ハイキングと登山の仲間たち-山旅会/山行記録
山 行 記 録
第4599回 ユ ー シ ン 渓 谷 11月30日
新松田駅発8:25のバスの予定だが7:46発に乗れた。渋滞は無く8:35に玄倉に着く。雪の富士山と紅葉。湖の水量が多い。しかも瑠璃色。檜洞丸方面見える。県民の森分岐。ゲート。ロックシェード2か所。境トンネル。1時間チョットで新青崩トンネル。小憩。ヘッドライトが不調。予備の懐中電灯を持っていて良かった。真の闇だ。次の石崩トンネルを抜けるとアッチ沢出合。9月に沢登りで来た時、此処まで来れなかった。次回のために調査。残置のロープあり、橋を潜り抜けて鉄の梯子を下る。又は残置のハンドルを使うことができる。すぐにダムがある。右岸側に高い滝。発電所あり。すぐヘビ小屋トンネル。左岸に釜が青いトイ状の滝あり。5号トンネル。辺りは紅葉とユーシンブルーの流れ。同角トンネルの中は大蛇の腹のようでシワシワ。次の7号トンネルで通行不可になっていた。トラテープと養生テープベタベタ。10:40戻る。20分でアッチ沢。音が違う。真っ白な岩と青い水の世界が待っている。石崩トンネル近くにロープ。新青崩、境トンネルずっと日陰の道。日向ぼっこで昼食。青い空と日差しで紅葉がかがやく。時間があるので、少し県民の森の方へ歩いてみる。13:08玄倉着。バスは15:10。富士山が見える。時間があるので、大橋を渡ってみたら道路は残土の山。発電所右岸側は通行できない。バスは増発される。紅葉は湖より上ると鮮やかになる。ユーシンブルーは不思議な感じ。
|
第4598回 陣 馬 山 11月23日
前日に栃谷在住のMさんから電話を頂き、下山途中でMさん宅に立寄ることになり、参加メンバーの了承を得て陣馬山頂からの下山コースを栃谷尾根に変更する。藤野8:04発バスは2台出るが満員。陣馬登山口で大半が降り終点の和田に8:18着。挨拶を済ませ8:30出発。15分ほど行くと左に生藤山・醍醐丸の分岐。林道に入り水場を過ぎて沢から離れて9:12一軒家前。山道に変わり稜線直下の急坂をジグザグに登り9:55山の神着。稜線を10分ほど行くと大蔵里山。小さなピークは紅葉が美しく暫し休憩。大蔵里山東峰を通り急坂を下った鞍部から登り返すとベンチがある醍醐丸10:45着。緩やかな道を下り11:05醍醐峠。少し登り高岩山の下を通過し祠の先からジグザグに下り車道に出ると茶店と駐車場のある和田峠11:35着。長い階段を登り25分で山頂の一角に出て12:10陣馬山着。登山者で賑わう山頂は眺望が良く歩いてきた道が望めた。風を除けて草地の斜面で12:45まで昼休憩。12:50栃谷尾根分岐から下山開始。尾根を下り小さな社のある所から尾根を外れると茶畑が現れ栃谷のMさん宅14:00着。庭先にテーブルと椅子が用意されていて、美味しいナメコ汁や手作りコンニャク、柚子茶などの手料理を御馳走になって久しぶりの再会で話に花が咲く。大勢でお邪魔したのに歓待してくれ、お土産まで頂いたMさんに感謝しバス時刻に合わせ15:00にMさん宅を辞する。陣馬登山口15:49発バスに乗り藤野駅へ。16:06高尾行きに乗り帰途につく。
|
第4597回 中央沿線 高 川 山 11月17日
自宅を出るとき降っていた雨も上がり、初狩駅でおおかたが揃ったが、一人Kさんは乗り越して先まで行ったらしく、山頂で食事中に追いついた。スタート時は日が差していた。この分だと今日は好天になろう。挨拶を交わしたあと9:00出発。線路をくぐり墓地を右に見て舗装路を上っていく。程なく登山口に着いた。数台の車が止めてあった。時間もたっぷりあり、沢コースを行く。落ち葉を踏んでいくのであるが、今朝方まで降っていた雨で濡れているので、ほこりもたたず快適だ。辺りは紅葉が始まっていて、黄色に色づいた葉が日に映えて美しい。途中小休止をとりジグザグを繰り返しながら、男坂の道と合流すると頭上で声が聞こえる。11:00高川山着。人気の山だけあり満員だ。何とか場所を確保して昼食とする。雲の上に富士山が新雪を纏って輝いている。西にはお坊山が大きい。その右には鋭峰の滝子山が垣間見えた。青空が広がり暑いくらいである。全員が揃い11:45下山にかかる。紅葉が見事なこと。ちょっとした岩場、急な下りを過ぎると道も緩やかになった。木々の間からは百蔵山から扇山、その背後に権現山、岩殿山も見える。右下方には田野倉市街、そして九鬼山が紅葉に染まっている。13:10車道に出る。小休止後中央道をくぐり駅に向かう。駅のホームから逆光の富士山が見えた。大月で下車。反省会後帰路についた。
|
|
|
|
|
|
登山口の簡易トイレ |
沢コースの林道終点から山道へ |
山頂から富士山を望む |
色鮮やかな真っ赤な紅葉 |
黄葉と紅葉の中を下る |
車道に出ると九鬼山見える |
|
第4596回 日光杉並木ウォーキング 11月16日
世界一の杉並木は37kmに及ぶ。日光街道杉並木は多くが歩ける。宇都宮駅からバスを使う。土曜日はダイヤが違い10:05発。山口の2つ先の大沢杉並木入口で下車11:00。並木寄進碑あり。抜けると大沢の王子神社。郵便局から左の杉並木へ。八坂神社。一里塚と延命地蔵。次の杉並木をぬけるとシドミ岡からの国道を渡る(甚五郎せんべいの看板あり)。未舗装の杉並木。来迎寺。人が泊まれそうな切り株(並木ホテル)。さらに10分で東武鉄道のガードをくぐる。踏切の音。電車見る。次の杉並木を抜けると追分地蔵の前。日光例幣使街道分岐(歩くには不向きらしい)。小倉町、春日町は今市の町の中。観覧車が見える。ニコニコ本陣という街の駅でお土産を買う。二宮神社、如来寺の化け桜、浄泉寺、叶橋と滝尾神社。杉並木公園へ。上今市駅の上で昼食、14:30。東武の電車いろいろ。天気は曇りだが色鮮やか紅葉あり。水車小屋。瀬川大日神社、瀬川高お神社。七本杉あと。道のわきに水路。砲弾打込み杉(草風隊対土佐)。竜蔵寺薬師堂から10分で杉並木歩道入口。ここから日光まで40分くらい。国道沿いでライトをつけた車が行きかう。途中の並木太郎と銀杏杉は不明。最後JR日光線くぐると日光駅。東武日光駅16:22着。33分発の鈍行で帰る。最後以外は車にはほとんど遭遇しなかった。途中、自転車の学生2名だけだった。今回は15kmだった。ネット情報はブツ切りが多いです。
|
第4595回 御 荷 鉾 山 11月4日
JR新町駅に8:30集合して駅前でレンタカーを借りる。小型車の5人乗りで充分。1日借りてガソリン込で8500円は安い。ナビを入れたが、御荷鉾山登山口では出てこない。結局スマホのナビを使用して、1時間半かけて西御荷鉾山南登山口に到着。50台止められる駐車場には2台のみ。6月下旬から7月中旬にはニッコウキスゲが咲いているので賑わうようだ。トイレを済ませて9:56スタート。200mを45分かけて登り、西御荷鉾山10:47到着。ゆっくり眺望を楽しむ。慣れぬ山座同定で時間をつぶす。投石峠まで降りて東御荷鉾山へ向かう。こちらは緩い登りがつづき、釜伏山をすぎ12:11に東御荷鉾山に着く。木立に遮られて展望はない。昼食をとって投石峠まで戻り、車道を歩いて、尾崎喜八の記念碑を見て駐車場13:45着。新町に戻り、タイミングよく電車があったので、それぞれ帰京した。3時間の歩きで、楽な山行であった。
|
第4594回 岩手県の山巡り 南昌山・鞍掛山・姫神山ほか 11月9〜11日 「アルバム」に写真掲載
9日は「はやぶさ103号」で10:29北上駅着。改札口でOさんに迎えられ全員集合。駅前のトヨタレンタカーでシエンタ2台を借りて、まず南昌山を目指す。矢巾温泉からダートと舗装が交互に現れる林道を走って12時登山口着。頭上に素晴らしいカエデの紅葉がある。昼食後そこでOさんから宮沢賢治とこの山のかかわりを聞いて12:25登山開始。三角形の見た目通りの急峻な山腹だが1時間弱で山頂に到着。展望デッキから北上盆地が良く見えたが、山岳展望は今ひとつだった。25分程山頂で過ごして往路を下る。下山路の下部では見事な紅葉が楽しめた。明日登る七ッ森の登山口を確認してから今宵の宿繋温泉へ。夕刻飲み物を買いに御所湖畔のコンビニへ向かうと岩手山が姿を現していた。宿泊した民宿「三代目山新」は小さな宿だがもてなしが暖かく、料理も美味しかった。
10日、朝霧が濃い中を出発。七ッ森の最高点生森(おおもり)は山頂まで車道が通じているので、まずそこまでクルマを走らせる。霧の上に出て青空が広がり、岩手山、秋田駒、北上山地など素晴らしい展望が堪能できた。下る途中にあった真紅のドウダンのところでクルマを止めてしばし鑑賞。そこから東側の山麓を走って小学校の先で車を止め、勘十郎森へ。登り25分ほどで頂上。頂上は樹林だが、直下の登りから岩手山や秋田駒がすっきりと望まれ、昨日登った南昌山や最初の「岩手・北上山行」で登った東根山なども同定できた。田沢湖線の小岩井駅まで今日帰宅するOさんを送って別れを惜しむ。そこから小岩井農場を抜けて鞍掛山麓の相の沢キャンプ場の駐車場へ。11:05、3本あるうちの西側コースから山頂を目指す。なだらかな登りが徐々に傾斜を増して11:55に第一展望台。眼下の牧場の先にうっすら早池峰が見える。そこから小沢を渡って12:25第二展望台。姫神山がはっきり望まれる。更に登って12:45鞍掛山の頂上に到着。岩手山に寄生しているような「小山」だが、意外に登りごたえがあった。この辺りでは人気の山らしく、かなりの数の登山者に会った。快晴の山頂からは岩手山が大迫力。早池峰や姫神も、よりクッキリと望まれた。先ほどの沢の近くまで戻り、東側コースを下山。ここでも下部では良い紅葉が見られた。14:45駐車場着。この日の宿南網張温泉「ゆこたんの森」は大きな一軒宿。部屋の窓から、夕刻も翌朝も岩手山が大きく望まれた。
11日も快晴に明ける。8:10に宿を出る。渋民駅でトイレ休憩をして9:15姫神山の一本杉登山口に到着。9:25に出発する。登り初めの草地からは岩手山や八幡平方面の展望が素晴らしい。登りはすぐ樹林帯となり、左手のカラマツの黄葉を楽しみながら登る。8合目を過ぎ山頂が近づくと再び展望が開けるが、山頂直下は大きな岩が連続して現れ、越えるのに結構緊張感のある道。11:38山頂に到着。月曜日だが結構な賑わいだった。残念ながら雲が広がって岩手山の山頂は隠されてしまったが、南は青空で早池峰や南昌山山塊、焼石連峰が良く見え、東にはなだらかに起伏する北上山地が印象的だった。12:08下山開始。下山は登りの岩場を避け、こわ坂コースをとる。こちらは滑りやすい急坂だが岩場はない。やがてなだらかな下りとなって13:10車道に出る。この道を30分辿って一本杉登山口に帰着。途中に大きなスズメバチの巣があった。北上駅までクルマを走らせレンタカーを返す。新幹線の発車まで少し時間が有ったので、駅近で軽く反省会をして帰路についた。
|
第4593回 子 檀 嶺 岳(こまゆみだけ) 10月26日
リーダーの勘違いで9:13発青木バスターミナル行きバスに乗れず9:30上田駅お城口から2台のタクシーで村松西洞コースのゲートまで入る(6,000円/台)。茸山という事でゲートには入山禁止の張り紙あり。10:05出発。林道を登ると10:20子檀嶺岳登山口「山頂までおよそ100分」と書かれている道標あり。丸木橋を渡って杉林の中を登り10:50尾根道に出た所で小休止。道は傾斜を増してきて右に岩が見えてくると11:10仏岩入口「危険近づくな!岩がもろくなっています」の看板あり。顔の絵が書かれた小石を探しながら大量の木の実が散らばる滑り易い急坂を登る。緩やかになると「山頂まで40分。ゆっくりマイペースで!」という標識が有り励みになる。再び急登になり11:45修那羅峠の分岐に出て、緩やかな道を一投足で子檀嶺岳山頂11:50着。雲が多く展望は期待出来なかったが、徐々に雲が切れ蓼科山から霧ヶ峰、美ヶ原方面が見えはじめ、浅間山や四阿山も雲の上に出てきて幻想的な景色が見られた。名残り惜しかったが各々スマホで写真を撮り12:25下山開始。山頂からは道幅が狭く滑り易い急なジグザグ道を下り13:05岳の平。しばらく林道を行き道が狭くなると沢音が聞こえ13:20強清水入口。話のタネに強清水を見に行くと岩の間から冷たい水が湧いていた。登山道に戻り両側にビニールテープが張られている立入禁止の赤松林を下って行き、竹林に出ると当郷登山口14:00着。ゲートを抜け車道を下って行き14:10立派な登山者休憩所でトイレ休憩。振り返ると子檀嶺岳が見える。当郷バス停への道と分れ「道の駅あおき」に向かい国道を右へ。15:10道の駅着。缶ビールを購入し広場で反省会。近くの村松バス停から16:01発バスに乗り上田駅へ出て17:22発あさま628号で帰途につく。
|
|
|
|
|
|
