発の新宮行きに乗車。権現前で下車し速玉大社に参拝。新宮駅16:25着。駅前の寿司屋に入り完歩を祝って乾杯。翌日に那智大社に行くSさんとホームで別れ17:28発の特急南紀8号で帰京。

  

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1日目は路線バスの旅

雲海に浮かぶ熊野の山々

玉置山のシャクナゲ

大きく蛇行する熊野川


□第3878回   石 丸 峠 〜 牛 の 寝 通 り      5月18日
  高尾8:01発に乗車。甲斐大和9:04着。駅前は人の山。バスは2台いるものの増便はなく次のバスを待つようにと(団体は事前予約すれば優先的に乗車できるとのこと)。予定を変更してタクシーを呼ぶ。甲斐大和駅9:35発。小屋平まで30分程(1台¥6400)。10:10出発、いきなりの急登だが時折涼しい風も吹き新緑も目に優しい。雪できれいな富士山、南アルプスを眺めながら11:15石丸峠着。ここも登山者でいっぱい。草原の端っこで休憩し11:30発。5分ほどで分岐に出て牛の寝通りへ。そこではマウンテンバイクの7人が休憩していた。緩やかな下りの始まり。昼休憩をとりながら13:00榧の尾山。14:20大ダワ、15:05モロクボ平。自転車やランナーに抜かれながら16:00小菅の湯にやっと到着。ビールで乾杯。 山菜などを購入して16:30上野原行のバスに乗車。鶴峠では座れない人も。定刻通り上野原駅17:50着。遅れてきた17:59発高尾行にて帰路につく。


□第3877回   宍戸アルプス 館 岸 山      5月11日
  常磐線上野発7:03に乗り岩間駅8:42着。田んぼの水面に難台山が映る。東組の池を左へ。右と書いてあるガイドブックもあるが行き止まり。泉蔵院跡から緩やかな尾根に出る。右は砕石場。北山分岐を経て、館岸山。軽身で城跡へ11:00。南北朝時代ながら堀切が残る。ただし樹林で展望はない。林道を行き、右に登る。金毘羅分岐から加賀田山(北山)三角点11:50着。更に林道から加賀田山頂12:00〜12:25。いったん急降下して尾根を2回曲がり13:10十字路へ。長沢から舗装道路で羽梨山神社(トイレあり)14:30。時間があるので難台城跡に向かったが、道が錯綜していてタイムオーバー。地図平成15年と21年はまるで違う。地図は最新の物に更新すべきだ。あとは蛙の声とあふれる初夏の平和な山麓歩き。今まで館岸山と思っていたのは加賀田山だった。酒屋で聞いた店で反省会。(地元の酒は白鹿)


□第3876回   鍋  割  山        5月9日
  渋沢駅8:12発のバスで大倉へ8:24着。平日(金)だが座席は結構埋っている。支度を整え8:30出発。新緑の林道を歩き二俣到着9:47。水の無い鍋割山荘用のペットボトルを少し背負う(希望者)。途中まで沢沿いを行きミズヒ沢を渡り沢と別れ程なくクヌギ山への道と合わさる後沢乗越を過ぎ、鍋割山12:00到着。早速山荘名物の鍋焼きうどんを食す(5名)。GW中は大行列だったそうだ。1時間ゆっくり昼食タイムを取り下山開始13:00。一旦下り登り返して小丸。塔ノ岳への二俣分岐を小丸尾根に下る。二俣15:10から朝来た林道を行き大倉バス停16:10到着。16:22発のバスで渋沢へ。山桜はほぼ終わり、ツツジにはまだ早かったが新緑が鮮やかだった。心配だったヒルには会わずに済んだ。

  

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林道を行く

新緑の山

鍋割山荘用の水

名物の鍋焼きうどん


□第3875回   小 野 子 山 と 十 二 ヶ 岳     5月3日
  快晴の渋川駅から予約のタクシー2台で小野子山の登山口まで入る(ジャンボ¥8,300)。10:30スタート。植林帯から雑木林となり、スミレやミヤマエンレイソウの花を見ながらの登り。尾根に出て暫くで待望の雪山展望。谷川連峰がクッキリ見える。11:50小野子山に到着。360度ではないが好展望で、浅間、赤城、上州武尊、谷川などの眺めが素晴らしい。一旦急下降し、同じだけ急登して中の岳。ここは展望がないが昼食休憩とする。また急下降となって鞍部。ここからは男坂をとって十二ヶ岳頂上へ。急なだけで特に危険はない。1:40に頂上着。ここの展望は360度。少し霞み始めたが草津や志賀方面も加わって十分満足。20分ほど休んで下山にかかる。新緑の美しい道を40分程で林道に出るが、途中でカモシカに出会う。林道はやがて舗装路に変わり、くたびれる道だったがモミジガサ(シドケ)の収穫があった。4:10小野上温泉駅に到着。日帰り温泉は混んでいそうだったのでパスし、駅でプチ反省会をして4:47の電車で帰路についた。

  

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登路に咲くエイザンスミレ

小野子山頂上から谷川連峰

新緑の中、中の岳への登り

下山路で出会ったカモシカ


□第3874回   志賀高原 赤石山変更し 志賀山     5月3〜4日
  3日 当初は大沼池に幕営して赤石山の計画だったが残雪が多いとのことで、テント場までアプローチが短い志賀山に変更した。9:10発の志賀高原行バスからは、満開の八重桜が見えた。蓮池で乗り換えて木戸池で降り(10:42)道路が見える所にテントを設営する。12:45翌日に備えルート確認に歩く。部分的に夏道が出ているがほとんど雪に覆われトレースは全くない。地図と磁石で位置を確認しながら志賀山への分岐まで行き、ルージュで着色したレジ袋を小枝に付けて赤布とする。15:00に帰着。

