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山 行 記 録

2008年の山行記録

第3358回          満観峰〜花沢山         12月23日
 東京駅から鈍行で二人新幹線で二人それぞれ出発、静岡駅改札口で9:55合流する。 タクシーで丸子三丁目の小野薬師を告げるが要領をえない。丸子三丁目の井尻橋を渡 り井尻集落の中に入ると行き止まり。小野薬師までは車で行けないのを知る。集落で 下車、地元婦人2名が立ち話中「どこから来たの」と東京からと話すと驚いていた。 身支度を整えて歩き始めるとすぐに{万葉時代の東海道}と記された道標あり。少し東 海道に入ったが戻り直接小野薬師に向かう。幅広い参拝道が続くが急登だ。小野薬師 に参拝して裏手から山道に入る。樹林帯の中の急登が続いて朝鮮岩=晁西岩に出る11: 10。富士山・静岡市街を見ながら休憩する。
 尾根通しの歩きとなって小さな急登を何度か繰り返す。右手にこんもりとした山、 丸子富士で12:30に到着。展望なし、頂というより峠の感じだ。少し下り茶畑を抜け ると人の声がするようになり満観峰12:55着、登山者が何組も休憩中だった。風を避 けて昼食休憩とした。
 下山は太平洋に向かって歩くように花沢山に向かう。茶畑を抜けると鎌倉時代の東 海道である日本坂峠に14:10出る。ひと登りすると花沢山、大きな反射板があるも展 望なしの頂。休憩ベンチがあり休憩後用宗に下る。みかん畑を抜け、踏み切りを渡り 国道に出て左へ、しばらく歩いて用宗駅15:45到着。丁度よく静岡行電車があり乗 車、静岡で貧乏青春18切符組と爺婆割引切符の新幹線組とに別れ帰る。

第3357回          カモシカ山行 日 の 出 山         12月20日〜21日
 20日:20:03、武蔵五日市駅集合。さすがにこの時間に集合しているのは私たち6名 のみ。身支度を整え20:15出発。民家を抜け20分ほどで金比羅尾根の取り付きに到 着。ここからアスファルトの急坂を一気に登り、金比羅神社手前で後ろを振り返ると 小さいながら武蔵五日市市の夜景が見える。予想に反しかなり暖かく全員汗びっしょ り。ここから緩やかなアップダウンを繰り返し、途中若干1名、居眠り歩行をするも 23:40無事山頂に到着。急いでテントを設営し、軽く宴会後3:00過ぎ仮眠。
 21日:6:15起床。我々だけで静かな日の出を拝めると思っていたら御岳方面より20 人近くの女性の集団が登ってきた。何かの宗教団体なのか、白い衣装に身を包み、数 人は裸足になり静かに踊り、歌い、拝んでいた。6:48日の出。ピーンと張り詰めた空 気の朝を楽しみにしていたが、生暖かい風が吹き日差しは暖かく早春の様。外でゆっ くりと朝食をとり9:05下山開始。山頂東側の急坂を下り、その後は穏やかな尾根道を 進み、10:00三室山分岐に到着。ここから三室山、日向和田への尾根道に別れを告げ 愛宕尾根を一気に下り、11:20二俣尾駅到着。駅前の酒屋でビールを買い、無人の駅 改札前で反省会。その後4名はそのまま帰宅。2名は奥多摩駅まで戻りもえぎの湯で汗 を流し帰宅。

第3355回          クリスマス山行 湯の丸山・烏帽子岳         12月20日〜21日
                 「アルバム」に写真があります
 佐久平駅からタクシーに乗り、地蔵峠に到着。身支度を整え、一路湯の丸キャンプ 場に向かう。20分程でキャンプ場に着き、雪を均してテント2張りを設営する。
 樹間の道を辿り中分岐を経て鐘分岐に出ると志賀高原方面の展望が開ける。ここから 湯の丸山南峰に向かうが、雪が少なく踏み固められた登山道は滑って歩き難い。12 時40分南峰に登頂、風は強いがそれ程寒くはない。快晴の山頂は360度のパノラ マで、北ア、中ア、富士山、八ヶ岳の上には北岳の頭も覗き、浅間山が指呼の間に望 まれた。北峰を往復してから烏帽子岳との鞍部に降り、中分岐を経由してキャンプ場 に戻る。2張りの内、昭和56年に購入した6人用テントが風で破損しておりフライ シートとポールをなんとか補修して使用した。
 21日、昨日の鞍部まで同じ道を辿り、烏帽子岳に向かう。稜線までは適度な積雪 があって歩きやすい。稜線に出ると風で雪が飛ばされて一部岩が出ていた。9時30 分、烏帽子岳に登頂、湯の丸山に劣らず展望が良い。風が強いので山頂から少し下っ た岩かげで休む。往路を戻り湯の丸山との鞍部に出ると南風が吹いていて体感は春山 の様。キャンプ場に戻り、テントを撤収して地蔵峠からタクシーで佐久平に出る。


第3354回       忘年山行         12月6日〜7日

     Aコース      明神ケ岳         12月6日
 8:30に小田原駅に集合。登山者で超満員のバスに何とか全員席を確保して宮城野支 所前で下車。9:40、道標に導かれて街中から別荘地帯へと登っていく。1時間ほど 登って小休止。大寒波の襲来で気温は低く、森を揺らす強風の音がすごい。間もなく 展望が開けるようになって、遠く伊豆大島もくっきり。稜線に出ると湘南の海岸線の 向こうに三浦半島や房総半島も。雨後で空気がとても澄んでいる。そして富士山は昨 日の新雪を輝かせてとても大きく、美しかった。賑わう明神ヶ岳の頂上には11:40に 到着。強風で寒すぎるため、下山路に少し入ったところで昼食休憩をとり、12:10下 山開始。道は所々急で滑りやすいが、丹沢連峰と湘南の海を望みながら順調な下り で、13:55に道了尊に下山した。すぐバスが有って大雄山へ。時間が早いのでこのま ま帰京する山口さんの「送別会」名目で忘年会の予行を行い、6人はバスで新松田へ 出て会場の大倉に向かった。

     Bコース     三ノ塔尾根から塔ノ岳         12月6日

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 この冬一番の冬型気圧配置となり気温が低いことが予想された。冬支度で大倉集 合、8:30出発。 紅葉が残る三ノ塔尾根を登ると牛首手前ですばらしい紅葉の大木が 迎えてくれた。しかし西からの風は冷たい。2回の休息をはさみ10:43に三ノ塔に到 着するが富士山は雲の中、行く手の塔ノ岳もガスが流れている。全員1枚余分に着込 んで再び歩き始めるが、安保さんの快調なペースに烏尾山ですぐに汗が出てきて元の 姿に。書策小屋前で昼食、その後も快調なペースで塔ノ岳山頂に13時過ぎに到着。 西側斜面には美しい霧氷が見られ、少し離れて見るとまるで桜が咲いているようだ。 小屋の横には立派な角の鹿が悠然と座っている。塔ノ岳の下りでも霧氷を楽しみ、相 模湾、そして遠く大島の眺めを楽しみ、最後は名残の紅葉の中を歩き、大倉に15:40 に下山する。ここで帰宅組と忘年会組に分かれる。


     Cコース     渋 沢 丘 陵         12月7日
 前日からの宿泊組み10名と当日参加4名を合わせ14名で渋沢駅を出発。しばら くのあいだ市街地を行き、峠隋道手前で渋沢丘陵のハイキングコースに入る。頭高山 への分岐を見送り、しばらく行くと雪化粧した富士山と湘南に浮かぶ大島などの島々 が展望できた。山上集落の栃窪を過ぎると蜜柑畑などが広がり、小田急線を隔てて表 丹沢の山並みが一望。風も弱く雲一つ無い快晴で気分も良い。震生湖で湖面に映るも みじの紅葉を鑑賞し、しばらく丘陵を歩いた後、一旦秦野の市街地に出て弘法山に向 かう。権現山の展望台からも富士山と箱根方面の眺めが素晴らしかった。弘法山から 先は樹林帯のコースとなり落ち葉を蹴散らしながらのんびり歩く。吾妻山で最後の展 望があり、東名高速の高架下を通って鶴巻温泉街を抜け鶴巻温泉駅に着いた。

     Dコース     モミソ沢         12月7日

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 記念写真を撮り大倉を8:55発。汗をかかぬようにゆっくり歩き、新萱橋の手前50m から水無川に降りる。懸垂岩には大勢の登攀者、草鞋を履き出発。少しすると6mの 滝、さらに三段の滝。最上部の小滝は狭く水がかぶる。ザックだけ先に通し軽身でぬ ける。正面に二段の滝が立ちふさがるが本流は右の滝、途中から右の稜へぬける。三 段の滝、樋状の滝、ひとつひとつ丁寧に直登。落ち葉がルートを隠している。水のな いゴルジュ、チムニー状の滝になる。残置ロープ二箇所、小滝多数、大滝は左手の泥 のつまったルンゼを登り落口を右へトラバース。上はすっきりしたゴーロ状の谷で草 鞋を脱ぐ。小滝を二つほど越し詰めはもろい急登。今回は安全のためザイル使用多 数。最後は左に逃げてほどなく大倉尾根に出る。金時山・足鷹山・富士山が夕日の映 える。大倉に到着した頃には暗くなってしまった。渋沢で反省会。


第3353回          武川岳〜二子山         11月29日
 池袋7:04発の快速急行で飯能着。朝早く山手線事故があったりもしたが、全員遅れ る事なくメンバーが揃う。タクシー3台に分乗し名郷奥の山中までと告げるが、2台 が名郷から山伏峠の道に入り戻る、時間ロス約30分、9:15山中を出発。杉林の中の道 は快晴だが日差しが届かずひんやり。9:45妻坂峠着、尾根道となり葉が落ちた樹林帯 を左手に武甲山、右手に伊豆ケ岳を望んで歩く、落ち葉の絨毯・カサカサと音をさせ ながら進む。武川岳10:15、蔦岩山10:45、登山者少なく静か、焼岳で風を避け武甲 山・両神山を見ながら昼食休憩11:25〜。アップダウンの最後二子山12:45着、下山を 兵ノ沢コースにとり急斜面をロープ伝いに下るが悲鳴にビックリする場面もあり。標 高が下がると名残の紅葉も見られるようになり兵ノ沢13:35、芦ガ久保の道の駅14:00 着。反省会と野菜直売品購入後15:19発飯能行きに乗車−解散。

第3352回          武 甲 山         11月23日
 池袋7:04発の西武秩父行きに乗り出発。横瀬駅で下車し予約しておいたタクシー で登山口の生川まで入る。(¥1790)初めて会う人もいたので自己紹介と挨拶を済ま せ9:10出発。18丁目の不動滝を過ぎ、目印になる丁目石を見ながら登り大杉の広場で 小休止。途中の分岐では一般コースを選び11:30に52丁目の御嶽神社に着く。神社 の裏手を登った所が柵で囲われた山頂で、眼下には削り取られた山肌が間近に見え る。しばし展望を楽しみ記念写真を済ませて神社に戻り浦山口方面の分岐まで行き見 晴らしの良い所で昼食。下山は長者屋敷の頭を通り浦山口に下る。途中の橋立堂に立 ち寄り15:05浦山口駅着。15:15発の池袋直通の電車に乗車するが、10名は西武秩父 で下車し反省会をして帰京。

第3351回          菰 釣 山         11月22日〜23日
 新松田に8時に集合して用木沢出合までタクシーで入る(9550円)。林道歩きから始 まり、沢を何度か渡り、最後に沢源頭の急斜面を登って白石峠に11:20着。ここから 東海自然歩道の甲相国境稜線となり歩く人も少ない。モロクボ沢ノ頭に目標時刻 13:30の少し前に到着。ガイドブックにはこの先登山者も少なく笹がかぶさる道と書 いてあるが、よく踏まれていて歩きやすい。いくつものピークを上下するが思ってい たより平坦なところも多い。葉を落とした木々の間から富士山と南アが見える。避難 小屋まで200mの標識から小屋までが長かった。16:10に小屋に着くと既に先着9名が 食事中。少し外で待ち我々も手早く夕食とする。板の間で2人、細長いいすで1人、 土間で2人が就寝。
 翌朝7:30に出発。前日にも増して快晴。25分で着いた菰釣山頂からは富士山と南ア 南部方面の展望良好。小さなピークを上下しながらの稜線からは、左手に箱根、輝く 相模湾、大島がずーっと見えている。積もる落ち葉を蹴飛ばしながら歩く晩秋の道は 楽しい。高指山手前の富士岬平で突然展望が開け、富士山と山中湖、平野の町が一 望。高指山から平野へは最短ルートで下り、新宿直通高速バスの15:25を予約して (2050円)、バスターミナル広場のベンチで反省会。定時出発のバスは、遅れに遅れて 新宿着が20:15となった。

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 稜線から箱根の山 

 東海自然歩道

 富士岬平からの富士山


第3349回          でんでえろ尾根         11月 2日
 奥多摩発8時半のバスは鴨沢止まりになっていた。電車もバスも超満員。丹波から 登るとすぐ落石止めの柵あり。金網を3ケ所すぎ畑から森に入る。唐沢をすぎ小尾根 に出る。急な斜面をじぐざぐに登る。道は良い、トチ沢の上部を左に渡っていくとカ ラマツが黄色のサオラ峠に12:20出る。昼食を摂っていると人だらけになる。天平尾 根に入るとすぐ丹波山展望台、黒川鶏冠山から雁ガ腹摺山と富士山が木の間越しに見 えた。雲取山や三ツ岳を見ながら歩む、紅葉のはじまり。丹波天平は樹林が伸び、カ ヤトの原は何処??、湿地か? 丹波分岐13:20をすぎ保ノ瀬天平も同じよう、湿地 か? 尾根を離れ北へじぐざぐに下る。廃屋跡をいくつか見て街道に出る。親川は何 もなしでお祭りへ15:15、売店は売り物完売、こんにゃくとビールで反省会。16:43発 バスは混雑だったが座れた。奥多摩17:55着、18:07発に乗車し帰路。

第3348回          大 野 山         11月 1日
 山北駅9:10、快晴でにこやかな顔のメンバーが揃う。大野山フェステバルを楽しむ 予定なので後半に間に合うよう、予定から河村城址を割愛した。自己紹介を済ませ、 賑やかなハイカー達と共に山北駅を9:15出発し洒水の滝を目指す。ゆず、ししゆず (カボチャ大)等が売店に並ぶ。落石防止工事中の為、真近では見られず観瀑台で滝 を見ながら休憩(9:50〜10:00)。鎌倉時代の文覚上人が荒行を行った滝として有名 だそうで、豪快な滝。車道を大野山入口まで戻り古宿分岐、須賀神社はかなり急な登 りで、共和小学校に着くと富士山が正面から迎えてくれ、休憩をとる(10:55〜 11:05)。山道に入ると雑木林の中をゆっくり登り、下ってくる人達と沢山すれ違っ た。イヌクビリの急登前に休憩し山頂に12:25たどり着く。
 雄大な富士山、丹沢湖の向こうは西丹沢の山、西側にはミツバ岳が見えた。山頂は 大変賑やかで牛乳の無料配布、バーベキュー(1皿百円)に列が出来、子供向けにポ ニー乗馬等、他にアルプホルンの演奏を聴き、ゆっくりしてから13:40下り始めた。 すすきの道を夕日に映える富士を見ながら下り、後半は車道を転がるように谷峨駅を 目指した(14:55)。松田で直帰する人と反省会に残る人に別れ、解散。

