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山 行 記 録

2006年の山行記録

第3153回          奥武蔵 丸山〜日向山          12月29日
 池袋発8:00まだ平日ダイヤだったことをうっかりしていたため、芦ヶ久保着が40 分も遅れて参加者に迷惑をかけてしっまた。
 今年一番の寒気が来ており寒い。10:15出発、大野峠への緩やかな登り、二日前の 記録的な豪雨の影響で沢の水が多い。丸山着12:35武甲山が立派である北の山は雪雲 がかかっていた。気温−5℃風が強く体感温度は?展望台に登りそそくさと山頂を後 にする。日向山分岐の手前の陽だまりで13:05〜30昼食。下山路はカチカチに凍って 立派な霜柱を踏んでの急勾配。 14:15日向山を通過。午後になると風も穏やかになってきた。15:00マス釣り場に下 山、7番札所の法長寺に立ち寄り、武甲温泉でゆっくり温まり帰路に着いた。横瀬17 :29発。

第3152回          飯 縄 山          12月23〜24日
 5年前に腰までのラッセルで山頂を断念した飯綱山。今年は雪不足でホワイトクリ スマスができるか心配しながら出発。東京同様、長野も快晴で暖か。中社にも雪が無 い。でも登山道に入ると一応雪道となって歩きやすくなる。1時間であっけなく林道 に出て、真っ白な広い空き地に幕営し、2時半には早くも乾杯となる。最初は軽く、 4時半頃から鍋を囲み、最後はクリスマスケーキにシャンパンと楽しい夜は続き9時 にお開き。
 翌朝、予定より少々遅れて7時半にテンバ発。少しずつ雪も増え、青空が広がり快 適な登行が続く。思ったより早く、1時間45分で一の鳥居分岐に出た。はるか下に 我々のテントが見える。一の鳥居コースからの登山者の方が多いらしく、ここからは 薄く積もった雪の下が踏み固められてアイスバーンになっている。飯綱大明神で手を 合わせ、飯綱山南峰の飯綱神社は帰りに寄ることにして北峰の飯綱山頂へ。広い山頂 は我々のほかに2人。風もなく暖かい。すっきりとは晴れないが、妙高山や真っ白な 火打山が見える。空路の真下なのか、真っ白い飛行機雲が縦横に青空にたなびいてい る。30分近くゆっくりして山頂をあとにする。アイスバーンは慎重に、あとは快適 に雪道を下る。テント撤収もポールが凍りついていないので約1時間で完了。そこか ら中社まで1時間弱。入りたかったお店が満員なので向かいのガラガラの蕎麦処で反 省会。ラッセルも無かったため歩き足りなかったという声がちらほら。スキー場が オープンしていなので、バス・電車とも楽勝。

第3151回          九 鬼 山          12月23日
 高尾発電車は年末とあってか空いていた。天気晴れ、禾生で下車した客は他に数名 のみ。8:50歩行開始、九鬼集落までは舗装道、緩い登りの杉山新道に入るとすぐにみ ゆき沢出合い9:20、樹林帯を登り弥生峠10:00。九鬼山頂着10:30、何組もの先客あ り。証拠写真を撮り展望のよい場所まで少し戻り富士山を前面に見ながら早い昼食 (豚汁を作るが具タップリでお椀も木製/漆塗りと本格的)としたが、結構登山者が 後ろを行き交っていた。天気も良、時間も早いので下山を静かな尾根道の鈴懸峠に変 更する。なだらかに小さなピークを幾つも越えるコース、踏み跡はしっかりしていた が登山者の姿は少ない。高指山13:15を経て鈴懸峠に出て林道を朝日小沢集落を目指 し歩いていると、何たる幸運か!タクシーが上がってきた。帰路空車となったタク シーをつかまえ14:18猿橋に出て(\2250)帰る。

第3146回          丹沢 忘 年 会          12月2〜3日
 泊まりがけの忘年会を鳩ノ巣バンガローから丹沢の大倉に場所を移して実施し た。目新しさも手伝ってか宿泊者24名、日帰りの参加者も加わり大盛況であった。
 2日の日帰りA・Bコース、翌3日のC・Dコースも多数の参加で無事終えた。

 Aコース 丹沢表尾根
       ヤビツ峠行きのバスが混むという情報で30分以上前にバス停に行くも、座席数が極 端に少ない車両で1名以外立って行く。車窓から富士山が見事。ヤビツ峠9時発。車道 を富士見橋まで辿ってから二の塔への登り。人気のコースだけあってハイカーがひっ きりなしだ。二の塔を経て三の塔に10:47着。いい天気だが富士山頂にだけ雲。小休 の後烏尾山、行者ヶ岳、新大日の頭と徐々に高度を上げていく。木の又大日小屋で足 のつったメンバーが出て大休止。あとはゆっくり登って塔の岳に13:30到着。快晴だ が富士には相変わらず雲。風が強く寒い。13:45下山開始。大倉尾根は階段だらけで 足にこたえるが、足のつったSさんは元気回復で、アミノバイタルの効果を認識。一 度休憩を入れて正味2時間15分で大倉に下山。産直野菜の無人売店などをのぞきなが ら、忘年会場のどんぐり山荘へ。

 Bコース    鍋割山
 天気の心配はなく快晴。朝、小田急線ダイヤの乱れがあり出発が遅れる心配をし たが、大倉8時半でほぼ予定通り。二俣まではおしゃべりをしつつ歩き足慣らしをす る。後沢乗越に向かう途中にボッカ用2リットルペットボトルの水が積まれており、余裕 のある人は1つザックに詰めた。ゆったりとした傾斜の雑木林の道を登り、後沢乗越 10:40着。時たま見える富士山の頭に励まされながら、山頂までの急登を登り切っ た。12:15山頂着。鍋割山荘に2リットルの水を「ありがとうございます」の声と引き換 えに置いて気持ちもザックもすっきり。昼食後は金冷やし(14:05)までアップダウ ンがあり、大倉尾根に出てからは急な下りと整備されたはずの階段で、膝もがくがく する。小鹿に出会ったり、夕日に煌めく楓やモミジの並木道に心励まされつつ、どん ぐり山荘に向かった。

 Cコース    前大沢
 日帰り参加の2名を含め記念写真をとって出発。渋沢丘陵に海を見て戸川林道へ。 竜神の泉の先の左の道から静かな紅葉の広い河原に出る。少し下流が出会い10:15。 のっけから核心部で滝や堰堤が続く。ザイル使用確保のボルトあり。開けた所の滝は 見ためより難しく巻きも悪い。続けて小滝。やや大きな堰堤を左から巻き昼食とし た。石の詰まった堰堤を過ぎ20米のナメ滝からトイ状の小滝が十数個続くが突っ張 りで登る。最後涸滝を2本。崩土は落ち葉が詰まる。崩れやすい急斜面は落石に注意 しながら進む。やや右に赤テープあり。最後は篠竹を分けて大倉尾根の一本松の少し 上に15:00に出る。携帯で記念写真。人多し。地味な紅葉がいい。大倉で着替えて渋 沢へ出て反省会。芹筍きのこ汁。
 師走という事で水量の無い沢にしたが出会いからツメまで退屈しない。落ち葉が ホールドを隠し思いの外時間がかかった。けっこう満足。

 Dコース    栗ノ木洞〜櫟山
 当日参加のメンバーも合流し、どんぐり山荘を9時に出発。四十八瀬川沿いの林道 を二股まで歩き、後沢乗越へと向かう。曇り空ではあるがもみじの紅葉が美しい。鍋 割山荘にでも宿泊していたと思われる登山者が続々と降って来るのに出会う。良く手 入れをされた杉の植林帯を登りきると後沢乗越に到着、小休止していると霰が舞って 来て寒い。檜岳方面の山稜はガスに隠れているが谷筋は陽が射していて変な天気だっ た。
 栗ノ木洞は広々とした山頂であるが樹木が成長して展望はまったく無い。ここから 県民の森への散策路が分かれていた。檪山までは樹林に遮られて展望も無く坦々とし た登山道が続いており、檪山に出ると急に展望が開けた。ここからは相模湾や水無川 などを望むことができ、芝生を張ったような広々とした山頂で、休むには適当な場所 であった。ここからは降る一方で、黄葉を愛でながら茶畑の間を通り過ぎ、里山の雰 囲気を味わいつつ宇津茂集落の寄(やどりき)バス停に着いた。

第3145回          大 霧 山          11月26日
 池袋8:00発、東京は曇り空だったが小川町は青空が見られた。橋場までのバスは満 員。10:00歩き始める。舗装道路と山道を1時間近く登り、軽く汗をかいて粥新田 峠、本格的な山道となって雑木林の紅葉が日差しに映えて美しい。大霧山頂11:35 着、人が溢れるほど賑やか。風もなく穏やかでのんびりと展望を楽しむ。真正面に両 神山はるかに雪化粧した谷川岳も見えた。定峰峠へは急な下りから小さなアップダウ ン。旧定峰峠をやり過ごして、始発のバスに乗るため白石車庫に向かった。1時間に 1本のバス14:17発にタイミングよく乗り、増尾で途中下車し酒蔵青雲酒造を見学後 駅近くで反省会。小川町16:44発で帰路についた。

第3144回          淵 ケ 沢 山          11月25日
 新宿7:00発あずさで韮崎へ。タクシー運転手に登山口を告げるも?? 場所不明、 数名の運転手仲間がワイワイガヤガヤ、地図を取り出し登山口の小武川第三発電所を 確認して発車。
 登山口9:20着。青空の下、尾根にある小さな鉄塔を目印に急斜面のか細い道に取り 付き794峰に出る。尾根が左右に分岐、右に恩赦林標識が続いていたので進むが沢筋 まで降りることになった。左手の尾根に軌道修正するため正面の急斜面を登るが逆光 の中に紅葉が映えた。尾根に出たら八ケ岳が大きく飛び込んできた。尾根を辿り994m 峰10:50、右側がガレた狭い尾根を辿ったりして樹林帯の中に三角点を見つけた。 コース中三角点は淵ガ沢岳だけ、三角点を証拠に写真撮影。甲斐駒を見ながら昼食と するため尾根をさらに進む。尾根が南に向かうところで魔利支天の尖峰を正面に見な がら休憩(11:40〜12:05)。尾根は緩い登りで1206mを越え左方向の東へ進む。左側が 鋭く崩壊した所や落ち葉の絨毯の広い斜面、巨木が何度も出てきたりで楽しませてく れた。尾根を越す送電線に出たので左、送電線に沿って下り発電所の送水施設に出 る。携帯でタクシー会社に連絡した後急階段を下って朝の登山口に14:35帰着。コー ス中赤布が少しあったが指導標・案内図、山名表示はなし、登山者我々だけの静寂そ のものだった。

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  尾根道から八ヶ岳の大展望

  甲斐駒を眺めながら昼食

巨木の下で静かな休憩


第3142回          仏 果 山 全 山          11月12日
 バスは満員だったがこの道は静かだった。秋らしい麓。前日の大雨が嘘の様。最初 は急で滑りやすい。高取山の展望台10:30着。丹沢山が大きい、大菩薩から奥武蔵の 日和田山までも望め、見えるハズの日光以外はすべて見えた。仏果山の展望台11:20 からは江ノ島や湘南平、海ほたるも樹林の下に大勢いる。少し痩せた尾根を行き秋葉 山八州台で昼食を摂るが、この時だけ風が無くなった。5分で革籠石山。急な下りか ら左に金網をくぐると半原越え。階段の急な登りで経ヶ岳13:15到着。静かなひたす ら登りから手作りの道標で上荻野は北に下りだした。途中で気がつき登り返す。自然 林の穏やかな尾根。タワーのオレンジ、ランドマークタワーが大きくなる。頂らしく ない高取山を踏む。上飯山への道は閉鎖、ゴルフ場を抜けバス停へ。駅近くで反省 会。天気に恵まれた歩き甲斐のあるミニ縦走だった。

第3140回          加入道山〜大室山          11月4日
 新松田駅8時集合、丹沢湖で高校駅伝大会があるとかで登山者姿より若人多く活気 あり。タクシー2台に分乗し用木沢出合まで入る(\9,000)。準備を整え9:05歩行開 始。舗装道路を少し歩き白石沢沿いに高度を上げる。晴れの天気予報だったが空は明 るい部分もあったがすっきりせず、稜線はガスの中。紅葉が彩る「白石滝」の展望台 10:05着。ガスの中に続く急斜面を登り10:50白石峠着。尾根道となり時々ガスが切れ 明るくなるも視界は悪いまま加入道山頂11:20着。先客2名、昼食休憩とするも時間 経過で身体が冷えてくる。記念撮影後大室山へ、ブナの大木がガスの中に見え幻想的 雰囲気をかもしだしている。又、枯れたブナや鹿に樹皮をそがれた木々が目立った。 鹿の骨と思われるものも見る。鹿から植生保護目的の金網フェンスが長く続いてい た。一旦破風口まで大きく下り、鎖もある登り返しを過ぎると広い尾根を進むように なって大室山直進、右犬越路の分岐に出る。大室山往復へ、大室山頂13:00。分岐に 戻り犬越路に向かって高度を下げるとガスから抜け視界も開けて暖かくなってくる。 新装なった犬越路避難小屋14:30着。トイレ等休憩をして周囲の黄葉を愛でながら用 木沢出合に向け下り、16:00朝のタクシーが待つ用木沢出合着。マラソン大会終了後 の渋滞を避けるため高松山山麓を走る裏道を通り新松田駅に戻り16:45解散。直帰者 2名、残りは会員経営の反省会会場へと向かう。    