  4日 5:35快晴の出発。前日の分岐を経て志賀山に向かう。途中、熊の足跡や皮の剥がれた木々を発見!ラジオを鳴らしながら歩く。最後の詰めはかなりの急斜面だが、8:25山頂着。素晴らしい天気と景色。北アルプスまで見える。裏志賀山はパスして四十八池を経て戻る。向かいの鉢山の間の沢筋なのでルートには悩まない。分岐に戻り赤布を回収してテント場に到着11:30。軽く腹こしらえの後テントを撤収。13:37のバスで蓮池に戻り、さらに発哺温泉まで移動して汗をながしたあと15:11の長野行のバスで帰途につく。

  

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ひょうたん池

熊?の跡

北アルプスを望む

テント場近く


□第3873回   鼻  曲  山            4月29日      中止


□第3872回   雁 ヶ 腹 摺 山 〜 大 樺 の 頭      4月26日
  高尾7:11発大月行きで出発。8:00予約していたタクシー2台に分乗し大峠へ8:40着(\7,660/台)。自己紹介のあと8:50出発。展望が開けた所で一息いれる。富士山はかろうじて見えたが南アルプスは見えず。9:45山頂着。15分の休憩後キツツキの音が聞きながら山頂を後にする。北面には残雪があったがすぐに土道になる。小さなピークを越えてなだらかに登ると三角点のある大樺の頭。楢ノ木尾根へは直進。道は細くなり枯れた笹が道を覆い歩きにくい。コルに下って鉄塔下を通り尾根通しに進む。2つ目の鉄塔を過ぎて次のピークで昼食12:00~12:25。ワイヤーの張られた岩場を慎重に下り、切通し状のコルから登り返した所が泣坂の頭。一旦下って登り返すと山名標識のある大峰に13:40着。大峰から急斜面を下って緩やかに登った所は前方が開けて眺めが良い。ここで道が不明瞭になり確認に少々時間をとる。藪がかった左の道へ進む。茨のトゲに注意しながら行くとやがて植林帯になり林の中に上和田への道標がある。水無山まで3分。雑木の中の明るい平坦地で山頂らしくない所だった。上和田分岐まで戻り14:55下山開始。落ち葉の積もった一直線の急斜面を下り傾斜が緩むと左から道(廃道?)が合流。人家が見えてくる。ここで古い道に入ってしまい途中で道なき斜面を下って15:40民家の裏手に出て登山口15:43着。上和田バス停15:55着。16:05のバスで猿橋・大月に出て帰京。


□第3871回   浅  間  嶺     4月20日
  立川7:23発に乗り武蔵五日市7:57着。駅前から8:22発の急行都民の森行きバスに乗るが日曜とあってバス停は長蛇の列。全員が座れるよう臨時バスが2台出る。9:08浅間尾根登山口で下車。お試し参加の1名を含めて総勢13名。挨拶を済ませ9:20出発。集落の間の舗装道路を20分ほど登ると車道が終わり民家の前から山道に入る。15分で尾根に出ると平坦な巻き道が続く。サル石、一本杉(一本松)を通過。人里峠を過ぎると「木材搬出中のため迂回」の標識あり。迂回路を歩いて浅間嶺休憩所に11:35着。桜はまだ咲きはじめ。昼食後、浅間嶺展望台を往復。12:20下山開始。途中、急斜面につけられたカタクリ観察路に立ち寄るが、花はすでに見頃を過ぎていた。13:15に峠の茶店に出ると車道歩きが始まる。見晴しの良い道を下って行くとトイレがあり、そこからショートカット道がつけられている。満開の枝垂れ桜が咲く春爛漫の集落内を下り払沢の滝入口バス停14:10着。14:47発のバスで武蔵五日市へ。直帰組と反省会組に分かれ帰京。

  

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猿の手形がある?サル石

展望の良い浅間嶺山頂

カタクリ観察路は急斜面

満開のしだれ桜の中を下る


□第3870回   奥多摩湖南岸歩道(いこいの道)      4月12日
  奥多摩湖南岸歩道(いこいの道)は水道局の管理で4月第2週金曜日に開通される予定だったが、2月の大雪で延期された。奥多摩むかし道に変更する。奥多摩駅のバス停にむかし道は一部が閉鎖とあった。電車もバスも超満員。奥多摩湖8:55着。湖畔は桜が見頃。時間があるのでダムサイドの頂上広場を行く。雪の大菩薩が見える。一旦戻り水と緑のふれあい館で休憩。ここから八方岩展望台までは桜だらけ。水根までの道は閉鎖。回り道をしてむかし道に登っていったらなんと全面閉鎖。一部をぶつ切りで歩けるかもしれないが、バスで奥多摩駅に戻る。奥氷川神社で昼食。13:09発の電車に乗り13:27御岳駅で降り、御岳渓谷を沢井まで歩く。いっきにあふれる春の息吹だった。