第3347回          愛鷹連峰 越前岳         10月26日
 御殿場9:00集合、タクシーで十里木高原まで入る。途中ススキの原がみごとで日 の光をうけきらきらと波を打っていた。越前岳登山口9:40。登り始めが木の階段で、 富士山を背負いながらの登りとなるが、富士山には朝降ったという雨が7合目くらい まで雪としてうっすら白く、頭には笠がかかっていた。結構人が入っていたが大所帯 パーティも多く、道を譲る・譲られるも大変だった。登山道もたくさんの人が歩いた ためか何本もあり、ルートをとるのに意外と苦労し山頂11:20着。南側に駿河湾が大 きく広がり気持ちのよい眺めであった。風が強く、木の陰でお昼とする。人が多い! 下りは緩やかな道かと思ったら結構急なところも多く、樹林が続き富士山も木立の間 からしか見えない。紅葉は最高ではないけれどいい色を見せていた。長いと感じた下 りもやっと終わり13:50山神社着。名前は大きいが小さな祠の神社だった。タクシー を呼び、御殿場へ出て解散とした。大きな山ではないが富士山と駿河湾の景色を堪能 できるいい山だった。

第3346回          高尾山〜城山         10月26日
 ハイカー・家族連れで混雑の高尾山口に着いた時は雨が降っていたが、出発の9:10 にはあがり空も明るくなってきた。稲荷山コースを登る人も多く、きれめない人で稲 荷山9:55着。 雨上がりなので展望はない。所々滑りやすい場所もあったが10:50に高尾山頂に到 着。人気の山で人が多い。記念撮影後先に行く、もみじ台11:00昼食にきのこ汁など 作り休憩後11:55発。
 広い道と一丁平園地を過ぎ12:45に城山着。丹沢・道志の山々は見えたが富士山は 雲の中だった。下りは東海自然歩道を一気に下る。登山口13:50、つり橋の弁天橋で 相模川を渡り相模湖駅14:40着。駅前で反省会後帰る。

第3345回          南 平 山         10月18日
 浅草7:10発快速にまとまって座席を確保し車窓風景を楽しんでから川治湯元で下 車。駅前の指導標に導かれ鬼怒川にかかる黄金橋まで下る10:10。脇に「9月16日 〜薬師の湯は改修工事のため休業」と表示あり。川沿いの公園散策路を少し歩き登山 口へ、勾配は急なのだが九十九折につけられた道は歩き易く東小屋休憩所11:30通 過、平家黄金伝説案内板が建つ山頂に11:50着。20名ほどの団体が休憩中、少し離れ た一角で12:30まで休憩する。樹林の間から高原山塊が望めた。下山は左廻りで降り 東小屋休憩所に出て往路を戻った。紅葉は始まっていたが少し早く、出合った登山者 は山頂での団体と他に3名と少なく、歩いている時は静かだった。黄金橋13:45通 過、山頂での団体客情報で旅館での入浴も無理と分かる。駅前は広場だけ、時間は早 いが14:13発浅草行き区間快速に乗車して帰る。

第3344回          吾妻連峰東部縦走         10月25日〜26日
 25日 東京7:16発の「つばさ」で米沢へ。タクシー2台で大平温泉手前まで入 る。途中紅葉はなかなか良かったが、道が狭くスリリング。空は青空ものぞくが雲が 多い。登山道の入口がわからず1時間近くロス。少し奥へ入りすぎていたようだ。よ うやく正しいと思われるルートを登り始めたのが11:35。45分で間々川の渡渉点に着 く。きわどいバランスで渡って本格的な登り。ぬかるむ道はダラダラと長く、14:40 やっと主稜線に登り着く。そこからはなだらかに湿原の木道を辿って15:40に明月荘 に到着。小屋にはわれわれだけ。水場は約10分下った金明水。美味しいがチョロチョ ロ流れ。夕食はサラダ、シュウマイ、鶏の水炊きで、誰もいないのを幸い、盛り上が る。
 26日 夜のうちに雨が降ったようで笹が濡れている。雨具のズボンをつけて6:15 出発。青空は無いが高曇りで展望は利く。東大巓から昭元山、烏帽子とアップダウン が続く。展望はいいが風が強くて、ゆっくり楽しんでもいられない。兵子へは縦走路 に荷物を置いて往復。いい眺めだがここも強風。10:50家形山を下った所で美しい五 色沼を眼下に望んで大休止。磐梯山も見える。そこからはなだらかな下りだがぬかる んだ場所が多い。13:10、吾妻スカイラインを横切って更に下る。このあたりの紅葉 は最高に美しい。14:15高湯温泉に下山。市営の温泉施設で汗を流すが、ここには缶 ビールもなく、タクシーで福島に出てから腰をすえて反省会。これが災いしてか、帰 りの新幹線は半数以上が立って帰ることになった。

第3343回          熊倉沢左俣東沢         10月19日
 武蔵五日市9:00発の数馬行きバスで南郷下車9:35。熊倉林道は車が入れないが良く なっていた。10:05出合、草鞋を履きすぐ西沢に入る。のっけから小滝、木橋をくぐ りナメ滝2、1メートルのチョックストンの滝、小さい滝が八つ位続く。どれも高さがな いので写真にはならないが、ホールド多く東沢よりナメらないので快適だ。仕事道を 辿り石釜跡、大石から10分程伏流、左半分が埋まったナメ滝、トイ状のナメ、かぶっ た岩の滝ではザイル。左からルンゼに入る。トイ状のナメ、たぶん15メートルはまば らな岩床の様、突然沢が切れる。草鞋のまま右に登ると笹尾根に出た。左へ5分で熊 倉山に12:20に着く。昼食〜13:00。ぼんやりと丹沢と上野原の街、三国山の展望は富 士山だけ雲の中。井戸で軍刀利神社の子供神輿を見て上野原15:50、反省会後16:39発 電車は超満員だった。

第3342回          谷 川 岳         10月12日〜13日
 12日、上野発7:20水上1号で出発。土合駅の500段の階段を登って地上に出ると風が ひんやり、10:20出発湯檜曽川沿いの新道を行く、夏はキャンプ等で賑わう所が、2年 前鉄砲水で犠牲者が出た場所は橋が流失したままで、すこし道を探した。紅葉は、形 のよい武能岳や白毛門山が見頃。地元の人がナナフサ茸をたくさん採っていたが、 我々は1本も見つけられず、11:55巡視小屋で昼食、登山者にミズの実を貰う、近くの 虹芝寮では学生が楽しそうに冬支度中。一息登って旧道に出る。古い石垣が所々に 残っていて谷川岳歴史街道ゾーンとなっている。一の倉沢出会いからは舗装道路とな り、観光客であふれていた。資料館をゆっくり見学して15:30土合山の家。
 13日、6:00朝食、6:35出発、6:51切符購入一番乗りを目指していたがすでに100人 位の行列となっていて、2分間隔、22人乗りのロープウエイに7:10乗車、天神平から 紅葉も真っ盛り、絶好の登山日和となった。7:30出発、トマの耳10:00着、展望を ゆっくり楽しみ、オキの耳発11:00一の倉のノゾキを経て茂倉岳12:55、熊笹と紅葉の コントラストがすばらしい、紅葉の中へ下って行く。急な段差や木の根を跨いでのや せ尾根が延々とつ続き、林道に出たのは薄暗くなってきた17:30、土樽駅に着いたと きは真っ暗、予定の電車にギリギリで間に合い、越後湯沢で新幹線に乗り帰路につい た。

第3341回          烏帽子岳〜船窪岳         10月11日〜13日
 11日 「ムーンライト信州」が満席。やむなく当日朝の長野新幹線を使い、長野 からバスで信濃大町へ出る。予約のタクシーで高瀬ダムへ。天気は予報より好転して 青空ものぞく。ダムサイトの紅葉がきれい。10:45出発。トンネルを抜け吊橋を渡っ て水場で休憩。ブナ立尾根の急登が始まる。紅葉の道はたまに小雨が落ちてくるが背 後に唐沢岳が見え、登るにつれ餓鬼岳、燕岳、大天井岳と展望が広がってくる。水場 から4回の休憩を経て稜線を乗っ越すと間もなく烏帽子小屋15:50。小屋はわれわれ の他は単独行の男性だけ。夕食後きれいな夕焼けになり、夜は満天の星だった。かな り寒い。
 12日 朝焼けの薬師岳の眺めを楽しんで6:10、防寒具に身を固めて小屋を出る。 約30分で烏帽子岳への分岐。空身で頂上へ。最後はクサリ場で緊張感のある登り。白 馬、立山、水晶、八ツ、浅間など大展望を堪能する。南沢岳への道は小池の点在する 庭園風の美しい道。池には薄く氷が張っていた。南沢岳8:40着。船窪岳にかけては険 しいアップダウンが続き体力を消耗する。人も少なく会ったのは3パーティほど。右 手不動沢側は紅葉が美しいが、凄まじい崩壊ぶりだ。不動岳10:30、船窪第2ピーク 13:30、船窪岳15:30とかなり時間がかかる。終日好展望には恵まれたが、かなりくた びれて17:00船窪小屋に到着。前夜とはうって変わってかなり小屋は混雑していた。 小屋仕舞で缶ビールをサービスしてくれた。
 13日 快晴に明け、朝食後ご来光を迎え七倉岳の頂上へ。頂上から針の木、剣・ 立山、薬師、水晶、槍、穂高、八ツ、志賀方面など360度の大展望を楽しむ。7:00 小屋の鐘に送られて下山開始。天狗の庭で最後の大展望を楽しんで小休。樹林に入り 急な下りが続くようになる。紅葉は登りのブナ立尾根の方が良かった。11:00七倉に 下山。すぐ予約しておいたタクシーで大町温泉郷の薬師の湯で汗を流し、昼食反省会 後、快速で松本へ。「あずさ」の指定席で第二次反省会を楽しみつつ帰京。

第3340回          八 柱 山         10月4日
 佐久平駅から麦草峠行きのバスに乗車。道々、運転手さんが名所旧跡や車窓風景を ガイドしてくれた。白樺の点在する八千穂自然園で下車し幅の広いなだらかな林道を 八柱山に向かう。40分ほどで八柱山入口、唐松林のやや急な上りがあり尾根に乗る とゆるやかな道になって鉄塔の建つ山頂に12時35分着。富士山が見えるはずなの だが天気が良い割に遠くは霞んで拝めず。林道を歩いていた時から「ヤスデ」が大発 生しており山頂手前から徐々に目立ち始め、山頂は足の踏み場が無いくらいウヨウ ヨ。休憩もそこそこに雨池に向かって下る。原生林のなかの歩き良い登山道を30分 で明るく開けた雨池の畔にでる。対岸には紅葉に彩られた縞枯山や横岳などの北八つ の山々の眺めを楽しむことができた。水量が極端に少なくなった湖岸の木道をたど り、一旦雨池林道に出てから麦草峠への道に入る。北八つらしい原生林のなかの静か な道が続き茶臼山が見え出すとまもなく麦草峠に着いた。人気のある北八つにあっ て、今回のコースは登山者も少なく落ち着いた雰囲気を味わうことができた。麦草峠 からは茅野組と佐久平組に分かれてバスに乗る。

第3339回          巻 機 山        10月4日〜5日
 4日、東京7:00発の新幹線で越後湯沢へ、秋浜さんと合流しタクシーで登山口へ向 かう。自己紹介後9:20歩き始める。天気良く気温高いが風がさわやか。登山道には合 目の標識があり、ブナ林を過ぎ展望台の6合目でヌクビ沢、天狗岩、割引岳を眺めな がら昼食。しばらく行くと山頂までピストンの登山者が続々と下りて来る。ガレ場の 7合目で展望が一気に開け、前巻機山が近くに見え紅葉が素晴らしい。笹原の急登か ら長い階段、小屋に早く着き過ぎてもとゆっくりペース。すれ違う登山者から「この 先は紅葉がもっとすごいですョ」に期待する。階段を登りきるや歓声!山肌は染まり 巻機山全景が広がる。9合目の前巻機山から鞍部へ少し下って避難小屋14:35着。小 屋はキレイで快適。
 5日、7:00避難小屋発、サブザックで巻機山へと向う。朝露でスパッツを着ける。 天気はくもり。稜線上の御機屋7:25着「1967m巻機山山頂」の標識があるが、1967m のピークは少し先でケルンがあるだけ7:40。湿原の中木道を行く。のびやかで気持ち のいい道だが、湿原保護の為木道両側に広くシートが敷かれている場所もあった。 牛ヶ岳7:55着。ガスって展望はきかない。御機屋まで戻り割引岳へ、途中イワショウ ブが咲いていた。ヌクビ沢への道を過ぎ割引岳9:05着。風が強くガスが徐々に切れ て、越後三山、谷川連峰等々スッキリではないものの展望を楽しめた。御機屋に戻る と山頂目指し登ってくる長い列。百名山ということもあってか旅行会社のツアーも多 かった。避難小屋でお茶を沸かして休憩後下山。7合目付近の紅葉が前日よりも色鮮 やかに感じられた。
 清水部落の民宿で入浴と反省会後タクシーで越後湯沢に出て、17:35発新幹線で帰 る。

第3338回          那須連峰 朝日岳・茶臼岳         9月28日
   当日は新幹線のトラブルで大勢が影響を受けたが、那須塩原駅への集合時間の頃は まだ動いていた。予定どおり集まってタクシーで北温泉に向う。薄曇りのひなびた温 泉を10時に出発。小川を渡ればいきなり急登だがすぐに中の大倉尾根の快適な歩き になる。朝日岳と茶臼岳が並んで見える場所でメンバーがスケッチしたりしながら午 後1時35分朝日岳山頂。茶臼岳には2時15分に着いたが標識はなかったので祠と 一緒に記念写真。山頂付近はガレ場が広がり登山道からも蒸気が出ている。ロープ ウェーで山麓駅に降りバスで午後5時に黒磯駅に着いたが、まだダイヤの乱れが収ま らず東京には1時間以上も遅れてしまった。

第3336回          小 楢 山            9月23日
  塩山駅9:00集合、焼山峠までタクシーで入る(\6920)秋晴れの爽やかな風をうけ て9:50出発。少し色づきはじめた唐松林に囲まれた防火帯を登る。途中の一杯水は わずかに流れていたが飲む気にはなれない。11:45山頂着、目の前に富士山がすっき りと望めたが、北の奥秩父の山々は雲に覆われていた。下山は小楢峠から幕岩へ、鎖 を頼りにして高度感のある岩の上でゆっくり展望を楽しむ。時間が早いので、ここか ら妙見山へのルートを行くことにする。道はしっかりしていて妙見山には新しい鎖が つけられていた。妙見山を過ぎてすぐに地元の案内板があり、尾根とうしで鼓川温泉 まで行かず麓に下りることが出来ると記され赤布もあったのでこれに従う。すぐに石 垣の詰まれた上に妙見尊祠があったが、その後は杉林の中は道がはっきりせず、地形 を見ながらの下りとなった。最後は獣用フェンスの扉を抜けて車道に出た。16:15古 宿地区に下る。タクシーを待つ間ガソリンスタンドでお茶や葡萄をご馳走になった。 帰路はタイミングよく17:04の特快があり、車中で軽く反省会。
(地元案内板では地形図上の妙見山=妙見山三角点峰、地形図上の1224m峰が妙見 山)