「山頂までおよそ40分」の標識。最後の急登へ |
山頂の三つの社 |
秋らしいススキと雲海 |
雲の切れ間から八ヶ岳と美ヶ原 |
登山者休憩所の後ろに山頂見える |
村松バス停から子檀嶺岳を見る |
|
第4592回 奥秩父 金峰山 ・ 瑞牆山 10月20〜21日
20日 塩山駅で全員が揃い、予約しておいたタクシーで大弛峠に向かう。(台/14,000円)牧丘町辺りまで来ると霧が濃くなり、視界は100m以下となった。運転手の話では,この地域は、この季節になると屡々こういう現象が起こるそうである。どんよりとした中をぐんぐん上って行く。この分だと上方は何も見えないかな。然し、ガスを抜けるとおお〜上空は青空ではないか。周囲の木々も紅葉が始まっている。左手上方には五丈石が見えた。標高も2000mを超えたようだ。大弛峠には1時間で着いた。日曜日のこともあり自家用車が多い。駐車場は満車で道路の両脇にもずらっと並んでいる。おおかたが日帰りのようである。身支度を整え10:20出発。原生林の中を行く。静かで心身ともに洗われるようだ。朝日峠を経て朝日岳着11:50。昼食とする。周辺の紅葉が美しい。何しろ陽射しが暖かい。目指す金峰山が指呼の間だ。富士山も木々の間から見え隠れしている。鉄山は北側を巻く。道は広く快適だ。越後の山々と比べると雲泥の差である。針葉樹林を抜けると開けたところに出た。素晴らしい眺めだ。南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と名だたる山が一望のもとに見渡せた。金峰山山頂で記念写真を撮り、五丈石まで行く。大勢の登山者がそこここで休んでいる。我々もザックを置き、五丈石の裏(南面)に行ってみる。雲海上に甲斐駒〜白根三山が立派だ。富士山も上部の雲がとれ、高雅な姿を見せている。五丈石は昔は登れたのであるが、神聖な場所、ということで登頂禁止となっている。山頂で1時間も展望を堪能して、後は今宵の宿に下るのみである。岩を伝って一気に下る。金峰山小屋着15:00。小屋は斜面を切り拓いて建てたもので水場はない。だが、正面に八ヶ岳連峰の全貌が見渡せた。夕食後、外に出てみると満天の星だ。天の川も手に取るように近い。この分なら明日の天気は快晴であろう。
21日 最高の天気である。モルゲンロートに染まる八ヶ岳連峰が美しい。6:00より朝食であるが、なんと お粥、おかずも、これだけ・・・いや〜まいった。15人くらいの宿泊客もお互いに顔を見合わせている。これではしっかり歩けまい。教訓、それなりの行動食は必携。6:45出発。今日は一日がかりの行程だ。700m下って400m上って再び戻ってくるのだから。今朝はだいぶ冷え込んだのであろう。吐く息が白い。霜柱を踏みながら進むと、水溜りには氷が張っている。20分で金峰山への分岐に着いた。これより千代ノ吹上である。岩場、クサリ場を伝って下って行く。左を見遣ると足元からスパッと切れ落ちている。富士山、南ア、中央、御嶽、八ッ、北ア、妙高、浅間と昨日以上の展望を楽しみながら下る。雲海も消え全てを見せてくれている。千代の吹上を無事通過すると樹林帯に入る。大日岩の裾を巻き、大日小屋(営業しているようには見えない)を左下に見て更に下って行く。この辺りまで下ると、針葉樹から広葉樹に変わり紅葉が見事である。富士見平小屋(1820m)着10:00。ザックを小屋の片隅に置き、これより瑞牆山の往復である。小川山への分岐を右にみて下ったところが桃太郎岩である。なるほど、岩が真っ二つ割れている。ここから瑞牆山頂まで岩場が続くのだ。ハシゴとクサリをたよりに高度を上げてゆく。頭上に大ヤスリ岩が見えてくると山頂は近い。瑞牆山着12:00。展望は言うまでもない。五丈石が高い。山々を眺めつつ昼食とする。至福のひとときを満喫して、来た道を引き返す。富士見平小屋から瑞牆山荘までは更に300mの下りである。順調に下り、山荘着15:05。15:20発のバスで韮崎駅へ。天候に恵まれ、最高の山旅であった。時間も遅くなり駅で解散。各々帰路につく。
|
第4591回 根 本 山 〜 熊 鷹山 10月19日
JR桐生駅に8:35集合してタクシーで不死熊橋登山口へ。9:25スタート。ガイドブックでは4時間から6時間と随分違う。天気予報では午前中は晴、正午過ぎから雨模様。計画では登山口に降りてきてから1時間半舗道歩きで梅田ふるさとセンターバス停まで歩く予定だったが、やめて帰りもタクシー利用で16:00にお迎えを頼んだ。林道を6分歩いて、不死能橋から石祠のピーク10:22、中尾根十字路11:42着。根本山へは11:54着。展望はない。30分ほど休んで、十二山へ。この辺りから少し展望がきいて熊鷹山13:37着。春にはアカヤシオ、シロヤシオ、ミツバツツジと百花繚乱だそうだが、この時期は紅葉も始まったばかりだった。雨粒が少し落ちるくらいで、むしろ蒸し暑い。カッパを着たり脱いだりで忙しい。道はわかりにくい。林道出合い14:11着。あとは1時間半かけて林道歩き。タクシーの待つ登山口に15:30。桐生駅前の居酒屋で反省会をして帰京。
|
第4590回 伊豆 天城峠 〜 八丁池 10月14日
伊豆箱根鉄道三島駅に集合し、修善寺より河津行のバスに乗り継ぎ天城峠バス停に到着。9:10新天城トンネル左側より上り御幸歩道を行き、旧天城トンネルへ出る。その右の苔むした急な階段を登り、さらに急な山道が続く。9:55天城峠着。右に行くと伊豆山稜線歩道となり八丁池へは左へ。ブナ、ヒメシャラの樹林中を行き長い木の階段を登り10:50向峠。ここからは多少なだらかな道である。わさび田も見えるはずだが土砂崩れで流されている。樹の間から富士山が見えるかもしれないらしいが雲が邪魔をしている。樹や岩の苔が歴史を感じさせる道である。大きく立派なブナ、ヒメシャラの樹林の中を行く。黄色テープがこのコースのガイドテープらしいが見つけにくい。コマドリ林道の分岐から寒天林道分岐へ。人が少なくここまでトレランの人3人しか会わなかった。アセビが見られる。13:30展望台に上がり360度の展望を楽しむが富士山はやはり雲の中である。これから行く八丁池が下の方に見える。13:50八丁池到着。湖畔でお昼休憩。帰りは時間に余裕がないので下り御幸歩道を行くことにする。ブナやヒメシャラの木々のなかを下り白砂林道とぶつかり、杉ヒノキの林を下る。本谷川も清流が流れているようだが、大きな岩がかぶさってしまっている。本谷林道で林道に入る。水生地からバスに間に合うように急ぎ足で16:10のバスに乗れた。八丁池口からの小型のバスで、修善寺からは伊豆箱根鉄道に乗り継ぎ17:45三島着。全員で反省会後それぞれ帰路についた。
|
|
|
|
|
|
旧道天城トンネル |
ヒメシャラの巨木 |
ヒメシャラとブナ林を行く |
向峠の石標 |
静かな八丁池に到着 |
紅葉の始まった八丁池 |
|
第4589回 飛 竜 山 10月13〜14日
13日、奥多摩駅からバスで丹波山村役場バス停9:47着。奥多摩駅は相変わらずの混雑で臨時バスに乗り込む。サオラ峠登山口入口から急登でサオラ峠まであえぎながら12:02着。今日は三条の湯までなので、30分昼食タイムをとっていると、丹波小学校で降りた2名がやってきた。コースは長くなるが、歩き易いとのこと。下りに下って三条の湯に14:22着。風呂に入り17:00夕食。連休なのでそこそこ混んでいた。4人部屋で親子二人連れが先に休んでいた。お祭りバス停から林道歩きで3時間半かけてくる人も結構いた。
14日、朝5:00から朝食をとって6:30スタート。北天のタルに8:48着。最初の急登で休みながら行く。同伴者は疲れもなく余裕で、3歳上だが体力がある。休憩していると15名位の団体がやってきた。ツアーで健脚向きのコースの参加者で将監峠からきて雲取山に行くという。飛竜山に登ったかと聞いたが、見晴らしがないのでパスしたとのこと。飛竜山は一応山梨百名山、関東百名山なんだけど。山頂近道分岐でザックを置いて山頂へ9:44着。確かに見晴らしはない。分岐に戻り、飛竜権現神社10:34、すぐ近くの禿岩で眺望を楽しむ。前飛竜に11:51。熊倉山13:12。大方下りなんだがとにかく長い。サオラ峠13:46。ここでバスの時間をみて、昨日の道で丹波に戻るか、検討。距離は長くなるが、なだらかで歩き易い丹波天平経由で丹波小学校へ向かい、15:43着。せっかくなのでのめこい湯に入ることにした。17:50のバスで奥多摩駅に戻り、帰京した。
|
第4588回 奥日光 金精山・白根山 10月6〜7日
9・50に到着し10・10に歩き始めるが漫然と白根山に向かっていることに気づき引き返して金精山を目指す。10分程のロスだ。今にも降り出しそうな天気でしっとりした山道。数カ所を倒木が遮っていて、くぐったり乗り越えたり巻いたりするのでややこしい。11:35に金精峠に着く。11:55まで昼食を摂り危なっかしい一本橋(?)や鎖場(ロープ)を通り12・50に金精山山頂に到着。ガスで視界は悪いが針葉樹と紅葉の始まった山々が美しい。雨が降り始めたので長居はせず15:00に登山口の駐車場に戻る。宿に戻る前にコンビニに寄って翌日の食料やつまみを購入する。宿は広い浴槽がある温泉で気持ち良い。寝不足もありリーダーは8時半には寝てしまう。
翌7日は曇。昼過ぎから雨の予報だ。7:40に出発してロープーウェイの山麓駅に8:00に着き往復チケット(2,400円)を買って15分の乗車で標高2000mの山頂駅に到着。8:40から避難小屋から七色平。そこから急坂を登って座禅山の分岐に10:35に到着。かなり険しい岩場を通って11:40に山頂。予報に反して雨もなく上州や日光の山々がよく見えた。始まりかけた紅葉も美しい。風を避けて昼食の後(12:20)、予定では日光側の避難小屋を経て五色沼と弥陀が池を廻るのだが天気と体力を考えて登ってきた道を引き返した。13:05に座禅山の分岐まで戻り少し回り道だが弥陀が池に行って静かな水面を眺め物思いにふけった。13:40に出発して七色平まで来た道を戻り、そこからは散策コースを辿って15:00過ぎに山頂駅に戻った。宿泊した宿に寄って温泉で汗を流した後(無料で入れた)メンバーを沼田駅まで送り帰路についた。
|
第4587回 蕨山 〜 橋小屋ノ頭 (有間山) 10月6日
順延した6日(日)の予報は曇りだったが、飯能8:00発のバスを待つうち小糠雨になる。名郷バス停から蕨入橋を渡り、林道終点で沢を横切ると、いきなり木の根がうねる急登になる。雨つぶが大きくなり、雨具の上のみ着る。濡れた岩場は、注意して越える。急登は続く。蕨山の展望台は割愛し、あたりも煙る第1峰の下で昼食にする。平坦な雑木林を楽しむこと少し。今度は、橋小屋ノ頭(有間山の一角)への登りに取り掛かる。着13:05。ここから鳥首峠への道は歩かれていないらしく、生い茂った背の高い草をかきわけ、雨・汗・露でずぶぬれで進む。三つの頭を通過し、鳥首峠の標識が出て来るが、これは方向指示標にすぎなかった。その後、峠までのザレの急降下のしぶといこと。鳥首峠からの下りも長く、続く車道も長く。周回して名郷バス停に戻ったのは16:55だった。どんどん暗くなる。10月は、日没が1週間に10分ずつ早くなるとか。長丁場の日帰り山行は、月初にしくは無し。17:49のバスで飯能に戻り、全員で夕食を兼ねた打ち上げをした。思ったよりハードだったが、何があっても山は楽し。
|
|
|
|
|
|
林道終点。沢を渡り山道へ |
鎖がある岩場を登る |
カラカサタケ |
タマゴタケ |
食べられそうなキノコ |
滑落注意!急な下り始まる |
|
第4586回 新メンバー歓迎と鱒釣り交流会 9月29日
コロナの影響で2019年9月を最後に開催を見送ってきたイベントがようやく5年ぶりに開催出来る運びとなり、その間に入会された会員の歓迎もかねて、いつもの八王子市、恩方ます釣場に27名が集合した。JR高尾駅に集合、8:10と8;45発の陣馬高原下行のバスに分乗、力石で下車してます釣場へ。雨に備えて大型のタープを二つ張り、注意事項等の伝達の後釣りを開始する。しかし、温暖化による水温上昇に加え、エサの選定の問題もあったのか魚の食い付きが悪い。昼食時までに人数分の塩焼きが確保できないという前代未聞の事態。それでも少々のアルコールも飲みながら和気あいあいと昼食を楽しむ。タープの設営、炭火による塩焼き作り、買い出し、会計等に頑張ってくれた皆さんに感謝。午後の放流分もマスのご機嫌の悪さは相変わらずで、小雨が降り始めたこともあり少し早めに切り上げる。お土産のマスも人数分は揃えられなかったが、記念写真を撮って15:42発のバス組とタクシー組に分かれて帰途についた。次回以降の開催にあたっては、実施時期、エサの選定等の課題を解決し、より参加者の方たちの満足度の高いイベントになるよう取り組みたい。