□第3869回   菜 畑 山 から 今 倉 山     4月6日
  高尾7:46発の河口湖行で都留市下車。天気予報が不安定だったためか、意外に空いていた。予約のタクシー2台で道志の和出村まで入る(¥7,300)。9:50にスタートし集落を抜けて山道に入ると、沢沿いの不明瞭な道から尾根上の明瞭な急登になる。途中一旦林道に出る。ここでフキノトウを収穫。林道終点からは一直線の急登で11:35菜畑山着。東屋のある頂上は開けて展望が良く晴れて暖かい。西丹沢の山々が正面。ここからは小さなアップダウンを繰り返しながら所々雪を踏んで高度を上げる。樹林帯で展望は木の間越しのみ。1:35今倉山に着くころは曇って冷たい強風となったので早々に下山にかかる。道坂トンネル迄35分で下る。菜畑山以降はコースタイムを大幅に短縮。タクシーを呼んで都留市駅に戻り(¥4,870)、大月で反省会後快速「富士山2号」で帰路。この快速は特急車両使用で非常に快適だった。

  

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晴天の菜畑山頂上で休息

大室山と西丹沢の眺め

前夜の雪が残る稜線

御正体山を望む


□第3868回   志 賀 高 原 ス キ ー    3月29〜30日
  29日 あさま505号で長野駅集合。桜が咲き始め穏やかな春らしい日和、スキー場以外はまったく雪はない。10:18一の瀬到着。支度をして焼額ゲレンデで一本滑り、埼京線の人身事故で1時間遅れのOさんと昼食のレストランで待合せる。 ここでメンバーの一人が蜂?に刺されるハプニング、午後は一の瀬に戻り寺子屋を経て東館へ、ここで他のグループで来ているSさんと会い一緒に楽しむ。タンネの森では障害者のボランティアで来ているTさんと会う。元気な人はリフトの最終まで滑る。夜7:00Mさん到着。夕食後Sさんも加わり歓談。

  30日 発達中の低気圧の影響で小雨模様。早めに朝食を済ませ8:30出発。雨は止んでいた。焼額のゴンドラは強風のため動いていないことを確認して一の瀬から高天原を滑って西舘へ向かうが、ここも9:30リフトがストップ、東館コースもクローズ。焼額の第2高速リフトで滑るがここもストップ。10時を過ぎて雨が落ちてきた。それでも元気なメンバーは一の瀬で12時過ぎまで滑り13:37の高速バスで長野へ。遅い昼食となったが美味しい蕎麦を食べて14:13の新幹線で帰路についた。天候が悪くてもどこかのゲレンデで滑ることが出来るのが志賀高原の強みで、いい所だと実感した。


□第3867回   笹 子 雁 ケ腹 摺 山      4月5日
  高尾発8:01に乗って笹子9:00着。甲州街道沿いに35分歩いて新中橋の登山口入口へ。南面のため雪は全然ない。登山道は踏み跡がはっきりしていないので歩きづらい。隣のお坊山も似たようなので、いたしかたがない。それほど急登ではないが直線的な登りなので多少しんどい。途中2回ほど休憩を入れて頂上に11:45到着。晴天で南アルプスの山々を見渡せたが、春霞で冬のようなハッキリとした眺望ではない。途中強い風が吹き寒かったが頂上は比較的暖かった。30分昼食タイムで12:15下山開始。途中分岐があり、左方向のなだらかルートをとる。1時間で舗道にでた。矢立の杉に立ち寄り杉良太郎の歌をききながら14:40に新田へ。バスが15:35で1時間弱あるので笹子駅まで歩く。16:25発の高尾行に乗り高尾で解散。直帰組と別れ高尾駅南口で反省会をして帰京。


□第3866回   明神ケ岳 から 塔ノ峰 縦走     3月29日
  バスを道了尊で下車し、直接明神ヶ岳の登山道に入る。やや荒れた石段を登り12体の石仏を見て尾根にでる。樹林帯で展望は無い。林道を横切り、小さな明神岳見晴小屋を過ぎると防火帯の明るく開けた展望の良い尾根歩きとなるが風が強かった。小田原市街や相模湾も見渡せたがやや霞んでいた。赤土のえぐれた薬研状の登りが終わり、明神ヶ岳11時40分到着。飛ばされそうな強風が吹いていたのでハコネザサを風よけにして休憩。金時山を前景にして雲の間から富士山も見え隠れしていた。明星ヶ岳まではハコネダケの間を行く明るい縦走路が続き、ハイカーも多かったが大半は手前の宮城野分岐から降ったようだ。ほぼ降りの縦走路を一旦道路にでて最後のピーク塔ノ峰にひと登り。山名とは縁のない平坦な山頂だった。青木の繁る道を降り、阿弥陀寺15時50分着。浄土宗の古刹でアジサイ寺とも言われており、本堂の百万遍転法輪「数珠車」は一見の価値あり。参道を降り、見ごろの桜(染井吉野ではない)を鑑賞しながら箱根湯本駅に着いた。