第3335回          大菩薩峠〜牛の寝通り         9月21日
    高尾7:26発の小淵沢行きに乗り塩山8:48着。予約しておいたタクシー2台に分乗し 福ちゃん荘の先の富士見山荘まで入る(¥5660)9:30着。挨拶を済ませ出発。道は広 くゆるやかな登りで大菩薩峠10:10到着。晴れていれば展望の良い所だが全く展望な し。
 午後から雨が降る予報なので記念写真だけ撮って早々に出発。熊沢山を過ぎ石丸峠 に下ったところで雨が降り出す。牛の寝通りコースに入ると雨は降ったり止んだり。 幸い小雨程度なので雨具は着けずに傘をさして歩く。途中、昼食で20分休なだだけ で大ダワまでひたすら下る。雨は大ダワ手前辺りからいよいよ本降りになってきて大 ダワでの休憩も5分。あとは小菅の湯まで休まず下り小菅の湯に15:15着。直帰組3 名、15:38のバスで帰路、残る5名はゆっくりと温泉に入り17:13発の最終バスに乗 り、金風呂乗換えで奥多摩駅に出て帰京。

第3334回          安達太良 烏川と湯川         9月14〜15日
 新宿駅からのJRバス21:00発「あぶくま23号」で郡山へ(\4000)。駅前の水神脇で 仮眠する。6:10始発で郡山から二本松に出てタクシーで奥岳入り口へ(\5000)。烏川 出会いで草鞋を着ける。千鳥滝、二階滝、魚留滝、紅葉滝、温泉道8:40、ナナカマド だけ紅い。分岐は水量の多い左へ、10分で巨大なナメ滝に出る。最上部は急で滑りや すい。水量は多いがヤブが多くなる。ギリギリまでつめても猛烈なヤブ、雨が降りそ うだった天気が回復し大展望が得られる。和尚山が立派、磐梯山も。東に虹が出る。 牛ノ背から沼の平を見てくろがね小屋15:05着。 温泉とおいしいカレー、仲秋の名月、19:30には就寝。
 小屋6:50発、金剛清水で沢の用意をし本流へ下る。いくつか滝を越え、左に大滝を 見ると三階の滝に着く。水量多い、左にしっかりした巻き道、上の屏風岩の下もナメ 床、相恋の滝は左を登る。すぐ八幡滝10:50、水流の右の乾いたところを登る。どう も烏川より滑る。ナメ、トイ状ナメ、スプーン状ナメ、中の滝20m、さらに進むと豪 快な霧降の滝11:20着。秋風にりんどう咲く僧悟台(11:50〜12:15)、木の根道と馬返 し、スキー場の塩沢へ、温泉700円。14:25発バスで二本松に出る。15:27発で郡山に 出て新幹線で帰る。

「アルバム」にまだまだ沢登りの写真があります

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   上部は傾斜あり 

    烏川のナメ

     へつり


第3333回          九州 由布岳・九重山・阿蘇山・祖母山         9月11〜14日
   11日 羽田(8:00)を定刻どおりの出発となる、大分空港から予約のレンタカーで 由布岳登山口(11:10)着。ここから草原を暫らく歩き、牧場の柵を開けて樹林帯の急 なジグザグな道を登りきると西峰と東峰の鞍部にでた。そこからガラ場を登ると東峰 の山頂(14:15)である。休憩後東登山口コースで下山を開始するが、途中鎖やらロー プにつかまり急な岩場を下り、日向岳を越えて登山口(17:50)に戻る。今夜の宿、湯 布院温泉山荘鶴の湯へ、夕食後翌日の行動食を買いに全員で湯布院駅まで散策。
 12日 宿(7:00)発、大分自動車道・日田往還を走り阿蘇仙酔峡に9時少し前に着 く。始発のロープウェイ(9:25)で山頂駅へ噴煙の火口を望み、中岳から高岳(10:55) へ分岐から岩場の急な仙酔尾根を下る。駐車場から再び移動し長者原久住登山口(14: 30)着、そこから九州自然歩道を登るが、雨ヶ池越付近から急な雨となる。坊ガツル を望める広い草原に着く頃には、雨も上がり情緒が漂う法華院温泉小屋(17:15)に着 く。雨に濡れた身体を温泉で暖め、夕食・歓談後就寝。
 13日 小屋(7:30)発すがもりコースを登り、北千里浜から久住別れ久住山頂 (9:20)、更に九州本土の最高峰(1791m)中岳(10:15)。下山は、諏蛾守越から林道を歩 き長者原(12:30)着やまなみハイウェイを走り豊肥本線宮地駅で一日早く帰るHさん と別れる。阿蘇山の南側にある今宵の宿、田楽料理と民宿の高森田楽村へ一泊2食と 近くの高森温泉館の入浴券が付いて、5,250円とは驚くほどの安さである。生ビール と田楽料理、地鶏焼きや山女の背ごし、地酒(霊山)で大満足。
 14日 昨夜降っていた雨も止み、宿を(6:45)発五ヶ所から林道をさらに奥に進むと 北谷登山口(7:40)着、ヤブや岩場を登る急な風穴コースで祖母山頂(10:15〜35)着、 復路は国観峠(11:15)から北谷登山口へ下りる(13:00)着、途中の国道325号線沿いに ある阿蘇白水温泉(400円)で汗を流し熊本空港でレンタカーを返却後、空港のレスト ランで熊本の郷土料理を肴に反省会。全日空のシステム故障で定刻(8:00)より約30分 遅れで帰路となった。

第3332回          信濃路自然歩道         9月13日
 三連休の初日のためか、7:52発のあさまは結構混雑。軽井沢からはデラックスバス のような路線バスで三笠へ。信濃路自然歩道に入ると林の中の渓流沿いの期待通りの 素敵な道。ところがすぐ上りとなり、いきなりかなりのアルバイト。渓流沿いの平ら な道とアップダウンを何回か繰り返して竜返しの滝。轟々と流れ落ちる滝だがそばま で行けないのが残念。雨予報の12時過ぎとなっても薄日が差すまずまずの天気だが、 相変わらず上り下りが続く。三笠から4時間近く、イノシシ出現(多分)の直後に、車 や観光客で大賑わいの白糸の滝入口に飛び出る。白糸の滝は伏流水が突然巾70メート ルほどにわたって流れ落ちる不思議な美しい滝で見応え十分。ここからまた静かな林 の中の道となるが、100段以上もある丸太の階段をしっかり登らされたりしながら約 1時間で峰の茶屋に15時着。15:26発のバスで軽井沢にもどり反省会後、バラバラな がら全員あさまに席を確保して帰京。ピークこそないものの、広葉樹林やカラマツ林 の山道は人も少なく、紅葉の頃にも再訪したいコースです。ただ、ウォーキングとい うにはなかなか歩きでがありました。

第3331回          新人歓迎と鱒つり交流会         9月7日

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 週間天気予報は芳しくなかったが、八王子周辺の予報は夕方から雨と良い方向へ。 集合の高尾駅には懐かしい・新人・子供連れと参加メンバーが下車。確認の受付をし た後からタクシーに分乗して次々に「恩方ます釣り」場に向かう。マイカーで直接釣 り場組も揃って、9時半すぎから日よけテント設営やら釣り・バーベキューの準備、 10時前会長挨拶と新人紹介の後鱒つりの開始となった。今年指定された区域は例年 より少し下流で河原・川幅がやや広めで動きやすく釣り糸がからまる場面も少なかっ たようだ。午前と午後の二回放流後、次々と上がる釣果に悲鳴?に似た声もあがる。 (釣った魚をつかめずSOSの声も)アルコールも解禁・昼には恒例のバーベキュー で腹も満たす。心配された天気は終了の16時近くまで好天気。記念撮影後、釣果の お土産を手に帰路となった。
 帰路の電車車窓は黒雲が出てきてゲリラ豪雨となる。「釣り最中でなくて良かっ た。」



第3328回          黒部五郎岳         8月17〜20日
 16日、Kさんの見送りと差し入れをいただいて23:03発特急北陸号で出発。
 17日、小雨模様の富山駅前6:10発直行便で折立へ、7:50着、曇り空8:05出発。 ニッコウキスゲを見ながら三角点9:45、ガスが濃くなり雨具を着ける。太郎平小屋 12:20着、早速生ビールで乾杯、14時過ぎ雲が上がり目の前の薬師岳が美しい姿を見 せてくれた。山々の展望を楽しみながら付近を散策、場所によってチングルマやイワ カガミなど夏の花とミヤマリンドウ・キキョウと秋の花が見られた。夜は丁度満月の 下遠くいさり火が美しい。
 18日、5:40出発、まばゆい朝日を浴びながら、なだらかな緑の稜線を行く、北ノ 俣岳7:30黒部五郎岳が大きい、赤木岳を越え、中俣乗越でトウヤクリンドウを見る、 カールへの分岐に荷物を置いて黒部五郎岳11:15、白山・御岳の展望もすばらしい。 分岐に戻り昼食、カールへ下り黒部五郎小屋13:30着。早速生ビールで乾杯といきた かったがまだ準備が出来ていない、20分ほど待つ間にガスが湧いてきた。期待の夕食 はアザミの葉の天ぷらなど。
 19日、ガスが濃い、5:30雨具を着けて出発。三俣蓮華岳7:30強風のため双六小屋 へは中道を行く。ドシャ降りの雨がヤッケの上からなのに痛い。双六小屋9:30、暖か いミルクをいただいてゆっくりする。小屋の主人が行動を自重するよう呼びかけてい た。(この雨で白馬大雪渓土砂崩落事故)10:10小屋を出る、小池新道は濁流、ノン ストップで鏡平小屋へ11:50着、小屋は停滞の人で賑わっていた。暖かい部屋で生 ビールで乾杯。16時雲は上がり槍ヶ岳が見え、夕食後、池に映る槍ヶ岳を堪能する。 夕日を浴びてピンクに染まる槍・穂高に感動。
 20日、6:00出発すこしガスッているが下るにつれて天候はよくなった。登って来 る人が多い。新穂高9:20着、バス停にある無料温泉共同浴場で汗を流し、10:25発松 本直行バスで帰路についた。

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  太郎平から北の俣岳へ向かう木道

黒部五郎岳より笠ヶ岳、乗鞍岳、御岳山(左から)

    鏡平で池に映る槍・穂高連峰


第3326回          丹沢表尾根縦走         8月10日
 秦野駅7:35発でヤビツ峠に8:10に到着する。夏のギラギラ太陽の下を歩くのかと覚 悟していたが、曇りで霧もでていた。登山口9:45、登り始めは風も吹かず暑かった。 二ノ塔、三ノ塔の尾根道は深い霧と風があって歩きやすかったが展望はなし。12:50 に塔ノ岳着。霧が深く小屋も見えず。13:00下山へ、5〜6分下った所で大倉尾根を 登ってきた会員と合流し下山。花立からは風もなく、長い下りで16:05大倉バス停 着。反省会後17:35発のバスで帰る。

第3325回          白砂山と八間山       8月9〜10日
   9日、上野発7:20草津1号で出発。長野原草津口から9:55発のバスに乗り、終点の野反湖に11:06着。ロッジで受付を済ませ幕営料(1張り¥1300と他に1人に付き¥300)を支払いテント場に向かう。テントを張り終え暫くすると雷が鳴り出し雲行きが怪しくなってきたので急遽取り止め。しかし、雨は一向に降ってこないためエビ山まで行って見ようと出発。エビ山からは高沢山へは諦めて戻る。途中、ノリウツギの花が満開で印象的だった。
 10日、4:00起床。5:15キャンプ場を出発、白砂山へ向かう。水場を過ぎ堂岩山8:20着。 ここから樹林も切れ展望が開け白砂山が見えてくる。しかし、近そうに見えて山頂は遠く9:45山頂着。帰りのバスの時間の心配もあり10:05早々に下山開始。堂岩山の分岐で八間山に向かうメンバーの2人と分かれ、1人往路を戻りキャンプ場13:55着。八間山組は既に戻っていてテント撤収すみ。15:06のバスで長野原草津口に戻り16:34の特急で帰京。

第3324回          ト チ 沢       8月3日
    夏山前の軽い沢。バスの乗り継ぎの余裕を見て立川発7:40で出発。臨時も出る満員のバスで1時間。終点丹波から暑い道を15分で大萩橋に出る。多摩川へ降りても意味が無いので橋手前からトチ沢に降りる。準備をし出発するともう11:15。かわいらしい流れ、初めの小滝の小さな釜は驚くほど深い。5米の細い滝はやや逆層だがヌメらないので快適だ。チョックストンの滝。ただ伐採の倒木と蜘蛛の巣がうるさい。2,3のナメ滝もすっきりしない。小さな堰堤あり。崖の下谷が右に曲がりだし二俣に着く。昼食後左俣を軽身で登る。小滝ナメ滝が続く。戻るとじきにワサビ田に出る。右から仕事道が来ている。ガイドだと先に興味をひく場所はない。暑さとすっきりしない沢なのでここで終了。すぐに林道に出て丹波まで30分。丹波も奥多摩も超暑く、河原に出る気力も無くなる。冷房の効いた店で反省会。

第3323回          三 ツ 峠 山       8月3日
    高尾発7:46河口湖行きは比較的空いていた。河口湖から土日のみ運転のバスで三つ峠登山口へ、10:15出発。停留所から12.3分舗装道路を登る。「タクシーならここまでこれるのに」というメンバーの声は暑さのせいか、登山道は林道のような広く緩やかな登り、両側にクガイソウ・シモツケ・ハクサンフウロ等の花が目を楽しませてくれる、アサギマダラを3回目撃、水不足のせいか動きが鈍くみんなカメラに収めていた。木無山を経て12:10山頂、暑いが風は心地よい雲の上に富士山北ア・南アは雲の中、写真を撮ってすぐに木陰のベンチで昼食。 13:00屏風岩に取り付いている人を眺めながら下山。結構急な下りで達磨石14:40ここからは舗装路の歩き、15:45三つ峠駅。タイミングよく16:03の特快を待つ間に缶ビールで乾杯。

第3322回          蓼科山〜天祥寺原       7月26日
 特急あずさの指定、自由は各自の判断で乗り、茅野からタクシーで七合目登山口に向かう。 10:20に登山口の鳥居を出発。標高はすでに2000m近く、林の中も風が通り抜け心地よいが 、所々樹林が途切れるとその暑いこと。馬返しからの急斜面を約1時間登ると賑やかな声が聞こえ将軍平に到着。山頂へ向かう岩の道には人の列。我々も少憩後山頂に向かう。岩のゴロゴロした道を登るとまず山頂ヒュッテがあり、広〜い岩だらけの山頂が見渡せる。山頂の標識のそばで昼食とする。八ヶ岳連峰は一応見えるが、その上の真っ白な入道雲が見事で、後でどうなることやらと少々心配。山頂からの下りで、ヘリがけが人を将軍平の小屋から運んでいくのが見えた。大河原峠への道で少し雨がパラついたが、峠に着く頃にはまた青空に戻る。天祥寺原への道に入ると静かで笹原の草原が続いている。なだらかな道を約30分で亀甲池との分岐。右手には蓼科山と山頂ヒュッテが見える。だんだん樹林帯となり竜源橋直前で雨粒が落ちてきて道路に出ると、携帯で呼んだタクシーの運転手さんがザーっと来るから早く乗れと言う。茅野で反省会後19:05発のあずさで帰京。

第3321回          黒斑山と前掛山       7月26日〜27日
 26日、長野新幹線を佐久平で下車。JRバスに1時間ほど乗って車坂峠9:45着。標高二千メートル近くあり爽やかな高原の風が吹き抜けていた。表コースを取りトーミの頭にザックを置いて黒斑山を往復する。山頂は浅間山の絶好のビューポイントなのだが生憎ガスで展望無し、トーミの頭に戻って休憩している内にガスが切れて前掛山や緑の湯ノ平高原が見え出す。急な草すべりを降りていくと予期せずお花畑が展開し、湯ノ平口にはアヤメも咲いていた。火山館に立ち寄り、浅間山荘キャンプ場15:05着。テント設営後さっそく温泉に浸かる。源泉は無色だが時間とともに変色して赤濁していた。
 27日、4:45出発。湯ノ平口まで昨日の道を戻り、Jバンドへの道を見送るとすぐに森林限界を抜ける。黒斑山や蛇骨岳の展望が良い。火山特有のガラガラした石ころだらけの道を登ると2棟のシェルターが建つ外輪山の一角に出た。外輪に沿って20分ほど歩くと前掛山に到着。前日の天気予報に反して予期した以上の好天気に恵まれ、遮るもののない展望を楽しむ。往路を戻り、テントを撤収してタクシーで小諸に出て、しなの鉄道を軽井沢で乗り換えて帰る。

第3319回          大 菩 薩 嶺       7月20日
 連休中日の20日、少々暑いが好天に恵まれた大菩薩でした。 塩山より福ちゃん荘迄タクシーで入り、9:45 山登り開始。今回は唐松尾根から雷岩に出て、大菩薩嶺。再び雷岩にて昼食後、大菩薩峠−上日川峠−裂石に下山というコースです。この日、大菩薩は大勢の登山客で賑わい、山奥迄車が入り、峠ごとにお土産屋まであり観光地さながらだなと思いましたが、少し歩けばガイドブックに載っているのと同じ、大菩薩! という風景に出会えました。日差しは強いものの雲が多く、富士山が現れたのは1分にも満たない間で、写真撮影のEさん、大丈夫だったでしょうか。明るい尾根道はナナカマドが多く、秋になったら美しい彩りが期待できそう。裂石(15:05着)からはタクシーで塩山温泉迄。塩山温泉で解散後、希望者は入浴。そして塩山駅前にて6名でK氏の復活祝いをした。嬉しくて、帰りの電車の時刻も気にせずに祝い、少々飲みすぎかも?