第3139回          荒 船 山 〜 八 風 山          11月3〜4日
 新幹線・普通それぞれ利用で高崎に集合。8:14発の上信電鉄で下仁田へ、タクシー で相沢まで入り林道歩きを40分節約できた。9:45歩き始めるが程良い傾斜で歩き易 い。このコースは人が少なく静か、紅葉を楽しみながら登る。稜線上は人で賑わって いた。殆どの人は大きな駐車場のある内山峠を利用しているようだ。トモ岩で昼食 (13:20〜13:40)ゆっくり展望を楽しむ。宿泊地の神津牧場が、道のりとなる山々の先 に小さく見えた。内山峠へ下り、熊倉山の登りから荒船山のシンボル「トモ岩」が立 派である。登山者は我々のみ、落ち葉を踏む静かすぎる山道。物見岩16:30、美しい 夕焼けにせかされ神津牧場ロッジ16:55着。鉄板焼きと牛乳風呂を楽しむ。
 翌4日、朝食8時。牧場の朝の散策を楽しむ。8:50出発、落ち葉の香坂峠は気持ち のよい所だった。物見山登山者に出合っただけの静かな山道、12:30八風山着。晴れ ていたが浅間山は見えず、眼下に軽井沢の町が見えた。上発地からのバスは紅葉見物 のラッシュのため20分のところを1時間以上かかった。

第3138回          草津白根火山と芳ケ平湿原          10月29日
 朝まで雨が降っていたが草津方面の予報は晴れ。上野発7:20の草津1号で出発。自 由席の車内は空席も目立つが大宮でほぼ満席になる。長野原草津口から白根火山行き の急行バスで11:00に白根火山バス停に到着。標高2000mはやはり涼しい。湯釜の展 望台までの遊歩道は観光客に混じって展望台まで登る。これが本日唯一の登りであ る。芳ケ平湿原にはいったんレストハウスまで戻り指導標に従って登山道に入る。展 望を楽しみながらのんびり下って、やがて草原の中に赤い屋根の芳ケ平ヒュッテが見 えてきて12:25着。ヒュッテ奥のキャンプ場のベンチで昼食、その後湿原の散策に行 く。芳ケ平は上からは見えなかったが小さな池の点在する湿原で紅葉は終わっていた が静かで美しい所だ。木道の整備された1周600mの遊歩道を散策して約20分でヒュッ テの前に戻り草津に向かう。登山道はスキーツアーのコースにもなっていてツアー用 の標識が木の上の方にあったりする。標濃差600mほどあるが緩やかで整備された道 なのでおしゃべりしながら楽しく下れる。途中の落葉松林では名残の黄葉も見られ美 しい。常布の滝展望台で一休みして車道に15:05に出る。草津温泉街まで1.5キロとい う標識が立つ小道があったので入る。人家の所に出てからは道が分かりずらく近くに いた人に尋ねながらバスターミナルを目指す。16:34発の特急に乗って帰る山口・恒川 さんと別れ、日帰り温泉「大滝の湯」に向かう。温泉15:40着、長野原草津口行きの バスが16:40なので大忙しで温泉につかる。大滝の湯からバスターミナルは湯畑経由 で約10分、16:30にバスターミナル着。長野原草津口駅17:05着。17:30発の高崎行き 車内で反省会。高崎でさらに各駅停車に乗り換え帰京。草津近辺の紅葉はちょうど見 頃で、特に草津から駅に向かう車窓の紅葉が素晴らしかった。

第3137回          御 前 山          10月22日
 7:44立川発奧多摩行きで合流。新顔さんが2名居る。久しぶりの壮年だ。奧多摩駅 前でしばらくバス待ち。9:15臨時バスが出て奥多摩湖へ。小河内ダムの堰堤を通り東 岸の公園で身支度とWC。天気はどんより曇り。9:05発、5分で尾根。前の晩のおし めりか濡れ落ち葉。非情に踏みしめ鉄塔下10:45、奥多摩湖を望む。ほうの裏白落ち 葉がめだつ。早春にはバレリーナが舞っていたと思われる場所を経て惣岳山通過 11:47、今度はりょうぶの赤い落ち葉で15分、御前山頂に着く。展望はきかないが晴 れ間が見えた。しかし山の空、12:30の下り始めと同時に濃い霧になり雨もポツポツ 落ちだし幽玄の世界。しかし20分ほどで又晴れ。落ち葉は唐松に変わり、やがて杉 林。下りは滑りやすかった。14:20宮ケ戸バス停着。15:05バス発、東町で降り居酒屋 「魚鶴」で反省会。赤ニシがうまかった。武蔵五日市から帰路に。紅葉には早かった が、落ち葉の錦を楽しんだ。紅一点の色香あせず(?)

第3136回          八 ケ 岳          10月21〜22日
 新宿7:00発のスーパーあずさで小淵沢8:54着、6名が揃う。予約のタクシーで観音平 へ男性組3290円、女性組3610円と料金が違う何故か? 9:35観音平から黄色に染まっ たカラマツ林の中雲海10:25、天気快晴。押手川平坦池まで快適に歩く。樹林帯がま ばらになり岩まじりの登りはかなりの急登、編笠山12:40到着。青年小屋近くになり 大きな岩づたいの登山路となり歩き難くなる。青年小屋13:20、ザックを預け西岳往 復に出発。ギボシ〜権現岳の稜線が素晴らしい。小屋に戻って乾杯をする。宿泊客は 50名近くだった。
 小屋の朝食が遅れ6:45出発、快晴。ノロシバを越え、ギボシの岩稜は鎖も付いてい るので心配する事もない。権現岳8:00、南アルプス・富士山・奧秩父・中央アルプス 等展望は思いのままだった。赤岳へは途中源治バシゴという長い梯子がある。両手・ 両足を使って下るが雨や風の強い時は嫌な所である。旭岳8:55ガレの急な下りをキ レットへ、キレット小屋に寄らず稜線を直進する。赤岳までの高度差約400mはガレ 場のような道。竜頭峰で真教寺尾根と合流する諏訪側の鎖場を過ぎると阿弥陀岳、中 岳の合流点に着くと赤岳は目前。赤岳12:00昼食を済ませてから12:35地蔵尾根の鎖・ 梯子を慎重に下り行者小屋13:40着。長い柳川南沢を美濃戸バス停へ16:15。16:34発 バスで茅野駅に出て17:43発あずさに乗車。全員席を確保出来た。

第3135回          三 国 峠          10月21日
 快晴の関東平野から国境のトンネルを抜け越後湯沢に出たら雲が低く垂れ込めてい た。浅貝から歩く予定を変更し、ジャンボタクシーで三国峠に向かう。紅葉のスキー 場街を通り三国トンネル手前で下車。黄葉に彩られた旧三国街道はとても歩きやす く、途中の三国権現御神水で喉を潤して峠に9:25着。上空は雲に覆われているが群馬 県側は明るく晴れの予感。峠をくだり猿ヶ京方面に向かうとほぼ水平な遊歩道のよう な街道が続くようになる。茶屋跡などの旧跡を観ながら戊辰ノ役古戦場に建つ大般若 塚の東屋で小休止。黄葉の樹間から三国山が見え隠れしていた。ここから旧街道と別 れて唐沢山へと向かう。考えていたよりも道は歩きやすく唐沢山は巻いて通過。道は 二万五千分の一地図とは異なり尾根通しに続いていた。やがてススキの穂が揺れる旧 猿ヶ京スキー場跡にでると登山道は終わり。意外と登山者が少なく、静かな山歩きを 楽しむことができた。最後に舗装道路を25分程歩いて猿ヶ京温泉の「まんてん星の 湯」で汗を流した後、始発のバスで上毛高原に出て新幹線で帰る。

第3134回          小菅 三 頭 沢          10月15日
 立川駅発7:05、タクシーの予約はバツ。バスを深山橋で下車9:00。小菅への道を金 風呂まで。トイレあり。左の草の道金風呂橋を渡り、滝のある沢の次が小菅三頭沢。 草鞋を着け堰堤二つ左から巻く。すぐチムニー滝で雨具を着る。ザイル使用、釜はな いが小滝が五つほどある。雨具をやぶったり、滑ったり。中央にも滝があり一見三 股。右の四段の滝は傾斜は緩い。一番上はA嬢がトップで登る。易しそうだが水流に 入ると頭が真っ白になる。ザイル使用。巻きはザレっぽそう。石積みの堰堤二つ、昼 食。石尾根が見える。沢には水流があったが、右に木漏れ日が見えた。けもの道を右 に向かうと薮こぎなく尾根に出た。左へ、道はないが歩きいい。玉川からの道には秋 の穏やかな陽。キャンプ場から右へ10分で金風呂15:10。反省会はおとうし三品付き 400円。駅の二階で二次会。自然林なので紅葉が良さそう。

第3133回          沼津アルプス縦走          10月14日
 沼津駅8:43着、9:00発のバスに乗車し多比下乗。沼津方面へ少し戻り、コンビニの 先を右手に入り進むと多比口峠の登り口、そこから雑木林の中に続く坂道を登ると多 比口峠に着いた。右手の急な尾根道を登り約10分で大平山「おおべらやま」着 (10:30〜10:40)、多比口峠まで引き返し道標の「鷲頭山 北行」へ進む。途中のウバ メガシ群生(備長炭の原料)を過ぎ急な登りを詰め鷲頭山360度の展望だが、富士山 は、雲で姿が見えない。そこからロープに掴まりながら急坂を降り・登りを繰り返し 徳倉山着く。再び足場の悪い、急斜面を鎖の手摺に掴まり降り横山は、周りが樹木に 被われていて展望はない。緩やかな尾根道進んで坂道を下り、さらに進み八重坂峠に 出た。車道を数分歩くと香貫山登り口、右手の山道を登り公園の広場になっている。 少し木の階段を登って香貫山15:40。五重の塔がある香稜台を抜け、道標「黒瀬町 0.2km」から雑木林の中を降りると車道に出た。沼津駅16:40まで歩き、反省会後、帰 路となった。

第3132回          石 老 山          10月9日
 相模湖駅前9:05発のバスで登山口へ、舗装道路を30分程歩いて顕鏡寺、境内に大き な銀杏を拾う人もいて秋を感じるが、快晴無風の気温27度の予想で暑い。男坂を登 る、石の階段状の道は3日前の豪雨の為か小沢のように水が流れていた。融合平見晴 台10:35、眼下の相模湖は驚くほど濁っていた。山頂11:20着、登山者余り多くなく静 かでのどかな昼食タイム11:20〜12:10、富士山・丹沢の展望をゆっくり楽しむ。T さんが野点の用意をして来てくださり、思いがけず美味しい和菓子と抹茶を頂く。
 下山は大明神を経て相模湖を渡し船(\600)で対岸に渡り駅に向かう。わずか10分 程の船旅だったが石老山の稜線を眺めてしめくくりとなった。駅前で反省会後帰る。

第3131回          雨 飾 山          10月7〜 8日
 7日、前日の台風並みの悪天候が明けた快晴の東京を後にしたが、北陸地方は勢力 を保ったままの低気圧が残っており、北陸地方に近づくほど天気が悪くなり前回並み の雨となった。激しい雨降りに鎌池はあきらめ余った体力は宿の卓球で消化した。天気予報は動きの 遅い前線が上空に残っていることを示していたので登山決行か否かの決定を翌朝に延 ばした。
 8日、激しい風雨が一晩中続き結局雨飾山はあきらめることにした。深田久弥も3 度目で登ったということなのでしかたがないか。快晴と思われる松本まで出て美ヶ原 に行くことにした。小谷温泉8:35発のバス、大糸線鈍行、タクシーと乗り継ぎ、風 は強く多少雲がかかるものの360度の展望とトレッキングを楽しんだ。全体にうっす ら紅葉が始まっており連休ということもあり人が多く駐車場も待ち状態であった。往 復乗車のタクシーで戻り松本駅近くの蕎麦屋で反省会、松本始発18:35のあずさで帰 途に着いた。