|
第4585回 奥多摩 三 頭 山 9月21日
武蔵五日市駅のバス乗り場は長蛇の列であったが、何とか席を確保した。急行なので停車は少ない。バスは山間を上って行く。終点の都民の森の広場は多くのハイカーで賑わいをみせている。挨拶を済ませ後、急な舗装路を上って行く。鞘口峠には25分で着いた。天気は高曇りで体には丁度良い。ここからは登山道で緩い上りが延びている。そして傾斜が増してきて登り切ったところが三頭山東峰である。緩く下って再度上り返すと三頭山西峰であった。11:15着。大勢のハイカーが処狭しと休んでいる。我々も昼食とする。南には山頂は雲に覆われているが富士山が見え、北には左から雲取山、大きく下って七ッ石山、鷹ノ巣山、六ッ石山の石尾根の山々が望まれた。鷹ノ巣山がひときわ大きい。休憩を終え、これより長い下りが始まるのだ。20mほど下った分岐の標識には、ここからは都民の森ではありません、とある。なるほど、道は急に悪くなる。鶴峠への分岐を過ぎると岩場の急下降が始まる。下手をすると真っ逆さまに転げ落ちそうな場所もあり、慎重に下る。左には木々の間に大菩薩方面の山々が垣間見えた。そして、又もや急な下りである。小さな上り下りを繰り返しイヨ山(979.1m)着14:10。三角点を確認後尚も下って行く。西の方角には鹿倉山から大寺山の白い仏舎利塔が見え隠れしている。やがて眼下に奥多摩湖が見えてきた。14:50車道にとびだす。すぐ下に浮橋が見えているのであるが、下る道は少し先まで歩かねばならない。湖畔の道を経て浮橋を対岸へ。以前の橋とは違い頑丈で揺れも小さい。観光客向けに造り直したものであろう。小河内神社バス停着15:15。やっと着いた。何組かの登山者とすれ違ったが、登りにとるとかなりの時間を要するだろう。奥多摩駅前の小料理屋で反省会後帰路についた。
|
第4584回 安 達 太 良 山 9月14日
やまびこ123号で出発し、郡山乗換え9:06二本松着。駅前から予約したジャンボタクシーで奥岳登山口へ向かう。山に向かうにつれて霧が濃くなり、車道が見えない状況で運転手さんも慎重に進み9:35着(8,580円/台)。霧は薄くなっているが山は霧の中。ロープウェイ山麓駅でトイレを済ませ、6人乗りゴンドラで約10分。9:52山頂駅着。出た所は広場が有るだけ。ガスっているが雨は降っていないので身支度をして10:00出発。木道が引かれた道の両側にはシャクナゲが目立つ。15分ほどで木道は終わり徐々に傾斜が増してくる。足元のオヤマリンドウやオオカメノキの赤い実を見ながら登る。平坦地に出ると表登山口分岐がある仙女平。道標に山頂まで40分と書いてあり10:40まで小休止。岩混じりの道を行き視界が開けるとくろがね小屋分岐で11:25山頂下着。雨がチラつくが直ぐに止み、荷物を置いて空身で山頂往復。戻って12:00まで昼休憩。展望が無いので矢筈森は割愛し、峰の辻経由でくろがね小屋に下る。建替え工事中のくろがね小屋13:00着。登山道脇に小さなベンチがあり小休止。ここからは林道(馬車道)を歩き奥岳に下る。勢至平を過ぎ、13;45八の字で馬車道と分かれ旧道を下るが、深くえぐれた道は雨上がりで滑って歩き難い。旧道は馬車道を3回横切るが旧道を早々に止めて馬車道を下る。しかし、馬車道も泥でぬかるんでいて意外と時間がかかり奥岳バス停14:40着。奥岳から15:30発シャトルバス(8/31〜11/4の土日祝のみ運行)に乗り岳温泉下車。バス停近くの「岳の湯」で入浴。入浴後、時間があるので飲食できる店を探すが空いている店が無く、コンビニの中にイートインを見つけ、そこを借りて反省会。17:23発バスで二本松駅へ。二本松17:58発で郡山18:24着。急いで乗換え18:30やまびこ154号自由席に乗り帰京する。
|
第4583回 棒 ノ 折 山 9月7日
青梅線川井駅から清東橋行きのバスに乗る。登山客は我々以外に1名のみで終点の清東橋9:46着。上流に向かって舗道を10分程歩くと登山口の奥茶屋に到着。大丹波川を橋で渡り、棒ノ折山の登山道に入る。すぐに山葵田が現れ、秋の訪れを告げる秋海棠のピンク色が鮮やかだ。良く手入れされた山葵田の中を縫うように付けられた登山道を辿り、沢を6回渡り返したのち傾きかけた小さな木の祠の前に出た。ここから暫くの間は急な木の階段が延々と続く。樹林帯で風もなく猛烈に暑苦しいが、なんとか棒ノ折山頂11:54着。東屋も建つ広々とした山頂で一部が窪んでいるので木道が整備してあり、ススキも穂を出していて気温以外は秋を感じさせる。北側の展望を期待していたが誰が植えたのか栗の木が立ち並び、ほんの少しだけ覗ける程度。数年後には何も見えなくなってしまうかも知れない 降り道は木の根が出ていて歩き難い。およそ峠の雰囲気が感じられない権次入峠から岩茸石に向かう。この降りも木の根だらけで歩行がすこぶる捗らない。棒ノ折山へは白谷沢を登るのが順当らしく団体も登ってきたので水分補給を兼ねて小休止してやり過ごす。滝ノ平尾根との分岐点岩茸石を過ぎ、舗装道路を3回横断して降り続け、名栗川を渡ってさわらびの湯15:04着。全員が温泉で汗を流し、名郷からのバスに座れて飯能駅に出る。
|
第4582回 奥日光 金精山・白根山 9月1〜2日 中止
|
第4581回 石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山 8月31日 中止
|
第4580回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 8月24〜25日
猛暑、台風の多発、高確率の発雷など全く安心できない天気予報に悩んだが、参加者の意向を確認した上で取り敢えず出発。東武鬼怒川温泉駅で集合し、10:15発の女夫渕行のバスに乗る。バスはマイクロでほぼ満席。12:08終点から歩き始める。林道から急な登りで小尾根を乗り越し、鬼怒川本流を長い吊橋で渡る。曇り空から雷鳴も聞こえ始めたので橋の所で昼食。間もなく雨が降り始める。道は多少のアップダウンはあるが緩やかに鬼怒川沿いを辿る。八丁の湯手前で雨脚が強まり、雷鳴も大きくなってきたのでしばし雨宿り。一度至近に落雷。25分ほどして雨も弱まったタイミングを見計らって出発。鬼怒川は赤濁りの激流と化していた。15分ほどで日光沢温泉に到着。この日は夜に入っても雷鳴が続いた。露天風呂などを楽しんで早めに就寝。
25日。早朝に起きて天気予報を確認。7〜9時頃から雨で夕方まで降り続くというので、今日の山行は断念。降雨が続いていたので、荒れて渡渉もある当初予定の大清水へのコースは無理と判断していたが、鬼怒沼山もヤブ山なのでまたの機会にとし、9時過ぎ昨日来た道を引き返す。皮肉なことに結局雨は女夫渕まで降ることはなく、青空さえのぞく。しかし、鬼怒川源流方面の山はガスが流れ、不穏な雲の色になっていたので、局所的な晴天だったのかも知れない。前日はほぼ終始雨で楽しめなかった渓谷道をコザ池沢の滝、カッタテの滝などに道草しながらのんびりと下り、12:45のバスで鬼怒川温泉駅に戻る。駅前の食堂で反省会ならぬ残念会(?)をして、特急、各停等に分かれて帰路についた。3度目の正直を期待して、また計画したい。
|
|
|
| e
|
|
女夫渕行の小型バス |
雷雨で濁流と化した鬼怒川 |
日光沢温泉を後に。なぜか青空 |
キオンの群落 |
鬼怒川本流にかかるカッタテの滝 |
鬼怒川温泉駅に来たSL「大樹」号 |
|
第4579回 小篠沢 沢登り 8月10日
人気のある倉岳山のふもとにある小篠沢。前回はコロナで中止。直前に大雨や地震で交通が少し心配。予想に反して中央線は空いていた。鳥沢集合は8:38。倉岳山が見える。もう猛暑。鉄路をくぐり抜けて裏道(近道では無い)。虹吹橋を渡り、登り返す。扇山が大きい。百蔵山、斧窪御前山見える。雁が腹摺山は曇の中。山之神神社がある。ため池は小篠ダム建設中で重機がある。林道は雨でグズグズ。10分で鉄骨橋。沢の用意をする。鉄骨橋の下に小滝がある。沢は苔むした岩がゴロゴロしている。堰堤は左右からすぎる。この沢は登山道ぞい。大きな滝や釜がないので、初心者でも安心。セミの声が響く。釜、小滝,ナメ滝。目玉にまとわりつく小虫がうるさい!正午,石仏。この先の右岸側は急峻なので、休憩しない。大岩、苔むした大岩。1時夫婦杉。この先に4段の滝だが、どう見ても3段。谷は荒れて赤テープが新設されている。谷はなおも続くが、道標は穴路峠へ。ここが終了点13:25。昼食と草鞋を脱ぐ。少し荒れた登山道を1時間で鉄骨橋。ダムから鳥沢の町が見える。養福寺。民家の花々鮮やか。つばめが乱舞。しっかりした夏の暑さ。大菩薩連嶺全部見える。甲州街道から三角の滝子山見える。鳥沢の反省会を期待していたが、店が無い。16:00鳥沢駅。16:19発特快東京行き。易しい沢、緑が美しいです。虫除けスプレー必携。
|
第4578回 日 留 賀 岳 8月4〜5日 中止
|
第4577回 霧ヶ峰 車山 7月28日
一週間ほど前に特急あずさ1号に空席が無いのが分かり、上諏訪からのバスを10:35発に変更することを参加者に伝え実施日も28日に延期する。高尾7:06発で出発し甲府乗換えで上諏訪10:19着。バスは空いていて車山肩11:37着。駐車場には沢山の車が停まっていて観光地だという事を実感する。11:50車山に向かう。涼しさを期待していたが湿度が高く歩き始めると汗が出る。ニッコウキスゲは電気柵の中に僅かに咲き残っている程度。カワラナデシコやハクサンフウロなどを見ながら緩やかな道を登り12:35車山着。山頂には御柱の建つ車山神社が鎮座。気象レーダー観測所の傍には立派なテラスが出来ていて展望を楽しみながら休憩するのに良い場所だ。下界は晴れているが上空には黒い雲があり不安を感じながら13:00まで昼休憩。リフト乗場から左へ階段の歩き難い道を下り、数分登り返して13:20車山乗越。緩やかな起伏の笹原の中の道を登り13:45蝶々深山。緩やかに下り物見岩で小休止。14:20八島湿原に向かって下山開始。ゼブラ山分岐を見て鹿防護柵を抜けるとトイレの有る奥霧小屋跡15:00着。ここからは湿原沿いの木道歩き。木道沿いは花も多く目を楽しませてくれ、所々に花の名前を書いた立札もあって覚えながら歩く。15:30八島湿原バス停着。バスは始発ではないので座ることが出来ず立ったまま上諏訪駅へ。バスは予定より10分ほど遅れて16:32駅到着。特急で帰る1名を除き16:39発小淵沢行に乗るため急いで売店で缶ビールを買ってホームへ。座れた車内で乾杯をして帰途につく。
|
|
|
|
|
|
山頂の気象レーダーが見えてくる |
山頂にある展望テラス |
イブキジャコウソウ |
物見岩から八島湿原を見る |
八島湿原のヤナギラン |
オカトラノオ |
|
第4576回 北アルプス 後立山連峰 白馬岳から五竜岳 7月28〜30日
計画では白馬大池〜白馬岳〜五竜岳の予定であったが、山小屋で荒天の予報を受け縦走を断念、ルートを変更した。
28日 関東甲信地方は梅雨明けしたが、北陸地方は未だ明けず。一抹の不安はあったが予定どおり出発した。長野駅で全員が揃い特急バスで栂池高原へ向かう。天気はまずまずで日もさしている。リフトとロープウエイを乗り継ぎ栂池ヒュッテ着10:55。身支度整え出発。日曜日のせいか登山者は少ない。樹林の中を行くこと1時間で銀嶺水に着いた。昼食とする。傍らには冷たい水が流れている。日差しが強い。再び樹林の中を進むと木道が現れ中の原着。池塘あり、お花あり、ここはまさに天上の楽園だ。写真を撮りながら行くと、右に風吹大池への道が分かれる。これより石畳の急登である。ぐんぐん高度が上がる。やがて雪渓が見えてきた。ルートは真っ直ぐにつけられていてロープが張ってある。上から降りてくる登山者を待ち、我々の番だ。凍っているのでキックステップで慎重に上る。振り返ると先ほど通過した中の原(天狗原)が箱庭のように見える。石畳の道が続くが傾斜は緩くなった。このころより霧が去来する。14:30乗鞍岳着。山荘を前にしてついに雨となった。ケルンのところで雨具を装着する。大池が霧の中に見えた。岩を伝って下るのであるが、雨で濡れているため滑り易い。足を踏み外せば大池に真っ逆さまに落ちるだろう。白馬大池山荘着14:30。受付を済ませ部屋へ。10畳に6人なのでまあゆったりした方だろう。山荘の話では天気は明日の午後から崩れるという。そして明後日は更に悪天になる模様らしい。相談の結果、無理をしないで下山する事に決定した。そんな訳で、取り敢えず食堂で乾杯。そのうち小蓮華山方面から登山者が続々と降りてくる。話を聞くと雨と強風で歩くのもやっとだったという。明日の天候を祈りつつ20:00就寝。