第3318回          七ケ岳・大倉山 〜 三倉山       7月19〜20日
 土曜日も晴れ、七ケ岳も登ることにし旅館泊に変更。浅草7:10発の快速で会津高原へ、タクシーで七ケ岳羽塩登山口着10:35。車で浜松からの男性1名先行、夏本番となった青空、樹林帯の道は風も吹き抜けず蒸し暑い。平滑沢の登りは水辺で多少涼しくなったが、滑りやすく緊張の汗も出た。稜線の石楠花帯を抜けて一等三角点の七ケ岳山頂12:40着。休憩後往路を戻るが、平滑沢は慎重に下り登山口15:00着。舗装道路を歩いている途中、朝の浜松からの先客の車が停車、同乗させてもらい(感謝・感謝、炎天下の歩き50分がなくなった。)会津高原15:25着。会津鉄道で会津田島駅近くの旅館に入る。食後少しの団欒後すぐに就寝。
 4時すぎ起床。予約のタクシー20分前に到着、4:40出発。大峠林道には山開き関係者が車のチェック。林道終点5:20、(\6,900)江戸時代の会津中街道の石畳が一部残る道を緩く登って大峠6:00着、旅館の朝食オニギリを食べる。左手は那須連山、右は流石山〜三倉山への斜面でニッコウキスゲの大群落が青空の下に広がる。6:20急登開始、高度を上げ振り返ると那須茶臼岳、朝日岳、赤崩山、左手に沼原と展望が広がる快適さ。草原の尾根となりハクサンフウロ、ウサギギク、石楠花と花も楽しめた。五葉の泉7:55通過、大倉山頂着8:10、三倉山頂着8:55、山開きとあって次々と音金登山口から登ってくる。山伏の一人と名乗る人の法螺貝の響きを聞きながら休憩。9:20下山へ、登ってくる登山者の多さに閉口しつつ唐沢山10:00着。音金登山口11:50、タクシーを呼び会津田島へ(3,380)出て帰路。

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      流石山への登り

       キスゲ群落

       快適な尾根

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      那須沼原を遠望

    トンボ舞う尾根を行く

   


第3317回          頚城駒ケ岳〜鬼ケ面山       7月19〜21日
 JR八王子南口7:30集合、車2台に分乗し、中央道へ途中相模湖付近で渋滞したが、ほぼ予定どおりの時間に豊科で高速を下り、国道148号を北上し糸魚川へ途中2日分の食料と飲物を調達し16時三侠パークキャンプ場へ着く。テントを設営し食事・歓談後21時就寝。
 翌20日A班3時半起床、5時出発。釣り組3名と別れまず頚城駒ケ岳を目指し林道を進む。林道終点にはロッジがあり(現在も使用されているかは不明)その横から登山道になる。梅雨の時期に伸びきった草木が背丈程に伸びていて掻き分けながら進む。赤布が適当な間隔でついており迷うことはない。850Mを過ぎるあたりから道は等高線と垂直に交わるようになり、鉄はしご、縄はしご、ロープ、鎖の連続になる。四つん這いになりながらグングン高度を稼ぐ。1200Mを超えると傾斜も緩み穏やかなブナの樹林帯になる。7時35分頚城駒ケ岳到着。雨が降り出したため合羽を着て鬼ヶ面山に向かう。雨で滑る泥道に急下降で普通には下れない。木から木へ、枝から枝へとモンキー(ターザン)下り。いくつかのピークを超え9時45分鬼ヶ面山到着。雨飾山が真正面に見える。雨が降ったり止んだりだったが少し明るくなり日も差してきた。少し長めの休憩の後、海谷高地への分岐点に向け出発する。11時に1458m地点の海谷高地の下降点に到着。地図上にはルートはないが看板もあるし、踏み跡もしっかりできている。ここからはひたすら急下降。相変わらず道はズルズルで滑りやすく気が抜けない。12時40分河原に出て一回目の渡渉。赤布を頼りに何回か渡渉を繰り返し、無事釣り組の3名と合流。  B班キャンプ場から暫らく下り梯子を降りると巨岩帯の本流に着く。そこから左岸沿いに登り、一汗で取水口の海谷高地に着く。早速、釣師姿に着替えて釣り上がるが、名人二人は順調の釣果。午後登山組と合流し、15時キャンプ場に戻り、車で糸魚川の温泉施設に行き汗を流した後、天然岩魚の刺身と塩焼きを肴に夜が更けるまで盛り上がる。
 21日テントを撤収しキャンプ場8:00発途中道の駅で休憩し双葉SAで昼食、八王子駅14:00着解散となる。

第3316回          大峰山・吾妻耶山       7月12日
 上毛高原からタクシーで小和知まではいる。(2340円)8:50出発。午後から雨の予報だが晴れて暑い。10分ほど舗装された道を登り山道に入る。9:30水分不動の下の日陰で休憩、ふと気がつくとズボンの上に2pほどの生物が這っている?蛭だ!大騒ぎをして足に食いついている蛭を払った。休んだところが悪かったのか全員やられていた。ここから少し急登になるが蛭ショックで元気が出ない。10:05大峰沼、一面じゅんさいに覆われた静かでよい眺めだ。立派なバンガローがあるが人の気配は無い。沼を半周して大峰山への急な登りになる、大峰山頂11:15、テレビ局の建物がいくつもありはっきりしない、周りの木が茂って見晴らしの無い展望台で昼食。 雑木林をゆるやかに下って赤谷越峠、200mほど登って13:10山頂に大きな石祠が三基もある吾妻耶山。谷川岳や上州武尊は雲がかかっていた。岩稜の急な下りで仏岩、25分ほどの下りで林道に出る、ここは仏岩ポケットパークとなっている。公衆電話からタクシーを呼ぶ。タクシーの運転手さん着くなり「蛭は大丈夫だった?」聞けば法師温泉あたりまで蛭が出るようになっているという、痛くも痒くもないが後は血が止まらずズボンの外側まで血が滲んでしまった人もいた。水上で上毛高原行きのバスを待つ間駅前で反省会。

第3315回          戦場ケ原と小田代ケ原       7月6日
 日光フリーパスは4400円で窓口で買える。浅草7:10発は前二輌が日光行きでとても混んでいた。JR日光駅前からバスに乗る。光徳入り口で下車し、案内板の前でコースの説明をする。鹿よけのフェンスを抜け、戦場ガ原の木道を歩く。雨が多いと見られる小田代ガ原のまぼろしの湖は次回に、オダマキとハナショウブの展望台。昼食時に鳴り出した雷にせき立てられ出発。フウロ咲く。原生林の中でも音が聞こえる。戦場ガ原にワタツゲを見るも、直ぐに雨がパラパラ傘を差す。広重の版画にあるように人は先を急ぐ。雲中を遊ぶ雷鳴。森を抜け、原を横断する所は一番いい所なのに足早に駆け抜けなければならなかった。青木橋あたりで本格的な雨になり、道は瞬く間に水溜りができた。湯滝はすごい水量になっていた。のんびり歩く気にならず近い東岸を湯元へ。観光センターは跡形もなく無くなっていた。直帰組半分、温泉と反省会。

第3314回          高 芝 山         7月5日
   塩山駅9時集合、登山客少なくすんなりタクシーを確保できた。(週間天気予報が 悪かったためか)ザゼンソウ公園まで入る(\2150)。先客にカップル、9:15身支度後 2月下旬頃咲くと言うザゼンソウ散策路を見て稜線に出て右へ、9:45小倉山頂着、展 望櫓あり。天気はいいのだが遠望きかず。稜線上の道は樹林帯で夏日だったが風も通 り予想より涼しかった。上条峠10:40には東屋の休憩所あり。林道を横切り高芝山へ の尾根道に入っても樹林帯の道で高度を上げる。途中から幅広の防火帯になり気持ち 良い景色だが、斜度はきつい。1362m手前のピークで昼食12:05〜12:35、痩せた尾 根上に何度か岩稜帯が出てくる。一名の足が悲鳴をあげる。休憩をとりながら進む。 最後の急斜面を登ると右手一角の展望が開けケルンが積んであり「山頂」と記した布 もぶら下がっていた。とりあえず集合写真13:55。が少し進んだピークに「高芝山」 のプレートがあった。尾根上の道は少しずつ笹藪となる。裂石へ下るのを変更、藪あ りだが時間・高度差的に足に楽な柳沢峠へ下ることにする。1518m峰から左に進むが 踏み跡あるものの笹深く、獣道も走り、倒木も多い。背丈が没する笹薮帯を大声で確 認しあいながら進んだりして柳沢峠からの林道に15:25出た。上空に雷鳴を聞きなが ら林道を歩いて15:55柳沢峠着。途中で呼んだタクシーで柳沢峠から塩山駅に16:30戻 る(\5390)。塩山17:04発ホリディ快速で反省会をしながら帰路。

第3313回          茅ケ岳〜金ガ岳         6月28日
     八王子からの鈍行組2名、特急組3名は韮崎駅に8:37到着。予約しておいたタク シーで登山口に向かう。天気予報は曇りだが薄日が差している。しかし山はガスの中 だ。登山口にはたくさんの自家用車が駐車しており混雑していそうだ。薄暗い樹林の 中を最初は緩やかな道を行くが、少しずつ傾斜が急になり、大汗をかいたころに女岩 の水場に到着する。ここから山腹の急登が始まる。樹林帯をトラバース気味に登り、 途中からジグザグの急登を続けると稜線に登りつく。ここでカステラ、プラムなどが 皆のザックから出てくる。エネルギー補給をし、再度登り始めると深田久弥終焉の地 の石碑に到着する。さらに20分ほど登り11:35に山頂に到着。残念ながらガスのため に展望はなし。記念撮影をしてすぐに金ガ岳へ向かうが、下りでメンバーの一人が足 に痙攣を起こす。蒸し暑さと急登で疲れた足が下りに耐えられなかったようだ。山頂 に引き返し、ゆっくりと昼食と休憩を取る。金ヶ岳への縦走をあきらめ、尾根コース で出発地点の深田公園へ向かう。尾根は途中から防火帯の下りで快調に高度を下げ14 時過ぎに朝の出発地点の駐車場に下りつく。途中で予約したタクシーで韮崎駅に戻 り、14:34発の鈍行でのんびり帰る。

第3312回          大峰山・八経ケ岳       6月27〜29日
 26日の夜、新宿発23:15夜行バスで出発。平日の為か2階建デラックスバスの2 階席は我々のほか3名、ガラガラである。
 27日、6:25八木駅着。近鉄線で橿原神宮前乗換え下市口駅7:41着。待合室で朝食 を済ませ8:20予約してあったタクシーで登山口の行者還トンネル西口まで入り駐車場 9:25着(¥11,670)。時々日は射すが稲村が岳の山頂は雲の中、天気は期待できそう もない。登山者カードに記入し9:35出発。沢沿いの道をしばらく行き橋を渡りいよい よ登りになる。1時間ほどで吉野と熊野をつなぐ大峰奥駆道に出る。ツツジの古木が 多く良い雰囲気の所だ。弁天の森の少し手前で急に雨が降り始めるが、雨具を着ける ほどでもないので傘をさして歩く。聖宝の宿跡を過ぎると道は急になり、ジグザグを 繰返し13:45弥山小屋着。着いたとたん雨が大降りになる。宿泊手続きをして部屋に 入れてもらう。しばらくすると雨が上がり、明るくなってきたので空身で八経ヶ岳を 往復することにして14:10小屋を出る。一度鞍部に下るが、その辺りがオオヤマレン ゲの自生地で鹿避けの柵で保護されている。天女の花と呼ばれる幻の名花であるオオ ヤマレンゲはまだ蕾である。あと1日か2日で咲きそうな白玉のような蕾も多い。八 経ヶ岳14:45着。記念写真を撮り、来た道を小屋に戻り、ついでに弥山の山頂にも行 く。弥山山頂は小屋から2〜3分で神社が祭られている。部屋に戻りビールで乾杯。 夕食まで持参したお酒を飲みながら歓談。
 28日 予想に反して天気が良く陽が射している。朝食を済ませ6:40小屋を出発。 狼平の避難小屋の側にオオヤマレンゲの花が一輪か二輪咲いているとの話なので期待 して下る。狼平への道は後半は木の階段で、湿っていてとても滑りやすい。一人以外 は見事に滑って転ぶ。狼平7:30着。避難小屋は1999年に建て直されたそうでログ ハウス風の綺麗な小屋である。小屋の周りのオオヤマレンゲが咲いていないか探すが 見つからず諦めて天川川合に向けて7:40出発。尾根に登り返す途中の沢状のガレ場で 白い花を発見。見るとまさにオオヤマレンゲ。場所が悪く上手く写真に撮ることが出 来ないが数枚写しておく。尾根に出て道は緩やかな下りで気分が良い。栃尾辻の避難 小屋まではほとんどピークを巻く道で展望もなく意外と時間が掛かった。登山口 12:25着。下山したとたん雨になる。傘をさして歩き天川川合バス停12:35着。洞川温 泉行きのバスは14:09まで無いのでタクシーを呼んで宿へ。民宿着12:55(¥2,040) 休憩後、町をぶらぶらしながら村営温泉に行き2日間の汗を流す。
 29日 前日の予報では雨、稲村が岳登山は中止、明日香村の観光をして帰京す る。