第3130回          甑 岳 と 葉 山          9月30日〜10月1日
 東京6:28発つばさ101号、ボックス席にするため喫煙車輌に並び席を確保する。村 山駅で下車、甑岳山頂一帯は雲の中だが天気は回復方向。駅前の楯岡タクシーの待合 室(?)で登山準備をし、テント泊装備は預けてタクシーで甑岳登山口の山ノ神へ入 る。山林の持ち主者が「茸採りに来た。」と途中まで話しをしながら歩き、熊出没や 鉱山跡地・廃道の話し等を聞く。樹林帯で夏草が繁る道、七曲がりと云われるように クネクネとした急坂を登るが風穴や鉱山跡、胎内くぐりなどがあり変化には富む。ふ くべん沼はパスして尾根に出たらすぐ甑岳三角点山頂11:55着。周囲はブナ林で展望 なし、登山者もなし昼食休憩。15分後展望のある「青雲の志」の碑のある展望広場に 移動。「甑岳」の表示ポール近くの草むらでまむしを発見! 休憩していた登山者が 驚いていた。船形連峰を見ながら尾根を辿り幕井へ下る。「山の神聖徳太子」前 14:00。住宅街を抜け駅近くのスーパーで食糧等購入し駅前に戻る。タクシーで葉山 市民の森キャンプ場に移動(\7250)。広い敷地に我々だけ、満点の星空と静寂。
 4:50起床、6:10歩き始める。管理棟裏手の林道に登山口の表示、大円院跡まで夏草 と朝露がうるさい。寺が隆盛を極めた名残の石畳を踏みカラマツ林に入るとすぐ八丁 坂の急坂が続く。尾根に上がると右手に「姥様」の石像標高893m。快適なぶな林の路 が続くようになり、左に樹林の間から葉山が見え隠れする。「100万ドルのドウタン」前 7:30、お田沼の湿原には小さな池塘があり木道脇にはリンドウが咲いていた。軽い登 りのあと「お花畑」の表示ある斜面に出たが花が無い! 夏の花の斜面か? 低木帯の尾 根道となり右手に紅葉の葉山〜烏帽子岩の稜線が気持ちよい。小僧森、大僧森と小さ いアップダウンを繰り返し展望台の大ツボ石9:00、葉山の左手奧に月山を遠望する。 葉山山頂9:25、奧ノ院9:40、10:20まで休憩、少し下った地点にトンボ沼があり紅葉 が見事。下山は往路を戻るが途中新潟からと云う6名?と単独者に出合う。天気も紅 葉も良いのに静かな山域だと実感する。携帯のつながる尾根上からタクシーを予約、 後は快調な足取りで下るのみ。大円院跡から夏草がうるさかった道を止め、伽藍配置 図のある跡地を抜け車道に出て、キャンプ場に12:50戻る。13:20タクシー到着、村山 駅で14:24発つばさ188号に指定席を取り帰路。

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   お田沼の湿原と池塘

  大ツボ石から月山の遠望 

 大ツボ石から葉山 あと5分かな

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 紅葉の葉山神社奥ノ院の大斜面

 烏帽子岩へ続く主稜線の縦走路

  紅葉が湖面に映えるトンボ沼


第3129回          笹子雁ガ原摺山とお坊山          9月24日
 高尾8:01発の甲府行に乗車し笹子8:58着。快晴の空の下でもさほど暑くは感じな かった。あまり車の通りが多くはない車道を35分歩いて登山口に着く。登山道に入る と杉林でやはり涼しい。途中夫婦連れと2,3人に会う位で静かな山だ。樹林帯の中 を急登して鉄塔を過ぎ、見晴らしのできる開けた所で休憩。秋のキリンソウ、すす き、萩が秋を感じさせる。そこからまた急登の連続で反射板の鉄塔を過ぎるとすぐに 笹子雁ガ腹摺山の頂上に11:00に着く。狭い山頂には先客が8人位いた。ほんとうに いい天気で丹沢山塊から富士山、白根三山、八ヶ岳、甲武信岳と久しぶりに右から左 までずーっとスッキリ見渡すことができた。富士山の噴火口に噴煙のように雲が立ち 上っているのが印象的だった。米沢山、お坊山への縦走路はきついアップダウンの連 続であったが時々見晴らしのできる場所で山々を眺め、爽やかな風に吹かれて快適で あった。鹿の食害で木肌が剥き出しになっているのが何か所かあった。お坊山からの 下りは大鹿峠からの階段の登りを除き気持ち良く歩ける道でヤマハナイカリ、オケ ラ、サラシナショウマ、タチボタンなどと花の名前を聞きながら景徳院に15:00下 山。都合良く15:13のバスがあり、レトロな緑と赤の小さめの村営バスで全員座れ、 甲斐大和駅に出る。バスの乗車賃は100円。駅前で反省会の後16:42発の高尾行き で帰路についた。

第3127回          舟窪山〜烏帽子岳縦走          10月7〜9日
 6日、「ムーンライト信州83号」で新宿23:59出発。全車指定席の特急車両だが空席が 目立つ。
 7日、信濃大町駅でTさんと合流しタクシーで七倉へ。天気は青空ものぞくが小 雨も。
6:45出発。船窪小屋への道は樹林の中に木のハシゴが連続する急登が続く。途中から 小雨が続き、稜線を乗っ越すと強風とみぞれに見舞われる。しかしそこから小屋はす ぐで13:00に到着。雨具を脱いでホッとする。夜にかけて風雪が強まる。夕食はてん ぷら。
 8日、風雪が治まらず、早々と停滞を決める。明日晴れても往路を下山するしかな いが、好天を期待。外にも出られないが、泊まり合わせた人のバイオリンやフルー ト、アコーディオンの演奏で21:00過ぎまで結構楽しく過ごす。この日の夕食は小屋 じまいで豪華。カツオのたたきまで出た。夕食後の7時頃、月が出て月光に新雪の裏 銀座の山々が浮かぶ。東には大町や長野の町の明かりがきれいだった。
 9日、期待通りの快晴に明け、ご来光を迎える。朝食後七倉岳の頂上へ。30cm近 い積雪を踏んで頂上に着くと蓮華、針の木、剣、立山、薬師、水晶、槍、穂高など3 60度の大展望。稜線は雪、直下は緑の原生林、谷沿いは紅葉という、いわゆる三段 染めの見事な眺めに時を忘れる。8時前小屋の人たちに見送られて下山開始。210 0m位まで雪、その下は昨日までの雨でぬかるみが多い。樹林に入っても時々槍や餓 鬼、北葛などの眺めが楽しめる。11:40七倉に下山。すぐタクシーで大町温泉郷へ 行って汗を流し、大町のそば屋で昼食反省会後、スーパーあずさの指定席で山岳展望 を楽しみつつ帰京。

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3日目快晴、夜明け前の富士と雲海

  七倉岳から真っ白な蓮華岳

   新雪の槍・穂高の稜線


第3126回          小 楢 山             9月16日
 鈍行・特急それぞれ利用して塩山に9時集合。3連休初日にもかかわらず列車の混 雑はなかった。タクシーで塩山峠へ。標高1000mを超えると低い雲の中に入り、 視界がさえぎられてしまった。やはり台風13号の影響か。峠9:50、ゆるやかな登り でマルバダケブキ、ヤマハハコの花を楽しみながら山頂11:20着。展望はないが暑く も寒くもなく、ゆっくりと昼食。他に2パーティ。母恋し峠を下る。展望がないため 幕岩には誰も行くとは言わない。オーチャードヴィレッジはクローズしていた。両側 のぶどうの香りのただよう路を下り、窪平でタイミングよくバスに乗り、塩山駅前で 反省会。

第3125回          ヒイラギ沢 変更 月夜見沢本流          9月10日
   帰りのバスの時刻に合わせ落合橋までタクシーで入る(¥5400円)。林道を歩 き始めるとすぐ土砂崩れ。さらに終点手前にも山崩れ。沢に入り程なく右に谷。高岩 沢と判断したが実は柊沢だった。左の沢は穏やかで釜が楽しい。ほとんど登らず1時 間で二俣。保安標識あり。右へ小滝と倒木の登り、30分で右に作業小屋のある所に 出た。仕事道を選び大岩がゴロゴロした所で草鞋を脱ぐ。道は判りにくいが踏み跡は 有難い(一部)。奥多摩道路の標識は月夜見山が右を指していた。月夜見沢本流を詰 めたのだ。車の音で気づくべきだった。下山は時間を考え風張峠経由にする。倉掛尾 根はすぐ舗装道路になる。木陰で昼食とするが名残りの暑さ、東京とは思えぬ風景。 藤倉で丁度バスが来たが着替える時間あり。五日市の河原に降り缶ビールで乾杯、そ の後帰りの駅まで体が重かった。ホリデー快速4号で帰る。

第3124回          新人歓迎と鱒釣り交流会          9月4日
  高尾駅9時集合、朝方は涼しくなったものの残暑厳しい快晴! 到着次第タク シー相乗りで北浅川恩方ます釣り場へ。日除けテントの設営後、会長挨拶と新人紹介 後釣り開始。11時アルコール解禁、昼食の焼き魚・焼きソバ、鉄板焼きの準備もテキ パキと始まる。放流後食いつきが極めてよく次々と歓声が上がるが、少し形は例年よ り小さめ。午後の放流も楽しむが水温が上がったのだろうか釣果は今一つのようだっ た。それでも記念写真後、釣果の魚が入ったポリ袋の数は多く1〜数袋を土産に帰路 についた。

第3123回          車山から八島湿原          8月27日
 新宿7時発のあずさに乗車、上諏訪駅ホームで全員が集合する。高曇りのまあまあ の天気、雨に降られない幸運を感謝しタクシーに分乗、上諏訪インターから歩き始め る(10時)。
ビーナスナイン沿いの道は岩がゴロゴロし歩きにくいが、マツムシ草が咲き誇り草原 へと私達を導き誘う。車山肩から蝶々深山までは、母子草・アキノキリンソウ・キツ リフネソウ・ヤナギラン・ワレモコウ等、秋の花々が目を楽しませてくれる。蝶々深 山、物見石のどちらも小学生のかわいい団体の昼食休憩と重なり、物見石で私達も賑 やかな声の中で昼食を取る(11:40〜12:15)。八島湿原ではサラシナショウマの白 い尾っぽを立てたような花の群落が印象的だった。沢渡から上諏訪インターまでの道 が思いのほか人手が入らず、笹が覆いかぶさり道がわかりにくく、唯一人に会わない 道だった(14:55着)。タクシーを呼び上諏訪で反省会にふさわしい所が開いてな かったので、15:49発「はまかいじ」車中で反省会となる。

第3122回          シシゴヤの頭〜蓬峠          8月26日
 東京7:00発新幹線で越後湯沢へ、トンネルを抜けると晴れ! 旭原登山口8:40、大 源太山への道からシシゴヤの頭への道に入ると所々夏草で覆われているジグザグ道。 高度を上げるとブナの大木が出てくる。樹林の背丈も低くなって11:00シシゴヤの頭 着。越後側は晴れで大源太山、巻機山の展望がよい。上越側の蓬峠〜谷川連峰は灰色 の雲の中。25分の休憩後やや痩せた展望のよい稜線を上下して七ツ小屋と蓬峠の分岐 に出る。雲は風に流され思ったより視界よし。笹にかぶった道は足元が? 蓬峠 12:10、先客の団体が宴会中。記念写真を撮って小休憩後下山にかかる。東俣出合 13:50、林道手前の堰堤工事の休憩所14:20ここで少し休憩したのが失敗、土樽発 15:22発に乗るため最後の舗装道路は早足になってしまった。
水上・高崎で乗り換えるが高崎で横浜組は直通の湘南電車へ、都内組は高崎線快速で 帰路

第3121回          甘利山〜千頭星山          8月20日
 7時発のあずさは新宿ですでに立っている人がいて予想外に混んでいた。韮崎から 乗ったジャンボタクシーにはぶどうが一箱。「出荷できないやつだから持って行く ?」と言われ、ぶどうを食べながら歩き出す。甘い!すぐに着いた甘利山一帯は秋の 花がきれい。先に進んでちょっと道をはずれた奥甘利山に登って休憩。少々下って大 西峰までの登り返し約30分が結構まともな登りで、こんな登りがあったっけと言いな がら歩く。稜線に出たら急に道がよくなり草原のように続く笹原がのびやかで、ガス が流れてなかなか素敵な眺め(こういう景色だけ覚えているんだよね)。千頭星山は 林の中なのでその先の笹原で昼食にする。雲が多く遠望はないが風が心地よい。来た 道をバックし、稜線を直進して御所山へ向かう。もっと道が悪いかと思ったが御所山 までは意外と良く踏まれている。展望はないが静かで良かった。また分岐まで戻り甘 利山に向かって下る。発達した入道雲が右にも左にも見え、車に乗るまで降らないで と思う。広河原のロッジでタクシーを呼んで16:52の電車に乗りたいと伝えてからお 疲れ様のビールで乾杯。タクシー会社から何度も着信が入り、折り返し電話したら、 急いで向かっているけど電車に間に合わないかもと言われる。でも運転手さんがバン バン飛ばして予定の電車に余裕で間に合い、甲府からの特急もガラガラだった。

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  秋の花咲く甘利山山頂付近

 千頭星山へ続くなだらかな笹原

 御所山へは苔の美しい静かな道


第3120回          神津島 天 上 山          9月30日〜10月1日
 29日 竹芝桟橋午後10時出航。皆修学旅行生のようにウキウキ。東京・横浜の 夜景を楽しむ。12時消灯。それ程混んでいない2等船室で就寝。
 30日 6:55大島到着。次々現れる島の眺めを楽しむ。新島(8:30)から目指す神 津島が見えた。神津島10:00到着。宿の車で急坂の細い道を登って宿泊先「徳庄」で 支度を整え10:30出発。黒島登山口で2人のボランティアガイドが迎えてくれた。新 島旅館組合が「第1回天上山祭り」と銘打っての企画に参加する型での山行で、定員 120名の募集とあり、どれほどの参加か気になっていたが、我々7名、八王子から のグループ6名、千葉から1名の14名で少々拍子抜け。10:50登山開始。斜面はウ ラジロに被われ独特な雰囲気。ワダン・ナンバンギセル・シュスラン等ガイドが説明 してくれた。10合目11:30ここから山頂の周遊コースを廻る。裏砂漠展望地で眼下 に海を眺めながら昼食。時折小雨がぱらついたが三宅島の噴煙が見えた。15:30元の 登山口に戻り迎えの車で宿へ。温泉保養センターで汗を流す。夕食はタカベの塩焼 き、マダイの刺身、金目鯛の煮付、アシタバのゴマ和えと島の特産が並ぶ。
 1日 朝食7:30三々五々島を散策。9:20宿を出発。抽選会で島の特産を土産に貰 い、10:50島に別れを惜しみつつ出航。長い船旅で横浜18:50、竹芝桟橋20:20到着。

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   山頂の砂漠地帯を歩き...