29日 好天であるが、もって午前中という予報だ。朝食後空身で少し上の方まで歩く。チングルマ、ハクサンイチゲ、イワカガミ等の花が咲き乱れている。花の写真を撮りながら行くと平坦な場所に出た。雪倉、朝日が間近に迫る。南東には八ヶ岳連山が見えた。この辺りは雪渓は消えているが花は多い。だが、風が強い。山荘に戻り記念写真を撮ったあと下山にかかる。残念ながら縦走は中止、蓮華温泉に下る。お花畑を過ぎると石畳の道だ。天狗の庭で小休止。ここまで下ってもかなりの強風である。稜線では相当の風と思われる。木々の間に雪倉、朝日がしっかり見えている。樹林帯の急下降が終わると蓮華温泉である。10:45着。受付を済ませ2階の部屋へ。今日もゆったりとくつろげそうだ。食堂で乾杯後軽い昼食とする。その後内風呂へ。そして露天風呂へと向かう。まだ昼前なのになんと贅沢なことか。露天風呂から見る朝日岳は山頂付近に曇がかかり始めたようである。夕食のころになって辺りはガスに包まれ視界はなし。やがて雨となった。
30日 やはり下山して良かった。土砂降りである。朝風呂に入ったあと8:15のバスで平岩まで。車窓から雨飾山が垣間見えた。昨年もそうであったが、下る途中サルの親子に遭遇した。平岩から何十年ぶりかの大糸線に揺られ南小谷経由で白馬まで。先ほどまで止んでいた雨が降り出した。それも大雨。特急バスで長野駅に向かうも雨は止みそうもない。駅ビルのレストランでランチを済ませ帰京の途につく。今回の山行は悪天のため途中で下山と相成ったが、山は逃げぬ。いつの日か訪れる事があろう。
|
|
|
|
|
雲は多いが天気はもちそう |
白馬大池と八ヶ岳連峰 |
白馬大池山荘のテン場 |
中央は雪倉岳 |
コマクサ |
|
|
|
|
|
チングルマ |
お花を見て山荘へ戻る |
雪倉岳と朝日岳 |
天狗の庭で小休止。風が強い |
天狗の庭からの雪倉と朝日岳 |
|
第4575回 尾 瀬 7月20〜21日 「アルバム」に写真掲載
20日 梅雨が明けきらず不安定な天気予報の中出発。上毛高原からのバスは満席。戸倉で乗り換えて鳩待峠に向かう間に雨が降り始める。雨支度をして11:08尾瀬ヶ原への下りにかかるが幸いその後暫く雨には遭わずにすんだ。ちょうど1時間で山ノ鼻着。夏休みに入って子供たちで大賑わい。研究見本園をひと回りする。熊の出没で奥は立入禁止になっていたが、ノアザミ、コバギボウシ、ミズチドリ、コオニユリ、トモエソウ、オニシモツケなど多彩な花が見られた。13:06尾瀬ヶ原へ。時々青空ものぞくが総じて曇りがちで燧、至仏とも雲の中。三又から左にヨッピ橋方面に歩を進めると少し強い雨になったので傘やレインウェアを出すがすぐ上がる。下ノ大堀川橋を渡って樹林を抜けると湿原がニッコウキスゲの群落に彩られていて歓声が上がる。柵の設置等のシカ対策がやっと実って復活したようだが、ここ以外では大群落は見られなかった。ヨッピ橋の手前の池塘の脇で休憩。青空が広がってくる。今年はここまでの間、意外に早いヒツジグサの開花にも驚かされた。温暖化の影響か?それでも足元にはトキソウ、サワラン、カキランなどの小さいが美しい花も多く見られた。今回のこの時期の原の主役はキンコウカだった。東電小屋で最後の休憩を取って只見川を渡ると、ようやく燧と至仏が全貌を見せてくれた。下田代十字路の燧小屋には15:55に到着。部屋に荷物を置いて小屋の外で生ビールで乾杯。日暮れまできれいな青空が広がっていた。
21日 早朝の晴天が少し曇りがちになる中、6:48空身で尾瀬ヶ原の散策に出かけ、竜宮まで往復する。沼尻川と六兵衛堀ではイワナウォッチング。燧小屋に戻り8:43尾瀬沼への登りにかかる。雲が多くなりやがて小雨。とにかくよく変わる天気だ。途中一度休憩を入れ、白砂湿原を経て10:36沼尻着。休憩所は再建されたがまだ売店営業はしていない。小憩後尾瀬沼北岸の道を辿る。浅湖湿原で再び雨になるが、大江湿原に出るころにはほぼ上がる。ここではオタカラコウが花盛りだったが、かつての様なニッコウキスゲの大群落は見られず、一部に固まって咲いているだけだった。長蔵小屋の休憩所で昼食休憩を取る頃はすっかり青空になり日差しが暑い。12:07出発。三平下への道を辿る頃には燧ケ岳も姿を現し、遠く景鶴山も展望できた。12:29三平下。そこから20分ほど最後の登りを頑張って三平峠。あとは急坂を下り続け、三平の岩清水で喉を潤しながら休憩。ほぼ予定通り13:58に一ノ瀬に下山した。シャトルはどんどん増発が出て、14:35大清水着。15:00のバスで沼田へ。バスは戸倉で満席となった。沼田到着後6人で駅前のそば屋で反省会。18:02の上越線各停で帰路についた。諸事値上がりの折、今回は関越交通バス、鳩待峠行きと一ノ瀬からのシャトルバスのいずれも結構な値上がり幅だった。
|
第4574回 御 荷 鉾 山 7月14日 中止
|
第4573回 大蔵高丸 〜 大谷ヶ丸 7月7日
6日は大気不安定との予報で順延を決めてタクシーを予約するが、希望していた時間の予約が無理で10:30なら2台OKということで急遽出発時間を遅らせる。高尾9:17発甲府行きに変更し甲斐大和10:25着。到着前にジャンボタクシーが用意できたとタクシー会社から連絡が入りジャンボタクシーで湯ノ沢峠へ。11:05湯ノ沢峠着(8,280円/台)。トイレを済ませ11:15出発。尾根に出ると展望が開けノイバラの花が出迎えてくれた。数ヵ所の害獣除けゲートを抜け大蔵高丸12:00着。美しい富士山をバックに集合写真を撮ってから思い思いの場所で12:25まで昼休憩。快晴で南アルプス、八ヶ岳まで良く見える。時期が早いのか、花の種類が少なく感じるが色鮮やかなシモツケの花が盛りだった。13:00ハマイバ丸着。日陰で小休止。急坂を下って登り返すと13:37天下石。そこから約100mの下りで米背負峠13:54着。出発時間を遅くしたためコースを短縮し峠から下山。沢沿いの道を下り14:45林道に出る。1時間ほど歩くとトンネル手前に日川溪谷レジャーセンターへの分岐がありここから下る。あまり歩かれていない道のようで狭い所もあるが10分程で古い林道に出て沢沿いに下ると16:09車道に出る。車道を左へ数分行き16:14日川渓谷レジャーセンター前バス停着。遅れてきたバスで甲斐大和駅に出て、16:42発高尾行きに乗り帰京する。
|
|
|
|
|
|
大蔵高丸の山頂 |
色が綺麗なノアザミ |
可憐なノイバラの花 |
天下石(由来は不明) |
趣きある静かな米背負峠 |
峠から沢沿いの道を下る |
|
第4572回 竜 門 峡 と 古 部 山 6月29日
前日に大雨、予定の竜門峡巡りはカット。甲斐大和駅のバスは増発。9:30竜門の滝入口。我々だけ。7人でスマホ5台。橋を渡り、右に上がると林道。案内板の裏から山に入る。道は無い。高度を上げると大鹿山見える。大谷ヶ丸は曇の中。辛いのぼり、岩場の松の幼木がうるさい。公園のような木の階段あり。?のように厳しいロープの登り。石の祠と水野田山分岐。ここが大天狗。セミの鳴き声響く竜門山。古部峠はこの辺りだけおだやか。古部山で昼食。美しい緑に覆われている。植林帯の下り坂。赤ペンキ塗装の境界見出標13番を右折する。10分間ロスト。東大志戸山、西大志戸山、徳並山と縦走路。残念ながら樹林で展望が無い。予定では直接甲斐大和へ下るはずだったが、ネットが急峻で下降には向かないとあった。調べる程に悪い。岩場を少し下りたが無理しない事にした。勝沼尾根は長い。途中に一本エスケープルートがあるのでたどる事にする。徳並山から急峻な下り。ピーク2つ目の境界見出標352。南の尾根に入る。平坦でおだやか。中央高速道路が見えだすと道をロスト。スマホの情報が該当しない。疲れてくると混乱する。廃屋にでる。踏み跡をたどると工事車両がある。よくこんな所に上がってきたものだ。グズグズの道。じきに林道になった。木製の堰堤あり。中央高速道路が間近に見える。動物よけのフェンスを抜けると鉄路ぞい。甲斐大和駅まで7分。甲斐大和17:43着。駅前に反省会の場は無い。バリエーションルートでありながら、一般向きとした事が申し訳ありませんでした。お疲れ様でした。
|
第4571回 鬼 怒 沼 と 物 見 山 6月22〜23日 中止
|
第4570回 金 時 山 6月15日
新松田からのバスを終点の地蔵堂で下車9:22着。足柄古道を夕日の滝に向かう。途中で、獲ったばかりの猪の皮が干してあった。夕日の滝へは登山道から分かれて5分程の処だ。あまり期待していなかったが落ち口から滝壺まで一気に落下する様は見応えがある。分岐に戻り上流に向かう。東屋のすぐ先が金太郎分岐で小さな沢を飛び石伝いに渉る。しばらくは沢沿いの道を辿るが沢の音と小鳥の囀りが心地よい。木の根が出て歩き難い急登が終わり尾根筋に上がって一息入れる。笹の目立つ尾根筋の樹間から富士山の頭が覗いていた。猪鼻砦跡12:10着。笹と姫空木を前景に額縁に入れたような富士の眺めが展開していた。ここへは足柄峠方面からの幅の広い道が上がってきて新柴分岐近くまで続いていた。猪鼻神社の扁額が掛かる鳥居付近から階段の急登が始まる。アルミ製の手摺の付いた階段と最近整備されたと思われる擬木の階段が連続して山頂まであって息が上がる。金時山13:22着。富士山を始め、愛鷹山や芦ノ湖、大涌谷などのパノラマを楽しむ。猪鼻砦跡では一人しか居なかったが流石は展望の山だけあって数え切れないほどの登山者が登って来ていた。下山は矢倉沢峠への途中から公時神社に降る。公時神社の境内は金時山頂の喧騒が嘘のように森閑としていた。仙石バス停15:47着。数分後に来たバスで小田原に出た。
|
|
|
|
|
|
地蔵堂 |
夕日の滝 |
小さな沢を渡渉 |
猪鼻砦跡に着き昼休憩 |
登山者で賑わう金時山山頂 |
つっかえ棒?金時宿り石 |
|
第4569回 八ヶ岳 権 現 岳 6月9〜10日
9日小淵沢駅より予約しておいたタクシー(4100円/台)で観音平まで入る。身支度を整え登山開始。天気は高曇りで先ず先ずであろうか。新緑の中を行く。我々だけなので静かで気持ちが良い。雲海展望台で小休止。展望台と言っても樹木が育ち見晴らしはない。先着の団体が20名くらい休んでいた。ヤマツツジの赤が緑に映えている。押手川分岐で昼食とする。時折日もさす。この辺りは編笠山の原生林で大木が多い。付近はシャクナゲも多く見られた。右は青年小屋に直接行く道で編笠山は左である。ここからは急登となる。ゆっくりと歩を進める。13:40小休止。見上げればパラパラと落ちてくる。ついに降ってきたか。雨具を装着。最後の急登を頑張り、編笠山着14:30。登山者が5、6人いたが、辺りはガスに包まれ視界ゼロ。おまけに雨脚も強まる。かなり寒い。写真を撮り早々に下る。大きな石畳が見えてくると小屋は近い。石は雨で濡れているので滑り易い。慎重に下る。石の隙間にイワカガミが咲いているのだが、じっくり見る余裕がない。青年小屋着15:00。受付を済ませ2階の部屋へ。6畳に3人。なんと贅沢なことか。取り敢えず談話室にてビールで乾杯。部屋にはストーブが焚かれ暖かい。そして夕食。ここの名物、揚げたてのアジフライが食欲をそそる。濡れていた衣類もおおかた乾き部屋に引き揚げる。アルコールが程よくきいて暗くなるころ眠りにつく。
10日明くれば好天、と思いきや雨止まず。この分ではカッパを着ることになるか。だが、朝食を終えたころ雨は止み、窓からは権現岳がバッチリ。外に出てみると太陽が眩しい。霊峰富士も。小屋の前で写真を撮った後、さあ出発だ。雨上がりのひんやりとした空気が身体に快い。20分くらい登ったところで後を振り返ると嫋やかな編笠山が堂々とした姿で望まれた。その右に摩利支天に支えられた甲斐駒ヶ岳、南アの女王、仙丈ケ岳、真っ白の中央アルプスそして御嶽山が大きい。乗鞍、北アも見える。素晴らしい眺望だ。写真を撮るのに忙しい。灌木帯を抜けると周囲が明るくなった。いよいよクサリ場である。これがギボシまで続くのだ。右側はすっぱりと切れ落ちている。慎重に慎重に。ギボシで小休止。眺望は言うまでもない。編笠山の背後に富士山、鳳凰三山、白根三山。眼前には迫力ある岩壁、その後に北八ッの蓼科山が目を引く。足元には可憐な花が咲いている。ハクサンイチゲ、ハリブキ、黄色い花はキバナノコマノツメ。権現小屋を右に見て一投足で赤岳への分岐である。2人の登山者が休んでいた。権現岳は右に行く。山頂は狭くおまけに傾斜があり不安定だ。このころよりガスが出てくる。写真を撮り下りにかかる。数箇所のクサリを通過してぐんぐん下って行くと道も緩やかになった。相変わらずガスの中であるが足元にはハクサンイチゲ、スミレ等の花を見つつ下るので苦にならない。三ッ頭で小休止。この先で観音平への道が分かれる。どんどん下って行くと辺りは若葉から新緑になっていく。カラマツの緑が瑞々しい。1859m地点で昼食とする。大分下ったのか霧の中を抜け、日が差してきて暑いくらいである。遠くに白く光って見えるのは高原野菜のビニールハウスであろう。途中道の脇に木製のベンチが置いてある。腰をかけて前方を見やると正面に富士山が見えるではないか。天の河原(1620m)着13:00。そして登山口着13:15。タクシー(2600円/台)を呼び、パノラマの湯へ。露天風呂からは茅ヶ岳が見えた。さっぱりした後近くのコンビニでビールを買ってきて乾杯。高原列車に揺られ、小淵沢よりあずさで帰京の途に。初日は途中から降られたが、翌日は展望に恵まれた有意義な山行であった。