第3310回          利尻岳と礼文島       7月18日〜21日
 18日、前日出発したメンバーと稚内フェリー乗り場で合流して利尻島行き最終便に乗船。鴛泊には17:10に到着し港近くの宿に入る。島は雲ですっぽり覆われ山は全く見えない。翌日は利尻岳に登る予定であったが、天気予報によると20日のほうが良さそうなので登山日を変更し、2日目は礼文島の観光にすることに決める。
 19日、朝食後、宿の目の前にあるペシ岬まで散策し10:05の便で礼文島に渡りレンタカーで島内を駆け足で観光。午後は13:45の便で鴛泊に戻り利尻島もレンタカーで一周。
 20日、3:00起床。宿の車を借りて登山口のキャンプ場まで入り3:50出発。5合目までは緩やかな樹林帯の中。6合目を過ぎると這松が現われ高山らしくなってきて天気も徐々に回復し霧が晴れ下界が見え出す。第2見晴台を過ぎ長官山7:45着。利尻岳が立派な姿をみせる。
8合目の避難小屋前を通ると看板には利尻岳避難小屋とある。最近のガイドブックなどは全て利尻山となっているが、以前の本を見ると利尻岳となっているので今回はあえて利尻岳とした。9合目には「これからが正念場」と書いた立て札が立っていたが、その通り道は急になり ガレ場の道は歩き難い。特に山頂直下は道幅も狭く下山者と道を譲りあって登る。10:05山頂着。眼下には海も見え最高の天気となった。30分ほど休憩して下山開始。同じコースを戻り登山口着15:15。帰りは登山口近くの温泉に立寄り汗を流し、宿に車を返し17:30の稚内行きフェリーで島を後にする。稚内の宿は駅近くのユースホステル。チェックインを済ませた後、夕食を兼ねて近くの居酒屋で食べて飲んで大いに楽しむ。
 21日、レンタカーでサロベツ原野と宗谷岬を巡り、もう一拍するS夫妻に空港まで送ってもらって2名は帰京。この日は4日間の中で一番良い天気になり、サロベツ原野から海を隔てた利尻島を眺めることが出来、最高のフィナーレとなった。

第3308回          海 沢         6月15日

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 大岳山の懐の海沢は奥多摩を代表する人気のある沢。立川7:50発で白丸9:05着、海 沢橋を渡ったが大橋をそのまま行けば良い。林道をたどり天地沢で沢に降りる。心配 な木橋。初めの滝は右から巻く、次の瀞は泳ぎの得意なM嬢がザイルを張る。背がた たない位の深く大きな釜の通過で時間がかかる。岩が水流でえぐられている。一箇所 右にロープあり、N氏の背中を踏んで超えることも。どうしても突破できない所があ り、手前の左の沢から橋に上がる。初めての休憩が昼食13:00〜13:15。林道を僅か で井戸沢に降りる。じきに園地13:45。三ツ釜の滝の中段は傾斜が緩いが悪い。皆は 垂直な左壁を登る。ネジレの滝は迫力。あるガイドは右巻きとあるが左の鎖場からが 良い。上から滝壷が見える。行動は15時までとしたので大滝で終了。靴に履き替えて 下山。海沢探勝路で園地に15:45戻る。もえぎの湯に寄り、更に駅前で二次会となっ た。沢で冷えた体を暖め、喉を潤した。



第3307回          旭 岳 (赤崩山)       6月14日
 6:16東京発新幹線で新白河7:42着。8:00発新甲子温泉行バスに乗車。のどかな田園 風景に青空が広がる。8:35終点から甲子温泉「大黒屋」まで舗装道路を歩く。9:20大 黒屋前を抜けると阿武隈川に架かる橋の手前に国道289を示す標識、橋は歩行者しか 渡れぬ幅しかない。山道に少し入った所にも国道289の標識。遊歩道として整備され た道の上部に温泉神社、脇を抜けジグザグの急な登りを1時間ほど歩いて猿ノ鼻着。 勾配は緩くなり甲子峠分岐を右に分け、左手に目指す旭岳を樹林の間から望みながら 進んで11:00甲子山頂着。何組もの登山客休憩中、旭岳の荒々しい崩壊斜面、急な尾 根が目の前。鞍部まで下り三本槍への縦走路分岐に真新しい標識、旧道と旭岳の道に は×印。旭岳への道に入るが一部藪だがそれほどでもない。旧道分岐に「旭岳への登 山道はありません」の西郷村の標識。が踏み跡あり、急勾配で滑りやすい斜面には ロープもあり。尾根は幅が狭まり痩せて樹林の背が低くなる。草つき斜面に飛び出し た所で振り返ると、甲子山はかなり下、残雪が点在する中に坊主沼と避難小屋、奥に 那須連山を望む。きつい勾配の中に石楠花が点在して咲くのを見て12:15山頂着。 360°の展望、霞んでいるが南会津方面の山は白い、猪苗代湖も確認するが磐梯山・ 安達太良山は雲の中だった。30分の休憩後下山へ、真新しい標識地点までは慎重に下 る。甲子山13:30通過、快調に下り途中の衣紋滝を往復して大黒屋に出る15:00。温泉 に入るが洗い場がなく汗を流しただけで反省会。16:20タクシーで新白河に出る (\7500)。岩手・宮城内陸地震で新幹線は30分の遅れ、グリーン車以外は自由席と なった新幹線に17:30乗車、混雑のためばらばらに席を確保して帰路。

第3306回          磐 梯 山         6月14日
    郡山で磐越西線に乗り換え、磐梯熱海駅を通過して間もなく地震発生のため緊急停 車のアナウンスが流れた。どうなることかと思ったが十数分遅れで猪苗代駅に着い た。タクシーに乗り、磐梯山ゴールドラインを登山口の八方台に向かう。道すがら新 緑とピンク色の空木の花がきれいで、磐梯山メインルートの八方台は駐車場が満杯の 状態であった。10:05出発、新緑に包まれた撫林の中の幅広い路が中ノ湯跡まで続い ていて歩きやすい。地図では中ノ湯跡と記載があったので何もないのかと思っていた が傷んではいたが建物はしっかり残っていた。裏磐梯からの道を合わせる付近から急 登が始まり、視界が開けると銅沼や桧原湖、秋元湖などが見えてきたが上空は雲に覆 われている。弘法清水付近は風が強く寒いので売店の陰で昼食を摂る。山桜咲く尾根 を行き、磐梯山12:40登頂。残念ながらガスが捲いてパノラマは望めなかったが、ほ んの一瞬ではあるが猪苗代湖を確認することが出来た。弘法清水まで戻り、天狗岩か ら沼ノ平に向かって下る。登山道脇に湿地や沼が散在し、モリアオガエルの鳴き声が していた。赤埴山手前から視界が開け、猪苗代湖が見え始め、スキー場からは遮るも の無しに青々とした猪苗代湖や安達太良山を眺めることが出来た。蕨を収穫しながら ゲレンデを下り、猪苗代登山口15:50着。当地のはやま温泉で汗を流し、タクシーで 猪苗代駅に出る。地震によるダイヤの影響もほとんど無く予定の時間で帰京する。

第3305回          未 丈 岳         6月7〜8日
 東京駅8:24発の新幹線で浦佐着、予約しておいたジャンボタクシーで10:00出発す る。途中のスーパーで料理用材料を購入する。奥只見シルバーラインの湯の沢トンネ ル工事のとき残土を置いた泣沢の広場にテントを設営し11:30山菜採りに出る。例年 より残雪が多い、徒渉2ケ所など翌日の偵察・チェックを兼ねる。ウド、コシアブ ラ、ウルイ、ヤマブキショウマ、カタクリ、根曲がり竹、ミズ、リョウブ等豊富に採 れた。夕食はコシアブラの炊き込みご飯、カタクリ、和え物、もちろん天婦羅。アル コールも入り気持ちよく就寝。
 翌8日6:10出発。心配だった天気は晴天無風、渡渉2ケ所目は雪崩跡の雪の上を慎 重に渡った。カタクリ、イワカガミなど残雪期に咲く花が丁度見ごろで楽しみながら 9:55山頂に立った。越後三山の展望台のような山頂からは360°の展望、浅草岳、守 門山、間近に毛猛山、荒沢岳、平ケ岳などが連なる。10:30まで休憩後、カタクリを 採りながら下る。雪崩跡の所は靴を脱いで渡渉、テント場に無事13:25に戻ってカタ クリのおひたしを作り乾杯。15:00予約のタクシーで浦佐に出て反省会をして17:21発 で帰る。

第3304回          日光 白 根 山         6月7〜8日
   東武日光駅発9:26のバスで日光湯元に向かう。混雑して蒸し暑かったが、いろは坂 を登り目的地に近づくと人も減り涼しくなった。身支度を整え11:20に出発。スキー 場のゲレンデを登りきると、いきなり荒れた急登の登山道に入る。所々に残雪もあ り、手も使いながらの登りである。外山を左に巻くとようやく坂も緩くなり、麓まで 緑広がる奥深い日光の山々を味わいながらの歩きだ。前白根山を経て避難小屋に到 着。周囲はまだ残雪がいっぱい。宿泊者は我々と単独者のみ。
 翌朝は6:35に出発して7:53白根山山頂。曇っていたが至仏山、燧ケ岳、会津駒ヶ岳 まで見える。弥陀ケ池に降り五色山に向うと昨日泊まった避難小屋が見える。国境平 を経て湯元に戻り、硫化水素臭の温泉で汗を流し、軽くビールで反省して帰途に着 く。

第3303回          榛名 相 馬 山         6月8日
   高崎発8:30の榛名湖行きのバスは9:50に到着。天気は曇り、午後から雨の予報のせ いか観光客は少ない。10:00出発、天神峠から氷室山の登り15分の標識にかるい気持 で登り始めたが、急な木の階段が続き、きつかった。お目当ての山ツツジは満開で、 ことに松之沢峠あたりは道を赤一色に染めるほどで大感激。磨墨峠の手前で榛名湖の 展望のよい所で昼食、薄日もさしてきておだやかな天気となる。相馬山13:15着、展 望は無い、30分ほどでヤセオネ峠に下り、バスで伊香保温泉へ、石段の湯(400円) で汗を流し、バスで渋川駅に出て帰路に着いた。

第3302回          浅 間 隠 山         6月1日
   東京駅6:52発あさま503号で軽井沢8:11着。タクシーで二度上峠に向かうが左手に 雪を残した浅間山を見上げる。峠より少し先の登山口へ9:50着(\10,350)。新緑につ つまれた快適な道を20分も登ると稜線に出た。下山してくる登山者と出会いながらワ ンピッチで山頂に11:00着。360°の展望、遠くの白い峰はうっすらだが浅間山・四阿 山・根子岳、鼻曲山・角落山と楽しむ。11:35下山へ、シャクナゲ尾根を下るが初め は急降下、期待もあったシャクナゲは時季がすぎ無残な姿で少し咲いていたのみ。温 川沿いの下りは何度か渡渉した後、須賀尾林道に12:20出る。のんびり林道を歩き清 水バス停13:30、薬師温泉へ行くが観光バス5台、混雑を予想し入浴は止め、食事処 で反省会後、15:00発バスで権田車庫乗り換え高崎17:10着、解散。

第3300回          甲 武 信 岳         5月31日〜6月1日
 31日 天候不良で延期したが、この日も雨。翌日の晴天を信じて西沢渓谷入口か ら出発。徳ちゃん新道を9:30に登り始めると雨も上がり、目当てのシャクナゲが見ら れるようになる。戸渡尾根コースとの合流点付近から上部にかけて実に見事なシャク ナゲのトンネルが続くが、再び雨が降り始める。針葉樹林帯に入った2200m付近から 俄かに残雪が量を増してくる。木賊山に15:30登りつき、15:55、甲武信小屋に到着。 雨にもかかわらず結構な混雑。しかし自炊は2パーティのみで、比較的余裕をもって 食事を楽しむことができた。20:30就寝。
 1日 快晴に明ける。だいぶ冷え込んで朝の気温は1℃。6:23小屋をあとにまず甲 武信岳の頂上へ。富士、南、中央アルプス、八ヶ岳など素晴らしい展望。次の三宝山 は山頂手前の山宝岩に立ち寄ると、甲武信の頂上にも勝る大展望が楽しめた。残雪の 多い道を慎重に下って、十文字峠手前の岩峰大山で最後の展望を楽しむ。十文字峠着 11:20。ここのシャクナゲままだチラホラ程度。ここからは単調な樹林帯の下りにな る。4月の遅い降雪の影響でおびただしい数の樹が曲がったり倒れたりしていた。 12:45毛木平に下山。さらに梓山まで1時間歩いてタクシーで信濃川上駅へ。小渕沢 から始発の快速で快適に帰路についた。

第3298回          高 瀬 山         5月17日
   浅草7:10発で中三依温泉駅10:05着、下車客は我々だけ。会津西街道を左にとり芹沢 橋へ、橋を渡り芹沢薬師堂まで舗装道路を歩く。持丸沢沿いの林道に入り終点11:15 休憩、持丸沢を渡り送電線巡視路に入ると急斜面の登りで一気に高度を上げる。新緑 の樹林帯に爽やかな風が抜けるが汗は吹きだす。持丸山と高瀬山への稜線に12:20、 鉄塔下12:25休憩。前方右奥に高瀬山に続くピークを望む。藪道突入、赤テープと尾 根を外さぬよう進むが踏跡?と背丈を越す笹藪と苦闘し1250m峰13:10着。少し下るが 藪が薄くならない、山頂は登り返す頂の先(あと40〜50分か)。帰路の時間・体力消 耗を考え山頂断念−戻る事を決定。往路を戻り薬師堂前15:35、駅近くの男鹿の湯16: 15、入浴でサッパリし17:12発直通浅草行きで帰路。

第3296回          鍬柄岳 と 大桁山         5月4日
3日の計画だったが、悪天のため4日に順延。割安な上信電鉄フリー乗車券を購入し て高崎発8:14で千平へ9:07着、気温は高く晴。林道のゆるい登りで鍬柄岳登山口 9:36、杉林の中を登って尾根に出たところで小休止、鎖場を快適に登って鍬柄岳 10:20着。満開の躑躅が色とりどりで、思いがけなく美しい山頂だった。西上州の 山々の展望を楽しむ。大桁山へは長い林道歩きを避けて尾根道を行く。昭文社地図で は破線となっていたが、道は明瞭、所々道をふさぐ倒木も迂回の踏み跡がしっかりで きていた。大桁山11:55着、風が強く少し冷たく感じる。間近かに妙義山、遠くには 榛名山の向こうにまだ白い上信の山々が望まれた。林道コースを降っていくと、一組 のカップルが登ってきた。千平14:10着、待ち時間50分の間に、タイミングよく来た 下り電車で下仁田に行き、生ビールにありつき14:48発で帰路。

第3295回          谷津川 障子岩沢         5月4日
 別名秩父地獄谷。3日は雨で延期、沢登りには快適な陽気となった。秩父駅は大混 雑。白久駅9:45熊倉山が見える。登山口から木橋を渡り5分で本谷コースに入る。飛 び石が続くので草鞋を履く。蛇滝は右を巻く、傾斜の緩いヌメヌメの滝あり。本流出 会いに大肌尾根への道標。右へ、初めの滝は残置シユリンゲに足を掛ける。不能の滝 は右を巻く。左のガリーからカンテを登る滝。岩が被った滝は空身で登りザイルで ザックを引き上げる。ナメ滝3本はとても滑りやすい。踏み跡を辿り上の分岐を左 へ。登山道に出る。上にも立派な滝2本。草鞋を脱ぎ下山。伐採地からは外秩父の大 展望。旧鹿の湯へ寄り道し白久駅15:07着。遅れてきた15:05発直通に乗れる。