□第3865回   大  岳  山           3月23日
  9:25奥多摩駅に全員揃って快晴の空の下歩き始める。神社の188段の急な階段を登って山道へ。時々雲取山方面の雪の稜線を見ながらひたすら登る。雪はあまり残っていないが鋸山まで3時間を要して12:30到着。間もなく奥多摩三山縦走路に出るが、かなり残雪が多くなり、大岳山への道はほぼ雪山状態になって時間がかかった。最後のきつい登りを終えて大岳山頂に着いたのは2:18。時間が遅かったせいか山頂には我々だけ。まだ展望は良く、かすかに富士。南から西にかけて丹沢、道志、御坂、大菩薩、奥秩父の国師岳、飛龍山などの眺めがすばらしい。暖かく快適な山頂で30分程ゆっくり過ごす。下山にかかると東面のためか更に残雪が多くなり、大岳神社の辺りは特に雪が深かった。しばらく捲き道になって南面の下りになるとやっと雪もなくなる。山頂から2時間弱で4:45白倉のバス停着。目の前が酒屋でまずは缶ビールで乾杯。今日のコンディションでは「一般向き」とは言えなかったが、皆良く頑張ったことをお互いに祝福。ガラすきのバスで着いた五日市駅で本格的に反省会をして帰路。

  

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鋸山への急な登り

主稜線はまだ雪がたっぷり

大岳山から大菩薩連嶺を望む

深い雪に覆われた大岳神社


□第3864回   山本山 〜 賤ヶ岳 と 小谷山     3月21〜22日
  21日 東京駅6:26発新幹線で出発。名古屋あたりまでの車窓は晴れ、次第に灰色の雲から雨雲へ、予定変更し米原から近江八幡9:50下車、小雨の中を駅前から八幡山を見ながら市内散策をして豊臣秀次館跡10:40着。雨は止む、裏手の山道に入ると竹薮の中に立派な石垣群、山道は細道から獣道となり慎重に上を目指すと11:20リフト山頂駅裏に出た。遊歩道を歩き山頂の瑞龍寺11:55着。展望休憩舎で休んでいると雪となる。短時間で雪から曇りへ、下山はリフト横から散策路を下りバス停に出て駅前に戻る。安土城址(安土山)へタクシーを走らす(\2040/台)。大手口で小休憩して13:20雨の中を壮大な石垣の大手道から山頂の天主跡へ、礎石と天主石垣が残る山頂13:55着。往路を戻り安土駅まで歩き、南彦根に出てホテル泊。

  22日 南彦根7:32発に乗車、長浜で2名合流し小谷山の登山口である河毛8:08着。前日の降雪で山並はうっすらと白い。案内所で観光地図を入手し(地形図はもちろん持参)舗装道路を進むと右手に虎御前山(小谷城攻めで織田信長が本陣とした山)を見て追い手口9:00着。身支度を整え山道に入ると少しの雪、金吾丸跡・大広間跡・石垣が残る本丸跡と小谷城遺跡を堪能しながら山王丸跡9:50、少し下り月所丸跡を往復後最後の登りで小谷山10:50着(大嶽城跡)、休憩〜11:20。下山は変更し展望の良い尾根コースを下る。山崎丸11:55、清水神社12:05、スパッツを外した後、舗装道路を歩いて河毛に戻り12:50解散。解散後、河毛13:21発に乗車、彦根に出て佐和山などを歩く。)

  

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昨夜の雪で白い小谷山

山が全部お城です

竹生島と右に山本山

山頂から伊吹山が見える



□第3863回   野 沢 温 泉 ス キ ー    3月15〜16日
  15日 東京7:24発あさま505号はこの日E7系の新型車両がデビューし、ピカピカの新幹線に乗車する。長野駅では記念のプレゼントが配られた。9:30発のバスで野沢温泉へ。宿で支度し1.5日のリフト券を買って「動く歩道」に乗りゲレンデへ。新雪20cm天気快晴の一日いいコンディションで16:30まで滑る。スキーの後は宿から近い共同浴場「滝の湯」で温泉も楽しむ。

  16日 9:10出発。晴れ。雪が良いうちに山頂に近いやまびこゲレンデを滑る。ここはコース以外のエリアもフリー滑走出来るので、樹林帯を好きなように滑り、山スキーの気分も味わえた。充分滑って遅めの昼食。食堂は野沢菜とリンゴの無料サービスがあり、地元ならではの味を堪能した。休憩後天気が悪くなり、ゴンドラ、リフトと乗り継いでいくうちに小雪からあっという間に真っ白の世界になり何も見えなくなる。山頂まで行くのを諦めてゆっくり慎重に滑り降り、15分位で視界が開けてきて15:00スキー終了。16:45発の長野行きバスに乗り、18:46発の新幹線も新型車両。ホームで記念撮影をし、車中で反省会をして帰る。


□第3862回   北 八 ヶ 岳 ・ 本 沢 温 泉    3月15〜16日  中止


□第3861回   城 山 〜 弟 富 士 山      3月8日
  秩父線白久駅10:15着。身支度(スパッツ)を整え出発。車道を歩き「城山登山口」を入ると雪の世界が広がっていた。2月に降った大雪の残雪がまだまだ残っている。杉林の階段状の山腹を登り尾根に出るとTV中継所のアンテナがある。休憩後登り着いたピークP1から城山のP5(特に標識は無い)までアップダウンが始まる。短いながら急登だ。雪のある所・無い所と色々だ。目の前の熊倉山が大きい。ガイドブック情報と目視で多分ここが城山だろうと判断した所で昼食12:30。残雪豊富なピークだが風も無く寒くない。少し下ると杉林の平坦な場所で、「熊倉城跡」「城山」の標識がある。この先の尾根は通行禁止なので熊倉山登山口のある林道に降りる13:45。ものの5分程だ。林道はガツガツに凍った下りなのでアイゼンを使用する。1時間程で寺沢の山村にある弟富士山登山口。15分程で神社のある山頂15:17で武州日野駅に15:40到着。「日溜まりハイク」が「雪溜まりハイク」に変わり結構歩きがいがあった。