|
第4568回 女 峰 山 6月8〜9日
8日夕方、日光パークロッジに集合、18:00にレンタカーを借りて、宿で夕食。宿は東武日光駅前のビジネスホテルで2段ベッドが14床ある。外人が何人かいて、不思議なムードがただよう。7時すぎにはベッドに入る。
9日午前2:30に起床。レンタカーで霧降高原ハウスの駐車場に停めたが、車のランプが消えない。大丈夫という若者の言葉を信じて3:30登山スタート。1445段の階段を登る。若い人達が駆け上がって行く。展望台で日の出見るためだ。小丸山に4:15。だんだん明るくなってきた。風は結構強い。中側の道を選んで歩く。赤薙山5:32。下って奥社跡6:45。コースタイム通り15分遅れ。このころから足が重く休みながら歩く。朝飯が少なくシャリバテの状態。ここからは少しなだらになる。独標7:55着。あともう少しと思うと、足も軽い。水場過ぎ、細尾根を慎重にすぎ、女峰山9:47着。雲海を下に記念写真。10:17に下山開始。もと来た道を戻るのだが、下りだからといって安心はできない。アップダウンの繰り返しで、意外と時間がかかった。赤薙山13:57で少し雨が落ちてきた。周りは霧でまさに霧降。小丸山を過ぎると本降りでカッパを着る。雨で道が滑る。疲れあり何度も転んだ。なんとか長い階段を降りて、15:31高原ハウスにたどり着く。途中温泉に入り東武日光駅で列車待ちの間に反省会、普通列車組と特急組に別れて帰京。ところが東武浅草線が人身事故で2時間以上停滞したので、帰宅はかなり遅れた。
| 第4567回 奥日光 高 山 6月1日
JR日光駅から9:42発の湯元温泉行バスに全員座って乗車。東武日光駅から乗ると座るのは難しい。10:50に滝上のバス停に着き11:00から湯川の橋を渡って歩き出す。高山は中禅寺湖の北側にあり、湯川はこの高山の東を竜頭の滝になって下り落ちて菖蒲ヶ浜から中禅寺湖に流れている。バス停から西に向かう山を巻くなだらかで快適な歩きを20分程歩き、一休みして急坂に備え服装を調整する。それほど長くはない急坂を歩いて稜線に着く。話しながら歩けるペースで立休みして花を愛でながら12:25高山山頂に到着。ちょうど登ってきたグループにお互いさまで記念写真をお願いする。風はあまりないが湿度が低くじっとしていると上着が欲しいくらい寒さを感じる。鳥のさえずりが聞こえ、新緑が目に沁み自分の新緑時代(青春時代)を想う。12:55下山開始。つづら折りの急坂を下り、熊窪分岐13:30を経て少し降れば新緑の美しい広い快適な道が続く。帰りのバスに間に合わすため少し速足で歩き13:50に湖畔の熊窪に到着。山なのに砂浜のような白い砂と水面が少し不思議だ。アップダウンが多い湖畔の道を歩き菖蒲が浜の近くを通って竜頭の滝のバス停に14:50に着く。急いでトイレを済ませて15:11発の日光駅行きに乗車する。(バスは5分程遅れて来た)天候に恵まれ歩行時間もほどほどで楽しい山行だった。二人が途中下車して「やしおの湯」で汗を流して反省会。残りメンバーの一部は別の場所で遅くまで反省会をしたらしい。
|
第4566回 大菩薩 牛 の 寝 通 り 5月25日
高尾7:06発で出発し甲斐大和7:44着。下車後、急いでバス停に行くが既に並んでいる人がいる。バスは2台停車中。乗車時にバス会社の人が途中下車する人はバスの前方席に座るよう案内していて私達は2台目に乗る。2台とも補助席を使っても満席で座れない人もいるほどの混雑状況。10分遅れて出発、小屋平には15分遅れの9:00着。熊出没注意の看板があり熊鈴を着けて9:10出発。約20分の急登で林道に出る。林道を右へ2〜3分行くと石丸峠への分岐。林道から僅かに登ると緩やかな道になり山腹を巻くように進む。30分ほど行き尾根を回りこむと笹原が現れ一気に展望が開け、眼下に大菩薩湖が見える。雲が多く残念ながら周囲の山々の眺望は無い。10:25笹原の石丸峠着。いつ来ても気持ち良い場所だ。10:40分岐から牛の寝通りへ。咲き残っているミツバツツジやヤマツツジを見て下って行き三角点のある榧ノ尾山着。12;05〜12;25まで昼休憩。展望も無く単調な道が続き大ダワ13:45着。大マテイ山へ向かい14:05山頂着。集合写真を撮り山沢入りのヌタへ下って栃の巨樹へ。緑に囲まれた巨樹は近くにいって大きさに圧倒される。人物を入れて写真を撮り14:55下山。山腹を巻く細い道が続き慎重に下る。15:30沢の合流点に出て木橋で沢を渡るとワサビ田跡。沢を二度渡り返して15:45ワサビ田を見ると道幅が広くなる。15:50林道へ出て急ぎ足で歩き小菅の湯16:15着。道の駅で野菜のお土産と缶ビールを買ってバス停で乾杯。16:38発バスで上野原へ出て帰京する。
|
第4565回 土 岳 5月18日
常磐線の高萩駅に10:30集合。昔からの先輩も参加し、40年前の山行の話に花が咲く。タクシーは会社に一台のみの5人乗りが確保でき、ラッキーだった(紅葉期の土日は、シャトルバスの運行あり)。20分ほどで花貫駐車場着、4200円。花貫渓谷沿いの車道はこの季節、通行が少ない。気温は高いが、さわやかな風が吹き、水音を聞きながらの新緑浴に心がうきうきする。汐見滝吊橋を渡り、鬱蒼とした山道に入る。土岳登山口着11:20。ここからは、時間は短いが斜度がきつく、大岩がゴロゴロした、登りがいのある道が続く。大黒岩をすぎたT字路で「土獄神社奥の院200m」の表示を見つけ、寄り道してみるが、途中で険しい下りになり割愛する。イワウチワの群落もあり、1ヶ月前の歓声が聞こえるようだった。七つ岩を往復し、土岳で遅めの昼食、12:50〜13:20。頂上は広く、展望台もあるが季節柄、遠望はいまひとつだった。下りのけやき平では、昨今のキャンパーの行儀の良いマナーが感じられた。その後30分ほど、あまり踏まれていない山道の感触を楽しみ、中戸川登山口着14:10。周回し、花貫駐車場まで車道を歩き続ける。予約していたタクシー(迎車代300円プラス)で、高萩駅に戻り、15:32発の水戸行き内で打ち上げをしながら、帰途についた。
|
第4564回 中央沿線 本社ヶ丸 から 鶴ヶ鳥屋山 5月12日
河口湖駅前は外国人を含む観光客で溢れている。天気は高曇りでまずまず、というところか。バスは湖岸から山に入りぐんぐん上って行く。30分程で三ツ峠登山口に着いた。三ツ峠山への分岐まで10分、おおかたの登山者は三ツ峠山へ、八丁峠は左の道だ。コンクリートの橋を渡り林道を行く。数名の登山者と行きかうが、上りは我々だけのようだ。瑞々しい新緑を眺めながら上って行く。林道は大幡八丁峠まででここから登山道となる。清八峠で笹子からの道と合流、本社ヶ丸着12:15。昼食とする。展望は言うまでもない。眼下には河口湖がちらり。御坂山塊の背後に残雪の富士、素晴らしい。絵になるね〜。西には雲海上に南ア(白根三山、塩見)も望見できた。展望を堪能してこれより角研山に向かう。ちょっとした岩場を通過したり、灌木帯の上り下りを繰り返す。岩場の隙間にはイワカガミが咲いていた。角研山を越え笹子へ下る道を分け、小さな上り下りが続く。いよいよ鶴ヶ鳥屋山の登りである。結構キツイ。右手には木の間越しに三ツ峠山が大きい。その左に富士山も。鶴ヶ鳥屋山着15:20。周囲は木々に囲まれ展望はない。写真を撮った後は下るのみである。下りきった所で車道を横切り、対岸の階段を一上りすると送電鉄塔に出た。周囲は伐採してあり明るい。展望も抜群で正面に笹子雁ヶ腹摺山が立派だ。右へ米沢山、お坊山、南大菩薩方面から中央沿線の山々、奥多摩の御前、大岳も見えた。道はこの先の指導標で左に下るのであるが、右の近ヶ坂橋方面に50m程下って気が付き、指導標まで引き返す。だが、左に下る案内はない。強引に下って行くと踏み跡らしきものがある。ところが暫く進むと踏み跡すら消えてしまった。時折現れる赤テープをたよりに慎重に下る。何しろこのコースは地図上では破線なのだから。尾根を外さないように尚も下る。やがて中央道の車の音が聴こえてきたのでホッとする。この分なら明るいうちに下山出来そうだ。登山口近くになって踏み跡らしきものが現れた。登山口着18:05。小さな指導標が立っていた。それも少々傾いて。林道を下って行くとやっと民家が現れた。家々には灯りがついている。さもあろう。夕餉の時間だ。中央線をくぐり初狩駅着18:45。駅前には何もない。待つ間もなく高尾行の電車がきたので乗車する。時間も遅くなり反省会はパス。今回の山行は後半道の無い所を下ったため思ったより時間を費やした。レベルは健脚向きであった。
|
第4563回 権 現 山 5月3日
猿橋8:23発浅川行きバスは予想外に空いていて乗客は我々の他に数名のみで浅川8:55着。身支度をして9:05出発。20分ほど林道を歩くと山道に変わり浅川峠9:50着。休憩後、新緑が美しい道を権現山に向かう。暫くは緩やかな道だが、やがて傾斜が増してジグザグに登って行く。傾斜が緩くなった所で小休止。急登を登りきって麻生山分岐11:23着。一旦下って登り返すと権現山11:30着。快晴で富士山も見えて眺望が良いので12:00まで昼休憩。出発近くになって揃いの法被を着た男性陣が登ってくる。聞くと5月3日は山頂直下にある大ムレ権現のお祭りで和見地区の皆さんが道の整備をしながら毎年登ってきているとの事。神社の前を通り用竹へ向けて下山開始。初戸分岐を過ぎ観測所と鉄塔の建つ雨降山12:45着。見上げるとヤマザクラ、足元にはヒトリシズカ、スミレの可愛いい花を見ながら歩く。下るにつれ雑木林が杉や檜の植林帯に変わり単調な道になる。二本杉山を過ぎると分岐が多くなるが道標が完備されている。途中、丹沢山塊を望める場所があり、スマホのアプリを使って山座同定を楽しむ。そんな道を時間調整の休憩を取りながら下り、用竹バス停15:50着。バス停のベンチにコンビニ200mあっち(殿村バス停)との案内板有り。数人がトイレを借りに行き16;19発バスに乗り上野原駅へ。上野原駅前の食堂で反省会を考えていたが満員で入店できず、高尾駅で直帰する2名と別れ6名で反省会をして帰途につく。ツツジの花は殆ど咲き終わっていて残念だったが新緑に癒された1日だった。
|
|
|
|
|
|
林道が終わり山道へ |
樹々の間から富士山見える |
咲いているミツバツツジは1本だけ |
雲取山方面を見る |
見上げるとヤマザクラ |
足元には小さなスミレ |
|
第4562回 両 神 山 4月28〜29日
埼玉に両神山はあるがアクセスが悪くて登り始めは遅くなってしまう。よって小屋泊りとして両神山から東岳、西岳を抜けて八丁峠に縦走することにした。三峰口駅を10:40発の町営バスに乗車。日向大谷にお昼前に到着。車内は高校生グループもいて大賑わい。GWを実感する。高校生グループを見送った後、正午過ぎに我々も出発する。自炊なので荷は重いが初日の歩行時間は短い。会所からの七滝コースは台風19号の影響で通行止め。沢沿いの道を休み休み歩いて15:25に清滝小屋に到着。今は避難小屋だがもともとは山小屋なので、広く水場もあり超快適。アルコールにサラダとウインナと酢豚、アルファー米、味噌汁の夕食。19:30には寝てしまう。
翌29日は4:00過ぎに起床。コーヒー、餅、卵スープ、フランスパンで腹こしらえ。長い行程なので大量の水を準備して5:45に出発。荷はそれほど軽くならない。薄ピンク色のアカヤシオの花がちょうど盛りで心が和む。7:00に両神神社を経て7:40に両神山頂に到着。狭い山頂だが素晴らしい景色だ。ここから東岳 西岳を経て八丁峠からバス停のある坂本に向かう道が長かった。高度差がある鎖場が連続し、どこに足を着いたらいいのやら?と困惑することもしばしば。8:50東岳、10:40西岳そして12:00過ぎに八丁峠に着くまで鎖場は続いた。二人とも山岳用の靴を履いてきたのは大正解。クルマで来た登山者はこの峠の近くに駐車場があるのでここでほぼ終了だが、我々は沢沿いを降ってバス停まで行かなければならない。12:25八丁峠から坂本に向かう分岐(標識が倒れていた)を慎重に見極めて降る。大量の落ち葉でルートが分かり難くGPSの指示とルートの赤布と違うところもあり困難な降りとなった。正規のルートが通れなくなり赤布で渡渉を指示していると思われる所も多く、どうして渡るものかと悩む場面もあり時間を費やす。14:00に大岩で休憩。15:23のバスを目指し9時間半もあれば楽に着けると思ったが、(コースタイムは7時間)バス停に着いたのは16:15。テンションマックスで行動時間は実に10時間半に及んだ。次のバスまで長く待つので電話がつながったところでタクシーを呼んでおいた。バス停で30分程待つとタクシーが来て西武秩父駅前の「祭りの湯」へ直接向かい17:30に到着(11,800円/台)。二日間の汗を流し軽く反省会をして19:55の電車で帰途についた。