第3294回          鳳 凰 三 山         5月3〜5日
 3日、8:30甲府駅集合。ジャンボタクシーにて夜叉神峠登山口へ。登山口周辺には 既に20人以上の人達。身支度を整え9:35歩き始める。かなり暖かくあっという間に汗 だくになる。10:45夜叉神峠着。多少雲がかかっていたが白根三山が迎えてくれた。 2000m付近から凍った雪が現れる。昼食後アイゼンをつける。予想以上に雪が残って いたがトレースはしっかり踏み固められ歩きやすい。ひたすら登り14:30苺平に到 着。緩やかな下りで15:10南御室小屋に到着。
 4日の行程は短いのでのんびり撤収をして7:25出発。いきなりの急登で朝一番の体 にはきつい。樹林帯を抜け砂払岳にて大休止。北岳が真正面に見える。あいにく雲の 帯が長く伸びていて山頂を隠してしまっているが見飽きない景色だ。十分に景色を楽 しんだ後稜線歩きに入る。雪にすっぽり埋もれた薬師小屋を通過し薬師岳9:25、観音 岳10:25、地蔵岳12:20着。オベリスクにはどこかの山岳会か何かの講習会の人か、数 人が岩にへばりつきザイルを垂らし懸垂下降をしていた。写真だけ撮り鳳凰小屋に下 る。13:00着。天気が良いのでまずは外で乾杯をした。
 5日、6:50下山開始。天気は下り坂。途中振り返ると顔を見せてくれなかった甲斐 駒ケ岳が見送ってくれ、雲の上にぽっかりと浮かんだ様な八ヶ岳も見えた。2100m付 近より雪も減りアイゼンを外す。多少の凍結、雪はあったが慎重に下る。燕頭山に8: 20到着。うんざりするほどの長く急な下りで膝や太ももが悲鳴を上げる。10:30御座 石鉱泉に無事下山。3日間の汗を流し一回目の反省会。12:30発のバスで韮崎駅に出 て二回目の反省会をして各駅停車で帰京。

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     薬師岳への登り

残雪豊富な稜線を観音岳に向かう

      オベリスク


第3293回          高 倉 山         4月29日
 藤野駅を出て甲州街道を数分歩くと山腹にラブレターのオブジェが見えてくる。弁 天橋を渡り、新緑や藤の花などを観賞しつつ藤野芸術村の看板を見て葛原方面に向 かって行く。車道を避け、藤野園芸ランドの遊歩道に入るとオレンジ色の山躑躅が咲 き蕨も出でいた。一本松山を通過して再び車道に出ると里路のいたるところにオブ ジェか置かれており、色とりどりの花々を鑑賞しつつ歩く。最後の大地の塔(産廃か と思った)と説明板のあったオブジェを過ぎて山道に入ると、新緑と山躑躅のコント ラストが美しい。見晴らしの良い金剛山を越え、一旦天神峠まで下ってから少し登り 返すと標高378mの高倉山に到着。相模湖の湖面まで下り、芝田に出るとここにも 藤野園芸ランドのアーチ型の看板がある。土地の人に訊ねると園芸ランドとは特定の 施設ではなくて地域の総称との説明であった。再び弁天橋に出て周回コースを終了し 藤野駅に着いた。天気にも恵まれて里山歩きを楽しめた一日でした。

第3292回          四 国 剣 山 ・ 石 鎚 山         5月16〜20日
   16日徳島空港8:40着、レンタカーで9:20出発。高速道美馬から国道にはいる。一車 線のカーブだらけだが対向車が少ない。見の越し11:25着、剣山、一の森、次郎笈に 登る予定なのでリフトを利用、西島11:50、登山口で昼食中の工事人が三嶺・矢筈 山・塔の丸など説明してくれた。ヒュッテの脇を抜け頂上に出る。木道が張り巡らさ れ山頂の雰囲気悪し。雲行きが良くなく明るい方の一の森に向かう。一の森ヒュッテ の横を過ぎると頂上だ。次郎笈は諦める。宿泊者は我々だけだ。
 17日、リフト運行は9時からなので朝食を5時に依頼し歩いて見の越しへ、名頃駐 車場は 三嶺登山口でトイレ、休憩室が整備されている。樹林帯の急登となり、水場を左に分 けて小さな池に出る。右に綺麗な避難小屋、別棟のトイレは汚い。左に進み頂上着、 360°の展望。徳山の山々、剣山からの縦走路が眺められ歩いて見たい気になる。祖 谷かずら橋散策。
 18日、台風接近−石鎚山に変更。ロープウェイ・リフトを利用、四国一の山と言う より信仰の山の感が強く登山者は多い。整備された階段が多く疲れる。一の鎖はパ ス、二・三の鎖を慎重に登る。山頂は大混雑、ガスってきたのですぐに天狗岳に進 む。旧寒風山トンネルを抜け、瓶ケ森林道に入る。なんとか白石ロッジに到着。(予 定は瓶ケ森小屋だった。)
4・5日目は天候悪化のため登山気分が萎えて観光とした。

第3291回          八甲田スキー         5月3〜5日
  東京駅21:30発のラ・フォーレ号に乗り翌朝7:00青森駅に到着。朝食後、路線バス で城ヶ倉温泉へ、前日に盛岡で宿泊したマイカー組二人の到着を待って、八甲田ロー プウェー山麓駅に向かう、近年になく雪解けが早くスキー場は積雪なし。スキーを背 負い赤倉岳を登る、山頂1,548mにも雪がなく東斜面を少し下りた辺りから箒場岱ルー トを滑る。
 4日、天候晴れ。 ロープウェー山頂駅10:00発、田茂萢岳を登り東斜面を滑り宮様 ルート途中から井戸岳と大岳の鞍部にある避難小屋を目指して雪面を登る。大岳の東 側を廻り仙人岳ヒュッテ13:00から、睡蓮沼コースを滑りバス停に13:50着。
 5日、山頂駅より赤倉岳北東尾根を経由した八甲田温泉ルート5.3`を滑るが、更 に雪解けが進み、ブッシュが多く途中でスキーを外して下山。城ヶ倉温泉に戻り汗を 流し、F氏の車で、青森駅近くの郷土料理店で反省会(17:00〜20:30)後解散。マ イカー組は、駅前のビジネスホテル泊。バス組は21:00発のバスで帰路。

第3290回          雲 取 山         4月26〜27日
 26日 池袋発7:06の快速急行で西武秩父へ、ジャンボタクシーで太陽寺上の登山口 まで入る(¥9700)。今にも雨が降り出しそうで空気も冷たい。自己紹介を済ませて から出発。すぐに霧藻が峰への道を分け緩やかな道を1時間ほどでお清平(1450m) に着く。前白岩の肩で雨が降り始めたので雨具を着けるが雪に変わり風も出てきて寒 くなる。白岩小屋の先からは残雪の量が増え倒木で道がふさがれている箇所もあって 歩きにくい。芋の木ドッケから巻き道になり所々凍っているところが出てきたのでア イゼンを着ける。長沢背稜への道を分けると平坦な良い道となり、大ダワまですぐと 思っていたが、倒木の先で道が不鮮明、やがて藪の中に入ってしまったので間違いに 気づき倒木のところまで戻る。正しい道も見つかり大ダワに出る。男坂を登り閉鎖に なった雲取ヒュッテの前を通り16:00雲取山荘着。
 27日 4:30起床。朝食を済ませ6:30出発。残雪を踏んで7:05山頂着。ガスで全く展 望なし。山頂で写真だけ摂って下山開始。小雲取を越え、奥多摩小屋を過ぎ鴨沢への 分岐までは緩やかな尾根道だが展望なし。七ツ石山を越え山腹の巻き道を延々と歩き 鷹の巣山頂11:25着。大休止のあと更に尾根道を下り、六ツ石山の分岐を過ぎ三ヶ木 戸林道分岐の標識を見る頃に、やっと下界の展望も開けスミレなどの花が目を楽しま せてくれる、奥多摩駅まであと2時間になり先が見えてきた。長かった山道が終わり 15:10車道に出る。途中、ショートカットしながら氷川橋に下山。そのまま帰京する 二人と別れ、「もえぎの湯」に向かい入浴後18:06発の電車で帰京。

第3289回          大菩薩 長 峰         4月26日
 天気予報が急転変わる。大月は曇り夕方から雨。塩山9時集合、青空も見えるが小 金沢連嶺には雲がかかっていた。タクシーで小屋平まで入り9:40歩き出す。右手後方 に上日川ダム、前方の小金沢連嶺の谷筋には雪が残る。旧石丸峠10:30休憩、塩山側 は展望ありだが、進む方向はガスで視界悪し。長峰分岐11:05真新しい導標、ガスで 濡れる藪・道不明瞭コースなので雨具を着用。笹薮の急降下もあり滑る、踏跡を慎重 に辿るも、尾根右方向にいくのを直進−戻る。平坦な尾根道が続くようになると道は 明瞭になるも仕事道・獣道もありガスで視界が悪く時々?? 読図するも難しい。 1326峰は巻いた、次のカネツケの頭の枝尾根に入ったのを気づかず歩く。途中立派な 対の鹿の角を見る。ガスも少しだが切れてきて葛野ダム湖岸に出て駐車場・トイレも あるダムサイト15:00、携帯でタクシー会社に連絡。がダムサイトから車道に通じる トンネル内に鉄格子の扉があり鍵がかかっていた。右往左往し出られそうな所を探す がない。Gさんが非常用電話をみつける。遠隔操作で扉を開けてもらい車道に出る。 少し歩くとタクシーが上がってきた。客となり猿橋駅16:05着、16:22発で帰路。

第3288回          丹 勢 山         4月20日
 浅草7:10発日光行き快速は前2両。日光駅で藤原さんと合流、タクシーで丹勢住宅 へ(\2510)。沼の平分岐10:50で赤白の誘導板から踏み跡に入る。窪状の所を登りテー プに導かれ小ピークに着く。正面の山に向かう林道を辿り踏み跡さえない山に登る。 三角点あり、残雪の男体、中禅寺湖に遊覧船。阿含滝。イロハ坂。昼食。地図で確か めると違う山だった。南を巻く林道の東端から未踏の原を登る。14:10丹勢山の標識 とダケカンバ。雲と残雪の表日光連山が迫力。樹間に精錬所の屋根が見える。下山は 10分で林道、しばらくは残雪の山が見えていたが長い林道だった。外人だらけのバス で駅へ。東武日光17:30、慌しい反省会。区間快速は三時間近くかかる。

第3287          蓑  山         4月20日
 秩父鉄道親鼻で集合。プレ・前・後期の高齢者が続々降りる。トイレがホーム側から しか入れず長蛇の列。狂想曲15分の後10:20出発。晴天。国道を渡り、満福寺をす ぎ、風もなく爽やかな山道に入る。丸石を金網で覆った道で歩きにくい。マムシ草、 足元に稚児ゆり、スミレがそっと咲き、見上げると一面の新緑。葉の間に揺れるなご り桜がめだつようになり、アレヨという間に山頂の整備された展望台に出た。左手に 両神山がどっしりと座り、遠く雪をいただく上信の山々、その右のとんがった山の同 定に皆で頭を寄せ合う。眼下の荒川を見下ろしながらの花見でゆっくり昼食1時間。 下りはまさかの雨に驚き、黒谷駅に着く。電車13:45発、お花畑へ。歩いて羊山公園 の芝桜を見に行くが、花はだいぶ早く、人にもまれお花畑に戻る。反省会の後、散 る。

第3285回          筑 波 山         4月12日
    久しぶりの上野で常磐線に乗り石岡へ。ジャンボタクシー35分で登山口着(8150 円)。きれいな谷川沿いの静かな道を約50分で林道に出ると、道の脇にカタクリやキ クザキイチゲが咲いている。林道と舗装道路を少し歩き、また登山道へ。予想以上の 満開のカタクリの群落にしばしば足を止め撮影タイムが入る。11:50に山頂の一角に 出ると一気に観光地だがそのまま男体山へ登り昼食とする。人の行き交う御幸ガ原を 通り女体山へ。百名山の標識があり大混雑の山頂では、優雅に飛んでいるパラグライ ダーを眺める。いろいろな名前の奇石の間を下り、筑波神社コースとの分岐で最後の 休憩。つつじヶ丘コースに入るとまた静かになり、ニリンソウの群落に出会う。つつ じヶ丘から臨時バスでつくば駅に出て筑波山を眺めながら反省会。17:13のTXで帰 京。

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        カタクリ

      キクザキイチゲ 

      ニリンソウウ


第3284回          大 杉 山         4月12日
 新松田駅前発8:25バスは臨時が出る混雑。車窓の景色は山並みの頂にガスがかかっ て不安定だった。中川橋で下車、橋を渡り中川城跡の文字を見て尾根に取り付くとか 細い踏み跡の急登が540m峰まで、湿気もあり大汗をかいた。尾根を左へ、ミツマタの 群落が現れる。10:40遠見山着、西側斜面一帯ミツマタの群落ありだが静寂な頂。鹿 柵のネット沿いの平坦な道を進んで11:30大杉山着、展望なしの頂と思えぬところ。 杉林から尾根は明るい新緑が芽吹き始めた雑木林にかわり気持ちよかったが、急降下 と急登を繰り返す。前方の石棚尾根が壁に見えるほど高く鞍部からの登りは樹木につ かまりながら這い上がった。露石が堆積した斜面に出ると傾斜が緩くなったあと石棚 尾根に14:40出た。後は良く踏まれた道を下って箒沢キャンプ場に16:05着。16:30バ スに乗車、途中乗車の客で超満員のまま新松田着17:45、解散。

第3283回          志賀高原  発哺温泉スキー         4月5〜6日
 4日(金)23時バスで大井町発、5日3:30 現地着後、朝まで仮睡。
 5日、快晴のもと9:15東館山ゴンドラに乗り一之瀬ファミリーへ。硬くしまった バーンを数本足慣らしに滑り、10:20発のシャトルバスで"奥志賀エリア"に移動。妙 高、火打、高妻、黒姫、浅間、八ヶ岳、北アルプスの遠望を楽しみながら、奥志賀ゴ ンドラで気持ち良く爽快に飛ばす。"焼額エリアに移動"第一・第二ゴンドラ利用で各 コースを滑り、12:30昼食。山の神リフトで一之瀬ダイヤモンド、ファミリー、経由" 寺子屋エリア"へ。晴天で日差しが強いにも関わらず、乾燥していて雪質は良。15:30 迄滑りなだらかな林間連絡路を"発哺"へ下ったが再度、東館山ゴンドラで高天ヶ原へ 出て1時間みっちり滑る。
 6日、快晴、朝食後8:45"教室受講"の1名と別れ、東館山ゴンドラで、一之瀬ファ ミリー、寺子屋、ファミリー、タンネの森、高天ヶ原、の各エリアを快走。逆コース を戻り寺子屋のヒュッテで昼食。スキー場は本日営業最終日。連絡路をたどり発哺へ 12時に帰る。4月なので雪質は期待していなかったが、量・質ともに予想以上で大満 足のスキーが満喫できた。

第3282回          西丹沢 ミツバ岳から屏風岩山         4月5日
 数人が座れなかったが、浅瀬入口でバス9:15を降りる。人気の山だけあって殆どが 下車。丹沢湖畔沿いに歩き途中の駐車場で準備し、登山口に10:00。以前は無かった ジグザグ道が続いている。それを無視して急斜面を直登する。頂上西側11:00一帯は 満開のミツマタが香を放っている。 富士山とミツマタ。絵になる光景なので暫し撮 影タイム。下まで続くと思われるミツマタの群落を抜け権現岳へ向う。丁度お昼に到 着。昼食後よく踏まれてはいるが急な道を二本杉峠に下る。ここから急な登りが始ま るが一旦緩やかになるとミツマタの群生地を通るので又撮影タイム。屏風岩山14:30 も前の2峰と同様頂上は賑わっている。 下山はまず東峰まで少し登り東尾根を行 く。途中右へのコースを分け、ひたすら下る。暫くするとミツマタで埋め尽くされた 谷筋が続く。ロープが張られた急降下を慎重に進むと15:35東海自然歩道に飛び出 る。大滝橋15:47発のバスには丁度好い時間だ。