  

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途中、武甲山が見える

ロープが張られた急登

城山には熊倉城跡あり

カチカチに凍った林道



□第3860回   高  川  山            3月2日      中止


□第3859回   越  上  山            3月1日
  西武池袋駅の快速急行9:03発に乗り、飯能駅乗り換えで吾野駅10:14着。現地集合のAさんを入れて総勢7名、10:30スタート。天気予報では曇りだが霧雨が冷たい。しばらく舗装道路を歩いて登山道へ入る分岐で衣服調整。トレースはしっかりついているが、水分を十分と含んだ雪なので足をとられやすい。顔振峠に11;50着。駐車場の軒下をかりて昼食タイム。12:20諏訪神社へ歩き、トイレタイム。ひと山登った所が越上山山頂13:00着。ガスっていて見晴なし。そうそうに記念撮影をして下山。足元は相変わらずボコボコなので一本杉峠には寄らず手前の除雪してある舗装道路を下山。14:20黒山鉱泉のバス停着。14:52発に乗って越生駅に15:20着。直帰組2名と温泉組5名と別れた。計画では黒山鉱泉に寄る予定だったが、100円で入れるゆうパーク越生に立ち寄り18:01発の池袋行で帰京した。


□第3858回   鳴  虫  山            2月22日
  浅草7:10発の東武快速で出発。快晴の東武日光駅で6名が揃って9:35歩き始める。先週末の大雪のため、日光市内も雪が多い。登山口から深い雪道。少し固まった雪だが、降雪後歩いた人は限られているようで、しっかりしたトレールにはなっていない。樹林帯を登って10:53神ノ主山。植林が伸びて少し視界を遮るが、表日光連峰の眺めが素晴らしい。気温は−2〜3℃と思われるが風は冷たい。ここからは登って平らになって、を何度も繰り返し、その都度次は頂上という期待を裏切られるので気分的に疲れる道。こんな雪道を約1時間半で漸く12:40、鳴虫山頂上に到着する。展望は男体山から高原山辺りまで120度位で、西から南は樹林に遮られる。快晴の日光連山は雪も多く素晴らしい眺め。風もなく穏やかな頂上で40分程を過ごす。合方経由の予定の下山コースはトレースもなくクラストして危険なので、往路を引き返す。相変わらずの好天を楽しんで登山口には3:10着。今日出会ったのは3人だけの静かな山行だった。反省会組、特急帰宅組と何となくばらけて、本隊3名は東武日光17:39発の快速で帰路。

  

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高原連山を望む

雪深い稜線を山頂目指して

鳴虫山頂上での休息

頂上からの表日光連峰の眺望



□第3857回   ア ル ツ 磐 梯 ス キ ー         2月22日
  郡山に向かう新幹線の車窓からは前の週の大雪の影響で普段ないはず場所でも雪がまだ多く見られた。郡山発8時30発の無料送迎バスは補助席まで使う混雑。10時前に到着。里は曇りだがゲレンデは雪、現地でクルマ組と合流した。全員シニア券(50歳以上)を購入し1本長いクワッドリフトで滑ったあと、混まないうちにと昼食をとる。のんびりする間もなく女性陣が早くも出撃体制! まず独立したコースに向かうゴンドラでロングを快適に滑り、それから長いクワッドリフトを乗り継いで猫魔ゲレンデを中心に滑りまくる。気温が低く、ゲレンデの整備状況もよく皆大満足。昨年自販機だけだった猫魔側のレストランは少なくとも1軒は営業していた。1本休憩を入れた後は、さらに積極的に滑った。夕方まで良いコンデションが保たれ、ぎりぎりまで(4時半頃)滑るメンバーも・・・。大慌てで帰りの支度をして5時の無料送迎バスで帰途につく。


□第3856回   湘 南 里 山 ハ イ ク            2月16日
  山梨が県ごと孤立する大雪になったため順延したが、電車が動かず参加できない人もいた。東京駅7:33発の東海道線に乗車し、白い丹沢や富士を眺め二宮駅8:47着。駅から急な階段を五百段上がる展望の良い東屋に出る。湘南平と江ノ島とエボシ岩が見える。菜の花と雪の吾妻山9:40、丹沢・三国山稜・富士箱根・天城、雪の大島も見える。北の釜野トンネルに降り、川匂神社へ向かうが所々に道標のある里道を歩くようになる。10:55川匂神社、丁度吊るし雛飾りが見られた。この先地図とにらめっこで歩く、川匂の湯場あと、広済寺を経てNTTの先で左折し新幹線をくぐり登っていく。桜の馬場12:20着、昼食とする。千代の松13:05、みかん畑に出て自動車道を右に行き、さらに左の道を辿ると六本松に出、石垣に座って海を見る。虎御前の忍石往復後、箱根に向かって展望の良い道を行く。初島が見え、梅や蝋梅の良い香り、一日穏やかな日だった。下曽我駅15:10、梅まつりで太鼓を聞きながら反省会。帰路の御殿場線はベタ遅れ、バスは満員だが座れ、国府津から16:25発アクティで帰る。

  