    大海原を眼下に眺め...

  天空の丘でひとり何を想う...


第3119回          西 穂 高          8月13〜15日   
 13日、新宿17:00発あずさで松本へ。松本で食糧購入、ツーリストホテル泊
 14日、駅前でタクシーに「上高地まで一人3000円」と声をかけられ承諾。予定よ り1時間早い7:15にバスターミナル着。河童橋のたもとで穂高連峰を描いていたT氏と合 流し8:30歩き出す。天気は晴れ、樹林帯の急な登りが続くが登山者が少なく静か、西 穂山荘12:00着。一転大勢の登山者、テント設営。一休み後主稜線までひと登りして 霞沢岳、焼岳、笠ケ岳、穂高の展望を楽しんだ後テン場に戻ったら、次々とテントが 張られ満杯。星空がきれいな一夜。
 15日、3:30起床。明るくなった4:45サブザックの軽装で出発。朝日に照らされ刻 一刻山肌の色が変化する焼岳や笠ケ岳を楽しみながら台形に見えた西穂独標5:45着。 急な岩稜をいくつも上下し高度を上げていく。ピラミッドピーク6:00、眼下に西穂独標と 登山者の列を望む。岩稜をさらに上下し6:45西穂高山頂着。この時間帯に登ってくる のは奧穂への縦走者で少し休憩しては山頂を後にしていた。我々はのんびり7:20まで 槍、裏銀座の山々や乗鞍と360度の展望を堪能し下山へ。小屋からの大勢の登山者が 登ってくる中を下ってテン場9:45。テントを撤収し上高地へ下山。河童橋12:20、タ クシー乗り場12:30。渋滞になる前に松本に出る事ができ、駅近くの蕎麦屋で遅い昼 食後15:20発あずさに席を確保し帰るが、岡谷駅で個人山行で中央アルプスの空木岳 から帰路というTさん・Mさんが乗車してきた。

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朝焼けの乗鞍 - 独標への登りより

 焼岳にも朝日があたり始める

 西穂山頂からの乗鞍岳と御嶽山

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  西穂山頂から笠ケ岳の大展望

   独標から越えてきた稜線

  目に鮮やかなトリカブトの紫


第3118回          南ア 青薙山〜笊ケ岳          8月12〜15日
 12日、新静岡からバスに揺られて3時間半、畑薙第一ダム11:46着。登山届けを 出し大井川を上流に向かって歩き始める、初日からカンカン照りの林道あるきはつら い。畑薙大吊橋を通過し青薙山登山口13:40着。天場まで標高差700mの上り一方 の道に大汗をかき、途中夕立にあったりして池ノ平の天場16:35着。先客2張りあ り、水場をはさんで広いほうにテントを設営。天場は木立に囲まれて展望は全く無い が、それを補うほどの豊富でおいしい水が滾々と湧いており直下から滝となって流れ 下っていた。
 13日。天場から40分ほど登ると赤薙の縁にでる、大井川の河原までガレており 大迫力。対岸には悪沢から上河内へとつながる南アの主稜が頂部を雲に隠していたが それと確認できた。シダが多く、シラビソや岳樺などの原生林の中を倒木を縫って歩 く。最初の目的の山、青薙山9:05着。ガイドブックでは背丈を没するほどの雑草が生 い茂っていると説明してあったが困難を感じなかった。小広い山頂から赤石を望むこ とが出来た。稲又山への道はヤブが現れ少々歩き難い、赤布を拾いながら山伏方面へ の分岐を過ぎ稲又山11:35着。木立に囲まれて展望なし。所ノ沢越への道に踏み込む と今までと違ってとたんに踏跡が薄く、ヤブも濃くなり目印がなかなか見つからず何 度か行ったり来たり。13:40所ノ沢越にようやく到着しほっとする。10分程、中ノ 宿沢方面に降り今日の天場着。ここも良い天場だった。
 14日、夜は雨音が聞こえていたが出かける頃には止んでいた。所ノ沢越に登り返 すと朝焼けの富士がでむかえてくれた。布引山までは登りのみ。倒木、ヤブの他に伐 採時の残置ワイヤーなどもあって歩行困難。布引崩まで登るとやや歩きやすくなるが 道がガレすれすれに付けられているので慎重にたどる。布引山8:15着、南ア主稜の展 望がすばらしい。一旦降って登り返し、最後のピーク笊ヶ岳に10:00登頂。富士は望 めなかったが広闊な展望を楽しむことができた。北に30分ほど縦走路をたどると椹 島下降点の標識があり下り5時間とある、涸れた上倉沢を対岸に渡ってトラバース道 に入り沢を6本通過。16:35椹島ロッジに到着した。
 15日、8時発の東海フォレストの送迎バスで畑薙第一ダムまで乗せてもらい、こ こから往路と同様3時間半バスに揺られて静岡駅13:20着。駅ビル内で反省会をして から帰宅。

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第3117回          北ア 雲の平と高天原          8月11〜15日
 10日、寝台特急北陸に乗車。
 11日、5:33に富山着。富山地鉄で有峰口へ、さらにバスで折立へ8:00着。天気晴 れ、二人だけなのでまるで個人山行、抜かれる事はあっても抜く事は無しでゆっくり 歩く。太郎平13:00コーヒータイム。薬師沢の下降路は以前と随分変わっていた。薬 師沢小屋15:45、岩魚釣りに会社の仲間と来ていたY氏と出合う。夜中に雷が鳴っ たらしいが?
 12日、太郎平に向かうYと別れ我々は吊り橋を渡り、黒部源流を下る。ルートは しっかりしているが歩き難い。A沢のルートファインディングに気を使う。A沢から B沢源流のルートはザイル・鎖が付いているがかなり悪い。C沢からE沢迄の尾根を 越えるがルートはしっかりしていた。高天原峠への40分ぐらい手前から雨に降られ る。高天原山荘12:45着。1時間ぐらいで雨は止んだので温泉場まで行く。滝晶池ま で足を延ばし温泉に入る。山荘で乾杯!
 13日、朝食は5時から、出発の6時までの間周りの景色を楽しむ。高天原峠7:00、余 裕が余りなかったが時間をかけ楽しく写真を撮る。雲ノ平へと向かう途中軽装の登山 者と会う「雲ノ平山荘から高天原温泉へ行く」と言う。登山者少なく静か、雲ノ平山 荘9:20、コーヒータイム。源流までの下降慎重に下る。三俣山荘14:05、小屋は満員 で布団1枚に二人、廊下まで人。ザックは雨よけのブルーシートを掛けて外へ。
 14日、晴れ。山荘5:55予定変更し三俣蓮華から双六小屋に出て弓折乗越から鏡平へ と下山する。雲のため池に映るハズの槍ケ岳は見えなかったが良い所だ。だが登山客 が多い。快調に下って林道13:50、わさび平小屋泊は登山客が多いと予想し新穂高温 泉まで足を延ばす。15:35宿の車が迎えに来てくれる。4日分の汗を露天風呂流し、 ビールのうまさも云う事なし。
 15日、新穂高温泉10:20発のバスで松本に出て、14:00発グリーン席で一路東京へ。

第3116回          奥秩父 青 笹 川          8月 6日
   5日高尾発22:26、塩山23:38着。駅前でビール付きビバーク。
 6日タクシーで天科へ(\4260)6:25。青笹川の工事道路は大きな堰堤で行き詰まっ た。越えた対岸に道があり少し先で沢に入る。二双の滝、水は冷たくてきれい。逆層 で水を跳ねあげ高さの割に見栄えがある。深い釜。遙か上方に小屋沢ノ頭の岩峰。堰 堤上の滝。大滝は左の好ましい小沢から巻く、大滝上10:50。この上で堰堤がある。 一見左のようだが山抜け、右の巻きだが分かりにくい。二つ目の堰堤の巻きではザイ ルを張る。三つ目からは降りないようにし小沢を二つ過ぎるとガードレールが見え る。次の沢を登って林道に出て昼食(12:35〜13:15)。
資材置き場跡から奧秩父の大展望。下山は右方、ガイドに反して良い道を天科へ。タ クシー内で夕立、塩山駅15:37、反省会。早めの入山が正解。

第3115回          乗 鞍 岳          7月29〜30日
 29日、梅雨明けが長引いているが30日の梅雨明けを期待して出かけることにし た。松本で松本電鉄に乗り換え新島々から乗鞍高原行のバスに乗る。乗鞍高原でシャ トルバスに乗り換え、エコーラインを走る。一時青空も見えたが畳平に着くとガスの 中、大型観光バスの車列に驚く。コマクサやハクサンイチゲなどを鑑賞しながら道路 を歩いて肩ノ小屋13:35着。
 30日、昨夜はかなり激しい雨音も聞こえていたので期待と不安で小屋の窓を開け ると雲海が広がっていた。小屋の朝食が7時と遅いので朝めし前に山頂に向かう。 5:40、3026mの乗鞍岳に登頂。すっきりとした遠望は無理だが槍、穂高、御岳な ど360度のパノラマに大満足。小屋に戻って朝食を済ませてから出発。富士見岳を 通過し大黒岳を往復してから長野と岐阜の県境を越え乗鞍スカイラインを歩く。マイ カー規制のお蔭でほとんど車が通らないので前方の槍穂高を見ながら快適な高原漫歩 を楽しむことができた。平湯温泉への道に入るとしばらくは這松の海がつづき乗鞍権 現社で乗鞍の見納め。ここからは原生林の中の下り一方の道となり白猿ヶ池で小休 止、ここの真新しい道標に熊の齧った跡があった。平湯温泉スキー場のゲレンデに出 て炎天下3kmは疲れた。平湯温泉14:05着。入浴後、急行バスで松本に出る。 期待通り15時頃梅雨明けの発表がなされた。小屋も交通機関も混んでなくて快適な 山旅を満喫することが出来た。

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大黒岳から畳平・遠く中央は笠が岳

 乗鞍本峰をバックに富士見岳で

 桔梗ヶ原からの槍・穂高の展望


第3114回          富 士 山          7月22〜23日
 新宿16時50分発の富士山5合目行きバスは3台出たが、悪天候を敬遠した人が多 かったのか空席があった。5合目のレストランで腹ごしらえをして午後8時前に出発。 風もなく富士吉田の街明かりがきれいに見えた。バスから望めた美しい夕焼けを想 い、ご来光を期待して登り続ける。驚いたことに、多くの山小屋のトイレが改装(新 築!)され、ハイテクを駆使して非常に清潔・快適になっていた。利用料(200円) が要るが、富士山を守るためには必要だと思う。但し小屋のサービスは相変わらず悪 いが・・・。初めは空いていた登山道も、山小屋で休息していた人達が歩きだして次 第に混んできた。夜半から雨が降り出して霧も出てきた中、午前3時過ぎに久須志神 社に無事到着。4時半頃、次第に霧雨の空が白くなって夜が明けた。お鉢を半周して ドームを撤去した剣が峰で記念写真を撮り、6時5分銀明館から御殿場口に向かって下 山を始めた。皮肉なことに7時過ぎから天気が一旦回復し、山頂を振り返ることがで きた。富士登山駅伝のコースでもある(選手達が練習していた。)豪快な砂走りを大 股で降り、10時15分に大石茶屋着。歩行14時間20分の山行が無事終了。タクシーで御 殿場温泉会館に行って汗を流して軽く反省したあと、新宿への直行バスで帰途につい た。