「アルバム」にまだまだミツマタの写真があります

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     ミツバ岳山頂から 

   西丹沢の稜線とミツマタ

     ミツマタのアップ


第3281回          北 八 ケ 岳         3月29〜30日
 29日 晴れ。新宿発8:00のスーパーあずさ5号で茅野駅10:07着。バスで11:17渋の 湯着。宿の前の駐車場で仕度を整え12:00出発。踏み固められた道は適度に柔らかい のでアイゼンは着けずに登る。13:15賽の河原の上部で休憩。風は少し冷たいが晴れ ていて気持ちが良い。すぐに樹林の中に入り、丸山の分岐を過ぎ5分程で高見石小屋 13:50着。気温は−3℃。小屋の前のテラスに荷物を置き裏手の高見石の展望台に登 る。北アルプスは雲に隠れて見えなかったが、特徴のある荒船山や妙義山など上州方 面の山々を眺めることが出来た。
 30日 晴れのち曇り。7:20小屋出発。白駒池経由で麦草峠に向かう。残雪は1m以 上あり新雪のように柔らかく快適に歩け、麦草峠付近ではクロスカントリーを楽しむ 人達とすれ違う。茶臼山9:45着。樹林の中で展望は無い。縞枯山へは一旦下って登り かえし、山頂の一角で10:45〜11:10まで八ヶ岳を眺めながら大休止。雨池峠まで急な 道を一気に下る。縞枯山荘の前を通りロープウェイ山頂駅11:45着。ロープウェイで 下山。13:05発バスで茅野駅に出て、恒例の反省会をし16:21発のあずさ26号で帰 京。

第3280回          身 延 山         3月29日
 甲府経由と富士経由それぞれ特急ふじかわで身延駅へ。9:40発のバスで身延山バス 停着。三門に続く門前町は観光客の列。287段の石段を経て久遠寺本堂前へ、名所し だれ桜が満開。桜見物をして奥ノ院参道に入るが舗装道が続く、大光坊11:25着後 やっと土の道になるが幅ゆったり、南側展望台12:25、富士山、三石山・篠井山を眺 めながら昼食。奥ノ院思親閣を見て北側展望台12:55。白く輝く荒川三山〜白峰三山 〜八ケ岳連峰、さらに奥秩父と大パノラマ。甲府盆地の奥に山火事の煙が昇ってい た。記念撮影後感井坊を経て下るが林道コース。途中から少し山道らしくなって千本 杉・松樹庵に出る。日蓮の草庵跡を見てバス停に戻り15:50臨時発で身延駅に戻る。 反省会後17:03発富士経由・17:04発甲府経由でそれぞれ帰路についた。

第3279回          仏頂山と雨巻山         3月23日
 常磐線を友部で水戸線に乗り換えて笠間着9:08。タクシーで楞厳寺(2580円)、石段 の手前の左の道。最後は急な階段で仏頂山。正面に高峰、遠くに水戸の街。桃太郎 石、採砂場の奈良駄峠。難台山と加波山見える。池亀分岐から急登で高峰、雨巻山と 雪の日光連山が見える。昼食中に地震。ハングライダー場で道が途切れてしまう。あ まり深入りせず手前の急な林道を下る。本来の道の少し下に出た。道路の峠から入っ た方が良いとネット。キツイ登りで雨巻山へ。筑波山や歩いた山が見える。暖香梅。 三登谷山に登り返す。最後の展望は霞んでしまった。大川戸15:30、タクシーを呼 ぶ。駅近くのスーパーで酒の買出し。真岡鉄道で下館へ。

第3278回          大 岳 山         3月16日
 立川発の武蔵五日市行きに乗り8:33五日市着。2台のタクシーに乗り白倉バス停で 下車(\3500)。9:15出発。人家の間の狭い急な道を登り一旦車道に出ると右側に大 岳神社があり、お参りを済ませ指導標に従って山道に入る。少し行くと鳥居が出てき て足元には1丁目の石柱がある。大岳神社への参道なので丁目石が置かれ良い目印に なる。尾根上の道は整備されていて急な箇所もあるが歩きやすい。10丁目石で休憩 し馬頭刈尾根に11:15着。ベンチのある展望の開けた所に出るがあいにくの曇り空で 眺めなし。大岳山へは御前山方面から登り12:20山頂着。30分ほど休憩して大岳神社 に向かって下山開始。雪が少し残っていて凍っているところもあり気をつけて下る。 大岳山荘から岩石園経由で御岳神社へ。ケーブルカーが21日まで休止中−山麓の滝本 まで歩いて下るが舗装された急な道は本日一番の難コースだった。発車寸前の15:20 のバスに飛び乗り御岳駅着。食堂で反省会をし16:38発のホリデー快速で帰京。

第3277回          妙高高原スキー         3月15〜16日
 15日、長野発9:00の高速バスで妙高高原へ、杉の沢着10:15。晴れて暖かいが妙高 山には雲がかかっていた。11:00ゴンドラに乗車、中ほどから雲の中に入り視界0と なる。広いゲレンデのコースの様子もわからず、前の人を目標にして手探り状態で滑 るが船酔い状態になった人もいた。 昼食後雲が下にさがって、美しい山頂とゲレン デがひらけて歓声をあげる。今度は下方の斜面が雲の中、雲海に向かって滑って行 く。15:00過ぎに目の前の斑尾山が雲海から顔を出し明日の好天を期待させてくれ た。
 16日、おだやかな快晴、8:30出発。広いゲレンデを見渡して前日の苦労に思いを馳 せる。10時過ぎると雪は非常に重くなり、滑る意欲も減退するが、14:00まで頑張 る。目の前の温泉「苗名の湯」で汗をながし、16:30発の高速バスで長野へ。

第3276回          北八ケ岳  天 狗 岳         3月15〜16日
 15日、7:30発あずさで出発。勝沼駅辺りから雲が切れ真っ青な空と南アルプスや 八ヶ岳が輝くばかりの雪をかぶった美しい姿を見せてくれた。茅野駅到着後、11:20 発バスで渋の湯へ渋の湯到着後身支度を整え登山口に移動。アイゼンを装着し12:00 出発。途中2回程休憩を取り14:25、ほぼコースタイム通り黒百合平に到着する。 15:00、早々と宴会をスタートした。
 16日、4:30起床、6:15東天狗岳に向かって出発。中山峠からは奥秩父の山々が見渡 せ、朝日に輝く山々と雲海が美しい。しばし撮影タイム。しっかりとついたトレース をたどり7:25東天狗到着。南八ヶ岳の山々が迎えてくれた。5分ほど休憩の後西天狗 に向かう。先行者の一名以外は前後左右誰もいないスキー場のゲレンデのような雪面 を登ること20分、西天狗岳に到着。広々とした頂上で360度見渡せる。ゆっくり休ん で8:05下山開始。登ってきた道を少し下り東天狗に登り返す手前からトラバースをし てあっという間に黒百合平に戻る。10:25テントを撤収して下山にかかる。途中電波 の通じる場所からタクシーの予約時間時間を早める連絡をする。帰りの指定はとって いたのでいつもよりゆっくりと反省会ができた。

「アルバム」にまだまだ天狗岳の写真があります

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 中山峠から奥秩父・甲武信岳方面 

   東天狗岳の山頂間近 

西天狗岳から南八ツの主峰赤岳


第3275回          大 霧 山         3月9日
 池袋発7:17の東上線で小川町へ、白石車庫行きのバスは超満員だった。橋場で下 車、9:45歩きだす。天気予報は今年一番の暖かさになり16度まで気温が上がると報じ ていたがまだ風は冷たい。粥新田峠で小休止、北斜面にはけっこう雪が残っていた。 山頂直下の急斜面ががちがちに凍っていてアイゼンがほしいほどだった。 山頂 11:10風を避けて昼食、真っ白な浅間山、蓼科山を眺めてゆっくりする。牧場を左に 見てのゆるやかな登り下りで旧定峰峠、定峰峠へ一時間ほどで到着、13:50のバスに 乗ることにして下山する。白萩橋13:40到着、よいタイミングでバスに乗り帰路につ いたが、青雲酒造の見学希望者は途中下車をした。

第3274回          菅平クロカンスキー      3月2日
 東京6:52発あさまで出発、上田からバスで菅平高原ダボスへ。スキーをレンタルす るペンションの車で「りすの森」へ、身支度を整え菅平牧場5Kコースへ向かう。10: 20フカフカの新雪、樹林帯を抜けると白と青の世界、真っ青な空に根子岳、四阿山が 目の前に広がり山に向かって登って行く。振返ると北アルプスの展望が素晴らしくし ばし山座同定。コース中一つのポイントの沢に架かる橋が見つからず、沢近くまで滑 り降り沢上の雪を確認しながら渡る。雪深く、スキーでラッセルしながら登り汗をか く。四阿山登山口で野菜ラーメンの昼食、コーヒータイムと大休止する(12:45〜13: 50)。滑りの悪い板に持参したワックスを塗って快調に出発する。コース後半は快適 な下りが続く。広〜いフィールドを滑っていくが、フカフカの新雪は転ぶとなかなか 起き上がれない。でも転んでは笑い、もがいては笑い、立ち上がって笑い、転ぶ度に 皆笑っちゃう。コース中指導標はあるが分かりづらい所もあった。16:00スタート地 点に戻りペンションへ。17:25発のバスで上田へ、18:47発あさまで帰る。

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    根子岳に向かって 

   バックは真っ白な白馬三山 

       双耳峰の鹿島槍ヶ岳

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   真っ青な空がきれいよー 

     ここで大休止っと

   エッヘッヘ。おいしいぞー

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  これってどうやって立つの?

 XCコースの標識 (少ないです)

1日中、良いお天気に恵まれました


第3273回          九 鬼 山         2月24日
 高尾7:46発の富士急直通の河口湖行きに乗り8:44禾生着。初めて顔を合せる人もい たので簡単な自己紹介をして9:00に出発。杉山新道コースを登ることにするが要所に は指導標があり迷わず登山口に着く。山道に入ると早くも残雪が出てきて凍っている 所もあって注意して歩く。途中、ハチのテラスと名前のついた平坦な場所で小休止。 そこから15分ほどジグザグ道を登ると尾根上に出て弥生峠。尾根道は雑木林の中を 行き気持ちが良い。うさぎの広場、久美山を過ぎ10:55に富士見平着。富士山を眺め ながら昼食にし、30分の休憩後山頂11:30着。下山は札金峠へと下るがいきなりの 急坂である。雪が所々に残っていて凍っている為アイゼンを着けて下り、札金峠の手 前でアイゼンを外す。峠からは馬立山に向かうが峠のすぐ先で道をはずしてしまい 704mのピークまで藪こぎをすることになる。馬立山から御前山・その後も凍ってい る所あるので又アイゼンを着け、そのまま下り車道に15:45出る。泥だらけになった アイゼンを外し、車道を歩いて猿橋駅16:05着。16:23発の立川行に乗り帰京。

第3272回          徳並山〜古部山       2月23日
 高尾8:01発 甲斐大和で下車、小公園を左に見て古部集落を抜け果樹園・畑となる がグルリと鹿? 猪?の侵入防止のフェンスが続いている。車道の突き当たりの扉を 開け尾根に出る。痩尾根は20センチ程度の積雪。右手斜面が伐採され大きな露岩が いくつも斜面一面に点在する景色がよい地点あり。徳並山10:40着。急降下や幅広の 稜線を北東へ辿りいくつかピークを越して上り斜面の手前で北風を避け昼食。午後か ら気温が低下する天気予報、関東地方は晴れだったが雲行きが怪しくなる。急斜面を 登りつめて古部山頂12:40着、天気がますます怪しくなってきたので写真を撮ってす ぐ下山にかかる。雪が降ってきたと思ったら風も強くなる。前線の通過か?短い時間 だったが吹雪状態にもなる。雪もやみ青空も見えてきたら整備された階段の道が続 く。休憩所に出ると滑り台やアスチレック設備の運動公園に出た。小休憩−遊ぶ。駐 車場もあったが客はゼロ。少し下ったあと水野田山14:10へ登り返してまたも階段を 下ると、前面が開けフェンスに囲まれた畑に出る「朝と同じ場所?」の声も出るほど ソックリ風景。中央高速道を左手下に見ながら歩き14:55甲斐大和に出、反省会後16: 02発で帰る。

第3271回          幕  山           3月2日
 湯河原駅9時発鍛冶屋行きバスに乗車、終点の五郎神社内で自己紹介、ストレッチ の後出発(9:20)。予報では良い天気のはずだが花曇り。かなり急な車道を登り高度 を上げて行く内に海が見えてくる。みかん畑、ゴルフ場、林道を経て階段の山道を登 ると南郷山山頂に到着 (11:00〜11:15)。手作りの桜餅をいただき写真撮影の後出発。真鶴半島、初島が良 く見えた。自鑑水は通り過ぎ、幕山に向かう。幕山山頂は人であふれ、やっと場所を 確保して昼食休憩(11:50〜12:30)。下山道では餌をねだる雉が出現しよい写真の被 写体になっていた。光る海を見ながら梅林へ下る。五分咲きとなっていたが、ほぼ見 頃の薄桃色の梅に迎えられて、桃の節句イブの山行は終了した(13:25)。

第3270回          上越スキー        2月23〜24日
 7:20発のMAXガーラ行きは発車時に満席で車内移動も困難なほど。強風のため"ガー ラ湯沢"は閉鎖のアナウンス。バスと車に分乗してセントレジャー舞子リゾートへ。 ガーラ閉鎖の関係か何時になく混雑。10:30小雨後霙から雪に変わり強風下、初心者 とベテラン組のグループに分かれ滑る。強風の為、ゴンドラ、山頂行きの各リフト停 止。昼食をはさんで、吹雪のなか後楽園コースに移動して16時過ぎまで滑り、日帰り の2名と別れ16:30迎えの車で宿へ。午後参加の1名と合流。夕食後、技術談議とアカ ぺナで22:30まで盛り上がる。
 24日朝食後帰京の2名と別れ9時徒歩で石打ゲレンデへ。強風吹雪の為リフト2本運 行、大混雑でリフト行列。湿雪で滑りずらい。昼食を早めにとりようやく動き出した リフトで高所に移動組と講習組に分かれ滑走。15時に切り上げ、入浴、パッキング 後、部屋で小反省会。ガーラ湯沢17:01発のMAXに席を確保するも強風架線事故のため 越後湯沢で約1時間停車、ダイヤが乱れ、各駅停車の中、反省会・スキー談議をしつ つ東京駅に1時間40分遅れで着。20代~70代の幅広世代の大所帯で、悪天候,ゲレンデ 混雑、雪質不安定、列車遅延の悪条件でしたが、初心者への2日間終日講習も含め事 故なく楽しめた事は幸いでした。

第3269回          物見山から嵐山渓谷      2月17日
 東武東上線特急8時発、高坂着。タクシー約10分で岩殿観音の駐車場9時着。まず は物見山へ、5分で山頂の展望台。笠山、堂平山が見える。一旦戻り地下道を通って 岩殿観音正法寺の境内に出る。坂東三十三カ所の十番札所。左の石段を登り、自然林 の道から衛星観測施設に出る。産廃処理場の脇を行くが読図で小1時間ロスる。道路 を渡った次の笛吹峠は足利と新田の決戦場、鎌形八幡脇の土手で風を避けて昼食。西 に進み前田橋を右折し30分で嵐山渓谷に出る。与謝野晶子碑を見て大平山に14:10 登った後武蔵嵐山駅に15:15出る。駅前で反省会。雪雲が流れ風が強く寒い一日だっ た。