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吾妻山中腹からの眺め

山頂は菜の花咲く展望台

六本松峠から見える海

箱根の山々を見ながら曽我丘陵を下る



□第3855回   朝夷奈切通し 〜 六国見山            2月11日
  金沢八景9:06発バスに乗車、朝比奈で降りる。雪がちらちら降る中、自己紹介とストレッチの後9:20歩き始める。8日に降った雪を踏みしめて切通を歩き始める。十二所神社(10:00)で山道に備えスパッツ等の装備をし、天園ハイキングコースに突入。雪道、泥道を踏み進み、天園では富士山や丹沢、相模湾を望む(11:10)。雪は止み薄日も射してきた。大平山手前で早めの昼食(11:15〜11:45)。大平山・十王岩を経て勝上嶽からは石段の上り下りして明月谷に下る(12:55〜13:05)。六国見山への標識に導かれ再び雪道を登る。道の中央に三角点(13:20山頂)を通り過ぎ、展望広場に向かう。13:30写真撮影の後、往路を戻る。コースを変更し、亀ケ谷坂から鎌倉へ向かい14:40、直帰組と反省会組に分かれ解散した。

  

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朝夷奈切通し

大平山手前の広場

鎌倉の町と海が見える

六国見山の展望図



□第3854回   弘  法  山           2月9日
  東京では45年ぶりの大雪となり、交通機関の乱れ心配だったが小田急線は通常通りの運行で予定通り10:06鶴巻温泉着。スパッツを着けて10:35駅前を出発するが雪は思いのほか少ない。車道には殆ど雪もなく登山口から山道に入っても積雪は4〜5cm程度。所々に吹き溜まりがあり其処だけは深雪になっていた。尾根伝いに登って行くと展望が開け東屋の建つ吾妻山11:10着。10分ほど休憩。小さなアップダウンを繰り返しながら進み、善波峠を過ぎて自販機が置いてある車道に出るとめんようの里の分岐がある。そこから約15分の登りで弘法山12:40着。山頂には釈迦堂が建ち鐘楼と井戸のある広場になっていて水場とトイレもあり休憩に良い所だ。山頂のベンチでお汁粉を作り大休止。14:00下山開始。広い石段を下り、平坦になった所が馬場道と呼ばれる直線道路。再び登って立派な展望台のある権現山14:20着。丹沢の山々は雲に隠れ全く見えず。浅間山へは急な階段の道で注意しながら下る。浅間山で最後の休憩を取り弘法山公園入口14:55下山。市街地を通り秦野駅15:25着。15:32発急行で帰京。

     

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駅前には雪は殆ど無し

積雪は予想外に少ない

山頂には鐘楼と井戸あり

権現山の展望台


□第3853回   妙 高 高 原 ス キ ー         1月25〜26日
  8日 東京に大雪の予報で、うっすら雪化粧の東京を無事出発。以前運行していた長野からの高速バスが無くなったため、新幹線長野駅から信越線に乗り換えて10:10妙高高原駅に着く。予約のタクシーで10:25宿に着く、支度をして11:00出発。5時間券を買いまずゴンドラに乗って三田原ゾーンまで滑り昼食。午後はそれぞれのペースで滑る。

  9日 10センチ程の積雪があり今日も小雪もよう、8:40出発。ゴンドラコースを快適に滑り、集合場所を決めてそれぞれ好みのゲレンデで滑る。10名の大所帯だが昼食には全員揃い、午後からはそれぞれのペースで滑り、15:55の路線バスに乗り、17:50長野新幹線乗車、車中で夕食と反省会。


□第3852回   金  時  山           2月1日
  小田原駅発9:05のバスで仙石下車。車道を20分程歩き金時神社へ。金太郎のモデルの坂田公時を祀ってあり石造りの大きなマサカリがあった。神社からヒノキの植林地を登って行く10:20。30分程で金時宿り石という大きな岩が正面に現れ、左側を巻いて登り11:08休憩。この日は風も無く暖かく結構汗をかいた。Kさんから振る舞われたポンカンで喉を潤す。周りの景色も見えてきて明神ヶ岳と金時山を結ぶ稜線に出る。ロープなどが張ってある岩場の道を抜け金時山頂上到着11:52。人が沢山いる。2軒の茶店があり昼食を持参しなくても大丈夫だ。富士山がバッチリ見えるのだが、今日は春霞のごとくでパッとしない。昼食後乙女峠へ下山12:20。雪の名残があり急坂は滑らないように注意する。鞍部まで下り緩やかに登り返して長尾山13:12。平坦で広い頂上でキャンプをした跡だろうか残骸が少し痛い。更に下り乙女峠13:35。茶店は廃業状態に見える?。灌木帯をジグザグに下り、国道が見えヒノキの植林帯を下って乙女口14:20。仙石バス停まで車道を歩き14:47発で小田原に戻る。

     

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坂田公時のマサカリ

金時宿り石

展望の良い山頂で大休止

長尾山への道は凍っていた


□第3851回   石 巻 山 〜 湖 西 連 峰          1月25日
  東京発6:56「こだま」で豊橋着9:08。タクシーで石巻神社参拝路入口まで入り9:40歩き出す、曲がりくねった舗装道を歩き石巻神社を経て山道に入り蛇穴10:25、石巻山頂10:35、前方に湖西連峰の尾根、太平洋を望む。小休憩後往路を少し戻って林道を歩いて大知波峠廃寺跡11:50、休憩〜12:30。快適な稜線は時々左に浜名湖、右は豊橋市街を望み南下し多米峠13:15通過、小さなアップダウンが続き神谷山14:15、右手尾根に入りTV中継塔・葦毛湿原分岐を通過、足に疲れ−稜線のアップダウンはまだまだ続くが「もう十分に歩いた。」で一致、左の踏み跡に入り豊川用水路「竹の谷橋」に出る15:40。畑〜住宅地を抜け国道歩き後16:20にようやく二川駅に到着。豊橋に出て駅ビル内で反省会後解散、帰路。   [参考にした1983年版山渓ガイド−歩行5時間コースの低山歩きは甘く無かった。]