|
第4561回 丹沢 大 山 4月28日
前日が小雨のため日曜日に順延した。本厚木駅のバス停はヤビツ峠行きのハイカーで超満員である。何本も臨時バスが出ている。我々は蓑毛行きのバスなのでゆったりとしたものだ。蓑毛バス停で挨拶を済ませ、マス釣り場を過ぎると山道となる。山頂まで約900mの高差である。蓑毛越に向け緩い上り。天気は申し分なく、周囲は新緑に包まれ絶好の登山日和だ。大山分岐9:50着。ここから直登すれば16丁目に至る。下社まではほぼ水平道である。下社で参拝して行くつもりであったが観光客が多く、脇から手を合わせたあと急な石の階段を上り、ごつごつした石の道を行く。それにしても人が多い。老若男女、親子連れなど様々であるが、中には裸足で上っているのには驚いた。15丁目で小休止。それにしてもこのコース、こんなにきつかったかな〜。高度が上がるにつれ周囲の木々は芽吹いたばかりのようだ。ヤビツ峠からの道を合わせると大山山頂は近い。山頂着12:35。昼食とする。写真を撮るのも一苦労だ。順番に並び、次の人に撮って貰うという具合である。休憩を終え東側に下る。道のわきには山桜がきれいだ。マメザクラというそうな。程なく分岐となり我々は左の不動尻方面の方に下る。おおかたのハイカーは直進してゆく。おかげで急に静かになる。だが、木の階段でおまけに急勾配である。慎重に下る。地元の有志か山岳会であろう、道の悪いところを改修している箇所があった。階段が終わり時折開けた場所がありホッとする。正面には昨年登った三峰山が見える。途中左右切れ落ちた箇所があったが難なく通過出来た。唐沢峠から緩く上り返したあとは不動尻に向けて下るのみだ。不動尻着15:15。小休止後バス停を目指す。トンネル(電灯もない、真っ暗)を抜け広沢寺温泉まで来るとバス停まで僅かだ。本厚木で反省会のあと帰途につく
|
第4560回 西上州 諏 訪 山 4月21日
行程が長いので新幹線利用で6:57高崎駅着。上信電鉄に揺られて8:14下仁田駅着。予約してあったタクシーに乗り諏訪山へ。予約時に浜平の登山口駐車場を頼んだが、楢原登山口へ着く。タクシー代は9,800円で予約時には7〜8,000円と言われたのにオーバーしている。浜平に行くには更にタクシー代が嵩むし、どちらも湯ノ沢の頭まで1時間半なので楢原登山口から登ることにした。9:08スタート。大江権現堂に9:53で15分遅れ。小倉山までかなりの急登。その後はなだらかなトラバースが続くが、ほとんど歩かれてなく、深い落ち葉と狭い傾斜の道で足を踏ん張ってないとずり落ちそう。八海山お堂につき、直進すると岩山の先は絶壁の行き止まり。左下に迂回したが、ここもダメだ。ヤマップでは直進で間違ってないが、八海山のお堂に戻り、ようやく右下にクサリが見え、なんとか前にすすめた。足が重くなってきてようやく湯ノ沢の頭に11:15着37分遅れ。雨はなんとか降りそうにないが、気温は15度で少し寒い。ここから2時間で諏訪山に着くが、岩場とロープが続くので、ピークまではいけそうだが、帰路に4時間かかる。タクシーは楢原登山口で17:30にしたが、湯ノ沢の頭からの狭い傾斜の登山道は足の踏ん張りがきかない恐れがあり事故の可能性があり、登頂は断念。ゆっくり昼飯をとり11:45下山開始。浜平コースは歩き易く、13:20浜平登山口へ。舗道を歩いて上野村ふれあい館に14:30に着く。タクシーをキャンセルして15:00発の新町行のバスに乗って帰京。やたら交通費のかかった山行だった。
|
第4559回 西上州 御 堂 山 4月13日
高崎から桜満開の上信電鉄沿線の風景をノンビリ眺めながら下仁田10:02着。予約していたタクシーで西牧関所跡登山口へ。害獣除けの電気柵?が張られた林道入口10:22着(3,200円/台)。早速「ヤマビル注意」の立札あり。準備していった虫除けスプレーや塩を足元にかけて10:35出発。林道を30分行くと山道になり沢沿いの道を登る。落ち葉の積もった所がありヒルがいそうな雰囲気だが幸い道は乾いているので安心して歩く。分かり難い所は赤布の目印を頼りに進み11;25みの滝に着き小休止。高さ数メートルの滝はロープが張られた右手の岩場を登り滝上部へ。傾斜が緩くなり見上げると左にジジ岩・ババ岩らしき奇岩が見え11:52鞍部着。展望台へは左へ行く。痩せ尾根を進むと登山道脇にアカヤシオが1本だけ咲いていた。12:00タンス岩の基部に出て岩を右から巻いて進む。崖の斜面に付けられた狭い道を木の根などを頼りに注意して登り、12:10岩の上に出ると展望台。ジジ岩とババ岩が目の前に現れ感激。眺望も良く15分ほど撮影タイム。来た道を慎重に下って鞍部へ戻り御堂山へ向かう。裏展望台の分岐を過ぎ高石峠分岐12:53着。急登を登りきると樹林に囲まれた山頂に13:10着。展望は余りないが樹の間から妙義山が間近に見え13:30まで昼休憩。下山は裏展望台に立寄ってから来た道を戻り15:08登山口着。西牧関所跡の満開の枝垂れ桜を見て15:14藤井入口バス停着。15:26発のコミュニティバスで下仁田駅へ。15:58発の上信電鉄で高崎へ出て帰途につく。
|
|
|
|
|
|
ヤマビル注意の立札 |
見上げると奇岩見える |
御堂山との鞍部 |
展望台間近にジジ岩が聳える |
ババ岩の先に鹿岳望む |
特徴的な山容の荒船山を見る |
|
|
|
|
|
|
お目当てのアカヤシオ |
アカヤシオ咲く痩せ尾根 |
山頂の後ろには妙義山 |
裏展望台からの眺望 |
みの滝の岩場を下る |
枝垂れ桜満開の関所跡 |
|
第4558回 八王子 城 山 4月6日
JR高尾駅北口に集合して8:40に歩き出す。線路沿いの住宅街の道端には桜を始め春の花々が咲いていた。旧甲州街道を駒木野の小仏関所跡まで歩いてここで衣服調整。少し戻って中央線を渡り、右手に神明神社の社殿を見て里道に入る。中央高速の高架下をくぐり抜けるとロープのある急坂があり、ここからが山道となる。木の根などもあって少々歩き難いが9:53地蔵峰着。2体のお地蔵様が祀られており愛宕地蔵尊とあった。この辺は常緑樹が多く眺望は少ないがかしこに山桜を眺めることができた。唐沢山、太鼓曲輪尾根分岐と通過して荒井からの登山道合流地点で小休止。標高の割にはアップダウンの連続でこんなはずじゃなかったの声も聞かれた。本コース最高地点551mの富士見台11:30着。花曇りで富士山は望めなかったが景信山方面は見えていた。すぐ先で堂所山から続く北高尾山稜からの道を合わせ、直角に折れる形で東方向に進む。八王子城跡の一部である詰城(大天守閣跡)や駒冷場などの遺構を見て八王子城本丸跡12:55着。一帯は山上公園の様に整備されており展望台からは八王子市街地と高尾山を望むことができた。幅広く整備された登山路を40分ほど降ると管理事務所に着く。その先のバス停から10分ほどの乗車で高尾駅に出た。
|
第4557回 奥多摩 鹿 倉 山 3月30日
奥多摩駅8:35発の丹波行バス停には長蛇の列。鴨沢西行の増便が2台出た。我々は早めの電車で行ったので座席確保。終点の丹波村役場前迄50分。役場でトイレを済ませ9:40歩き始める。丹波川を渡り支流のマリコ川沿いを登るが山道になってすぐのワサビ田の脇で右手山腹に上がる桟道が壊れていて、その先暫くは道が悪かった。右岸に渡ったあとは普通の登山道になって11:08大丹波峠。ここからは未舗装の林道歩き。地図が最新ではなかったせいか、この林道の存在は把握できていなかった。時々山道になるがそれもほぼ林道と並行していて、結局鹿倉山頂上直下を過ぎて大寺山への途中までこの林道は伸びていた。植林帯で木も成長していて山頂まで殆ど展望は得られなかった。12:35鹿倉山頂。他に1パーティのみで静か。昼食休憩後13:00大寺山に向かう。20分程歩いたところの伐採跡でようやく飛龍山から雲取山を経て石尾根までの広い展望に恵まれる。黄砂が飛んでいたようだが空は綺麗に青かった。なだらかな稜線を辿って14:25大寺山。違和感満点の巨大な仏舎利塔があり、馬酔木が満開。そこからは一転して急な下りとなって15:33奥多摩湖の深山橋に下山。20分後に来たバスで奥多摩駅に戻り、乗換駅の青梅で全員下車して反省会。
|
|
|
|
|
|
奥多摩湖畔の車窓から大寺山と大菩薩連嶺 |
早春を彩るアブラチャン |
壊れそうな橋は回避 |
カラマツ林の向こうに飛龍山 |
鹿倉山頂上での休息 |
山頂を舞っていたヒオドシチョウ |
|
|
|
|
|
|
石尾根を望む。右端が鷹ノ巣山 |
御前山と三頭山 |
雲取山と石尾根の展望 |
大寺山の仏舎利塔 |
大寺山の満開のアセビ |
深山橋のたもとに早咲きのサクラが |
|
第4556回 江 戸 川 ウォーキング 3月30日
常磐線馬橋駅から流鉄流山駅へ。パスモは使えない。運賃200円。古い西武車両で、ガタガタ揺れる。集合時刻は9:00。レトロな駅から黄色い土手が見える。菜の花が一面に咲いている。南に向かう。橋の土台だけ残っている。武蔵野線に貨物列車走る。ヒバリのさえずり、羽田からの飛行機。江戸川のカラス。ガス管橋。つくばエクスプレス。柳の森あり。松戸水門を渡り、まこも沼には釣り人が大勢。主水新田川の一里塚。標高3mながら展望が良い。古が崎川の一里塚。松戸三郷道路。松戸市街とスカイツリーが見える。外郭道路過ぎると辺りはゴルフ場になる。昼はすぎているが、先に向かう。菜の花また良く、常磐線の鉄橋。水戸街道を右岸側に渡る。寅さんゆかりの金町浄水場の給水塔がある。用事があり1名はここまで。矢切の渡しの所で昼食。北総線。対岸に栗山配水塔?ずっと見えている。里見公園。和洋大学の国府台。京成本線、千葉街道、総武線には成田エクスプレス。市川市にはタワマン。真言宗豊山派善養寺の影向の松は見事です。篠崎公園は工事中。京葉道路が遠くに見える。都営新宿線には橋がない。対岸は本八幡。篠崎街道をゆく。親水公園の先で右折する。善養寺から1時間で篠崎駅。15:55着。駅まで35000歩。天気良く、歩き易い。桜はほとんど無かったが菜の花は素敵です。
|
第4555回 奥多摩 馬 頭 刈 山 3月24日
武蔵五日市駅で全員が揃い、藤倉行きのバスに乗り千足で下車。登山者は我々と3人の親子連れと単独行の女性。天気は高曇りで今日一日持ちそうだ。身支度を整え、天狗の滝の指道標に導かれ舗装路を行く。これがかなり急だ。山道に入り小天狗の滝を経て天狗の滝着9:45。水量は少ないが落差40mはあろうか、なかなか立派だ。見応えがある。ここから稜線(つづら岩)まで標高差350mの急登だ。ひたすら登るのみで腰をおろす場所もない。だが高度は一気に稼げる。つづら岩着11:10。小休止。5、6人の登山者が登降の訓練をしていた。これより尾根歩きである。樹々は新芽が出る前で周囲は明るい。だが、後一か月もすると新緑に覆われ遠くの景色は見えなくなるのである。鶴脚山着12:10。ここで昼食にする。薄日がさしてきて暖かい。食事を終え馬頭刈山へ向かう。行く手右に木々の間から上部は雲に覆われているが、富士の裾野が見えた。左に目をやると大岳山から御岳山が望まれた。馬頭刈山で写真を撮り、ここからは下るのみだ。高明山は焼失した神社の跡があった。昔はここまで登ってきたのであろう。あたりは檜林で薄暗い。下る途中、幾つか其々違った名前の祠が祀ってあった。地元の信者が担ぎ上げたのであろう。軍道分岐には崩落のため通行止めのテープが張ってあった。だらだらの道を下り車道を吊り橋で渡ると最後の登りである。大した登りではないのであるが、木の階段なので堪えた。長岳からは正面に戸倉三山の一つ、臼杵山が競りあがる。そして下ったところが瀬音の湯だ。丁度バスがきたので乗り込む。そのため五日市には予定より早く着いた。
|
第4554回 神津島 天 上 山 3月16〜17日