第3268回          丹 沢 主 稜 縦 走      2月16〜17日
 藤野からタクシーで道志川沿いの南青根まで入る。\4,120。積雪が多く予定の神の 川ヒュッテからのコースは困難との蛭ヶ岳山荘のアドバイスに従い、八丁坂コースを 登る。40分ほどは林道。凍結して滑り易くアイゼンが欲しくなる。上青根から主稜ま で高差約900m。登山道に入ると登り一辺倒となる。積雪は下部では30cm位。1000 mを超えると70〜80cmになる。2度休憩を入れて稜線に12:10。なだらかな尾根道 となって姫次に13:05。富士には雲。南アルプスがよく見える。数人の登山者に会う が全て単独行。トレースは頼りなく、1m前後の積雪の中、半分ラッセルのような感 じで時間も体力も求められる。蛭ヶ岳に向けて2ピッチ登ったあたりではじめての大 展望に会う。富士の雲も取れてすばらしい眺め。最後の1ピッチがきつく、蛭ヶ岳山 荘着は17:00。すぐ食事の仕度にかかる。自炊室があって快適。外は東京、横浜の夜 景が見事。18:00消灯、就寝。寒い。
 翌17日は少し寝過ごして5:50起床。食事の仕度中に日の出。皆で小屋の外へ出て ご来光を迎える。山頂からは富士を始め大展望が広がる。7:40前に出発。予定では檜 洞丸への縦走だったが、前日逆コースを来た人が檜洞丸から10時間かかったという ことなので無理せず丹沢山方面に向かう。トレースは昨日よりはしっかり。鬼ヶ岩の 頭、不動の峰で展望を楽しんで休憩。不動の峰を越えると光る東京湾の向こうに房総 半島も見えた。丹沢山に9:55着。この先はトレースもしっかりついていてまるで舗装 道路。塔の岳着11:23。昼食後鍋割山を経て後沢乗越へ下る。途中で雪が消える。四 十八瀬川沿いの車道に14:12。あとは延々と林道を歩いて大倉に15:45下山。どんぐり 山荘で反省会をして、16:38のバスで渋沢へ出た。

第3267回          子ノ権現          2月16日
 西吾野で下車し、国道に出て少し吾野方面に戻り高麗川を渡って子ノ権現への路に 入る。小床の集落を過ぎて山道になると雪が出てきた。天寺十二丁目石を通過してな おも樹林帯の上りを続けると子ノ権現への舗装道路に出る。禁薫酒と刻まれた石柱の 先の山門をくぐるとオレンジ色の派手な仁王像がお出迎え。子ノ権現天竜寺10:10 着。他に登山者や参詣客も無くとても静かで、雪化粧した奥多摩と丹沢の山々を望む ことが出来た。シンボルの鉄の大わらじをバックに写真を撮ってから伊豆ヶ岳に向か う路と分かれて南に豆口峠に向かう路に入る。陽だまりは暖かいが日陰は寒く、雪が 凍り付いて歩きにくい。豆口峠は樹林に囲まれて日差しも無くて寒いので竹寺へと向 かう。竹寺に出て境内の日向でランチタイム。庭先には思いがけず福寿草が咲いてお りここだけは春のようだった。茅の輪をくぐって牛頭大権現を祀る本殿に詣でてから 再び尾根伝いの路に戻る。小殿に下る路を分けてしばらく進むと樹林が途切れ、武甲 山から大持山、蕨山にかけての稜線と山腹に建つ鳥居観音を眺めることが出来た。荷 田山峠は舗装道路が上がって来ており、登山道はここで御仕舞いとなる。つるつるに 凍った道路を慎重に歩いて鍛冶屋橋バス停着。まもなくやってきたバスで飯能にでて 解散する。

第3266回          浜石岳から薩った峠      2月10日
 6:32発で東京駅を発つが寒い。車内ガラガラ空いている。沼津で乗り換え由比9:30 着。富士山がとても綺麗。何の抵抗もなく三名でタクシーに乗車して野外センター (10:05)まで。前日の降雪で気分が良い。浜石岳山頂10:40、人の多い事にビックリ した。薩った峠へ下降するが急な下りなのに雪が融け泥道となって苦労した。薩った 峠13:45、リーダーの腰調子悪くタクシーを呼ぶ。食事処「くらさわ屋」へ直行し、さく ら海老の食事を済ませた後由比駅まで15分ぐらい歩く。15:38発に乗車、熱海乗換え で東京へ帰る。

第3264回          志賀高原スキー      2月9〜11日
 9日、9:00長野駅集合、雪の降る中駅前で長野オリンピック10周年のモニュメント の除幕式が行われていた。会員の車でスキー場へ向かう。10:30一の瀬に到着、11:00 ゲレンデへ、全員チャレンジマスターカードをもらって焼額へ、お茶タイムで志賀高 原ビールの試飲を楽しむ、宿着17:00
 10日、小雪が降りつずいている、午前中は西館からサンバレーまで滑り、蓮池 ロープウエイ駅で昼食。午後は天候の回復を期待して寺子屋へ向かう。帰京する2名 と別れ、15時過ぎに晴れ間が見えてきた。
 11日、おだやかな快晴、早速横手山へ、10:30山頂からの展望を満喫する。北ア ルプス・富士山・日本海まですっきりと見渡せた。午前中で横手熊の湯エリアをクリ アして笠ヶ岳のホテルで名物ピザの昼食。午後は奥志賀でチャレンジカードの完成。 16:00宿へ。

第3262回          三 浦 ア ル プ ス      2月2日
 JR逗子駅からバスに乗り風早橋バス停で下車、葉山教会(9:25)の脇から登り始め る。仙元山の頂上からは、三浦半島が一望できる。天気がよければ富士山も見えると のことだがあいにくの曇り空である。幾つかの小さなピークを越し、階段206〜208 段?を上がり、さらに進むと観音塚(10:50)である。木の幹等に書かれた案内に従い 上り下りを繰り返し進み鉄塔下で昼食(12:20〜12:45)ツバキの花を見ながら、しばら く進むと乳頭山となる。田浦緑地の案内からロープのある急な道を下り、横浜横須賀 道路に架かる田浦橋を渡ると田浦梅林に着いた。京急田浦駅まで歩き反省会後、解散 となった。

第3261回          高畑山〜鈴ケ尾山      1月26日
 高尾発7:46の電車は車窓に少しの雪を見て鳥沢駅着。人気のある山の登山口の駅な のだが下車した登山者少ない。閑散とした駅前を右へ、指導標に導かれ集落を抜け貯 水池9:00着。身体が温まったので防寒具を脱ぐ、樹林帯の道は風もなく静か。石仏分 岐で最初の小休憩、右の道へ入るが積雪は多いところでも15cm程度、数日前の降雪な のに先客の踏み跡が明瞭。途中の左手尾根に上がる所に赤布、踏み跡は山腹に続いて いたが無視して踏み跡なしの雪の上を登り尾根に出た。すると一面猪が暴れ回ったよ うな跡、尾根を少し辿ると右手からの道と合わせ高畑山頂11:05着。富士山の展望台 なのだが一部分が見えただけ、単独者が遅れて登ってきたが休憩もせず倉岳山へ。ス パッツを着け鈴ケ尾山へ、急降下のあるアップダウンを何度かした後車道を横切る。 小さな石仏が安置された突坂峠12:25、峠の少し先の尾根上で陽だまり休憩。鈴ケ尾 山(大秋日山)13:10を越えた下りで20名の高齢団体と出会う。幡野山の分岐が?? で少し下りすぎて戻る。幡野山14:20通過するともう人家の裏山の雰囲気、人家の庭 先を通り舗装道路に出たら朝日小沢へのバス通過を見る。帰路のバス時刻14:54発(幡 野)、幸運にも数少ないバスにドンピシャ、バスで猿橋駅前15:05、コンビニで飲料を 購入して猿橋15:29発の東京行き快速で帰路。

第3260回          六日町 八海山スキー      1月26〜27日
 26日浦佐到着8:54、雪。迎えのバスで八つ峰養魚へ、支度を整え10:00ゲレンデ へ寒気が入っているので雪は軽く新雪を楽しんでいる人も多くみられた。それぞれ好 みのゲレンデで滑る。O氏スキー教室に2名みっちり指導してもらい喜んでいた。止 みそうで止まない雪の中がんばって16:30まで滑った人もいた。
 27日9:00出発、雪は止まない。雪質は雪合戦の玉が出来ないほど軽い、O氏教 室の生徒は午前中1名、宿でくつろいで昼食、午後も雪は止まないが16:00まで滑 り、18:14発の新幹線で帰京。

第3259回          奥武蔵  武 川 岳      2月2日
 池袋7:06発の快速急行に乗り7:51飯能下車。8:00発の名郷行きのバスは東飯能でほ ぼ満員になったが、途中の「さわらびの湯」で大半が降りてしまい終点までのお客は 私達の他に数名だった。バス停から少し戻った所にあるログハウス風のトイレに寄っ てから出発。指導標に従って集落の中の舗装された急な車道を30分ほど行き登山道 に入る。そこから25分ほど登ると岩のある丁度良い場所に出たので休憩する。天狗 岩の登りは途中で男坂と女坂に分かれるが、直登する男坂を選び岩場を慎重に登る。 登りきった所に天狗岩の標識があり展望が開ける。しばらく行くと道は緩やかになり 雪も現れ前武川岳に着く。山伏峠への分岐でベンチが二つあり、中々雰囲気が良い。 武川岳へは雪が残る道を一旦下ってから急坂を登り返すことになるが、大した時間は 掛からず11:50山頂着。南側が開けていて特徴ある形の奥多摩の大岳が良く見え、そ の奥には丹沢の山々も見え展望もまぁまぁである。
 昼食を済ませてから記念写真を撮り12:20山伏峠に向かって下山する。前武川岳ま で戻り尾根通しに下って行くが、雪は少ないが所々凍っている所があり足元を良く見 ながら下る。車道に出た所が山伏峠で伊豆が岳の指導標が立っている。伊豆ガ岳には 登らずに「げんきプラザ」まで下り、小高山・正丸峠経由で正丸駅に15:30駅着。駅 前の売店で缶ビールを購入し15:52発の池袋行き快速急行で帰京。
 地味な山の為か登山客も少なく静かな山歩きが出来た。

  第3258回          万 座 温 泉 ス キ ー      1月19〜20日
 上野発7:20の「草津1号」で出発。指定席を取った人もいたが、予想通りガラガラ で席の確保には苦労なし。万座鹿沢口からバスで万座温泉へ。そこから宿のクルマ、 スノーモービルと乗り換えて11:20湯の花旅館に着く。着替えて食事を済ませ、昼過 ぎにゲレンデへ。宿前の朝日山ゲレンデで少し滑ってからシャトルバスでプリンスホ テルゲレンデへ。雪質は朝日山の方がいいがその分寒い。思い思いに16:00過ぎまで 滑って宿へ。源泉かけ流しの温泉に入浴後の食事は内容充実。さらに同じ場所でカラ オケ無料ということで、途中宿から地酒の差し入れもあって22:00ころまで大いに盛 り上がる。一番へべれけになったのは宿の主人だった。
 2日目は快晴で昨日よりは風も弱い絶好の日和。リフトの運転開始と共に朝日山で 滑り始める。ゲレンデトップからは北信五岳や北アルプスなどすばらしい展望。すぐ プリンスゲレンデに移動して昼過ぎまでほとんど休みも取らず滑る。ゲレンデもリフ トも空いているし、浅間、四阿などを望んでパウダースノーを滑る気分は爽快。 12:30前後に宿に戻り、のんびり「反省昼食会」をして15:00前に宿をあとにする。帰 りの特急「草津6号」も乗車時はガラガラで、新幹線にはないのどかさを味わいなが ら19:00過ぎに上野帰着。

第3257回        八子ガ峰 スノーハイク          2008年1月19日
 あずさの車窓からの八ヶ岳や南アルプスの雪が少ないなぁと思いながら茅野駅へ。 タクシーで正面に望む蓼科山も雪が少ない。それでも女神茶屋で雪山装備となりト レースを登り始める。ヒュッテアルビレオに30分程で着くが、予定通りお汁粉タイ ム。ここから全員がワカンをつけ、トレースをはずして雪と戯れ、ときどきズボっと 落ちながら歩く。逆光かモヤのせいか、くっきりとは見えないが八ヶ岳には雲一つな い。なだらかながらも八子が峰東峰(最高峰)で記念写真を撮り下っていくと、しらか ば2in1スキー場の音楽が聞こえてくる。ゲレンデ横の林の中はフカフカの雪で最高。 ウサギやキツネのほかヒヅメ(カモシカ?)や2本のリズムカルな足跡があちこちで コースを横切っている。車山や美ヶ原を見ながら廃屋の前で最後の休憩。もう一つの 白樺湖スキー場の横を下って車道に出るが、今回はさらに下のゲレンデの脇を下ると これが正解で、南白樺湖のバス停に3時に到着。バスまで1時間以上あるので、近く の土産物屋のストーブを囲んで反省会。この後、ドジな二人が茅野駅の親切な駅員、 藤森さんに大変お世話になりました(^^ゞ 助かりました(N&Y)。

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 ヒュッテアルビレオと八ヶ岳連峰

       北横岳

   蓼科山をバックにポーズ


第3252回          ニセコ 変更 安比高原スキー      1月11〜14日
 11日、東京7:56発「はやて5号」に乗り込む。盛岡駅西口から安比スキー場行きの バスに乗換えて11:43スキー場着。レストランで昼食後早速ゲレンデへ、連休前日の ウィークデーなので我々だけの専用ゲレンデ状態16:30まで滑り、迎えの車で民宿 「いろり」へ。
 12日、雪の降る中を午前中ヤマバトコース等を滑る。午後、後発組と合流する。山 頂−11℃、雪質最高でキュッキュッと雪が鳴く。16時まで滑る。ゲレンデを後にす る頃には雪は止み七時雨山が目の前に美しい。宿の車で綿帽子温泉「あずみの湯」へ (450円)、地酒「鷲の尾」で盛り上がる。
 13日、朝から雪だが8:40発。強風で寒く山頂−16℃。一本滑り降りてくるとゴン ドラ乗場には長蛇の列、すくまでしばし休憩とし30分後に出発。13:30頃から徐々に 好天となり、山々を見渡せるようになって気分良く滑るが、14:30強風の為ゴンドラ が運休となり早めに終了とすることにした。連日の温泉、夕食は心づくしの手料理が 並ぶ。
 14日、快晴!8:30発。青空に霧氷の樹木がキレイ。まだ人の少ない西森ゲレンデを 皆快調に飛ばす。12:30まで滑り、宿で手打ちそばと焼きおにぎりの昼食。JR安比高 原駅まで送ってもらい盛岡へ。16:54発「はやて26号」で帰る。

第3255回          上 越 ス キ ー          1月5日
 新幹線の中では、強風が予想されるのでガ−ラスキー場は全面運休すると報じていた が、晴れて三月上旬の暖かさとなったので苗場スキー場へ行くことにした。越後湯沢 駅8:20会員の車で出発、途中、前日から岩原スキー場で滑っているOさんを乗せ て苗場スキー場9:15到着。
 さすがに車は多いが、順調にリフト・ゴンドラを乗り継いで筍山着10:00.目の前に 真っ白な平標山そこから続く谷川連峰、遠く日光白根山まで、越後方面は巻機山、越 後三山や浅草岳の展望を楽しむ。ゲレンデは結構子どもが多くて気を使った。11:30 昼食、午後3時頃まで滑り、越後湯沢でへぎそばを食べて反省会?駅は相変わらずの 混雑で、出発寸前の6時の新幹線に飛び乗って帰京

第3254回          正 丸 峠          1月3日
 西武池袋8:36発の快速急行に6名乗車。正丸駅10:20出発、快晴無風。昨年と全く 逆コースでで旧正丸峠11:25、川越山への登りの樹木の間から信越の山々が白く見え た。川越山11:40、正丸山を登りいつもの東屋に12:00着。3名が合流、いつもの道を 12:15下り始める。新年会会場「奥武蔵」13:05全員揃う。



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