第3112回          乾 徳 山          7月16日
 連日の猛暑にうんざりしていたが、塩山駅を降りると涼しく雨も降っていた。タク シーに分乗し大平牧場まで。肌寒いくらいで雨具と傘の準備をして9:40出発。扇平ま では少しも眺望がなかったが、月見石あたりで少し明るくなり、霧と雲の切れ間から 富士山がひょっこりと顔を見せた。雨は上がったものの岩場と鎖場の連続となり、濡 れた岩は滑りスリルを十分味わって山頂着。大勢の人で賑わい、腰を落ち着ける場所 探しに苦労し、昼食休憩(12:15〜40)。下りは巻き道を使い慎重に、岩場を降りきっ た国師が原分岐で雨に再会し、傘の花を咲かせての下山。しもつけ草が目に優しく、 錦晶水に元気を得て林道を下り徳和バス停15:40、タクシーで塩山温泉に向かった。

第3111回          雨 飾 山          7月15〜16日
 15日、梅雨前線の停滞で天気は期待できないが、新宿7:30発のあずさで出発。南 小谷からはバスで小谷温泉山田旅館へ。雨、道路の状況などを確認後、宿の裏手から 鎌池へと向かう13:40。曇り空の中ジグザグの登りを行くと「わらび」が採り頃。途 中道が切れ落ちその先不明瞭で雨が強く降ってきた。雨具を着け休憩するが引き返す 事に決めて宿に戻る15:10。
430年の歴史ある温泉に入り汗を流す。天気予報は翌日も雨、登山口までの車道が 土砂崩れの危険がある為通行止め、旅館の人の詳しい情報等で雨飾山を断念する。夜 中激しく雨が降る。
 16日、栂池自然園に行くことにし小谷温泉8:35発、南小谷で栂池高原行きのバス に乗り換える。ゴンドラ、ロープウェイで栂池自然園へ。(入園料込3,300円) 雨にもかかわらず三連休という事もあってかなりの人出で渋滞もしばしば。雪もまだ 多く残っているが、水芭蕉、シラネアオイなど楽しみながら歩く。多少のアップダウ ンもあり、雪の上を歩きほんの少し山に登った気分になる。13:20発のバスで白馬駅 に出て駅前の蕎麦屋で反省会(残念会)。
14時57発あずさで帰る。紅葉の時期にリベンジ出来たらと・・・

第3110回          小 下 沢          7月9日
 天気予報は午後から雨。半日コースの沢なので行く事に。高尾8:20集合、小仏行き バスで大下(おおしも)下車。旧街道を少し戻り、左の木下沢林道に入る。猪を二匹 見る。ガイドではキャンプ場からがコースだが距離が短いので早めに沢に入る。穏や かな小川歩き。気がつくと釣り人がいて待たされる。堰堤を巻いていくうちに右岸の 美滝に出る。戻るつもりなので荷をデポする。装備を用意したが、皆フリーで快適に 登る。上に踏み跡あり、本流よりこれを登ることに決定。皆ザックを背負って又滝を 登る。沢を詰めると突然薮の中に手製の道標があった。12:15景信山の山頂に出る。 茶店の軒下で静かな昼食。下山は小仏へ、高尾で反省会。おもしろ味の少ない沢だが 山頂に行けた分充実できた。

第3109回          北 八 ツ 池 巡 り       7月 22日(土)延期山行
 長野県は2日前までの豪雨により、飯田線・小海線は不通だが中央線は規制解除、 降水率30%で実行する。新宿7:00発、車窓の甲府盆地は濃い靄、茅野は青空9:43発の バスでピラタスロープウェイ駅着10:35。ガスで寒い、雨具の上だけ着けて出発。坪 庭には石楠花が残っていた。北横岳で時々晴れ間が出る空の下、風をよけて昼食 (11:55〜12:20)。
 亀甲池まで500メートル程の下り、人影ない静かな山にメボソムシクイが美しい声で 囀っていた。亀甲池は豪雨の影響で数倍の大きさになっていた。水際から30メートル程先 に登山道の印が見える。先に進むことは不可能、北横岳まで登り返し16:20のロープ ウェイに乗り、16:42発の最終バスで茅野へ、帰りの電車はガラガラ。大月から富士 登山の人達が多く乗り込んできた。

第3108回             五 葉 山       7月1〜2日
 週間天気予報は雨模様、前日のインタ−ネットで大船渡地方は、1日は雨後曇り、 2日は曇りを表示。「これは回復するかも!」梅雨前線の動きでは雨か? 迷ったあ げく決行。
 東京7:04発のやまびこ43号の宇都宮〜福島間の車窓は雨。一ノ関で大船渡線に乗り 換えると空は明るくなって終点の盛下車12:21。駅近くのスーパー内飲食店で昼食後 夕食材料を購入。タクシー乗車となったらポツリポツリと雨、登山口の赤坂峠13:55 は小雨。天気が悪いので登山者はいないだろうと会話してたら、駐車場には小型バス も含めズラリと車が並んでいた。
 賽の河原、畳石を過ぎると下山してくる登山者と出合うようになった。7合目で雨 上がるも視界は悪い。やや急な登りと石楠花が出てきて9合目、「しゃくなげ山荘」 16:00着。宿泊は我々4人のみ、入り口の階段は傷みもあるが内部は綺麗。別棟には 水洗?トイレ、水場も小屋前と言う事なし。夜、断続的に雨音を聞く。
 2日、遠望なし、6:40出発。道の両側は石楠花なのだがまだ蕾、笹原の高原状に立 つ日枝神社脇を右へ、コンクリートモニュメントの山頂6:50着、視界不良。尾根歩き となり日の出岩を過ぎると幽山の趣となる。余り歩かれていない原生林の中の道が続 く、途中花崗岩が多く露出した尾根になったりするも風が無かったので小雨歩きにも かかわらず楽だった。七不思木の大木を見て鳩の峰を経て楢ノ木登山口9:30着。林道 歩きとなり分岐に出る。左・坪内13Km、右表示なし、雨が降り続く中、一旦左へ進む も「右の方もありか?」となり戻り 右手を進むと下りのあと山腹を巻くように登り となる「これはダメ!」と諦めて坪内を目指す。(1時間ほどのロスタイム)携帯の アンテナ立つのを時折確認しながら歩く。11:30釜石よりタクシー到着。釜石12:10着 (釜石まで¥3,860)。飲食店に入りTV撮影収録中を横目に食事する。魚市場で時 間をつぶし14:17発快速で新花巻に出て「やまびこ62号」で帰る。

第3105回             白谷沢〜棒ノ折山         6月25日
   西武池袋7:06発の快速で飯能へ。飯能からバスで河又着8:55、バスはさわらびの湯 の方が良かった。有間ダムを渡り白谷橋際から沢に入る。堰堤は登山道からしっかり した踏み跡で沢へ、すぐに美折ノ滝、飛竜ノ滝は腰まで水につかり中央突破。通信の 計画では「本格的な沢を期待しないで」と記したが、なかなかどうしての沢だ。玉簾 ノ滝、三次ノ滝も腰までつかる。残置ハーケンあり。上段は右、第一の中核部。小滝 をいくつか越し登山道が近い。藤懸ノ滝11:05は左、右・天狗滝。白孔雀の滝は途中 浮き石があった。この上で草鞋を脱ぐ。ザイルを幾度か使い全ての滝を登れた。岩茸 石13:05、棒ノ折山13:35、樹林で雨はさほどでないが展望は無し。地元の人が「秋の 白谷沢も良い」との事。再訪もありか、黒山まで足を伸ばしても仕方がないので白谷 沢道を下る。白谷の泉15:05、着替えをし名栗湖発15:28のバスで飯能へ。反省会後 17:20発準急で帰る。

第3102回            赤 城 山         6月17日
 季節運行の赤城山行き直行バスに乗る。赤城の外輪山を横断する新坂平では道の両 側は今が盛りの赤い蓮華躑躅で埋め尽くされていた。
 赤城山ビジターセンターで下車すると蝉の大合唱が迎えてくれた。大沼を一周する 道路を登山口に向かう。ここでも蓮華躑躅が咲いていた。25分ほど歩いて黒檜山北 登山口から登山道に入るといきなりの急登が始まる。樹林帯の登りだが時折り、大沼 が見渡せた。駒ケ岳方面への分岐点から一投足で赤城の最高点黒檜山1828mに登 頂11:50。小広い山頂に大勢の登山者が休んでいた。晴れてはいるが遠望は無し。小 型のハエが少々うるさいので退散して駒ケ岳に向かう。新緑と蓮華躑躅を観賞しつつ 駒ケ岳着。この辺からは地蔵岳も眺めることができて満足。降りは木製の階段が良く 整備されていて歩きやすかった。再び大沼に出て覚満淵の周遊路に入ると観光客で一 杯。覚満淵を一周してビジターセンター14:40着。帰宅後、蝉について調べるとどう やらエゾハルゼミらしいことが判明した。

第3101回             那 須 岳         6月10〜11日
 10日東京駅7:40発の「やまびこ」に乗車。黒磯10:20発バスで那須山麓へ、ロー プウェイに乗り山頂駅に出て茶臼岳山頂へ。火口を回るが風強い、峰の茶屋に出て鎖 場などがある朝日岳への登りには石楠花が少し咲いていた。朝日岳を往復し、熊見曽 尾根の最高点から三斗小屋温泉の大黒屋へ。入浴後お疲れの乾杯。
 11日、7:20小雨の中、宿の前からの沼原へと下るも分岐が出てこない。1時間ほ どして橋に出てコースを間違えた事に気づき三斗小屋温泉まで戻る。地図を確かめた ら宿「煙草屋」横からの道が南月山への道。9:50南月山の予定を諦め峰の茶屋から那 須山麓駅へ戻る。大丸温泉の割引券をもらい入浴。14:06発のバスで黒磯に出て、 15:35発の鈍行車内で反省会をしながら一路東京へ。

第3100回          日光 白 根 山           6月3〜4日
 3日、7:10浅草発。JR日光駅前からバスで湯元へ、いろは坂は雲の中だったが湯元 は青空。11:20出発、登山者は我々だけ。スキー場を抜け前白根山の稜線へ14:05、残雪 も出てきて天狗平14:50。前白根山を経て五色沼避難小屋16:15着。小屋貸切! 心配 ?の「鼠」は音も無し。
 4日、水と少しばかりの荷物を持って5:55白根隠山往復へ出発。左手に太郎〜男体 山などの連山、右手に白根、遠くに燧岳〜会津駒の南会津の峰は真っ白、至仏山〜武 尊山、赤城山、鋸〜皇海山とグルッと360度の展望が広がる白根隠山頂6:50〜7:05。 避難小屋に戻り、重い荷物を背負い残雪の白根平から急斜面の登りにかかる。森林限 界をぬけたら登山者と行き交うようになり、白根山神社9:25着休憩。山頂10:15〜 10:30混雑。弥陀池を眼下に見ながら大勢登ってくる中を下山。座禅山経由でロープ ウェイ山頂駅へ。山麓への途中はガスの中、石楠花が少しだけ見えた程度。山麓駅 13:30、丸沼高原からバスで鎌田で乗り換え沼田駅に出て16:05発、高崎で乗り換え帰 る。

第3099回          笠山・堂平山・慈光寺          5月28日
 前夜の予報は午後から晴れマーク、「真夏の暑さになる」と言っている。池袋7:30 発、小川町8:44、雨は結構な降り。雨支度を整えタクシーで赤木分岐までのはずが七 重峠近くまで登ってしまった。笠山まで15分、山つつじが見事。七重峠に戻り堂平山 10:35、山頂は観測所閉鎖後、都幾川町が管理してバンガロー等が作られていた。天 文台の清掃から帰った管理人から慈光寺までトレッキングコースが完成したと聞き行 くこととする。11:30霧雨程度の中出発。柔らかい土、新しい標識、幼木の植林など これからの賑わいを期待しているようだ。七重休憩所からルートを間違えてバス道路 に出てしまい、慈光寺に行くことが出来ず。慈光寺のバス停から村営バスで明覚駅に 出て14:41帰路についた。