15日 22:00発竹芝乗船ターミナルから「さるびあ号」に乗っていざ神津島に向かう。1名が急遽首の痛みがでたため欠席で3名の船旅となる。リーダーは2等で他2人は特2等で、この違いというと2等はリクライニング付きの椅子席でちょうど深夜バスの3列席に似ている。特2等は4人一部屋のベッドでこれは夜行にはゆっくり体を伸ばせる。東京湾内は波も穏やかなので外のデッキで夜景を眺める。ビールを買おうと思ったら自販機は売れ切れ表示なので、持参したワインを飲む。後でわかったことだが、酒類購入には運転免許証を入れる必要があった。結局ワイン1本空けたので朝まで爆睡して、船の揺れも椅子席の不自由さも感じなかった。ベッド組は酔い止めを飲んだが、揺れはあったそうだ。
16日 5:30大島着。半分ぐらいはここで下船した。新島、式根島と立ち寄って神津島の多幸湾へ10:10着。民宿菊乃屋の店主が迎えにきていて宿へ。荷物をおいて黒島登山口まで車で送ってもらう。11:24スタート。197mから階段を登り524mの十合目に56分かかる。後はほとんど平地で楽だ。海風もさわやかで暖かい。千代池に12:44下り、軽く昼食タイム。荒涼とした裏砂漠を通り新東京百景展望地に13:25着。あいにく霞模様で式根島はぼやけて見える。不動池から天空の丘に登る。ババア池を過ぎ白鳥下山口に14:13。572mの天上山へは14:35着。風は結構強くウインドブレーカーを着る。登ってきた外人に写真を頼む。彼は半袖の薄着だ。白鳥登山口から登ってきた観光客らしき人達とすれ違う。民宿の店主の話だと白鳥登山口の下りは一部滑りやすいところがあり、先日ころんで骨折した人がいたとのことなので、表砂漠のほうに降りる。表、裏砂漠分岐に戻り、黒島山を通って十合目から黒島登山口へ16:05着。登山口の看板に四季折々の花があり、花の百名山とあったが、3月なのでスミレがあったぐらいだった。
17日 10:30多幸湾から乗船。風の強いデッキで喋りながら、11:00に食堂へ。ぎりぎり席に座れた。じっくり昼食をとる。横浜港に19:00に着くと、若いカップルがわんさか乗ってきたのには驚いた。ちょうどいいデートコースなのだろう。20:00に竹島ふ頭に着き、3日間の船旅を終えた。
|
第4553回 発 端 丈 山 3月16日
三島駅乗継ぎ 伊豆箱根鉄道のICカード不可を心配したがスムーズにいき大仁駅9:16着。窓口閉、改札口オープン、切符は箱の中へと自由な駅だった。踏切、国道、狩野川を渡りのどかな道を進み子育て地蔵を過ぎると10:00城山登山口である。樹林の中を進みロッククライミングルートを2か所ほど分ける。見上げると城山の迫力ある岩壁が見え、2パーティー程が取り付く準備中のようだった。城山分岐手前のベンチで休憩を入れた後11:05城山山頂。分岐へ戻り11:40林道分岐へ出る。車が10台以上駐車していた。標識に従い山道へ入る。緩やかな道が続き小さな馬頭観音をみて、葛城山分岐まで行かずに11:55葛城山背面登山口から登る。直登だがテープもしっかりついていて30分程で上に出る。パラグライダーのスタート地点で気持ちの良い広い斜面だ。さらに12:35葛城山山頂。一気に観光地となる。百体地蔵も迫力あるが山頂からの富士山、駿河湾の眺めが素晴らしくて気持ち良い。展望デッキへは行かず下山ルートを行くが急斜面で足元に気を使う。簡易舗装道路に出て本来の葛城山分岐から緩やかに道を進み益山寺分岐14:15。最後に急登を登り詰め14:40発端丈山山頂着。広々した気持ちの良い山頂だが、帰りのバスの時間にきわどく、記念写真のみ撮り下山を頑張ることにした。長浜へと下るのだが急斜面で足元も悪く転げ落ちそうだ。途中にある展望台はさびれた感じだった。三津方面への道を右手に分け海岸通りに出て無事バス停着。15:29のバスに間に合う。渋滞したが座れたし沼津に15分程の遅れで到着。反省会後沼津17:41発の電車で帰路についた。
|
第4552回 前 沢 山 から 花 咲 山 3月2日
中央快速の車内放送で「富士山がきれいに見えます」。大月駅8:46分着。ハマイバ行きバスで上真木へ。富士山が大きい。地元住民が両手を合わせていた。老人ホームのわきから林道をたどる。下り坂で橋倉にでた。橋倉峠の切通状に戻る。道はないが、尾根に取り付く。木につかまらないと厳しい登り。途中で橋倉が見えた。ピークを右にまき、松の尾根。前沢山直下も辛い登り。この先は展望良くなる。橋倉、雁が腹摺山、富士、三つ峠、本社が丸。滝子山も。稜線をめざし、厳しい登り。11:38祠のある花咲山着。普段お目にかかれない笹子嶺付近の山々。足元に中央高速道路。高川山と岩殿山、百蔵山。丹沢山塊。青空の昼食。滑り易い斜面をロープにつかまり降りる。尾根の木立ちにテープ続く。道はあやしいが、しっかりした尾根。下山した後に精査したところ、ほぼ山頂直下で尾根を取り違えてしまったのだ。当然ながら花坂峠にもサス平にも出ない。降りついた末端は沢で水場があった。沢ぞいの道に大きな白梅があった。民家の間から道路を3分で元浅利小学校のサンコートのバス停。8分の待ち合わせで大月駅へ。14:15。行動時間が短いがたっぷりとバリエーションルート(バリ路)を楽しめた。早めの行動時間が余裕を生む。駅前で反省会。天気に恵まれた。
|
第4551回 鹿 俣 山 3月2日
快晴の北関東平野を御荷鉾山、榛名山、浅間山などを眺めながら行くと県境の山並みには雪雲が掛かっているのが見え、沼田駅に降りると雪がハラハラと舞っていた。シャトルバスに乗り、たんばらスキーパーク10:20着。センターハウス内で身支度を整えてからゲレンデに出る。リフトを二本乗り継いで降りた場所は標高1550m地点。積雪は豊富でツボ足で試してみたがやはり潜るのでワカンを着ける。ザックは軽いがワカンを着けていても場所によっては膝くらいまで沈んでしまい息があがる。ガスっていて遠望は無いがルートは明瞭なので歩きやすい処を選んで進む。南側に雪庇が張り出しているので注意しながら全員でトップを交代したりして鹿俣山1637m、12:25着。木の幹に鹿俣山と書かれたブリキの看板で山頂と分かった。2002年に来たときは木製の道標が建っていたのだが積雪に埋まっていたのかも知れない。リフトを降りた地点から直線距離で400m程なのだがここまでで1時間近くを要してしまい、計画通りのコースでは時間切れが明らかなので往路を戻ってゲレンデを降ることにした。風はそれ程強くなかったが往路のトレースが消えている処もあった。ワカンを外し、ゲレンデの端っこを歩いてセンターハウス14:15着。15:00発のシャトルバスで帰る。予定したコースは歩けなかったが久しぶりに雪の感触を楽しめた山行だった。
|
|
|
|
|
|
リフト終点から山頂を目指す |
山頂直下の急斜面を登る |
小さな山名標識 |
立ったままで昼休憩 |
ゲレンデを歩いて下る |
センターハウスに下山すると晴れ間出てくる |
|
第4550回 外秩父 皇鈴山から釜伏山 2月23日
前々日から降っている雨は23日には止む、という予報なので予定どおり出発した。降車近くになりめいめいスパッツを装着する。小川町でバスに乗り換えるのであるが、まだ小雨が降っている。登山者は我々のみ。貸し切りだ。この天気で酔狂な人はいないようである。打出(手)で下車。すぐ先で右に下り、槻川を不安定な木橋を渡ると畦道だ。ここを抜けると集落の舗装路となる。民家の庭先に咲く白梅やローバイを見つつ緩く上って行く。このあたりより雪になった。杉林が現れたら山道だ。不動滝の標識を過ぎ徐々に高度を上げる。樹々に積もった雪はあたかも水墨画のようだ。美しい。だが登山道には雪はなく歩き易い。積もった落ち葉を踏みながらの緩い上りである。牧草地のあたりで小休止する。ここから10分くらいで二本木峠に着いた。11:20着。愛宕山までは階段状の一直線の上りである。車道を突っ切り、細雪の降る道を進む。東屋のある皇鈴山着12:00。昼食にするも寒い。気温は0度。風がないだけましか。休憩を終え登谷山に向かう。山頂で一瞬ガスがきれ、近くの山が望まれた。晴れていれば寄居の町も見えたであろう。ここからは釜伏峠に向けての下り。登谷高原牧場を左に見て廃屋のレストランを過ぎると舗装路に出た。雪から小雨に変わる中を下って行くと釜伏峠だ。200mくらい先に釜山神社があり、参拝に。鳥居をくぐると阿吽のオオカミが迎えてくれた。本殿は結構古く歴史が感じられる。釜伏山は割愛して、これより中間平に向け坦坦と下って行く。中間平着14:10。小休止。ここは緑地公園で梅林となっている。広大な敷地に白梅が満開であった。紅梅(枝垂れ)はまだ蕾でこれからのようである。やがて町に入り、八高線を横切ると鉢形城跡に。広大な城域で土塁、障子堀、背後は急峻な崖で荒川と接している自然を利用した実に堅固な城である。寄居駅着16:00。ホルモン屋で反省会のあと帰路につく。
|
|
|
|
|
|
二本木峠から愛宕山へ |
雪景色の中を下る |
皇鈴山山頂に到着 |
雪が積もった杉の葉が美しい |
釜山神社の参道入口 |
緑地公園展望所の眼下に梅林 |
|
第4549回 八 溝 山 2月25日 中止
|
第4548回 野 沢 温 泉 ス キ ー 2月18〜19日
北陸新幹線のおかげでの野沢温泉は近い。18日東京駅発6:28のはくたか551号に乗車して8:16に飯山駅着。8:45発のバスが10分程早く出発したので9:00過ぎには温泉に着いた。宿は日影ゲレンデに行く游ロード(動く歩道)のそばにあり、10:00過ぎから日影ゴンドラに載って早速滑り出す。素晴らしい天気で日本海まで望めるし妙高山が近く存在感が凄い。上ノ平の緩斜面で足慣らしをした後、やまびこコースを滑る。毛無山まで行って記念写真のあとは休みながら長〜いスカイラインコースを滑って長坂ゲレンデの麓で早めの昼食とする。外国人が多く7〜8割を占めるようだ。雪は少なく標高の低いところは土が出ていてコースを制限していた。のんびりと昼を過ごした後、長坂ゴンドラで一気に上がりやまびこコース、パラダイスゲレンデを滑り、外国人が経営する日本語が通じにくいレストランで休憩したあとシュナイダーコースで下る。そこでそのまま宿に戻る人ともう一度スカイラインコースを滑る人に別れる。15:30ごろに宿に到着。宿(民宿)は日曜日なのもあって一泊二食で9,900円と安い。風呂は狭いが外湯の「大湯」が近くにあり熱い湯に浸る。22:30過ぎに就寝する。
19日は6:30起床7:00朝食。強風でゴンドラと上部のリフトが運休になった。また異常な?高温と午後からは雨の予報なので早めに帰ることにして下部のリフトを利用して滑る。チャレンジペアの高速リフトを使ってチャレンジコースの中・上級斜面も楽しむことができた。但し、かなり混んでいた。数本滑りカンダハーコース近くの外国人ばかりのホテルのレストランで休憩する。早めに終える人と別れ、麓で待ち合わせをしてレストランで昼食を摂って終了。13:00前に宿に戻って帰り支度をしたが部屋をそのまま使うことができた。外湯「河原湯」に入り、予定より一本早い14:20のバスで飯山駅に戻った。野沢温泉は観光客だけでなくレストランや宿の従業員まで外国人が多く彼らがいないと村が成り立たない感じだ。
|
第4547回 青 梅 丘 陵 2月17日
青梅線軍畑駅9:30集合。踏切をわたり、鎌倉街道へ。残雪あり。榎峠から樹林帯の登り。足元に採石場が見える雷電山。辛垣城付近は山城の掘割がわかる。名郷峠に石仏。物見山付近の展望の良い所で昼食。風の通り道で寒く、早々にたつ。ますがた山の先に大展望。大嶽山、御岳、石尾根、本仁田、川苔山。のすそう峠、三方山など展望のないアップダウン。南に向かい、正面の鞍部をぬける。再び東に向かい、矢倉台のあずまや。多摩川対岸の長淵丘陵が見える。電波塔が見えるが、赤ぼっこは分からない。太陽聖髪塔(仏塔)。叢雨(むらさめ)橋。奥武蔵の主稜線が隠れる。ちょうど青梅駅の裏だ。金比羅神社。鉄道公園(工事中)。香り良い紅梅やレトロな民家の間の道。橋で青梅線を渡り、青梅駅15:20着。有志飲む。かつてはバリエーションルートだったが、今は地元のパンフレットのハイキングコースだ。一日中ドン曇り。道標は完備されている。ショートカット可能。案外と歩き甲斐ある。
|
第4546回 倉 岳 山 から 高 畑 山 2月10日