□第3850回   子 ノ権 現 〜 竹 寺            1月25日
  池袋8:05発の快速急行で出発。吾野に9:16着。参加者7名、挨拶を済ませ9:25歩き始める。駅を出て線路沿いに行き、踏切の先にある吾野鉱山の脇を通り山道に入って10分ほど行くと集落の間を抜け、御嶽神社のある東郷公園前に出る。ここから川沿いに車道を歩き浅見茶屋を過ぎて降魔橋10:30着。衣服の調整などをして休憩。橋を渡って石段を登ると山道になり、ジグザグ道を登り11:10車道に出る。すぐ先のお地蔵様の脇から再び山道を登れば大杉がある門前に出て11:15子ノ権現着。境内には金色の大きな草鞋が飾ってある。参拝を済ませ急な階段を登って鐘楼と釈迦堂が建つ展望台へ。11:30〜12:00まで昼休憩をし境内へ戻り竹寺へ向かう。途中の豆口峠で小休止を取り、竹寺分岐から尾根伝いに鐘楼へ登りベンチのある広場で10分ほど休み竹寺へ下る。お寺には立派な茅葺屋根の牛頭天王本殿がある。境内の庭には福寿草がチラホラ咲いていた。尾根まで登り返して急な道をバスの時間を気にしながら小殿に下り14:25バス停着。14:41のバスで飯能に出てメンバー全員で反省会。16:25発池袋行きに乗り帰途につく。


□第3849回   六 日 町 八 海 山 ス キ ー         1月25〜26日
  25日 東京発7:08とき305号にそれぞれ乗車し、浦佐着8:52迎えの車で八ツ峰養魚着9:25。支度をして10:00スキー場行きのバスでゲレンデへ、曇り空だが八海山の八つ峰がはっきり見える。気温が高く3月の陽気で雪が重いがゲレンデは整備されていてリフト待ちもない。11:30昼食、午後もそれぞれ滑り、16:30のバスで日帰りをするOさんを見送って宿に戻る。
  26日 夜半からの雨、7:30朝食のあとスキーをあきらめ、八海醸造が昨年作った「魚沼の里」の施設、雪室・資料館などを巡り、昼は地元の蕎麦を賞味。昼には雪に変わったが全員スキーの意欲はなく、13:51の新幹線で帰路についた。


□第3848回   九  鬼  山           1月19日
  九鬼山のみの計画を、今年の干支にちなみ、馬立山も入れたコースに変更。高尾7:46発河口湖行で田野倉に予定よりやや遅れて8:45着。同じ電車に26名のグループが乗車していて、田野倉で下車。このため、電車内のトイレも駅のトイレも行列ができた。Iさんが遅れていたが、皆がトイレを済ませた頃到着。全員揃い9:13出発。登山口では、先ほどのグループがアイゼンを装着中のため、先に登ることができた。途中鹿討の猟師さん2人が登ってきて、登山者が多いのでしばらく待つとのこと。前日降った雪が、落ち葉の上に2〜3センチほど積り、滑るが凍ってはいない。10:47九鬼山分岐を過ぎ、10:56馬立山頂着。写真を撮り分岐まで戻る途中、朝のグループが登ってきて、下山中断。分岐から九鬼山を目指し急坂を降り、札金峠へ。20分ほど登ると、右手が開け富士山がよく見える。まもなく紺屋の休場12:07着 風を避けて昼食休憩。アイゼンを付け12:35出発、トラロープの張ってあるガレ場をトラバース、所々凍った登山道を慎重に登り、九鬼山山頂に13:17着 少し下った富士見平から富士山を眺め下山開始。杉山新道を下り、禾生駅14:55着 15:04発で大月に出て、直帰組と反省会組に別れる。青空に映える美しい富士山を眺め、気持ちの良い山行を楽しんだ。

  

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登山口にある小さな社

田野倉尾根の登り

雄大な富士の姿が見える

馬立山の狭い山頂に到着


□第3847回   東上線 富 士 め ぐ り            1月12日
  初詣でを兼ねて東京の富士塚をめぐる。10時東部東上線池袋駅に集合。下板橋駅下車して踏切を渡り南へ、銭湯を右に池袋富士のある氷川神社に出るが、ここは登れない。11時18分北に向かい双葉町の氷川神社には富士塚はなく、実は氷川町がそれだった。真っ暗の中長い塚の一角にあった。中板橋から下赤塚駅を降り川越街道を渡った住宅の間の氷川神社に大松富士があり、小さいが登れた。新大宮予定地から東武練馬に向かい、地元のWさんの案内で練馬富士へ。駅の近くだが立派で登れた。北野神社の徳丸富士は碑のみ。13時20分赤塚公園で昼食。14時5分下赤塚富士は諏訪神社の南5分の浅間神社にある。ついでに東京大仏のある乗連時に寄る。登山家の植村氏の墓も。赤塚城本丸跡を抜け住宅地を登ると氷川神社で、上赤塚富士を登って一応終了。成増に緩く下って駅近くで全員反省会。17時40分大山駅下車して板橋富士へ。穏やかな天気の中2万歩を超えた