第3097回         松木川から皇海山       5月27〜28日 変更 6月3〜4日
 3日 わたらせ渓谷鉄道の通洞からタクシーで三川ダムまで入り11:05歩き始め る。林道を歩き、13:00最初の渡渉地点。松木川の谷は難しい所はないが、膝下ぐら いの渡渉十数回。青空も広がってきて水の冷たさが心地良くなる。15:05ニゴリ沢出 合。沢から離れて山腹の登りになると踏み跡程度。高差350mの登りはきつい。17時 過ぎ稜線の縦走路に出るが、三角点を確認して北へ戻り、17:15に設営開始。国境平 は小笹の鞍部、水場は源頭へ5分程だが高度的にはかなり下がる。踏み跡はない。18 時過ぎ乾杯して夕食。また霧雨。
 4日 5:45ガスの中を出発。高原状の明るい尾根道が快適。少し登ると空が晴れて きて日光連山の展望が広がる。樹林に入って急登になる。道は途切れ勝ち。2ピッチ で顕著な稜線に出ると展望が開け上州武尊や残雪たっぷりの至仏山が望まれる。谷川 連峰の雪は6月とは思えないほど多い。更に1ピッチでようやく皇海山頂に到着。7 :40。樹林の頂上で展望は南に鋸山と袈裟丸山程度。昨日から皇海山迄全く登山者に は会わなかった。道も良くなり、350mほど下って険しい道を登り返して9:25鋸山。 日光連山と皇海山の眺めがすばらしい。
 六林班峠へは小さなアップダウンを繰り返し、やがて広い緩やかな尾根になるが笹 が深く道形は不明瞭。10:25六林班峠。山腹を捲く道が延々と続く。いい加減くたび れた頃に登りとなって12:50やっと庚申山荘。13:40一の鳥居で車道に出る。14:30銀 山平のかじか荘に下山。温泉で汗を流し、乾杯してからタクシーで原向駅に出て帰途 につく。

第3096回            ス ル ギ              5月21日 
 奥武蔵で人気のある子ノ権現の隣。昭文社の地図には迷い印が三つも。池袋発7:06 発の電車は空いていた。クリンソウの咲く麓。日差しが強く、寺の軒先で休む。大 岳、棒ノ折山が見える。阿字山をからめ駐車場の下が入り口。道標があるが判読不 明、尾根の北をからむ。細いがしっかりした道。思いのほか早く10:40にスルギに着 いた。地図の熟達者Sさんの指導の下、全員が地図と磁石のにらめっこ、登降方角 を読みながら自分の位置を判断する。藪こぎする所は無い。堂平山分岐、タカソリ山 分岐、石灰岩採掘場、林道を左へ5分、キハダ坂の登り。上で昼食。一旦林道を渡 り、大高山の急登。さらにアップダウンで天覚山14:43着。重なる山並みと遠く飯能 の町。もう駅は近い。東吾野駅15:37着。

第3095回           金 時 山            5月14日 
 降水確率60%、午後から回復との予報でゆっくりめの出発とする。小田原9:42発の バスで仙石まで、曇り空、天気回復を願って計画の逆コースで登ることにした。金時 神社まで国道を歩き、10:55金時神社にお参りしてから登る。スタートが遅いせいか 静かだ。途中、千石原や芦ノ湖が見えた。山頂12:25着、いつもより人が少ない。曇 り空で残念ながら富士山は見えない。13:55乙女峠から仙石バス停に戻り湯元で反省 会。

第3093回           丸  山           5月7日
 始発地の池袋は雨が降っていたせいか8:06発の電車はガラガラ、芦ガ久保駅9:35 着。今にも降りそうだが登る事にして9:45歩き始める。果樹公園を通り丸山登山口 10:15、新緑の中を登り、奥武蔵グリーンラインを横切り丸山山頂11:30着。ガスって いて展望なし、昼食を取り11:50下山へ、途中でパラパラと降り出すも直ぐに止む。 大野峠12:10、杉林の下りで雨がとうとう降りだし傘をさし歩く。赤谷の国道に 13:05、芦ガ久保駅13:25着。時間が早いので13:48発電車に乗り横瀬駅に行き羊山公 園の芝桜を見て西武秩父駅に出た。反省会後帰る。

第3092回           男 鹿 岳             5月4〜5日
 浅草7:10発快速は連休とあって混雑。野岩鉄道に入ると車窓は桜が満開、山の木々 も芽吹き始めていた。男鹿高原駅下車は我々と高校生1名、駅前に人家もない無人 駅。当然タクシーなどないため登山口の横川まで舗装道路を小1時間、さらに林道を 小1時間歩く。塩那道路建設時の物資輸送道路(現在は全くの廃道)入口12:30着。 休憩していると単独者が下山してくる。「稜線近くまで行ったが雪で断念、他に3名 入山している」と言う。輸送道路は入り口から大崩壊しているガレ場、その後も薮・ ゴロゴロの落石道、小川となっていたりだが石垣や朽ちた橋、道幅があるので林道 だったと分かる道。残雪も出て倒木・薮で体力消耗で歩みも遅くなる。15:30過ぎ3 名の下山者と出合う。予定地点までは時間切れ! 大きく道が左へ曲がる地点に16:00 テント設営を決める。のんびりした後夕食、寝袋に入ったら全員すぐに寝息。
 5日、快晴。サブザック姿でアイゼンを着け5:35歩き始めると直ぐに急斜面とな る。緩い樹林帯に出たら展望が開け、七ケ岳、その後ろに真っ白な尾瀬〜南会津の 山々が見渡せた。雰囲気のよい樹林帯を進み稜線に上がるがかなり鹿又山方面へ登っ てしまった。稜線の道は快適で展望を楽しみながら歩きひょうたん峠7:30着。自衛隊 104建設大隊の記念碑とプレハブ小屋あり。右手に大きく大佐飛山を望み進むと男鹿 岳への尾根道に出る。尾根道は雪庇が張り出し断続的に強烈な薮道に入り体力消耗著 しく、1754m手前で1名山頂断念。ますます薮はひどく残雪−薮を繰り返し9:15よう やく男鹿岳山頂着。一面雪で覆われているが苦労した割には拍子抜けの山頂、那須連 峰と南会津の山々の展望と登ったと言う充実感のみ。9:25往路下山開始、10:30ひょ うたん峠、テント場11:35休憩後撤収。横川キャンプ場15:30、最後の舗装道路歩きは 17:00発電車に乗るため急ぎ足となる。反省会用飲料を求めながら歩くも手に入らな いまま男鹿高原駅16:35到着、軽く着替えをして乗客となり帰路。

第3091回          志賀高原春スキー             5月3〜5日
 3日、それぞれの手段で長野駅に集合し9:00出発。気温が低めで晴天。スキー場へ 一直線。10年来の雪の多さに早速ゲレンデへ、寺子屋で妙高・黒姫・北アの展望を楽 しむ。ジャイアントまで滑り昼食。戻るリフトなくバス待ち40分のロスタイム。焼額 で夕方まで滑る。
 4日、晴れ。気温が高そう、横手山・渋峠を強盗団のようなバンダナ覆面で滑る。 道路上は車で溢れ、渋峠のパン屋さんは超満員で素通り、午後から熊の湯で滑り温泉 に入る予定だったが、時間切れで温泉に入れず残念。
 5日、奧志賀で滑る。ますます気温が上がり、雪は最悪となり午前中で終わりにす る。渋滞は全くなく善光寺にお参りして帰路についた。

第3090回          裏岩手 八 幡 平 縦 走        5月3〜5日 「アルバム」の写真を見る  
 3日7:04東京駅発「やまびこ43号」は我々が乗った指定席の通路にも人が並ぶほどの 超満員だったが、仙台を過ぎると次第に空いてきた。登り口を計画の網張温泉から松 川温泉に代えて出発。初日は三ツ石山荘まで約3時間で到着。残雪をいきなりの急登 だが、そこを過ぎれば比較的平坦で快適な登り。三ツ石山の大斜面をスキーで豪快に シュプールを描いている姿も見えた。新築のきれいな小屋は薪ストーブが焚かれてい て寝袋が要らない程暖かった。
 翌4日も快晴、だが下界は雲海が広がっていた。前日シュプールが描かれた斜面を 登って行く。岩手山が見える。というか、この日は一日中岩手山に見まもられている 感じだ。三ツ石山から小畚にかけては夏道がかなり顔を出している。この日は歩行時 間が短いので、ゆっくり休憩を取りながら歩いた。大深山から小屋まではなだらかな 斜面で、ここがガスに覆われたら迷子になってしまいそうだ。実際、晴れていたのに 足跡もバラバラで少し迷ってしまった。夜半から風の音が強くなってきた。
 5日、曇りで強い風。朝のうち視界は利いた。ところが、7時半頃からますます風 は強まり、雨が降り出してくるし、ガスでどこを歩いているのかさっぱりわからなく なった。皆でスクラム組んで必死に足跡を追いながら歩いていると、突然という感じ で道路が現れクルマが通り過ぎていった。もはやここまで、と判断し道路(樹海ライ ン)を下り藤七温泉に浸かって帰途についた。タクシーの運転手によると、畚岳周辺 はよく荒れるとの事。里に下ると、桜が満開で穏やかな春だった。

第3089回           三 頭 山              4月29日
 武蔵五日駅から都民の森直行バスに乗る。GW初日であるが臨時バスも出たので楽に 座る事ができた。案内所から少し戻り、「けやきの路」に入る。春の芽吹きが始まっ たばかりでミツバツツジと峰桜が咲いていた。「大滝の路」と合流すると木材のチッ プが敷かれた路となりふかふかで足裏の感触が心地よい。落差33mの三頭の大滝を見 物して今度は「ブナの路」に入る。緑は少ないが足元のスミレ等を鑑賞しながら歩 き、ムシカリ峠に出ると風が冷たく感じられた。ムシカリとはオオカメノキの別名と の事。三頭山東峰11:20分着、少し戻って中央峰で昼食休憩。西峰から鶴峠に向かっ て降る。期待した新緑には早いが静かな歩きやすいコースで、植林が全くないので明 るくて気持ちよい。鶴峠からは車道歩き、やまぶきや峰桜を眺めながらも最後は飛ば して一汗かいて余沢のバスに間に合った。

第3087回           鎌倉よくばりウォーク        4月16日 
 鎌倉駅8:30集合、雨模様で駅に人は少ない。江ノ電で長谷へ。大仏坂はトンネルの 手前から登り、道標で右へ。石段は浄水場に出る。どこが切り通しか分からない。尾 根伝いの道は静かだ。一旦銭洗い弁天に出る。いつもの賑わいはないが、むしろ雰囲 気はよい。化粧坂の上から源頼朝像のある源氏山公園。雨の八重桜。葛原ケ岡神社か ら浄智寺。横須賀線の踏切を渡り、五山一位の建長寺10:50、東屋で休んでいると雨 脚が強くなった。天園は次回にしてコース変更、亀がこける位急な亀ケ谷板切通しか ら駅へ。金沢街道を行くバスで十二所へ。小さいが好ましい光触寺。太刀洗川沿いに 歩くと小滝がある。ここから朝比奈切り通し。道脇に水が流れ、誰ともなく朝比奈渓 谷と言う。人影も無くここが鎌倉か? 高速をくぐると朝夷奈バス停13:15、金沢八 景でなく大船に出て反省会。雨でむしろ良かった。

第3086回          本社ケ丸と鶴ガ鳥屋山          4月15日 
 新宿駅の跨線橋架替工事のため、あずさは中野駅始発。中野駅ホームは案内不足や 駅員手際の悪さで乗客が苛立っていた。7:03発あずさはほぼ満席で発車。大月駅で全 員そろう。富士急に乗換て都留市8:35、予約のタクシーで宝鉱山跡(野鳥観察公園) からの登山口へ入ると青空の下、桜が満開。三ツ峠への林道を左に見、本社ケ丸東尾 根の送電線巡視路に入るとプラスチックの階段で整備された道が続く。分岐の要所に は標識もあって難なく「からかさ岩」に10:40着。凸凹のある三角錘(!)の巨岩がか らかさのよう。道は左へ尾根を巻くようにして高度を上げると急登が続くようにな り、少し緩くなって稜線に飛び出した。左へ本社ケ丸へ向かうが山頂一帯の樹林が白 い(枝が凍っていた。)、突き出た山頂に大勢の人影を見てびっくりする。富士山を 背に山頂休憩11:30〜11:50。東尾根分岐まで戻り鶴ガ鳥屋山への尾根道を辿る。途中 送電鉄塔で休んでいた団体を追い越して鶴ガ鳥屋山13:45着、休憩中団体の声がして きたので笹子へ下山にかかる。林道出合い15:00、船橋沢沿いに歩いて国道に出、笹 一酒造に立ち寄り反省会後桜が満開の笹子駅から17:08発の鈍行で帰る。