三連休初日で高尾8:09発の甲府行は混んでいたが上野原からの無生野行きバスは空いていた。9:30浜沢で下車。山道の入口が雪で隠れ、行き過ぎてしまったがすぐ気が付いて沢沿いの道に入る。10p程雪の残る道は余り歩かれていないようで、折れた杉の枝や倒木が道をふさぐ。沢の源頭をジグザグに登って11:00立野峠。そこからの主稜線の登りでは樹間に富士や白峰三山が望まれた。11:48倉岳山頂着。富士に加え南大菩薩や奥秩父の山々を眺め30分程休む。青空で日差しは暖かいが日が陰ると途端に寒くなる。ここからは大半のメンバーが軽アイゼンを付ける。下った穴路峠からまず天神山へ。ここでは扇山や権現山の眺めが加わる。13:38高畑山。倉岳山より積雪が多い。14:00少し前に下山開始。北面を下る道では雪が30p程あった。尾根上の急な下りがやがて山腹をトラバースする道になり、オシノ沢に降りる。15:00沢沿いの安定した道になった所でアイゼンを外す。林道から里道へとのんびり歩き、16:05鳥沢駅着。ガラガラの東京行き特快から高尾で全員下車して反省会。
|
|
|
|
|
|
まだ雪の残る浜沢集落 |
雪で隠されていた山道の入口 |
風倒木の多い荒れた沢沿いの道 |
立野峠にて |
倉岳山頂上の富士 |
小金沢連嶺を望む |
|
|
|
|
|
|
樹間に飛龍山を望む |
倉岳山頂上で軽アイゼンを装着 |
天神山から扇山、権現山を望む |
高畑山頂上 |
雪深い高畑山北面の下り |
午後の小金沢連嶺、南大菩薩の山なみ |
|
第4545回 志 賀 高 原 ス キ ー 2月3〜5日
3日 いつもの長野駅9:10発の志賀高原行バスに乗車する。補助席まで使う混雑ぶり。雪は少なめで山の駅(蓮池)までチェーンをつけなかった。一ノ瀬に10:45着。宿はすぐそばだ。地下の大広間で着替え、レンタルスキーを借りるため先に出た会員とダイヤモンドゲレンデで落ち合う。ガスが深くて目指す焼額山の上部は見えない。ダイヤモンドから焼額にトラバースして中華料理(獅子)で昼食を摂る。午後になるとすっかり晴れ上がって北アルプスまで見通せるようになった。快適な斜面を滑り、第一ゴンドラの下で少し休憩した後、ゴンドラ終点からパノラマコースを使って一ノ瀬に戻るのだが、ビューポイントからの景色は今まで見たことがないほどきれいだった。ダイヤモンドから短い連絡リフトを使って一ノ瀬に戻るが、そこは宿より低いので高速リフトで一旦登ってひと滑りして16:40に宿に戻った。夕食後はサッカーアジアカップを応援して盛り上がる。
翌4日は曇りでガス。出発を少し遅らせて9:15にする。一ノ瀬の高速リフトで2本滑った後、寺子屋ゲレンデに移動するがガスで何も見えない。手探りのように東館に向かう林間コースに入る。そこは視界がよくて森の中を快適に滑る。ただし下部は安全対策のためか大回りするように柵(ロープ)で誘導されていて残念である。ブナ平を過ぎてジャイアント下のレストランで休憩。一本ジャイアントで滑ってから西舘に向かう。高速リフトで2本滑り跨道橋を渡って高天原のレストランで昼食とする。高天原で2本滑った後、また東館に向かい林間コースを滑り、通称たまごゴンドラに乗って山頂駅で休憩する。朝から滑っているので早めに上がることになり、一ノ瀬のゲレンデに向かい高速リフトで2本滑って午後3:40に宿に戻る。
5日 天気は曇りのち雪の予報。チェックアウトを済ませ9:00に出発。ブーツの具合が?な会員がいたのでダイヤモンドで調子を確認した後、焼額から一気に奥志賀に向かう。これが長い。ずんずん雪が強くなるなか、10:15に奥志賀の少し高級そうなレストランに着いて休憩。通常の降雪パターンと違うので(南岸低気圧の接近)志賀にしては雪が重い。20分ほど休み、ゴンドラで1本滑ってからリフトを3本乗り継いで焼額ゲレンデに移動してプリンスホテル西館そばの巨大なレストランで昼食を食べる。13:00前に出発。第1ゴンドラで滑ったあと、パノラマコース・連絡リフトで14:30ごろ宿に戻る。大雪の舞う中15:57のバスで長野駅に向かう。帰路はチェーンを普段の脱着所より先までつけていた。我々
は19:09発のあさまの自由席で帰京したが、関東地方に大雪の情報がアナウンスされていた為か車内は空いていた。三日間で志賀の広大なゲレンデを楽しく滑ることができた。ゲレンデ間の移動がツアースキーのよう。ただ、この時期でも雪が少なくて今年のスキーシーズンは短くなりそうな感じがする。
|
第4544回 筑 波 山 1月27日
つくばセンター8:25発つくバスで出発。バスは市内を巡りながら筑波山口着。9:30発ヤマザクラGOバスに乗換え紫尾団地9:40下車。身支度をして9:45出発し10:05つくし湖駐車場着。挨拶を済ませ10:16薬王院古道と呼ばれる参道を登り20分ほどで薬王院裏手に出る。阿弥陀堂を参拝し、10:42仁王門から急な石段を登り薬師堂と三重塔の建つ境内へ。参拝を済ませ写真を撮るなどして小休止。登山口は本堂右手の池の前を通り、墓地の左手から10:52入る。谷筋を登り256m峰との分岐に出ると雑木林の緩やかな登りになる。風が無く日が差すと暑く林道に合流した所で小休止、11:40林道を横切るとすぐに木の階段が始まり急な階段道が続く。標高差約150mの階段の登りは予想以上に長く疲れる。階段がジグザグになってくると急登が終わり12:10標高630mの道標を見る。12:23坊主山分岐。道標は無いが踏み跡はハッキリしている。坊主山に立寄り12:50まで昼休憩。坊主山と書かれた三角形の石と三角点がある。山頂からは道が2本あり地図には載っていないがルートになっているらしい。コースに戻り13:00自然研究路分岐着。御幸ヶ原への道は北ルートと南ルートに分かれ右の南コースを行く。自然研究路の日影には薄っすら雪が残る場所もあり注意して進む。途中の展望台からは霞ヶ浦や都心のビル群が見え暫し眺望を楽しむ。男体山へは山頂手前から左の狭い迂回路を登り13:40神社の建つ男体山着。大勢の登山者で賑わっている。神社前の石段で記念写真を撮り13:45下山。急坂をゆっくり下り13:55御幸ヶ原着。展望台と茶店が並ぶ広場でトイレ休憩を取り14:08女体山へ向かう。ロープウェイ駅分岐を過ぎ神社と三角点がある女体山山頂14:25着。狭い山頂のため早々に下山開始。14:35神社裏手から白雲橋コースを下る。急な岩場の道を下って行くと途中には大仏岩などの奇岩が多数あり変化に富んだ道だ。登ってくる登山者も多く道を譲り合いながら下る。弁慶七戻りを潜ると15:15弁慶茶屋跡。おたつ石コースを下りつつじヶ丘バス停15:50着。16:00発筑波山シャトルバスに乗車。途中の筑波山神社入口から大勢の乗客が乗ってきてバスは満員になり、つくばセンター16:58着。直帰する1名を除き8名で反省会。18:42発快速で帰途につく。
|
|
|
|
|
|
筑波山を見ながらつくし湖へ向かう |
薬王院の三重塔 |
長い木の階段が続く |
坊主山の山頂 |
神社裏に有った男体山の山頂標識 |
女体山山頂から霞ヶ浦方面を見る |
|
第4543回 津 辺 野 山 1月20日 中止
|
第4542回 三 毳 山 1月14日
佐野駅南口より9:50発の「さーのって号」に乗って米山南町公民館で下車、暫くみかも公園西口まで歩く。西口の香楽亭でトイレをすまして、遊歩道を進む。1日前に降った雪がうっすらとあり、低山ながら雪山気分を味わえた。分岐を左にとり、緩い登りを少し歩くとあっという間に三毳山の頂上に11:19着いた。229mなので楽ちん。別名を青竜ヶ岳とあり、辰年なので縁起がいい。正午までは時間があるので分岐に戻り、三毳の関跡をすぎ、山頂広場の東屋で昼食をとる。12:32に中岳210mにのぼり、あとは下山で三毳神社にお参りして、急な階段を慎重におりてみかも山公園南駐車場13:02着。道の駅みかもを覗いて13:10のバスで栃木駅方面に乗り、岩舟駅、静和駅,栃木駅とそれぞれ降りて帰京した。3時間弱の軽い山行であった。
|
第4541回 舞 子 ス キ ― 1月7日 中止
|
第4540回 高 尾 山 から 城 山 へ 1月6日
京王高尾山口駅は薬王院詣でとハイカーの老若男女でごったがえしている。挨拶を済ませ10:15出発。病院の横から2号路を行く。天気は快晴で冬の日差しを浴びながら登って行く。神変堂から一般の人達と合流する。男坂の急な階段を一気に上り薬王院着11:30。山頂着12:00。正面に白雪の富士が。だが、あまりにも人が多く写真を撮って一丁平まで足を延ばすこととする。昼時なので日だまりではめいめいに食事を摂っている。一丁平にて昼食タイム。食事を終え城山に向かう。ものの2,3分で展望デッキのある小広いところに出た。道志の山塊の背後に富士、左に三角錐の大室山、犬越路に大きく下って最高峰の蛭ヶ岳、丹沢山、大山と続く。ここから城山へは緩い上りだ。日陰には霜柱が解けないで残っている。巻道を右にみて城山着13:25。小休止。意外や、会員のOさんと遭遇する。個人で小仏方面から来たという。ここも大勢のハイカーで賑わっている。写真を撮ってこれよりバリエーションルートに。といっても結構歩かれているらしく、名称は日影乗鞍というそうな。舗装路を100mくらい行って左の尾根道に入る。もちろん標識はない。一度登り返しがあったが後は徐々に高度を下げて行く。冬枯れで木々の間から奥多摩の大岳山が頭をのぞかせている。左に景信山が大きい。下るほどに右に高尾山がせりあがる。中央道が見えてくると日影沢も近い。14:45沢をわたり林道に出る。もちろんここにも標識はない。バス停には10分足らずで着いた。待つ間もなくバスが来る。高尾駅南口の店で反省会後帰路に着く。
|
|
|
|
|
|
薬王院山門に到着 |
観光客とハイカーで賑わう高尾山山頂 |
正面に雪を被った富士山見える |
一丁平で昼休憩 |
一丁平展望デッキで展望楽しむ |
日影乗鞍コース入口。標識は無し |
|
第4539回 新 年 山 行 1月3日
Aコース 正丸峠から伊豆ヶ岳
池袋7:20発の準急に乗車。飯能で乗り換えた西武秩父線で参加者10名全員集合して正丸駅から9:07歩き始める。例年に比べ暖かく、山道の入口で服装を調整する。正丸峠への最後の急な階段はいつもながらキツい。10:09峠着。小休後尾根道を辿り小高山。葉を落とした樹林越しに二子山や武川岳が良く見える。空は曇りだが伊豆ヶ岳直下では思いがけず上越国境の雪山や浅間山が望まれた。11:13伊豆ヶ岳の山頂に到着。少し青空も広がる中昼食休憩を取り、11:38下山開始。下り始めが岩や木の根の多い急斜面で、そこに落葉が厚く積り、なかなかの難路。更に古御岳との鞍部から上久通への道が、分岐に道標はあるものの道形が極めて不明瞭で、慎重にルートを選んで進む。12:30にやっと林道に出てホッとするが、この林道も荒れている。最初の民家の辺りから舗装路になる。以後は長い道路歩き。時間を気にしつつちょっとスピードを上げる。何とか13:45「奥武蔵」に到着した。
|
|
|
|
|
山道入口で服装調整 |
正丸峠から都心方面を望む |
小高山から望む二子山 |
小高山頂上 |
伊豆ヶ岳直下から上州の山なみを望む |
|
|
|
|
|
伊豆ヶ岳頂上での休息 |
遠く雪の谷川連峰展望 |
急な上に落ち葉が深く難渋した下り道 |
上久通への下山路は極めて不明瞭 |
やっと林道に出てホッとする |
|
Bコース 天覧山〜多峯主山
集合時間前に全員が揃い9:45出発。久しぶりにMMさんとMKさんが参加され総勢12名。おしゃべりをしながら飯能の町を歩き10:12能仁寺の立派な山門を潜り参道へ。本堂にお詣りして境内で休憩後10:30天覧山へ向かう。急な車道を5分ほど登るとトイレと東屋の有る広場に出る。ここで自己紹介を済ませ6名づつの2班に分け10:50出発。十六羅漢を見て天覧山10:57着。高曇りで展望台からはスカイツリーも見え、灰色の空をバックにした白い富士山が印象的だった。多峯主山で待ってもらう事にして11:05先発隊出発。5分遅れで後発隊が出発。尾根コースを辿り、雨乞ノ池分岐から急な階段と鎖が設置された岩場を登り12:05多峯主山着。先発隊は既に昼食を済ませていたので先に下山する。山頂で360度の展望を楽しみながら昼休憩を取り12:15下山開始。山頂から急な岩場を下り12:25武蔵台分岐。右へ下ると緩やかな道になり武蔵台の多峯主山登山口に12:42下山。住宅街の車道を下り13:02高麗駅着。先に下山していたメンバーと合流し駅前で13:23の電車を待つ。山行だけ参加のKさんとホームで別れ11名は正丸へ向かう。正丸駅で直行組のNさんとSさんと合流し「奥武蔵」へ。
◇新年会「奥武蔵」
昨年12月末で閉店した「奥武蔵」に無理をお願いしての新年会。Aコース到着直後にBコースも合流、Cコースの2名を加えて計22名で賑やかに開始する。お店の心尽しのシシ鍋、イワナの塩焼きなどを堪能。最後に店のご主人と女将に感謝の気持ちを記した色紙や花束をお渡しし、記念撮影をして別れを告げ、16:54の西武秩父線で帰路についた。さて、来年はどこで新年を祝おうか。
Copyright 2002-2024 山旅会, All Rights Reserved.