□第3846回   志 賀 高 原 ス キ ー           1月11〜13日
  例年2月に企画される志賀高原スキーだが、今年は1月の成人の日を含めた3連休に実施。
  11日 長野駅9時過ぎのバスは補助席まで使う満員で、一ノ瀬ゲレンデの定宿のホテルに10時半に到着。地階の宴会場で着替え、昼食のあと3日間のリフト券を購入して曇り空の中、西館山、東館山、ジャイアントなどを滑りまくる。新しく板を購入した人は対応に戸惑う場面も。

  12日は快晴。焼額山に向かう。ピステの入ったスラロームバーンを快調に飛ばす。午後には奥志賀で滑る。ここはボーダーの滑走が禁止されているせいか客層も違うようだ。そこでまったりと休憩し、一の瀬にトラバースし更に寺子屋を経由して東館を目指したが、時間切れでホテルに引き返す。

  13日は雪。30cm位の積雪があった。ガスも深いので標高の低いサンバレーに向かう。ただ、狭いゲレンデであまり楽しくはない。東館山の展望レストランでお昼を食べていると天気が回復してきたので再び焼額山に向かう。空はいよいよはれ上がり広大なスキーエリアを視界に収めることができた。帰路のバスを気にして後ろ髪をひかれる思いでホテルに戻り、大急ぎで支度をして長野駅行4時32分発のバスに乗り込んで帰途につく。
  スキー客は年々減少しているが、我々が利用したホテルは定宿として長年利用しているスキーヤーが多く見受けられた。といっても年配者ばかりでこの先10年後はどうなってしまうのだろうと心配になってしまう。



□第3845回   百  蔵  山           1月11日
  高尾駅8:01発で猿橋駅8:42着。2台のタクシーで9:00下和田の美術館まで上がる(\1430/台)。バスで百蔵山登山口まで15分であるが、やはりタクシーでかなり上(670m)の中腹まで入れるほうが、料金も4人乗れば変わらないので時間のカットになる。9:10和田沢沿いにヒノキの植林地をジグザグに登り、和田沢の頭をすぎ、907mのコルに10:00に着く。10分ほど登って、広い頂上の百蔵山に到着。10時のおやつを食べ、記念撮影をして10:30下山開始。コタラ山への急坂は、雪はほとんどなくアイゼンは不要。宮谷分岐に11:00で、時間に余裕があるので扇山へ足をのばそうかと思ったが、新年そうそうなので下山へ。12時の放送が鳴った時にちょうどいい野原があったので昼食タイム。陽だまりの中ゆっくりとり猿橋へ。おみやげ屋の主人が猿橋の解説をしてくれて雑学がまたひとつ増えた。13:50に猿橋駅につき、10分遅れのJRで藤野駅で途中下車。いつもの店が都合で4時開店のため、すし屋で反省会をして帰京した。

  

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秀麗富嶽十二景の7番山頂

コタラ山へは急な道を下る

宮谷分岐から20分で林道へ

名勝「猿橋」を見学


□第3844回   上 越 ス キ ー         1月4〜5日
  4日 越後湯沢から8:30発のシャトルバスで舞子高原スキー場へ。湿った雪が降り、積雪量も少ない。大混雑のチケット売り場で会員全員シニア券を購入。上部の奥添地エリアは雪質は良いが視界が悪く、中間の長峰エリアを滑る。2名は16:00に宿の車で、残る5名はリフトの最終まで滑って民宿へ。22:00就寝

  5日 7:30朝食、雪は昨夜のうちに15センチ程積っていて、曇り空から少し青空が見えた。8:50石打スキー場へ出発。人も少なくゲレンデコンデションは最高。日帰り参加のTさんと10時にガーラで合流。ガーラは雪、午前で帰るkさんと別れ、南エリアを滑り石打に戻ってお気に入りのレストランで昼食。疲れた2名は宿へ戻り、後のメンバーはハツカ石・観光エリアを滑って16:00宿へ、17:01ガーラ湯沢始発で帰京


□第3843回   新年初山行 丸山と正丸新年会         1月2日
  山行参加者6名で新年の挨拶後、芦ヶ久保駅から8:50歩き始める。最初のうちは集落内の登りでルートがちょっとわかりづらい。快晴で甲武信岳や両神山がくっきり。やがて山道になって700m付近から雪が現れる。丸山頂上に10:50着。筑波山から北関東、奥秩父、奥多摩を経て丹沢の大山迄、素晴らしい展望が広がる。30分休んで縦走路へ。大野峠で車道に出るが、そのすぐ右手の尾根に山道が続いているのでこちらを辿る。ほぼ雪道で結構小さなアップダウンが多く、なかなか体力を使う。12:35に刈場坂峠。何とか間に合うとみて予定通りツツジ山コースに入る。ツツジ山から先はすごい急下降ながらほぼ順調に正丸に向かう。ところが途中で去年はなかった新しい伐採用林道で登山道が寸断。林道を辿ったり踏み跡のない尾根を下ったりしながらやっと舗装道路に出てホッ。あとは車道を30分程だったが、「奥武蔵」には25分の遅参となった。ここで別行動の6人と合流してシシ鍋メインの新年会を楽しみ、正丸発4:47の快速急行で池袋に向かった。

  

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ピラカンサの実と新雪の武甲山

丸山から見た秩父市街と両神山

丸山から望む和名倉山

新年会のメインメニューはシシ鍋






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