第3085回           達沢山と京戸山             4月9日
 9日(日)に変更して、新宿7時発のあずさで出発。真っ白な南アルプスとピンクの 桃の花を見て8:28甲府着。バスが高度を上げていくと、桃はつぼみとなるが、桜とス モモが満開。登山口の立沢では5,000円のバスカードを買い、かなりの割安。最初の 1ピッチは林道。登山道へ入り合計2時間弱で達沢山頂。予期しなかった白峰三山と 甲斐駒がよく見えて感激。もちろん富士山も。ナットウ箱山では大パーティが食事中 で、結構人気の山なんだと認識を改めた。京戸山はこの山系の最高峰なのだが、パッ としない山頂なので通過して急な下降路を迷うことなく林道へ下る。林道が地図より 上まで来ていて現在地がはっきりしないが、地図で慎重に確認しながら林道を歩いて 二本木山の入り口を探す。ここからは標識がなく、少々のヤブもあり、時々踏み跡も 怪しくなるが、皆、これからが本番と楽しそう。バスでも一緒だった2人パーティと 前後するが、この2人、もちろん地図を持ちながらだが、かなり慣れていそう。1度 軌道修正したが、あとはほぼ予定通りのコース歩き大沢山に15:05到着。ここで標識 が出てきて歩きやすくなる。茶臼山からは一級国道のような尾根道を少し歩き、左の 車道へなかなかの急斜面を下る。あとは桃やスモモの花を見ながら舗装道路を釈迦堂 遺跡博物館へ。タクシーを呼び勝沼ぶどう郷に出て、すぐの普通電車に全員座って、 車内でお疲れ様の乾杯をした。

第3084回            丹沢主稜縦走          4月8〜9日
   8日 渋沢発9:18のバスで大倉へ。今日の天気予報は午後から雨、朝のうちはそん な気配も無い。大倉発9:45。5時間弱の歩行なので気分はのんびり。ところが堀山辺 りから雲が空を覆う。花立で雨具を着用。幸運なことに塔ノ岳では青空に変わり展望 も得られる(12:45)。竜ヶ馬場で再び雲に覆われみやま山荘に向かう途中で霰が 降ってくる(14:20)。夜中は物凄い風が吹き荒れ不安になる。
 9日 風は少し強いが、そのお陰か素晴らしい景色が目の前に広がっている。山荘 出発6:25。富士山に並んで南アルプスの白い山々。最初のピーク不動の峰に続く笹原 に白いものが見えると思ったら鹿の群れだ。そのうち八ヶ岳も白い姿を現す。花が無 い代わりに小鳥の鳴き声が心地よい。蛭ヶ岳(8:00)、臼ヶ岳(9:10)、桧洞丸 (11:05)順調に主ピークを踏む。ボラを下り始めてすぐに180度以上に広がる景 色に出会い感激。犬越路(13:25)の避難小屋が新築でトイレ付になっている。西丹 沢のバス停(14:55)で待ち時間を反省会に当てる。自販機のビールで乾杯。

第3083回          鎌倉(北鎌倉、六国見山、散在ガ池、天園他)   4月1日
 春・桜満開とあって北鎌倉駅9:30でも行楽客で一杯であった。円覚寺前を出発、住 宅街を20分ほど歩いたのち山道となる。10分歩いて六国見山、10:00着。伊豆、相 模、武蔵、下総、上総、安房の六国が見えるのだから展望は良いはずだが春霞で遠望 はなし。散在ガ池10:50、人が多くなり行列でのんびり歩く。ゴルフ場裏の大平山で 昼食11:45〜12:20。天園12:30、瑞泉寺13:00、鶴岡八幡宮からは人の波で歩行困難と なる。当然大人数での反省会の場所はなし。 鎌倉駅14:00。

第3082回           小 沢 岳          3月25日
 上野6:47発鈍行で高崎乗換、上信電鉄の自動切符販売機は手順が分かりにくい事こ の上ない。車窓の梅満開を楽しみ下仁田9:43着。タクシーで七久保集落入口へ、数台 車が駐車中。横で準備をしていると「そこに駐車しないでくれ!」と山仕事の人が降 りてきた。集落入り口なので迷惑駐車なのだ。のんびりと林道を歩いて10:35椚峠 着、右の尾根道に入る。左手に荒船山や立岩など特徴ある稜線を望む。時間調整の休 憩しながら尾根道を辿り11:40山頂着。数組の先客が浅間、妙義、榛名、鹿岳、四ツ 又岳など展望楽しんでいた。先客も去り静かになった頂きで昼食。往路を椚峠まで戻 り、テープに導かれ椚集落方向に進むも道跡? テープは続いているが急斜面へと続 くので林道広場まで戻る。少しの薮道を抜け沢に下るとすぐに明瞭な踏み跡があっ た。沢沿いに右に左に何度か渡り返し、堰堤を二度越えて下ると水道の取水口、椚集 落からの林道終点に出た。採石・石切の椚集落14:25、舗装道路を下っていると川向 こうの道路をバスが通過していく、5分後に磐戸橋バス停着。次のバスは1時間半 後、タクシーを呼び下仁田15:30着。駅近くの蕎麦屋で反省会後16:22発で高崎へ出て 帰る。

第3081回          大峰〜尾越山          3月18日
 高尾7:46発、登山者の姿増えてきたが猿橋で下車したのは我々他に2名のみ。バス の中から奇橋で有名な「猿橋」を見て上和田9:20。天気晴れ、集落を抜け民宿「上和 田荘」上の畑 の道は止め水無山に直登するコースに入る。雑木林の急勾配の道を休憩しながら登っ て10:45に稜線に出て休憩。三角錐の大峰ピークを往復(大峰山頂11:50〜12:15)、復 路右手に富士山が華麗な姿を見せてくれた。水無山12:50、尾根通しに下り尾越山 13:20、左に進むがすぐに?右に進路変更、薮っぽい斜面を横切り尾根道へ出る。静 かな尾根道は予想よりよく踏まれていたが枯葉が積もり歩きにくかったりした。電線 が尾根に上がっている所で左に良く踏まれた道があったので下る。左に集落が見え始 め巨木帯を抜けると上平バス停に15:10に飛び出した。 休憩していたら下の道路をアレッ!バスが走っていく! 浅川からのバスで上平は通 過せず、タクシーを呼んで猿橋駅近くのコンビニで下車(駅前には商店・飲食店ない のだ)。飲料等を購入して猿橋駅に出て15:51発鈍行でのんびりと帰路。

第3079回           戸隠XCスキー          3月19日
 東京駅6:52発のあさまで出発。長野からは予約したジャンボタクシーで戸隠スキー 場まで行く。(料金五千円を超えると割引あり8,020円)ロッジでスキーを借りる。 (1,500円)参加者の2名が初めてなので、ロッジ前でスキー板の着脱を練習してコー スへと向う。10:15。雪がちらちらと降り続く。木につけてある指導票のクマのマー クが所々にあり、それを探しては進む。二度板をはずして車道を横切り森林植物園 へ。雪質は悪いが樹林の中を快調に滑る。天命稲荷12:05着。しばらく行くと広々と した鏡池12:25着。凍結している湖上を気持ちよく滑りたかったが、風が強く戸隠連 峰もうっすらとしか見えず残念。写真を撮って早々に樹林の中に戻る。天命稲荷横の あずまやでお昼12:40〜13:00。公園を後にして隋神門から戸隠奥社まで往復する。み ごとな杉並木。スキーで30分の登りはきついが、登り下り最後までスキーでがんばっ たのは1名!奥社は雪に埋れていた。クロカンにもワックス持参が良いと思うほど滑 走面に雪がくっついて滑らなくなる。公園を通り来た道をロッジまで戻る。16:00。 予約したタクシーで長野まで。駅前のお店で反省会をして帰る。

第3078回           蔵王温泉スキー      3月11〜12日
 1日目、東京を一番の新幹線で出発する。相馬から車で来たTさん・夜行バスで 来て朝から滑っている二人と11時に合流。早速地蔵岳のお地蔵さんに会いに行く。 期待していたモンスターは影も形もない。4月の陽気で晴れ、まさに春スキーとなっ た。旅館は源泉かけ流しで皆温泉には大満足であった。
 2日目、朝から小雪と靄、強力な冬型になるとの予報だがまだのようだ。暖かかっ た前日の雪面が凍った上に少し新雪が積もり滑りにくい。時折視界が悪くなり午前中 で切り上げて温泉を楽しむ。山形駅前で名物「板そば」を味わって帰路についた。

第3077回           大菩薩峠から丸川峠          3月5日
 あずさ3号に錦糸町・立川・八王子から各自乗車し塩山下車。予約のタクシーで丸 川峠分岐まで入る(\2900)。4月上旬までゲートが閉じて富士見平までは入れない。 9:25歩き始めるが霜柱が解けて歩きにくい中、富士見平に11:45着。予定より遅いた め唐松尾根から露岩直登するコースに変更する。路は悪いが天気は無風快晴、背後に 富士山・南アルプスを背負い12:55雷岩に着く。昼食、大菩薩嶺で写真を撮り丸川峠 へと向かう。北面の樹林帯は良くトレースされてはいたが凍っていた。一人アイゼン を付けなかったためよく滑った。14:55丸川峠着、雪と霜柱が解けてドロンコ道とな り歩きにくい。丸川峠分岐16:25、裂石に着くと県営貸切バスが出るところで16:05発 のバス(\100)で塩山へ、17:10駅前「夢乃家」で反省会、18:56の各駅停車の乗客とな る。

第3076回          三 石 山            3月4日 
 新宿7:00発あずさの車窓は高尾をすぎると前夜降った雪景色で綺麗だったが、笹子 トンネルを抜けたら積雪なし。甲府乗換、身延9:38着。タクシーにザックを積み行き 先を告げたら乗車拒否!「大崩集落には行政の方から行くな」の指導とか。(舗装道 路なのにだ!怒り)
誤算、大崩集落10:40登山口の上村から山道となるが予想より快適な道。眼下に富士 川、対岸に七面山や身延山、奧の稜線は青笹〜笊か?雲の中。途中左手に富士山を大 きく見て三石山頂13:05着。立派な三石神社の前で巨石を見ながら休憩。陽がさして いたが風が冷たく30分の休憩後往路下山にかかる。15:57発鈍行に乗車予定のため最 後は時計と相談しながら歩を多少早め15:45身延着。車内でのんびり反省会をして甲 府で解散、鈍行・特急に別れ帰路。

第3074回           扇山〜百蔵山             2月19日  
 天気快晴だが高尾発7:46は登山客の姿少ない。鳥沢下車は我々だけ、客待ちタク シー数台を横目に梨ノ木平まで舗装道路を歩く。9:20梨ノ平着、扇山頂まで快調に歩 き10:30着。先客が数組だが静か。権現山、道志や御坂山塊・富士山を望む、恒川氏 スラスラと絵を画く手際よさに一同感嘆! 30分の休憩後百蔵山を目指す。大きく下 りコタラ山で小休憩していると、かなり年輩の単独者が我々を追い越す、その健脚ぶ りに驚く。百蔵山頂12:30着。30分の休憩、下山は山ノ神を通り真新しい浄水場脇か ら舗装道路歩きとなる。中央高速道路の下を抜け、コンビニで飲料を購入して猿橋駅 に14:30着、14:51発の特別快速で帰路。

第3073回           石橋山歴史散歩          3月12日
   東京駅7:24発。特急車輌で快適。古い根府川駅9:04。少し真鶴に向かい旧道に入 る。海を見ながらのミカン畑の道。エンシダが鮮やか、珍しいゴールデンオレンジ。 牧谷川の次の道は左へ、米神のJRの土手にピンクの花。さらに行くと海が広がる高 台の道。案内板に騙され石橋に下りてしまった。遠回りだが新幹線の見える坂。天気 雨の中、佐奈田霊社10:50に着く。 兵をたちあげた源頼朝は大敗した。先陣与一は73対1にもかかわらず奮闘した。八百 年以上武人に敬われた。中を案内して頂き、のど飴の土産も。早川から石垣山が予定 だったが、Oさんから直接行けそうと提案。地図を読む。梅林あり、工事で閉鎖さ れた橋あり。実はこれが石垣山への道。ターンパイクの聖橋に13:00出てしまう。山 は荒れた。石垣山から小田原の街の展望。水産市場から城を経て駅へ。反省会、い か、鰯、あら煮など。

第3072回          菅平スキー         3月4〜5日
   3日、20:50発5名。菅平23:30着。
 4日、朝発の3名9時到着。10:00から表太郎、裏太郎、裏ダボス、奧ダボス各ゲ レンデを快晴の下滑る。根子岳ヘリスキーの音を上空に聞きながら、北アの遠景を見 ながら整備された斜面を思い切り滑走する。昼食を挟んで16:00まで天狗ゲレンデ、 白金シュワルハツの各コースを滑る。夕食後22:30まで宴会。
 5日、朝食後8:30のリフト運行開始を待ち大松山ゲレンデへ。快晴のわりに雪のゆ るみもなく前日同様、浅間、富士山、八ガ岳、南アの眺望を楽しみながら富士見コー スから大回転チャンピオンなどの各コースを快適に滑る。滑走14:00終了、真田の湯 で入浴し反省会。 上田IC16:30、所沢組3名・東京組5名に別れる。所沢19:40、東京20:10着。

第3071回          日向山〜白山            2月18日
 伊勢原駅北口からバスに乗り、終点日向薬師で下車。山門をくぐり古い石段を登る と総萱葺きの日向薬師に到着。眼病に霊験あらたかとて参拝ののち、裏の梅園の中を 通って日向山へ向かう。梅の開花はこれからと言った所。日向薬師から30分程で日向 山に到着、南東方向に展望が開け遠く江ノ島が霞んで見えていた。七曲峠から一旦 降って七沢温泉を横切り中沢から順礼峠への道に入る。里道は分岐や曲がり角が多い が要所に指導標があり助かる。鹿除けのフェンスを過ぎるとまもなく順礼峠、少し先 の「ながめの丘」で休む。順礼峠に戻り、白山に向かう。物見峠は稜線上のピークで 名前の通り展望が良かった。白山神社に立ち寄り、女坂コースを飯山観音に降る。晴 れてはいたが気温が低くまずまずの陽だまりハイクで、意外と登山者も少なく静かな 山歩きを楽しめた。

第3070回          越後エリアスキー           2月18〜19日 
 7:08東京駅発とき305号は超満員。越後湯沢駅はいつもの雪曇りではなく、ドッ ピーカン!路線バスで舞子スキー場に向かう。前日までの雪で、きれいにお化粧した 山々が我々を迎えてくれた。遠望がきき八海山スキー場まではっきり見えた。まと まったり、バラバラだったり皆で思い思いにシュプールを描いたあと、少し遅めの昼 食はプロのお弁当(お稲荷さん)とピザパイに舌鼓をうつ。日帰りの参加者と別れ、 石打民宿に到着。それにしても、ここの米は本当に美味しい。米の味だけで、リピー ターを作ると思う。(但しスキー場のご飯はそれほどではないので注意。) 翌日も 快晴。宿から歩いて石打丸山スキー場へ向かう。途中で早帰り組とさよならし、湯沢 高原、ガーラと滑りまくる。15:30まで滑り、宿に戻って風呂に入って、じっくりと 反省会をしたあとガーラ湯沢駅から、満員の新幹線に全員座って反省しながら帰っ た。

第3069回           大 霧 山               2月11日
 小川町発8:20のバスはほぼ満員。橋場下車後、簡単な自己紹介をして歩き始める。 栗和田集落の途中から山道に入るが、指導標に皇鈴山CP方面と書かれているのが多 く大霧山を目指すには判り難い指導標。CPは「チェックポイント」の略と気がつい た。外秩父七峰縦走ハイキングのコースの指導標のよう。粥仁田峠で少し休憩し大霧 山への山道に入る。尾根コースを選んだらかなり急な道だった。10:40大霧山頂着、 赤城山・浅間山・両神山などが見える展望だったが大勢休める場所がなく記念写真だ け撮って山頂を後にする。旧定峰峠の先の小ピークで陽だまりを見つけて11:35昼 食。定峰峠12:35着。茶店とトイレがあり小休止の後白石峠を目指す。途中で谷を挟 んだ向かいの山に煙が出ているのを発見。しぱらく眺めているとヘリが飛んできて様 子を見ている。どうも山火事らしい。白石車庫バス停に15:05着。15:17発バスで小 川町15:55着、解散。希望者で駅前のレストランで反省会をして帰京した。

第3068回           高尾山 じゃんけん山行        2月5日
 じゃんけんしてコース決めます。丁度三人なので左・中・右と決め基本的に道標の ある分岐でじゃんけん。下山路は午後に。表参道分岐は左へ、琵琶滝分岐は左へ。稲 荷山コースに入る。山頂直下まで来て右へ、すぐに分岐があり祈りを込めてじゃんけ ん。左へ、沢の中石伝いの道(6号路)。10:25思いの他順調に高尾山頂着。丹沢か ら富士、僅かに南も。ベンチで休んでいたら大勢のオバサンに取り囲まれ一人はぐれ てしまう。でも合流できて城山。微風でも避けた分だけ暖かい昼食。さらに小仏峠を へて、景信山。ここは人が少なく大展望。東京湾から房総半島、三浦半島と江ノ島。 北には奧多摩の山々。小下沢分岐は右へ、小仏のバス停から高尾へ。反省会、天気、 展望に恵まれ、どつぼにはまらず良かった。

第3067回           雪遊び 霧 ガ 峰            2月4日 
 新宿7時発あずさの車窓から眺める真っ白な南アルプスが今日の晴天を約束してい るよう。上諏訪からタクシーで霧が峰ロイヤルイン前へ。出だしはよく踏まれていた がすぐにトレースがなくなり、わかんやスノーシューを着ける。いったん沢(雪の下 だが)に下り、蝶々深山に登り返す。1時間で山頂へ。陽射しがあっても風が冷た い。ここからはトレースを車山乗越へ歩き出すが、すぐに車山を直接目指そうと新雪 の中に入る。北斜面は結構雪が深く、期待どおりのラッセルで楽しんだ人も疲れた人 も...。コロボックルヒュッテのあたりから拡声器で「湿原に入らないでください、 わかりましたかー」と注意された。雪の上でもいけなかったのですね。反省。車山斜 面をトラバース気味に登っていると、右上からバキっと鈍い音。雪がぱっくり割れて 雪崩が我々の方に。斜度もなくすぐに止まったが、あわてて逃げて転んだ人も。車山 山頂は予想に反し誰もいない。富士山が見えるだけで八ヶ岳も南アルプスも雲の中。 車山スキー場の端をとおり、トレースがなくなってもそのまま白樺湖をめざす。西白 樺湖でバスが1時間以上待ちと思ったら目の前にタクシーが1台客待ち、乗り込んで 反省会場へ直行した。

第3066回        要害山〜大蔵経寺山        1月28日
 新宿7時発あずさは八王子でも空席あり、甲府下車。タクシーで要害温泉へ。雲一 点もない青空、温泉手前から要害山への道に入る。温泉客と思われる年輩者にも出合 う。9:30に要害山頂着。深草観音へのコースは整備中、10:30深草観音、岩堂峠をへ て1042mの向観音山は巻いて鞍掛峠に出、鹿穴11:45着。(2866回山行で鹿穴の三角 点確認できなかった要因として2万5千図上の岩堂峠と現地指導標の岩堂峠位置が 別、地図上の岩堂峠が鞍掛峠、鹿穴は稜線上と向観音山で三角点を探していたのだ。 謎は解決!) 鞍掛峠の日溜まりで昼食。気持ちよい尾根道は南アや甲府盆地を望み大 蔵経寺山14:10着。右の林道への道はイヤで左にとったが、山肌の崩壊防止工事脇に 飛び出す。工事用の急な階段を下っていたら「行き止まり!」登り返して林道に出て 石和温泉に出る。駅近くのホテルで入浴、が男は露天風呂のみで寒〜い。準備中の標 示がかかる飲食店に入り反省会後17:29発で帰路。

第3065回          志賀スキー         2月10〜12日
   10日、東京発7:32、長野8:50着。まれに見るる晴天、宿でチャレンジマスターの カードをもらって二組に分かれて滑る。平日のせいか人は少なく、雪質は最高! 奧 志賀、焼額、山の神、一ノ瀬をクリアして16:30帰る。11日、小雪がちらつく中8:53 のバスで横手山へ、10時横手着、リフト乗り場で小浜さんだけバレンタインチョコを もらう。青空が広がってきて妙高山が近くに見えた。熊の湯、笠ケ岳をクリアして昼 食。バスで蓮池ロープウェイ駅へ、高天原、寺小屋などクリアして16:30帰る。12 日、冬型の気圧配置となり吹雪。新雪10センチ位、8:30スタートして残った丸池周辺 をクリア、11:30終了。雪の中早めに帰路についた。


第3064回           八海山スキー         1月28〜29日
 トンネルを抜けると雪、午後から曇りの予報はむなしく1日中雪の中を滑った。車 で参加の2名は早朝に高速道路が雪崩で不通になったために夜の合流となった。
 翌29日晴れ、まれに見る快晴となり、8:30ゲレンデへ向かう。真っ白な八海山が 美しく、苗場山、妙高山などの山も望まれた。午前中は快適、午後は雪が重くなり汗 だくになって滑る。午後3時には宿に戻り入浴。かるく反省会をして帰路につく。

第3063回           石 割 山            1月22日
 東京にも降雪があった翌日、立川6:43の各駅停車で出発。富士急行の富士吉田から バスで山中湖畔のホテルマウント富士入口で下車。9:10に歩き始め、結氷した湖畔を 雪を踏んで20分ほどで大出山入口。快晴で背後に雪をたっぷり頂いた富士が大きい。 車道を20分強登ると山道、展望が開けたところで休憩。稜線に雲が湧き始めるが、富 士の眺めは良く、眼下には銀盤と化した山中湖。遠くに荒川三山も見える。11:00大 平山。風が吹き始めて小雪もちらちら。石割山手前の鞍部で風を避けて昼食。石割山 12:45到着。曇って展望はない。御正体山方面への道に入ると積雪は概ね15〜20cm 程度だが、所々50cmを超え、軽いバージンスノーを踏む感触が心地良い。途中一カ 所だけ展望が開ける。再び青空も広がって、奥秩父、鹿留・杓子、南アルプス南部が 良く見えた。御正体山への道と分かれて山伏峠へ急下降。15:05に山伏峠のトンネル 入口で車道に出る。坦々と舗装道路を歩いて16:00に平野のバス停に到着。16:44のバ スで富士吉田に戻り、反省会後富士急行、中央本線と乗り継いで高尾に帰着した。

第3061回            笹 尾 根          1月8日
 バスは遅いのでタクシーで数馬へ(6680円)9:10。今日は山が近くに見える。落ち葉 のラッセル、峠から5分で大展望の山頂。丹沢から富士、三ツ峠と大菩薩。ここから 北面の雪の道。葉が落ちて歩く程に展望が変わる。石尾根や長沢背稜の山も。11:15 上平峠からの丹沢が良い。富士が神々しい丸山で昼食。小棡峠から猟犬を抱いて歩い た土俵岳。左に御前山と大岳、浅間嶺。右に権現と雨降山、歩いても変化がない。浅 間峠までが一応の目標。これからが日も短い事もあり、どこまで行けるか? 上がり 下りを繰り返し熊倉山14:50。さらに三国山、生藤山。西の日に丹沢と道志と富士。 忘年山行の陣馬山。白馬がわかる。今日はここまで。佐野山峠を経て石楯神社に下 る。山はオレンジに染まる。10分後のバスで上野原へ410円。高尾で反省会。静か で天気にも恵まれ歩き甲斐があった。

第3060回           尾 瀬 ス キ ー         1月7〜9日
 6日、車で20:30東京を発つ。沼田ICを出ると積雪、峠下りは凍結。23:20宿到着。
 7日、9時宿を出発。晴天の中丸沼高原へ、スキー場方面へ向かう車が少なく不安 だったが、スキー場は例年の60%状態。ゴンドラ、リフト渋滞なく、白根山、至仏 山、武尊山と浅間山の風景を楽しみながら15:30まで終日滑る。帰りに「白根の湯」 入浴。
 8日、8:45小雪が舞う中岩鞍リゾートへ、前夜到着したHさんは午前中「スキー 学校」。 ゴンドラ、リフトで全日本男子・女子国体、ミルキーウェーを快走、午後にHさん も合流してレッスンしつつ滑走。16:00迎えのバスで帰る。
 9日、8:30宿出発。オグナ武尊へ、晴天。白根山、皇海山の眺望素晴らしい。午前 券で13:30迄滑る。広川さんも自力でロングコースをクリア。花咲の湯で入浴と遅い 昼食後帰路。

第3059回      苗場スキー 変更 舞子後楽園スキー      1月4日
 例年にない大雪に加え、新潟地方は大雪警報が出されていたが迷う事なく越後湯沢 に8:30に集合。前日苗場スキー場で雪崩が発生したため、ゴンドラ運転を確認して舞 子後楽園スキー場に変更する。スキー場9:40着、それなりの賑わい、ボーダーが多 い、午前中は膝までの新雪、ガスと降雪でコースは見えない。午後はコースもしまっ て雪の中楽しく16:00過ぎまで滑ってガーラ湯沢発17:01で帰路とする。

第3058回         新年初山行  正 丸 峠          1月3日
   昨年迄2日に実施していたが3日にした初山行。池袋駅8:36発の三峰行き電車には 7名が乗車。10時前に正丸駅へ着く。Sさんはそのまま秩父へ向かう、6名 は馬頭観音まで一緒に歩く。馬頭観音で伊豆ケ岳に2人向かい、残る 4名は正丸峠へ、正丸峠へ着くと風強く寒い。メン バーの顔を見るなり「峠の茶屋」に逃げ出す。コーヒーを飲みながら箱根駅伝を見て いたらOさんが現れる。12時茶屋を出ると途中で雪が降ってきたが心はすでに 「奧武蔵」の新年会の宴席。12:45「奧武蔵」着、すでに4名が到着していた。新年の乾杯!伊豆ケ岳の2人も下山して合流し2度目の 乾杯。四方山話しで楽しい一時を過ごした。



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